大きな画面で使いやすいと人気の、Lenovo(レノボ) Tab M10 HD 2nd Gen ZA6W0003JP。「動画がきれいで見やすい」といった高評価な口コミがある一方で、「処理速度が遅い」「画質が悪い」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Lenovo Tab M10 HD 2nd Genを含むタブレット全19商品を実際に使って、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格の9点を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
LenovoのTab M10 HD 2nd Genは、さまざまなアプリが使える、大画面でリーズナブルなタブレットをお探しの人におすすめです。画面占有率は80%と高いので、画面の余白を気にせず視聴できるのがメリット。重量は420gと同サイズのほかの商品と比べても軽く、片手で楽々扱えるのも魅力です。
GooglePlayを使用できるため、インストールできるアプリも豊富。実用的なものから趣味まで、スマホ感覚で楽しめますよ。ただし処理性能が低めでやや反応しにくいため、3Dゲームで遊んだり複数のアプリを同時に起動したりする際は注意しましょう。
画質についても、鮮やかな色合いで吸い込まれるようにきれいと好評です。解像度も高く、繊細な部分までシャープに描写できていました。音質は低音が弱く迫力にはやや欠けますが、音割れなくクリアに聴き取れたのはよいところです。
大きめサイズとGooglePlayを備えたタブレットが、税込25,000円で購入できるのも見逃せないポイント。バッテリーの持ちは約6時間と短めですが、顔認証・キッズモード・ブルーライトカット機能などが搭載されています。大画面でコスパよく作業を楽しみたいなら、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
Lenovoは、香港発のPCメーカー。thinkpadやideapadといったノートPCが人気ですが、2013年頃からタブレットも販売しています。人気のYOGAシリーズやハイエンドモデルのPシリーズも人気ですが、今回は2021年6月に発表されたTab M10 HD 2nd Genをご紹介します。
3万円以下(執筆時点)で購入できるコスパが何よりの魅力。家族みんなで楽しめる大きめ画面と、アイアングレーのスタイリッシュなデザインも特徴です。
画面には、斜めからでも映像が見やすい10.1型ワイドIPSディスプレイを搭載。画面解像度は1280×800pあり、鮮やかできれいな画質を楽しめると謳われています。
本体サイズは約24.154×14.938×0.825cmで、重量は約420g。動画視聴はもちろん、ちょっとした作業にも重宝する大きさです。
オーディオ機能には、立体感ある豊かなサウンドが期待できるドルビーアトモスを採用。臨場感にもこだわり、スピーカーは前面に配置されています。
CPUには、MediaTek P22T プロセッサーを搭載。Wi-Fi規格は802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth規格は5.0に対応しています。
また、メインメモリーは4GBでフラッシュメモリーは64GB。microSDカードを利用すれば、最大256GBのデータ保存が可能です。
アイプロテクション技術により、まぶしさやブルーライトを低減できるのもうれしいポイント。長く使用しても目が疲れにくいよう配慮されているため、子ども用として購入を考えている人にも活躍しますよ。
音声検索もあり、気軽にコンテンツを利用できるのもメリットです。
バッテリー容量は5000mAhで、フル充電までの時間は約4.5時間。同梱品として、ACアダプター・USB Type-Cケーブル・カードスロットピン・マニュアルがついてきます。
修理保証期間は1年間あり、購入後90日間は電話での無償技術サポートも受けられますよ。
今回は、Lenovo Tab M10 HD 2nd Genを含むタブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
ベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使い、CPUとGPU性能を数値化。アプリの動作などに関わる処理性能を評価しました。
調べてみたところ、処理性能を示すシングルスコアは平均162点、マルチスコアは平均961点でした。全体平均である約490点・約1,600点と比べると、性能は高いとはいえません。
実際に複数のアプリを使用すると、動作が若干カクつき3Dゲームにも遅延がありました。多くのアプリを同時に使いたい人には、やや力不足な印象です。
次は、画質のよさの検証です。
ここではmybestの5人がモニターとして参加します。同じ静止画・動画データを各タブレットで表示させ、画質のきれいさを評価しました。
画質は比較的優秀で、全体的に鮮やかでクリアな色彩です。黄色味がやや強いと感じた人もいましたが、「コントラストが高く自然な美しさがある」「色が濃くてはっきり見える」など満足のコメントが多数あがりました。
また、細かな部分までシャープに表現できる高い解像度も好評。写真の品質が上がったような描写を楽しめました。
また没入感もおおむね良好で、「画面がきれいで吸い込まれるよう」との声もあがっています。ただし夜景については、「夜のロンドンの写真がよい」「夜景の描写力が弱い」など人によって意見が分かれました。
総合的に見ると解像度・色合いともによく、映像の美しさを楽しみたい人でも満足できるといえます。
次は、音質のよさを検証します。
mybestの5人で、縦向き・横向き両方でタブレットを使用。以下の3点をチェックポイントとして評価しました。
実際に聴いてみると、音のつぶれがなく聴き取りやすい点が好印象。モニターからも、「クリアできれい」「ボリュームを上げても音割れしない」など満足の声があがりました。
また高音と低音のバランスも比較的よく、ほどよいメリハリも感じられます。
一方で、低音の解像度は低めでややこもりがち。両サイドにスピーカーはあるものの、「低音がスカスカで迫力不足」との意見もあり没入感はいまひとつな印象です。
ただなかには「音にキレがあるので迫力を感じる」といった声もあり、ハリや抑揚のあるライブ感を楽しめた人もいました。
次は、画面の応答性を検証します。
タブレットの反応の早さは、使用感に直結する重要なポイント。そこで、mybest5人がタッチやスクロールに対する反応と、スムーズさをチェックし、応答が早いものを高評価としました。
