50gの豆を約15秒で中挽きにできると謳う、カリタ 電動コーヒーミル CM-50。「1杯分を10秒程度で挽けた」「粉残りが少なく、手入れしやすい」と評判です。しかし「音がうるさい」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のハリオやデロンギなどの電動式コーヒーミルとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、電動式コーヒーミル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
3,980円
おすすめスコア
粒度の均一さ
挽ける速さ
手入れのしやすさ
挽く音の大きさ
挽けた豆の割合(15g) | 85.1% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 10.00秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
カリタ 電動コーヒーミル CM-50は、豆をスピーディに挽けるのが魅力です。1杯分にあたる15gの豆をわずか10秒で挽け、比較した全商品の平均値29.8秒(※執筆時点)を大幅に下回りました。時間のない朝でもサッと準備できますよ。忙しいときでも挽き立てのコーヒーを楽しみたい…という人には、有力候補となるでしょう。
粒度の均一さも問題ありません。15g挽いたところ、85%にあたる12.76gを中挽きに仕上げられました。ただ93%以上を記録した「ハリオ V60 電動コーヒーグラインダー EVC-8W」と並ぶと、大きめの粒が残ったのは惜しい点。実際に淹れたコーヒーは渋味を感じたので、味わい重視の人はより均一に挽ける商品も検討しましょう。
「音がうるさい」との口コミどおり、稼動中にパチンコ店内と同レベルの91.9dBの音が鳴るのはネック(参照:環境省)。とはいえ比較した商品のほとんどが80dB以上で、選ぶ際は音の大きさよりも素早く挽けるかが重要です。本商品は1杯分を10秒で挽け音が鳴る時間が短いので、我慢できないほどではないといえます。
手入れのしやすさもいまひとつ。ホッパー・粉受けの取り外し・水洗いができず、ミル刃の取り外しも不可能です。比較したほかの商品には、細かく分解でき水洗いできるものも。清潔に使い続けられ、残りカスによる雑味なども抑えたいなら、上位商品もチェックしてくださいね。
実際にカリタ 電動コーヒーミル CM-50と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイ電動式コーヒーミルと、粒度の均一さ・挽ける速さ・手入れのしやすさ・挽く音の大きさそれぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
カリタ 電動コーヒーミル CM-50の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
デロンギ・ジャパン
均等な粒度に速く挽けて手入れも簡単。安定した味わいに
そもそも電動式コーヒーミルとは、手動式とは違って自動で簡単にコーヒー豆を挽けるキッチン家電です。手が疲れないだけでなく、素早く挽けるのもメリット。忙しい朝でも、挽き立てのおいしいコーヒーを楽しめるでしょう。
今回ご紹介するカリタ 電動コーヒーミル CM-50もそのひとつ。「忙しい毎日のなかでも、挽きたての風味を大切にしたい」というユーザーニーズに応えられるよう、機能性にこだわって作られた商品です。50gの豆が15秒で中挽きに仕上がると謳っています。
カリタは1959年設立の歴史あるコーヒー器具メーカー。電動式コーヒーミル以外に、ドリッパー・ドリップポットなどさまざまなアイテムを販売しています。
一度に挽けるコーヒー豆の量は、約3杯分にあたる50gです。ミルの刃はプロペラ式で、材質にはステンレスを採用しています。
給電方法はコンセントで、USB充電式と比べて電池切れの心配がないのがメリット。操作はスイッチを押すだけとシンプルなので、はじめての人でも手軽に扱えるでしょう。
カラーバリエーションはブラック1色のみ。クールな印象でどんなキッチンにもマッチします。サイズは幅99×奥行82×高さ178mmで、重さも750gと軽量です。場所を選ばずに使用できるコンパクト設計とアピールしています。
本体上部には、内部の状況をひと目で確認できるクリアな窓を搭載。豆の量や挽き具合などを目視でチェックしながら、自分好みに挽けるのがうれしいポイントです。クリーニングブラシが付属し、豆を挽いた際に出る残りカスの掃除に重宝しますよ。
今回はカリタ 電動コーヒーミル CM-50を含む、電動式コーヒーミル全18商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、粒度の均一さの検証です。挽き目を中挽きに設定し、コーヒー豆を15gになるように挽き、ふるい分けた中挽きの粉の重量を計測。「粒度がほとんど均一になっている商品」を高評価としました。
続けて、挽ける速さの検証です。挽き目を中挽きに設定し、コーヒー豆15gの挽き始めから挽き終わるまでかかる時間を計測。「他の作業をする暇もなく挽き終わる商品」を満足の基準として評価しました。
粒度の均一さは上々です。1杯分(15g)のコーヒー豆を挽いたところ、85%の12.76gを中挽きに仕上げられました。比較した全商品の平均約13.2g(※執筆時点)と同レベルで、大きめの粒や微粉はあったものの、大きな問題なく使えるといえます。
ただなかには、「ボンマック コーヒーミル BM-250N」のように99%以上を中挽きにできたものも。検証の結果、均一に挽けるものほど雑味の少ないコーヒーを楽しめる傾向がありました。
実際に本品で挽いた豆で淹れたコーヒーを飲むと、後味に渋みが残ったのが惜しい点。酸味・甘味は感じられましたが、コーヒーの味わいにこだわる人には少し物足りないかもしれません。
豆を挽くスピードは、トップクラスの高評価を獲得。実際に使うと、1杯分(15g)の豆をわずか10秒で挽けました。比較した全商品の平均29.8秒(※執筆時点)を大きく下回り、時間のない朝にも重宝しますよ。挽き終わりも上部のクリア窓から確認でき、操作もスムーズでした。
