アウトドアにも持っていきやすいコンパクトさを謳う手動式コーヒーミル、スノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116。持ち運びに便利な収納袋がついているところも魅力です。「ハンドルも収納できて持ち運びやすい」と評判ですが、「引っかかりがあり、豆を挽くときに力が必要」「すべり止めがついていない」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の手動式コーヒーミルとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、手動式コーヒーミル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
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目次
スノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116は、アウトドア用の手動式コーヒーミルをお探しの人におすすめです。本体の重量は223.8gで、持ち運び時のサイズは幅4.5×奥行4.5×高さ12.5cmとコンパクト。500g以上の重さがあったほかの商品より軽量さもあるので、キャンプや登山のようなアウトドアにも持っていきやすいでしょう。
手入れ時にはパーツが細かく分解でき、刃も粉受けも水洗いできるので清潔に保ちやすいですよ。ネジ式で粒度も24段階に調節可能。比較した商品のなかには同じネジ式でも調整が難しいものもあったなかで、コーヒーミル初心者でも操作に困らなさそうです。
一方で、実際に豆を中挽きしたときの均一さには欠け、15gのコーヒー豆に対して微粉が1.8g・粗い粒が1.4gと中挽き以外の粒が目立つ結果に。コーヒー豆を均一に挽けて、本格的なコーヒーを楽しみたい人には向かないかもしれません。
実際にモニターにも使ってもらいましたが、挽き終わるまでに平均103.02秒かかってしまい、朝食用にコーヒーをサッと淹れたい人にとっては使いにくい可能性も。また、「本体を抑えるのに握力が必要」と挽くときに力が必要なところもネック。スムーズとはいかない使い心地でした。アウトドアに使いたい人向けの商品といえます。
実際にスノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
スノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
スノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116は、アウトドア用品を中心に扱う大手ブランド、スノーピークが販売する手動式コーヒーミル。一体型となっているハンドルとフタのデザインが特徴です。収納に便利なコンパクトさを謳っており、保管や持ち運びしやすい収納ケースも付属しています。
時計回りにハンドルを回すと細かい粉に挽けて、反時計回りに回すと粗挽きが可能です。自分好みの挽き具合に調節できます。コーヒー好きの人も使いやすいですよ。
今回はスノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116を含む、手動式コーヒーミル全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
スノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116とほかの手動式コーヒーミルを比較したところ、以下のような3つのメリットがあることがわかりました。
キャンプや登山などの、アウトドアに持っていきたい人におすすめです。
同様にほかの商品の重量とサイズも計測したところ、比較したもののなかには500g以上も重量がある手動式コーヒーミルもありました。それに対して本商品は持ち運ぶうえで負担を感じにくいでしょう。
ハンドルも折り畳める構造のため、リュックのちょっとした隙間などに入れて持ち運ぶこともできますよ。
臼がステンレス製で刃がセラミック製なので水洗いが可能です。ほかの商品も手入れがしやすいかをチェックしましたが、なかには粉受け部分が木製であり、水洗いができず掃除がしにくいものも。本商品は忙しい朝もパパっと片づけられそうです。
キャンプなどのアウトドアで汚れてしまっても、丸ごと水洗いできるので気にせずに持ち出せますよ。
加えて、挽き具合が判別しやすい目盛もあり、コーヒーミルを使い慣れていない人でも使いやすいでしょう。20gまで一気に挽けるところも魅力です。
アウトドア用ですが、粒度の調整がしやすいため味わいにこだわることもできますよ。
アウトドアに持っていきやすい軽量さとコンパクトさが魅力ではあるものの、2つほどデメリットもありました。
本商品の粒度の均一さはいまひとつでしたが、比較した商品のなかには、微粉・粗い粒ともに1g未満にとどめられたものも。コーヒー豆を均一に挽けて家でも本格的なコーヒーを楽しみたい人は粒度の均一さにも気をつけて選んでくださいね。
男女モニター5人に同じリズムで15gのコーヒー豆を挽いてもらったところ、平均103.02秒と挽き終わるまでにやや時間がかかる結果となり、朝食などに挽きたてのコーヒーを飲みたい人には不向きかもしれません。
モニターからの評価も「ハンドルが垂直に伸び、持ち手が小さいため、妙なテンションがかかり、スムーズに回せない」と伸び悩みました。「本体を抑えるのに握力が必要」「手にかなり力が必要なように感じた」というモニターコメントもあり、力が弱い人にとっては挽くときに疲労感がありそうです。
引っかかる回数も多いので、挽き終わるまでのスムーズさに欠けると感じました。ほかの商品ともモニターに比較してもらいましたが、挽き終わるまでに平均37.78秒しかかからなかったものもあったのに対して使うときに負担がかかるかもしれません。
<挽く時間の短さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最大容量 | 20g |
