ハンドルを本体と平行に折りたためる、TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PRO。「挽き目の調整がしやすい」「手が疲れにくい」と評判です。しかし、「粒度がバラバラ」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のHARIOやメリタなどの手動式コーヒーミルとも比較。検証したからこそわかった、ほんとうのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較行いましたので、手動式コーヒーミル選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROは、均一かつスピーディに豆を挽きたい人におすすめです。比較したHARIOのように粒度がそろいにくかった、セラミック刃の商品とは異なり、切れ味のよいステンレスを採用。1杯分(15g)のうち約14.3gを中挽きにできました。淹れたコーヒーを飲んだバリスタからも「渋みや焙煎臭が少なく、フルーティな果実味を楽しめる」と好評。雑味の少ないおいしいコーヒーを味わえるでしょう。
また、5人のモニターが15gの豆を挽ききるまでにかかった時間は、平均37.8秒。比較したメリタの商品のように2分以上を要したものに比べ、かなりスピーディといえます。モニターからは「力をほとんど入れずに挽けた」との声があがり、「手が疲れにくい」との口コミにも頷けます。本体が凹凸のあるザラザラした素材により、滑りにくい点もメリットといえるでしょう。
使いやすさも申し分ありません。粒度は36段階から選べるうえ、カチッと動く段階式。「挽き目の調整がしやすい」との口コミどおり、調節ネジには目盛りが記載されているため、粒度を覚えておけば好みの豆を何度も挽けますよ。さらに、細かく分解できるうえ、粉受けは水洗い可能。刃は洗えませんが、付属の掃除ブラシを使えば入り組んだ部分も掃除しやすいでしょう。
しかし、本体約585gの重さに加え、約511cm3(直径5.3×高さ18.2cm)のサイズは、持ち運びやすいとはいえません。コンパクトさを謳ってはいるものの、比較したなかで、重量300g未満かつ小さめでポケットにも収まりやすかったHARIOの商品にはおよばず。価格も約10,000円超えと、手動式コーヒーミルにしてはやや高価です。
とはいえ、重厚感のあるデザインや性能の高さは魅力。ハンドルが本体に沿って折り曲げられるので、収納時などに引っかかりにくいものがほしい人にもおすすめできます。「粒度がバラバラ」という口コミとは裏腹に、電動式のハイエンドモデルにも引けを取らないクオリティのコーヒーを楽しめるため、ぜひ購入してみてくださいね。
そもそも、手動でコーヒー豆を挽くメリットは主に2つ。自分の手で豆を挽く感覚が楽しめることと、電動式の製品に比べてコストが抑えられることです。一方、豆を挽くのに、やや手間と時間を要する点は否めません。コーヒーの挽き過程にこだわる人や、試しに豆から挽いてみたい人におすすめですよ。
中国のコーヒー器具ブランドである、TIMEMORE(タイムモア)。近年、日本正規品上陸を果たしました。デザインにはプロの経験に基づいたデザインのみを採用し、使いやすさや美しさを追求した製品作りを目指しています。
TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROは、特許取得済みの独自のスプリング アシスト ハンドルを採用したPROシリーズの商品。ハンドルは折りたためるため、持ち運びやすいコンパクトさを謳っており、キャンプなどのアウトドアにも便利な設計です。本体は一体型の金属ボディを採用し耐久性にも配慮。また、電動式のハイエンドモデルにも引けを取らないクオリティのコーヒーが、比較的安い価格で入手できるのもうれしいポイントです。
C3 PROシリーズとは、従来品であるC3がアップグレードした商品。見た目の大きな違いはハンドルで、カーブを描いた従来品のものから、少し外側へ引っ張れば折りたためる構造に進化しました。
そして、C3 MAX PROはC3 PROに比べ、高さや重量がアップ。その分、容量も約25gから約35gまで収容可能になり、1度に多めの豆を挽けるようになりました。
濃い味わいのコーヒーを好む人でも、2杯分の豆を挽ききれるでしょう。
今回は、TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROを含む手動式コーヒーミル13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
各商品を実際に使ってみたところ、TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROには主に4つのメリットがありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
