




解像感や暗所耐性・色再現性、オートフォーカス性能が気になる富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-S。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際に富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-Sを徹底検証しました。富士フイルムのミラーレス一眼5商品の中で比較してわかった富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-Sの実力をレビューしていきます。富士フイルムのミラーレス一眼の選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2021/02/25 発売
ほかのモデルと比べ、小さくコンパクトである点が大きな特徴。見た目以上に軽く持ち運びは楽な一方で、グリップがないためあまり握りやすいとは感じませんでした。
実際に富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-Sと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-Sよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
富士フイルム
軽量・高画質で使いやすい!ほしい機能全部入りのベストバイ
富士フイルム
ダイヤル操作が面白い。見た目もどこか懐かしい初級〜中級機
富士フイルム
手ブレや悪天候にも強いハイエンド機。操作性は熟練者寄り
マイベストが検証してわかった富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-Sの特徴は、ひとことでまとめると「シンプルデザインで持ち運びやすいが、フルオート設定はない」です。
実際、たくさんある富士フイルムのミラーレス一眼の中で、解像感や暗所耐性・色再現性、オートフォーカス性能は商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-Sを含む富士フイルムのミラーレス一眼の検証方法や、自分に合った富士フイルムのミラーレス一眼を選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
まず、画質の要素の1つである「解像感」から検証します。国際規格でも使われる解像度測定用のチャートを撮影。解像度測定に使われる専用のソフトウェアを使用して、カメラの解像感を計測します。検証するにあたり、統一した条件は以下のとおりです。【使用機材】解像度測定用チャート:パール工学工業株式会社【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)ソフトウェア:OMデジタルソリューションズ株式会社製 HYRes IVレンズ:富士フイルム Xマウント用交換レンズ XF35mmF1.4 R【検証方法】外光の影響を受けない室内で撮影し、撮影にあたってはブレないよう三脚とタイマーレリーズを使用する記録する画像のファイル形式は、カメラ内で設定できる最高画質のJPEGに設定する撮影時、絞りF8・ISO感度100として、シャッタースピードを調整して適正露出にて撮影する10枚撮影し、すべてを評価対象として測定用ソフトウェアにてスコアを測定するばらつきを減らすため、スコアの最大値・最小値を除いた8つの平均値を算出する
あわせて、画質を構成する要素の1つである「暗所耐性・色再現性」も検証します。外光を遮断した室内にて光量の少ない環境を作り、被写体を撮影。撮影した画像を分析し、「暗所での解像感」「ノイズの少なさ」「明所・暗所での発色のよさ」を評価しました。撮影にあたって、統一した条件は以下のとおりです。【使用機材】被写体:刺し子糸・造花・カラーチャート・金属質のカメラレンズ:富士フイルム Xマウント用交換レンズ XF35mmF1.4 R【検証方法】室内は外光を遮断し、被写体付近の明るさを約15ルクスに調整する記録する画像のファイル形式は、カメラ内で設定できる最高画質のJPEGに設定する撮影は絞りF8、シャッタースピード1/50秒、オートホワイトバランスに設定し、ISO感度は常用ISO感度内でのオート設定で行う三脚とタイマーレリーズを用いて撮影する
加えて、ピント合わせに関係する「オートフォーカス性能」も検証します。近づいてくる人物撮影をイメージし、走りながら接近する人物を撮影。撮影した写真を分析し、ピントの合っている確率を算出したうえで総合的なオートフォーカス性能を評価します。撮影にあたって統一した条件は以下のとおりです。【撮影設定】連写モード:設定できる最速設定(クロップなし、電子シャッターあり)撮影モード:シャッタースピード優先、シャッタースピードは1/250秒に設定するオートフォーカス設定:AFモードはAF-C、フォーカスエリアはトラッキング、顔検出・瞳AFはオン【検証方法】外光の影響を受けにくい室内にて撮影する被写体である人は、定めたコースを一定の速度(16mを6.4秒で走る)で進む撮影開始と同時にオートフォーカスを作動させ、連写を開始する検証中、明らかに被写体からピントが外れた場合は再度オートフォーカスを作動させる3回測定し、合焦率の平均値を評価対象にする
