水洗いができて衛生的と話題の電動式コーヒーミル、HadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430A。インターネット上では高評価の口コミが多い一方で、「粒の大きさにムラがある」「稼働音が大きい」という気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のハリオやデロンギなどの電動式コーヒーミルとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電動式コーヒーミル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
HadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430Aは、コーヒー豆を均一に挽ける商品。1杯分(15g)のコーヒー豆を挽いたところ、96.5%の14.48gを中挽きにできました。総合評価で上位にランクインしたハリオ V60 電動コーヒーグラインダー EVC-8Wでも93.5%に留まり、粒度が均一で雑味のないコーヒーを楽しみたい場合は本商品が選択肢になるでしょう。
手入れがしやすいのもメリット。ホッパー・粉受け・ミル刃を工具なしで簡単に取り外せるので、手入れが簡単です。比較したなかには、デロンギ うす式コーヒーグラインダー KG79Jのようにミル刃を水洗いできないものも。各部品の水洗いも可能なので、衛生的に使えるものがほしい人にうってつけです。
挽ける速さはいまひとつ。1杯分のコーヒー豆を挽くのに30秒かかります。「稼働音が大きい」との口コミどおり挽く音も88dBと大きいので、深夜や早朝に使うのには不向き。比較したなかには、挽く音は大きいものの、ボンマック コーヒーミル BM-250Nのように3.9秒と素早く挽けるものもあり、不満の残る結果となりました。
挽ける速さに不満は残るものの、使い勝手は良好。比較したなかには2万円を超えるものも多いなか、本商品は執筆時点でECサイト経由で約5千円とリーズナブルに購入できるのもうれしいポイントです。はじめて電動式コーヒーミルの購入を検討している場合は、ぜひチェックしてくださいね。
実際にHadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430Aと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
HadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430Aよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
デロンギ・ジャパン
均等な粒度に速く挽けて手入れも簡単。安定した味わいに
そもそも電動式コーヒーミルとは、コーヒー豆を自動で挽けるキッチン用品のこと。短時間で豆を挽けて、手が疲れないのが魅力です。
今回ご紹介するHadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430Aの最大の特徴は、コーヒー豆以外にもスパイスやナッツを挽けること。また、300Wのハイパワーなモーターで豆を均一に刻めると謳っています。
本体サイズは幅14×奥行16.5×高さ24.5cm、重量は約1.4kg。豆の最大容量は100gです。コーヒー約10杯分を一度に挽ける大きさなので、家族全員で食後のコーヒーを楽しめますよ。
カラー展開はシルバーのみ。シンプルなデザインのため、インテリアにも馴染みます。
コーヒーの淹れ方によって、適した豆の粒度は異なります。
粗挽きは、豆本来の味を楽しめるフレンチプレスにおすすめです。中挽きは、自宅で気軽に楽しめるペーパードリップ向き。細挽きは、苦みが特徴のエスプレッソに適しています。
それぞれの淹れ方に合った粒度の豆を使って、おいしいコーヒーを楽しんでくださいね。
今回はHadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430Aを含む、電動式コーヒーミル全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、粒度の均一さの検証です。挽き目を中挽きに設定し、コーヒー豆を15gになるように挽き、ふるい分けた中挽きの粉の重量を計測。「粒度がほとんど均一になっている商品」を高評価としました。
続けて、挽ける速さの検証です。粒度の均一さの検証同様、挽き目を中挽きに設定し、コーヒー豆15gの挽き始めから挽き終わるまでかかる時間を計測。「他の作業をする暇もなく挽き終わる商品」を満足の基準として評価しました。素早くおいしいコーヒーを淹れたい人は要チェックです。
本商品の粒度の均一さは良好。1杯分(15g)のコーヒー豆の96.5%の14.48gを中挽きにできました。検証の結果、93%以上の豆を均一に挽ける商品は、雑味の少ないコーヒーを味わえるとわかり、その基準をしっかりクリアしましたよ。
総合評価で上位にランクインしたハリオ V60 電動コーヒーグラインダー EVC-8Wでも93.5%に留まり、粒度の均一さでは本商品に軍配が上がりました。ただし、挽き目調節機能はないので、自分好みの味わいにこだわって粒度を変えたい人は注意が必要です。
本商品は、細かめの挽き具合なので、苦味メインの濃い味わいのコーヒーが好みの人におすすめですよ。
1杯分のコーヒー豆15gを挽くのに30秒を要し、挽ける速さは物足りません。比較したボンマック コーヒーミル BM-250Nのように本商品の約10分の1の3.9秒で挽けるものもあるなかでは、不満の残る結果になりました。
ボンマック コーヒーミル BM-250Nのほかにも、比較した商品には10秒以内で挽けるものも多いので、出勤前に手早くおいしいコーヒーを楽しみたい人は要チェックです。
次は、手入れのしやすさを検証しました。