---|---|
刃の素材 | セラミック |
挽けた豆の割合(15g) | 78.7% |
挽ける時間(15g) | 平均103.04秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
幅 | 16.0cm |
---|---|
奥行 | 4.8cm |
高さ | 16.0cm |
幅(収納時) | 4.5cm |
奥行(収納時) | 4.5cm |
高さ(収納時) | 12.5cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 全部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | 直線 |
レバーの長さ | 18.5cm |
取っ手素材 | 天然木 |
取っ手形状 | きのこ形 |
付属品 | 収納ケース |
特徴 | コンパクト |
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手入れのしやすさや使いやすさが高評価を獲得したスノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116。一方で、挽くときに時間と力が必要な点がネックでした。デメリットが気になる人は以下の商品もおすすめです。
持ち運びやすさの評価は伸び悩みましたが、それを除けば比較した商品のなかでもトップクラスの評価の高さ。手軽に豆からコーヒーを楽しみたい人は検討してみてくださいね。
手動式コーヒーミルは、レトロなデザイン性をインテリアとして活用できるところも魅力。そこで、今回比較に使用した商品のなかで、デザインにも魅力を感じたものを紹介します。
ナチュラルな木製の粉受けが特徴のカリタ コーヒーミル。卓上式なので、ややサイズが大きく持ち運びやすさには欠けるものの、鉄製の刃で豆を均一に挽けるところは好印象です。実際に挽いた豆は15gのうち14gの豆を中挽きにできました。
最大容量は35gと多く、一度に2杯分以上のコーヒー豆を挽けます。挽き終わるには少し時間がかかるので、家でゆったりコーヒーを楽しみたい人におすすめです。
「お、ねだん以上」のフレーズでおなじみのニトリから販売されている、ニトリ コーヒーミル SC-0202。レトロな雰囲気漂うアンティーク感はインテリアアイテムとしても重宝するでしょう。
比較では挽く時間が長い傾向にあったセラミック製の刃ですが、80.7秒というそれほど時間をかけずに豆を挽き終わりました。
価格の安さも魅力で、税込11,220円のスノーピーク フィールドバリスタ ミル CS-116に対して税込1,290円という1/10近いリーズナブルさは、はじめて手動式コーヒーミルを購入する人でも手に取りやすいですよ。
メリタ コーヒーミル クラシック MJ-0503は、上品で気品あふれるデザインが魅力。その分手入れに手間がかかってしまうものの、一度に2~3人分のコーヒー豆を挽けるところはメリットといえるでしょう。
高級感のある見た目に反して、価格は2,000円台とリーズナブル。デザイン性重視なら、選択肢の一つとしておすすめです。
手動式コーヒーミルの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。snow peakのフィールドバリスタ ミル以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
最大容量 | 25g |
---|---|
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 95.3% |
挽ける時間(15g) | 平均37.8秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
幅 | 5.3cm |
---|---|
奥行 | 5.3cm |
高さ | 14.7cm |
幅(収納時) | 5.3cm |
奥行(収納時) | 5.3cm |
高さ(収納時) | 18.2cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ザラザラ |
レバー形状 | 直線 |
レバーの長さ | 14cm |
取っ手素材 | アルミニウム |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | ブラシ、収納袋、取扱説明書 |
特徴 |
TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROを徹底レビュー!実際に使用してわかったメリット・デメリットは?
最大容量 | 20g |
---|---|
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 91.3% |
挽ける時間(15g) | 平均36.7秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
幅 | 17.0cm |
---|---|
奥行 | 5.1cm |
高さ | 15.5cm |
幅(収納時) | 5.1cm |
奥行(収納時) | 5.1cm |
高さ(収納時) | 15.5cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ザラザラ |
レバー形状 | カーブ |
レバーの長さ | 15cm |
取っ手素材 | 天然木 |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | 取扱説明書 |
特徴 |
NIKSA 手挽きコーヒーミルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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