カメラの「持ちやすさ」は、撮影のしやすさや疲れにくさに繋がる重要な要素です。そこで、カメラに興味のある男女5人が実際にカメラを握ったり構えたりして、「グリップの握りやすさ」や「カメラの重さ」といった観点から総合的な持ちやすさを評価します。なお、レンズによる持ちやすさの変化を考慮し、カメラに取り付けるレンズは統一したうえで検証しました。
撮影するにあたって、カメラ本体の「操作しやすさ」も重要です。そこで、富士フイルムのミラーレス一眼の使いやすさに関わる項目を、加点方式にて評価します。評価対象のポイントは以下のとおりです。オートモード(アドバンストSRオート)の有無ファインダーの有無タッチ操作の有無内蔵ストロボの有無モードダイヤルの有無
静止画撮影のイメージが強い富士フイルムのミラーレス一眼ですが、近年は動画機能にも力を入れています。そこで、「動画の撮りやすさ」に関わる項目について、加点方式で評価します。評価対象としたのは以下のポイントで、各項目に重み付けをしたうえで総合的な動画の撮りやすさを評価しました。アクセサリーシューの有無モニターの可動方法マイク端子の有無イヤホン端子の有無HDMI端子の有無録画ボタンの有無と押しやすさ内蔵マイクと風切り音防止アクセサリーの有無
加えて、「動画の画質」についても検証します。それぞれのカメラを用いて、3つの異なる環境で動画を撮影。撮影した動画データを分析し、「オートフォーカスの優秀さ」「解像感」「暗所での色再現性」の3つの観点から総合的な動画の画質を評価しました。なお、条件は以下のとおり統一しました。【撮影した動画の種類】オートフォーカス性能:明るさ約1200ルクスの室内で、前後に移動する人物を撮影明所での解像感:約1000ルクスの室内で、椅子に座る人物を撮影暗所での解像感と色再現性関連:約100ルクスの室内で、刺し子糸やカラーチャートなど小物を撮影【設定】動画解像度:4K30p(設定できるものは60p)オートフォーカス:AFモードはAF-C、そのほかのオートフォーカス関連の設定は初期値で撮影するレンズ:富士フイルム Xマウント用交換レンズ XF35mmF1.4 R絞り:オートフォーカス検証時にはF1.8、解像感検証時にはF8に設定するシャッタースピード:1/60秒ISO感度:常用ISO感度内でオートに設定する
最後に、カメラの「手ブレ補正力」について検証します。カメラを構える人を模した器具を用意し、手に当たる部分にカメラを固定。一定の力を加えて振動を発生させ、擬似的な手ブレを生み出します。手ブレが生じている最中に撮影を行い、撮影した画像を分析。総合的な手ブレ補正力を評価しました。なお、統一した検証の条件は以下のとおりです。【使用機材】ライトスタンド:銀一株式会社 GIN-ICHI GP0112 40インチダブルライザーグリップスタンド・キットカメラ固定機材:サンテック ミニクランプ7266とマセスMT-02自由雲台を組み合わせるレンズ:富士フイルム Xマウント用交換レンズ XF35mmF1.4 R【検証方法】カメラを構える人の腕を再現するため、アーム部分は地上高152cmで固定し、地面と水平に58cm伸ばすアームの先端にカメラを固定したうえで、カメラと反対側のグリップ部分を輪ゴムで引っ張る画像を撮影する瞬間に輪ゴムを切断し、カメラに衝撃を与えるシャッタースピードの設定を1/60秒、1/30秒、1/15秒、1/8秒、1/4秒と変えながら各10枚撮影する
すべての検証は
マイベストが行っています
2021/02/25 発売
良い
気になる
| ファインダー形式 | 電子ビューファインダー |
|---|---|
| 重量(バッテリー込み) | 約364g |
| 有効画素数 | 約2610万画素 |
| 本体サイズ | 121.3×72.9×32.7mm |
| 連写速度(AF追従) | 不明 |
| 連写速度(AF固定) | 約20枚/秒(電子シャッター) |
| センサーサイズ | APS-C |
| ISO感度 | ISO 160~12800 |
| フォーカスポイント(測距点) | 117点(ゾーンAF:13×9) |
| AF検出方式 | TTLコントラストAF/ 位相差AF |
| AF検出範囲 | コントラスト:EV-4.0(F1.0レンズ使用)/位相差:EV-7.0(F1.0レンズ使用) |
| シャッタースピード | メカ:1/4000秒〜15分、バルブ(最長60分)/電子:1/32000秒〜15分、バルブ(1秒固定)/X=1/180秒(フラッシュシンクロ) |
| 背面モニター | チルトモニター |
| レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
| モニターサイズ | 3.0型 |
| ファインダー視野率 | 約100% |
| ファインダー倍率 | 0.62倍 |
| 撮影可能枚数 | 約460枚(NP-W126S使用) |
| ボディ内手ブレ補正 | 不明 |
| タッチパネル対応 | |
| USB充電・給電 | USB充電 |
| Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(FUJIFILM Camera Remoteアプリ使用) |
| 動画撮影機能 | ◯(フルHD:1080/240p/4K:UHD/29.97p/4K:DCI/29.97p) |
| 記録メディア | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード |
| 記録メディアスロット | 不明 |
| 防塵防滴仕様 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
販売中のショップが見つかりません
富士フイルムのミラーレス一眼の検証で上位を獲得した商品をご紹介します。富士フイルム FUJIFILM X-E4 FX-E4-S以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
良い
気になる
| ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
|---|---|
| 重量(バッテリー込み) | 465g |
| 有効画素数 | 2610万画素 |
| 本体サイズ | 126×85.1×65.4mm |
| 連写速度(AF追従) | 20枚/秒 |
| 連写速度(AF固定) | 20枚/秒 |
| センサーサイズ | APS-C |
| ISO感度 | ISO160~12800 |
| フォーカスポイント(測距点) | 117点 |
| AF検出方式 | 像面位相差・コントラスト併用AF |
| AF検出範囲 | コントラスト:EV-4.0(F1.0レンズ使用時) |
| シャッタースピード | メカ:1/4000秒〜15分、バルブ(最長60分)/電子:1/32000秒〜15分、バルブ(1秒固定)/X=1/180秒(フラッシュシンクロ) |
| 背面モニター | バリアングルモニター |
| レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
| モニターサイズ | 3.0型 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| ファインダー倍率 | 0.62倍 |
| 撮影可能枚数 | 約325枚(NP-W126S使用) |
| ボディ内手ブレ補正 | あり(5軸) |
| タッチパネル対応 | |
| USB充電・給電 | USB充電・給電可能 |
| Wi-Fi・Bluetooth機能 | Wi-Fi・Bluetooth両対応 |
| 動画撮影機能 | DCI 4K:29.97p/ 4K:29.97p/フルHD:240p |
| 記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
| 記録メディアスロット | シングルスロット |
| 防塵防滴仕様 |
FUJIFILM X-S10をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
良い
気になる
| ファインダー形式 | 電子ビューファインダー |
|---|---|
| 重量(バッテリー込み) | 約378g |
| 有効画素数 | 約2610万画素 |
| 本体サイズ | 118.4×82.8×46.8mm |
| 連写速度(AF追従) | 約20枚/秒(電子シャッター) |
| 連写速度(AF固定) | 不明 |
| センサーサイズ | APS-C |
| ISO感度 | ISO 160~12800 |
| フォーカスポイント(測距点) | 117点(ゾーンAF:13×9) |
| AF検出方式 | TTLコントラストAF/ 位相差AF |
| AF検出範囲 | コントラスト:EV-4.0(F1.0レンズ使用)/位相差:EV-7.0(F1.0レンズ使用) |
| シャッタースピード | メカ:1/4000秒〜15分、バルブ(最長60分)/電子:1/32000秒〜15分、バルブ(1秒固定) |
| 背面モニター | チルトモニター |
| レンズマウント | FUJIFILM Xマウント |
| モニターサイズ | 3.0型 |
| ファインダー視野率 | 約100% |
| ファインダー倍率 | 0.62倍 |
| 撮影可能枚数 | 約390枚(NP-W126S使用) |
| ボディ内手ブレ補正 | 不明 |
| タッチパネル対応 | |
| USB充電・給電 | USB充電・給電 |
| Wi-Fi・Bluetooth機能 | スマホ転送可(FUJIFILM Camera Remoteアプリ使用) |
| 動画撮影機能 | ◯(フルHD:2048×1080,1920×1080/4K:3840×2160/DCI4K:4096×2160) |
| 記録メディア | SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード |
| 記録メディアスロット | 不明 |
| 防塵防滴仕様 |
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