ホッパーは取り外せるか、ミルの刃は簡単に取り外し可能かなどをチェック。「簡単に刃を分解できて、すべてのパーツが水洗いできる商品」を高評価としました。清潔に使い続けたい人は要チェックです。
手入れしやすいのはうれしいポイント。ホッパー・粉受け・ミル刃が工具不要で取り外せ、こまめなメンテナンスも簡単です。掃除用のブラシも付属するので、毎日衛生的に使い続けたい人にも適しています。
各部品の水洗いも可能です。比較したなかにはデロンギ うす式コーヒーグラインダー KG79Jのようにミル刃を水洗いできないものや、各部品の取り外しができないものも。雑味の原因となる豆の残滓もきれいに洗えるので、おいしいコーヒーを楽しみたい人の選択肢にもなるでしょう。
最後は、挽く音の大きさの検証です。
コーヒーミルから1m離れたところに騒音計を設置し、コーヒー豆15gの挽き始めから挽き終わるまでの音を測定。「早朝や深夜に使用しても音が気にならない商品」を高評価としました。
挽く音の大きさは88dB。全国環境研協議会 騒音小委員会の示す騒音の目安によるとゲームセンターの店内レベルの音が鳴ります。比較した商品の多くが80dBを超えていて、どの商品を選んでも深夜や早朝の使用には注意が必要です。
比較した商品には挽く音は大きいものの、1杯分の豆を10秒以内に挽けるものも。本商品は1杯分の豆を挽くのに30秒かかるので、音が長く響きます。快適に使用できるものがほしいなら、ボンマック コーヒーミル BM-250Nのように音は大きくても素早く挽けるものを選ぶとよいでしょう。
挽けた豆の割合(15g) | 96.5% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 30.00秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 14.0cm |
---|---|
奥行 | 16.5cm |
高さ | 24.5cm |
本体重量 | 1.4kg |
最大容量 | 100g |
使用タイプ | 卓上タイプ |
付属品 | 掃除用ブラシ、取扱説明書 |
稼動音 | 88.0dB |
電源コードの長さ | 1.0m |
給電方法 | コンセント |
特徴 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
4,710円
(最安)
販売価格:4,710円
ポイント:0円相当
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(9件)
HadinEEon 電動コーヒーミル CG-9430Aは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できます。送料無料のショップもあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後に、出勤前や仕事帰りに素早くコーヒーを楽しみたい人におすすめの商品をご紹介します。
とにかく挽ける速さにこだわりたい場合は、ボンマック コーヒーミル BM-250Nがぴったり。1杯分の豆を3.9秒で挽けるので、時間のない朝においしいコーヒーを楽しみたい人に適しています。粒度も均一で、15gのコーヒー豆の99%以上を中挽きに仕上げられましたよ。
安価に高性能なものがほしいなら、ハリオ V60 電動コーヒーグラインダー EVC-8Wがおすすめ。1杯分の豆を8.62秒と素早く挽けるうえ、執筆時点でECサイト経由で約8千円で購入できるのもうれしいポイントです。コンパクトでおしゃれなので、デザイン性にこだわる人もぜひチェックしてくださいね。
挽けた豆の割合(15g) | 99.0% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 3.90秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
幅 | 12.0cm |
---|---|
奥行 | 23.0cm |
高さ | 36.5cm |
本体重量 | 3.3kg |
最大容量 | 250g |
使用タイプ | 卓上タイプ |
付属品 | ヒューズ、ブラシ、取扱説明書 |
稼動音 | 90.8dB |
電源コードの長さ | 1.3m |
給電方法 | コンセント |
特徴 |
ボンマック コーヒーミル BM-250N-RDをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 電動 |
---|---|
幅 | 13.0cm |
奥行 | 18.5cm |
高さ | 33.5cm |
幅(収納時) | 不明 |
奥行(収納時) | 不明 |
高さ(収納時) | 不明 |
本体重量 | 1.35kg |
最大容量 | 100g |
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 94.5% |
挽ける時間(15g) | 8.62秒 |
使用タイプ | 卓上タイプ |
ミル刃のタイプ | 臼式(コニカル刃) |
フタ付き | |
挽き目調節機能 | 不明 |
挽き目の調節方法 | 不明 |
対応している挽き目 | 粗挽き、中挽き、細挽き |
ミルの刃の取り外し | 上刃のみ可能 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
ミルの刃の水洗い可能 | |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | 不明 |
レバーの長さ | 不明 |
取っ手素材 | 不明 |
取っ手形状 | 不明 |
付属品 | 掃除用ブラシ、取扱説明書 |
稼動音 | 84.3dB |
消費電力 | 150W |
電源コードの長さ | 0.8m |
給電方法 | コンセント |
定格時間 | ‐ |
特徴 | おしゃれ |
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