人気メーカーであるデロンギの「うす式コーヒーグラインダー KG79J」は、1杯分の豆を挽くのに16.8秒かかりました。豆を挽く時間が長いと稼動音の大きさも気になります。周囲に配慮したい人は、スピードにも着目するとよいでしょう。
次は、手入れのしやすさの検証です。
ホッパーは取り外し・水洗いが可能か、粉受けは取り外し・水洗いが可能かなどを確認。「簡単に刃を分解できて、すべてのパーツが水洗いできる商品」を高評価としました。
手入れのしやすさはいまひとつ。ホッパー・粉受けともに取り外しできず、パーツの水洗いも不可です。ホッパーと粉受けの取り外し・水洗いが可能だった「ハリオ V60 電動コーヒーグラインダー EVC-8W」のような商品と比べると、清潔に使い続けたい人にはあまり向かないでしょう。
ミル刃を取り外しできない点もデメリット。「粉残りが少なく、手入れしやすい」との口コミもありましたが、比較した分解・水洗いできる商品には掃除のしやすさは劣ります。掃除用ブラシが付属しているので、日常的に残りカスを取り除きましょう。
最後は、挽く音の大きさの検証です。
コーヒーミルから1m離れたところに騒音計を設置し、コーヒー豆15gの挽き始めから挽き終わるまでの音を測定。「早朝や深夜に使用しても音が気にならない商品」を高評価としました。
計測した結果、騒音値は91.9dBと非常に大きく低評価に。環境省のデータ「騒音の目安」によると、約90dBはパチンコ店内レベルの騒音です。比較した全商品の平均値85.7dB(※執筆時点)を上回り、「音がうるさい」との口コミどおり稼動音の大きさが気になりました。
なお、比較した商品の多くが80dBを超え、満足の基準とした45dBを下回る商品はありません(※執筆時点)。ただ、本品は音は大きいものの、1杯分を10秒と素早く挽けるので、夜間・早朝でも比較的使いやすいといえます。赤ちゃんのお昼寝時などは避けるのがよいでしょう。
挽けた豆の割合(15g) | 85.1% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 10.00秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
幅 | 9.9cm |
---|---|
奥行 | 8.2cm |
高さ | 17.8cm |
本体重量 | 0.75kg |
最大容量 | 50g |
使用タイプ | 卓上タイプ |
付属品 | 掃除用ブラシ、取扱説明書 |
稼動音 | 91.9dB |
電源コードの長さ | 1.3m |
給電方法 | コンセント |
特徴 |
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カリタ 電動コーヒーミル CM-50は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能です。送料や値段をチェックしてお得に購入できる取扱店舗を選びましょう。
カリタではこのほか、「KGP-40」などのコンパクトな電動式コーヒーミルや、手動のクラシカルなコーヒーミルなども販売しています。興味がある人は、カリタ公式サイトでラインナップをチェックしてください。
最後に、粒度を均一に挽け、雑味のないコーヒーを味わいたい人におすすめの商品をご紹介します。
素早く豆を挽けるモデルがほしいなら、Wilfa SVART Aroma CGWS-130Bがおすすめ。1杯分(15g)のコーヒー豆を7.42秒で挽け、94%以上の14.12gを均等に中挽きにできました。挽き目を17段階に調節でき、フレンチプレスからエスプレッソまでさまざまな淹れ方に対応しているのも魅力です。
コンパクトなモデルがほしい人には、ハリオ V60 電動コーヒーグラインダー EVC-8Wがぴったり。設置面積がA5用紙に収まるほど小さく、狭いキッチンに無理なく置けます。1杯分(15g)のうち93%以上の14.02gを均等に中挽きにでき、雑味の少ないバランスのよい味わいのコーヒーを楽しめるでしょう。
挽けた豆の割合(15g) | 94.1% |
---|---|
挽ける時間(15g) | 7.42秒 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 |
良い
気になる
幅 | 17.2cm |
---|---|
奥行 | 12.6cm |
高さ | 28.5cm |
本体重量 | 1.9kg |
最大容量 | 250g |
使用タイプ | 卓上タイプ |
付属品 | 取扱説明書 |
稼動音 | 80.5dB |
電源コードの長さ | 0.8m |
給電方法 | コンセント |
特徴 | おしゃれ |
Wilfa SVART Aroma CGWS-130Bの評判・口コミは悪い?実際に使用してメリット・デメリットを徹底レビュー!
タイプ | 電動 |
---|---|
幅 | 13.0cm |
奥行 | 18.5cm |
高さ | 33.5cm |
幅(収納時) | 不明 |
奥行(収納時) | 不明 |
高さ(収納時) | 不明 |
本体重量 | 1.35kg |
最大容量 | 100g |
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 94.5% |
挽ける時間(15g) | 8.62秒 |
使用タイプ | 卓上タイプ |
ミル刃のタイプ | 臼式(コニカル刃) |
フタ付き | |
挽き目調節機能 | 不明 |
挽き目の調節方法 | 不明 |
対応している挽き目 | 粗挽き、中挽き、細挽き |
ミルの刃の取り外し | 上刃のみ可能 |
ホッパーの取り外し可能 | |
粉受けの取り外し可能 | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
ミルの刃の水洗い可能 | |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | 不明 |
レバーの長さ | 不明 |
取っ手素材 | 不明 |
取っ手形状 | 不明 |
付属品 | 掃除用ブラシ、取扱説明書 |
稼動音 | 84.3dB |
消費電力 | 150W |
電源コードの長さ | 0.8m |
給電方法 | コンセント |
定格時間 | ‐ |
特徴 | おしゃれ |
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