比較したHARIOのようなセラミック刃を採用した商品は、粒度がそろいにくかったのに対し、切れ味のよいステンレス刃を採用。
実際に淹れたコーヒーを試飲したバリスタの小池さんからも、「渋みや焙煎臭が少なく、フルーティな果実味を楽しめる」と好評です。微粉が0.7gと少なかったため、雑味の少ないおいしいコーヒーを楽しめるでしょう。
また、比較したなかで素早く挽き終えられたステンレス刃を採用し、モニターからも「力をほとんど入れずに挽けた」と好印象。スムーズに挽ききれるため、「手が疲れにくい」との口コミどおり、疲労感が残りにくいでしょう。
<挽く時間の短さについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
切れ味のよいステンレス刃のため、手動式のなかでは比較的短い時間で挽くことができますよ。挽く時間が短ければ手が疲れにくいというメリットもあります。
ステンレス製なので刃は水洗いできないものの、メンテナンス用品として掃除ブラシが付属。比較したなかで掃除ブラシがついていた商品は少なく、細かい部分の汚れを落としやすいのは大きなメリットですね。
刃に付着した粉が劣化しコーヒーの味わいに影響を与える場合もあるため可能であればブラシやエアダスターを使用し、頻繁にクリーニングを行うことをおすすめします。
比較したほとんどの商品が段階式でしたが、なかにはカリタのように自由に回せるネジ式により粒度の調節が難しかったものも。調節ネジには目盛りが記載されており、粒度を覚えておけば何度も好みの豆が挽ける点も魅力です。
さらに、比較したメリタのように木製でレトロ感のあるつるつるした商品とは異なり、本体は凹凸がありザラザラした素材。滑りにくさを考慮した工夫も伺えました。また、約25gを1度に挽ける大容量なので、来客時などにも便利ですよ。
TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
コンパクトさを謳ってはいるものの、持ち運びやすいとはいえません。本体重量は約585gと重く、サイズも約511cm3(直径5.3×高さ18.2cm)とまずまず。細長いスリムな形状ではあるのの、持ち運ぶには重さがネックになりそうです。
比較したなかには、重量300g未満かつ小さめサイズでポケットにも収まりやすかったHARIOなどの商品もあったため、手軽にアウトドアなどに持っていきたいという人には物足りなさを感じるかもしれません。
専用のケースが付属しているため、持ち運ぶ際にカバンなどにさっと入れやすい点はうれしいポイントです。
また、手動式コーヒーミルにしては、価格が高価なのも気になるポイント。重厚感のある見た目で高性能ではあるものの、コストを抑えたい人には不向きといえます。
比較したなかにはNiksaのように、同じステンレス刃でも6,000円程度の商品もあったため、価格にこだわる人はチェックしてみてください。
最大容量 | 25g |
---|---|
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 95.3% |
挽ける時間(15g) | 平均37.8秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
幅 | 5.3cm |
---|---|
奥行 | 5.3cm |
高さ | 14.7cm |
幅(収納時) | 5.3cm |
奥行(収納時) | 5.3cm |
高さ(収納時) | 18.2cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ザラザラ |
レバー形状 | 直線 |
レバーの長さ | 14cm |
取っ手素材 | アルミニウム |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | ブラシ、収納袋、取扱説明書 |
特徴 |
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ここでは、TIMEMORE コーヒーミル C3 MAX PROのデメリットをカバーできていた商品を2つご紹介します。どの商品にするか迷っている人は、あわせて検討してみてくださいね。
また、1杯分(15g)のうち均等に中挽きできたのは13.2g。ステンレス刃の商品には届かなかったものの、セラミック刃のなかでは上位クラスでした。15g分の豆を挽き終えるまで2分ほどかかりましたが、滑り止めのラバーがついているため挽き心地はスムーズな印象です。
さらに、刃と粉受けを取り外し、本体ごと水洗いできるのも魅力。キャンプなどで多少汚れても、サッと手軽に落とせそうです。比較的安価なセラミック刃の商品なので、4,000円程度で購入できるのもうれしいポイント。価格を気にする人にも手に入れやすいでしょう。
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