粒度の均一さや挽く時間の短さ、手入れのしやすさが気になるメリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にメリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503を徹底検証しました。手動コーヒーミル32商品の中で比較してわかったメリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503の実力をレビューしていきます。手動コーヒーミルの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
4,280円
おすすめスコア
粒度の均一さ
挽く時間の短さ
手入れのしやすさ
持ち運びやすさ
使いやすさ
最大容量 | 30g |
---|---|
刃の素材 | 鉄 |
挽けた豆の割合(15g) | 87.0% |
挽ける時間(15g) | 平均186.4秒 |
挽き目の調節方法 | 自由調節式 |
メリタジャパンの「Melita コーヒーミル クラシック MJ-0503」は、インテリアとしても空間に馴染むアンティーク調のデザインが印象的。本体は木製のため、水気は避けて使用する必要があります。
挽く時間の短さでは、1杯分(15g)のコーヒー豆を挽ききるのに186.4秒かかったため振るわない結果に。滑り止めがついていても本体に安定感がないため、本体を押さえる手にかなり負担がかかる印象でした。
最大容量は30gと、2〜3人分の豆を一度に挽ききれるのは魅力。粒度の調節は自由調節式のため、一度挽き目を変えたら再度元の挽き目にするのが難しいといえます。
粒度の均一さでは、1杯分(15g)のうち 87.0%(13.05g)の豆を均等に中挽きにできました。しかし微粉の量が多かったためか、淹れたコーヒーには苦味と渋みが強く、試飲したバリスタからは「ボディが強く、終始渋みを感じる」という声が挙がりました。
持ち運びやすさでは、1500cm3と幅をとるうえ、本体重量が613.6gと重く振るわない結果に。荷物に入れた場合、かさばるためアウトドアなどの持ち運びには向かない印象です。
刃と粉受けは本体から取り外して、手入れが可能。しかし、鉄製の刃と木製の粉受けはどちらも水洗いできないため、不満が残る結果となりました。ブラシも付属していないため必要に応じて自分で用意する必要があり、きれいな状態を維持するのが手間に感じるでしょう。
メリタ コーヒーミル クラシック MJ-0503の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
マイベストが検証してわかったメリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503の特徴は、ひとことでまとめると「粒度調節に手間がかかるうえ、安定感がなく挽く時間が長い」です。
実際、たくさんある手動コーヒーミルの中で、粒度の均一さや挽く時間の短さ、手入れのしやすさは商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、メリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503を含む手動コーヒーミルの検証方法や、自分に合った手動コーヒーミルを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
本品のサイズはW157xD108xH193mmで555g、1回に挽けるコーヒー豆は30gです。豆の挽き方は細挽き・中細挽き・中挽き・粗挽きから選択可能。挽き方・使用器具のおすすめの組み合わせもご紹介します。
<コーヒー豆の粗さに合ったコーヒーの器具>
今回は、メリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503を含む手動コーヒーミル32商品を実際に用意して、比較検証を行いました。
以下のコンテンツで行われた具体的な比較検証のポイントはこちらです。
検証①:粒度の均一さ
検証②:挽く時間の短さ
検証③:手入れのしやすさ
検証④:持ち運びやすさ
検証⑤:使いやすさ
マイベストでは「粒度がほとんど均一になっている」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を、粒度が均等にならなかった粉の量が1g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
ふるい分けた中挽きの粉の重量を計測。
1. 挽き目を中挽きに設定し、コーヒー豆(丸山珈琲「丸山珈琲のブレンド」)を15gになるように挽く(挽き目調節機能がないプロペラ式の場合は500um-1000umの挽き目になるように調整を行う)
2. 挽いた粉を大きな粒度を取り除くザル・微粉を取り除くシフターの順にかけ中挽きの粒度のみをふるい分ける(500um-1000umを中挽きの粉としています)
3. ザルを振る時は粉が落ち切るまで30秒程、シフターを振る時は上下に50回振る