スクロールや画面の切り替わりがワンテンポ遅く、画面の応答性は高評価には一歩およばず。
モニターからは、「ストレスに感じるほどではないが、時々カクカクする」「スクロールは比較的なめらかだが、ホーム画面の戻りが少し遅い」などのコメントが聞かれました。
タッチ操作は賛否両論です。「タッチや拡大がスムーズ」「反応が早い」という人と、「指についてくる感覚がいまいち」という人で意見が分かれました。
気になるほどではないものの、サクサク操作したい人には物足りない可能性があるでしょう。
続いて、サイズを検証します。
タブレットは手に持って使うことも多いため、本体サイズと重量のバランスが大切です。こちらも、mybest5人で実際に使用して評価しました。
本体サイズと重量のバランスは、今回検証した全商品のなかでも高評価。画面占有率が約80%と広くフチが薄くて視聴しやすいため、「画面が大きく見える」などモニター全員から満足の声が聞かれました。
また重量は420gと、片手で使っても負担にならない重さ。「大きさに対してずっしり感がない」といったコメントが多数あがっています。「端が手に当たる感じがなくてよい」との声もあり、触り心地も良好でした。
続いて、対応アプリの検証です。
SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリを実際にインストールしてみて、動作確認を行いました。
GooglePlayが使用できるため、対応アプリ数もトップレベル。検証したほぼすべてのアプリについて、動作確認できました。
これならSNSも動画もゲームも、スマホのような感覚で自由にインストールできるでしょう。
次に、バッテリー性能の検証です。
画面の明るさを最大にして動画を再生します。その後連続再生時間を計測し、バッテリー持ちを比較評価しました。
公式サイトには約10時間再生できると記載されていますが、最大の明るさで動画視聴できるのは6時間4分でした。全体平均の8時間弱に届かず、バッテリーの持ちはやや短めです。
外出先に携帯して長時間使う場合は、電池切れに注意が必要。調べ物やSNSを楽しむ程度であれば、それほど気にしなくてもよいでしょう。
次に、付加機能を検証します。
以下の項目をチェックポイントとし、付加機能の有無を評価しました。
調べてみたところ、スムーズにロック解除できる顔認証機能がついていました。キッズモード・ブルーライトカット機能もあり、お子さんが使いやすいのもよい点です。
ただし防水性能やSIMフリーには対応していないため、屋外での使用には注意しましょう。
【付加機能】
最後は、価格の検証です。
それぞれのタブレットの販売価格を比較調査し、安価なものを高評価としました。
調査してみると、公式サイトの価格は2022年1月15日時点で税込25,000円でした。
今回取り上げた商品の多くが3万円代、なかには5~6万を超えるものもあるなか、比較的リーズナブルな価格帯です。サイズ感や対応アプリ重視の人には、高コスパといえるでしょう。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
29,780円
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販売価格:29,780円
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33,145円
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44,488円
(+14,708円)
販売価格:44,896円
ポイント:408円相当
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最後にほかの魅力的な商品もご紹介します。
スムーズな反応を重視するなら、AppleのiPad mini(第6世代)をチェック。ベンチマークスコアは4,639点と非常に高く、調べ物から3Dゲームまでなめらかに操作できました。画質・音質ともに高解像度で、没入感も味わえます。大きさは8.3インチなので、小さめサイズをお探しの人にもぴったりです。
AppleのiPad Air(第4世代)は、複数のアプリを同時起動してもなめらかな操作が可能。ベンチマークスコアは4,325点と高得点で、3Dゲームも快適に楽しめました。サイズは10.9インチと大きいうえ、画面占有率は約80%。音の広がりもよく、包み込まれるような立体感を味わえますよ。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 10.9インチ |
---|---|
画面サイズ | 10.9インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2360×1640p、264ppi |
幅 | 17.85cm |
奥行 | 24.76cm |
高さ | 0.61cm |
重量 | Wi-Fiモデル:458g、Wi-Fi+Cellularモデル:460g |
OS種類 | iPadOS |
OS詳細 | iPadOS 17 |
画面種類 | 液晶(IPS) |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 不明 |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11ax |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+セルラーモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nit |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | nano-SIM |
CPU | A14 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 700万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 7730mAh |
防水機能 | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | 不明 |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
iPad Air 第4世代をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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