オーエスケー ディッシュアップ ランチボックス 2段 PWD-600をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

ほどよい深さの容器と、高さのある仕切りで使いやすさの評価は良好。比較したなかには大きなおかずを入れにくい細身の弁当箱もありましたが、容器の幅は10.2cmと広めで、あまり悩まずにおかずを詰められました。

フタはドーム型になっており、口コミのようにおかずをつぶさず、おいしそうな見た目をキープできるのもうれしいポイント。容量は600mLと一般的なので、幅広い人に適しているといえます。容器の素材は樹脂製で、フタを外して電子レンジで温め直すことも可能です。

ただし、おかず用の容器は深さがあり、小ぶりなおかずを入れるとスペースが余ってしまいます。盛りつけにもこだわりたい人は、おかずやカップの大きさに工夫がいるでしょう。

「汁漏れしない」という口コミどおり、密閉性は申し分なし。水が入った弁当箱を振動マシンで揺らしても、横に傾けてもまったく漏れませんでした。

上段のフタ裏にはパッキンがついており、容器にぴったり密着します。下段の樹脂製のフタも隙間なくくっつき、そのうえ4点ロックでしっかり閉められました。比較したなかには密閉性が低い商品もありましたが、汁気の多いおかずも気兼ねなく詰められます。

色移りしやすい樹脂製ながら、カレーを洗った弁当箱の色移りはまったくありませんでした。一方、カレーのにおいは一度洗っただけでは残ってしまい、高評価には届きませんでした。

比較したなかには色もにおいも残さない商品もあり、においの強いおかずを入れたときは、丁寧に擦り洗いする必要があるでしょう。

容器についたぬめりや油汚れは、軽い擦り洗いで簡単に落ちました。食洗機に対応しているので、毎日お弁当を作る人も手入れしやすいといえます。

しかし、比較したなかにはシンプルな形状の商品もあったのに対し、フタのつくりが複雑なのは惜しいところ。ロックが4つあるうえに、パッキンの着脱には時間がかかります。「洗いにくい」という口コミがあるように、深い溝や角張った四隅に汚れを残さないよう気をつかう必要があるでしょう。