雑味がなくおいしいコーヒーを淹れられる目安である、粒度が均等にならなかった粉の量がマイナス1g以下のものは最高スコアとし、粒度が均一に挽けたものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「手に負担がかかりにくく、短時間で豆を挽ききれる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を45秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
挽き目を中挽きに設定し、コーヒー豆15gの挽き始めから挽き終わるまでかかる時間を計測。(挽き目調節機能がないプロペラ式の場合は500um-1000umの中挽きになるようにガイドが調整を行い、その挽き目になるまでの時間を計測)。
1. タイマーは挽きはじめと同時にスタートする。
2. 110BPMのリズムに合わせて15gのコーヒー豆を挽く。
3. 豆を挽く音がしなくなったと同時にストップする。
45秒以下は最高スコアとし、短時間で豆を挽ききれたものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「刃も粉受けも細かく分解ができ、すべてのパーツを水洗いできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「アウトドアでもストレスなく持ち運べる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「2人分の豆を一度に挽けて、粒度の調節がしやすく、使用中に手がすべりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
最大容量 | 30g |
---|---|
刃の素材 | 鉄 |
挽けた豆の割合(15g) | 87.0% |
挽ける時間(15g) | 平均186.4秒 |
挽き目の調節方法 | 自由調節式 |
幅 | 15.7cm |
---|---|
奥行 | 10.8cm |
高さ | 19.3cm |
幅(収納時) | 10.0cm |
奥行(収納時) | 10.0cm |
高さ(収納時) | 15.0cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 不可 |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | カーブ |
レバーの長さ | 11.5cm |
取っ手素材 | 木 |
取っ手形状 | きのこ形 |
付属品 | 取扱説明書 |
特徴 |
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とにかく簡単においしいコーヒーを淹れるためには、刃の素材がステンレスの商品を選びましょう。コーヒーミルの代表的な刃の素材は、ステンレス・セラミックの2種類。ここでは、検証してわかったステンレス製の刃の特徴についてご紹介します。
おいしいコーヒーを淹れるためには、粒度がそろった均一のコーヒー粉に仕上げることが大切。均等な粉で淹れると、雑味が少ないおいしいコーヒーに仕上がりますよ。今回の検証では、1杯分(15g)のコーヒー豆を中挽きにし、粒度が大きい粉と細かい粉を取り除いて残った量を計測しました。
結果、ステンレスの刃を採用した商品は切れ味が鋭いためか、ほかの素材の刃と比べて粒度が均等に挽ける結果に。淹れたコーヒーもおいしく、実際に試飲したバリスタからは「コーヒー豆が持つ果実味を感じられ、おいしく飲み進められた」という声が挙がりました。
対して、セラミックの刃を採用した商品は、粒度がそろわない傾向に。淹れたコーヒーを試飲したバリスタからは「粉っぽい舌触りがあり、酸味がきつく感じる」という声が挙がりました。
コーヒーの味わいにこだわるなら、その商品の刃にどんな素材が使われているかに注目してくださいね。
ステンレスの刃を採用したものは1杯分(15g)の豆であれば、大抵1分以内に挽ききれるのも魅力。1杯分の豆を挽くのに2〜3分以上かかるものだと、ハンドルを回し続ける手が疲れてしまいますが、1分程度でスムーズに挽き終われば疲労感が残りにくい印象です。
実際に、ステンレスの刃を採用した商品で豆を挽いたモニターからは「軽い力で回しているだけで、気がついたら挽き終わっていた」という声が挙がる結果に。対して刃がセラミックの商品を試したモニターは疲労を感じ、「回し続けている間、ずっと本体を押さえるのがつらく感じた」という声が多く挙がりました。
豆を速く均等に挽くためには、切れ味がよいステンレス製の刃を採用した商品を選びましょう。
ステンレスのものは切れ味がよいため、一度に刃に巻き込める豆の量が多い印象。巻き込める豆の量が多ければ、挽くのにかかる時間も短くなりますよ。
基本的にはステンレスの刃を採用した商品をおすすめしますが、はじめて使うぶん、安く購入したい人はセラミックの刃を採用した商品を検討してもよいでしょう。ステンレスの刃を採用した商品の約1/2以下の価格で購入できますよ。
また、セラミックの刃は水洗いできるというメリットも。ステンレスの刃は水で洗うとサビる可能性があるため、基本的に丸洗いできません。対して、セラミックの刃ならサビる心配が少ないので、隅々まで水で洗え、清潔に保てますよ。
しかし、挽ける時間の速さはステンレスの刃を採用した商品よりも劣ります。粒度の均一さも劣りますが、HARIOの「コーヒーミル・セラミックスリム MSS-1TB」とキャプテンスタッグの「18-8ステンレスハンディーコーヒーミルS UW-3501」は比較的均一に挽けたので、気になる人はチェックしてくださいね。
挽き目の調節方法は大きく分けて、段階式と自由調節式の2種類。いつでもおいしいコーヒーを飲むためには、挽き目調節のタイプが段階式のものを選びましょう。
挽き目調節が段階式のものは、本体内側の目盛りに合わせて調節ネジを回す、または回した回数を数えられる仕組み。一度気に入った挽き目を何度でも再現できるのがうれしいポイントです。
対して、自由調節式のものは、目盛りのような基準がない状態で調節するため、一度変更した挽き目を再現しにくい印象。また、回転軸についた部品を2〜3個外してから使うため、はじめて使う人にとっては難しく感じるでしょう。
段階式かどうかは、ランキングの挽き目の調節方法から確認できるので、参考にしてくださいね。
登山やキャンプなどのアウトドアで挽きたてのコーヒーを飲みたい人は、持ち運びやすい商品かチェックしましょう。
持ち運びやすい商品の条件は、300g未満の軽量であることと、コンパクトなサイズであること。これらの条件を満たすものであればリュックにもすっぽりと入るうえ、荷物が重くなりにくい印象です。該当商品は、ランキング内の「アウトドアに持っていきたい人向け」から絞り込めるので、外出先で挽きたてのコーヒーを淹れたい人はチェックしてくださいね。
手動コーヒーミルは、電動式と比べそもそも容量が少なく、最大容量が20g前後のものがほとんど。2杯以上のコーヒーを淹れたい人は、最大容量が20g以上の商品を選びましょう。
1杯のコーヒーを淹れるために必要な豆の量の目安は約10〜15g。20g未満のものでコーヒー2杯分以上の豆を挽く場合、途中で豆を追加する手間がかかります。対して、容量が20g以上のものなら、途中で豆を追加せずに、2杯分を挽ききれますよ。
1杯に必要な豆の量は、味わいや濃さの好みによって変わります。濃い味わいが好きな人は余裕を持って、最大容量が30g以上のものを選ぶのがおすすめですよ。
手動コーヒーミルの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。メリタジャパン Melitta コーヒーミル クラシック MJ-0503以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
最大容量 | 25g |
---|---|
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 95.3% |
挽ける時間(15g) | 平均37.8秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
幅 | 5.3cm |
---|---|
奥行 | 5.3cm |
高さ | 14.7cm |
幅(収納時) | 5.3cm |
奥行(収納時) | 5.3cm |
高さ(収納時) | 18.2cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ザラザラ |
レバー形状 | 直線 |
レバーの長さ | 14cm |
取っ手素材 | アルミニウム |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | ブラシ、収納袋、取扱説明書 |
特徴 |
TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROを徹底レビュー!実際に使用してわかったメリット・デメリットは?
最大容量 | 20g |
---|---|
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 91.3% |
挽ける時間(15g) | 平均36.7秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
幅 | 17.0cm |
---|---|
奥行 | 5.1cm |
高さ | 15.5cm |
幅(収納時) | 5.1cm |
奥行(収納時) | 5.1cm |
高さ(収納時) | 15.5cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ザラザラ |
レバー形状 | カーブ |
レバーの長さ | 15cm |
取っ手素材 | 天然木 |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | 取扱説明書 |
特徴 |
NIKSA 手挽きコーヒーミルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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