




解像感や暗所耐性・色再現性、オートフォーカス性能が気になるソニー α α6600 ILCE-6600M。実際に購入しないとわからず、迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、実際にソニー α α6600 ILCE-6600Mを徹底検証しました。ソニーのミラーレスカメラ10商品の中で比較してわかったソニー α α6600 ILCE-6600Mの実力をレビューしていきます。ソニーのミラーレスカメラの選び方も紹介しているので、購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2019/11/01 発売
| 重量(バッテリー込み) | 約503g |
|---|---|
| 有効画素数 | 約2420万画素 |
| 連写速度(AF追従) | 約11枚/秒 |
| センサーサイズ | APS-C |
| フォーカスポイント(測距点) | 位相差:425点/コントラスト425点 |
| 動画撮影機能 | フルHD:120p/4K:30p |
α6000シリーズの最上位モデルである「α6600」は、2019年12月に発売されたカメラです。ボディ内手ブレ補正や大型バッテリーを搭載し、より本格的な撮影をこなせるハイパフォーマンスモデルといえます。
解像感は高く、撮った写真を大きく拡大しても不満はあまりないでしょう。暗所ではノイズが生じ、解像感は低下するもののそれでも十分な解像感だと感じました。暗いところでも色味が大きく変わることはなく、一貫して美しい発色といえます。
オートフォーカス性能を検証すると、走りながら接近する人物を捉え続け連続撮影できました。精度にも優れており、運動会や鉄道などの動く被写体の撮影に適しているといえます。
また、動画機能も充実しており、マイク・イヤホン・HDMI端子を搭載。加えて、LogやHLGといったプロ向きの機能にも対応。画質も十分によく、高い解像感と正確なオートフォーカス性能を備えていました。暗所ではノイズが生じ、発色もやや劣化するものの、一般的な撮影で不満はまずないでしょう。
下位モデルより重く厚みのある本体ですが、グリップが大きくしっかりと握れました。画面のタッチ操作はあるものの、内蔵ストロボや撮影モードの解説など下位モデルが採用している初心者向きの機能は省略されています。
カメラ本体にはボディ内手ブレ補正を備えており、手ブレ補正のないレンズを使ったときにもブレを軽減できます。検証したところ、補正性能は高く効果的。室内・夜景などの暗い環境での撮影でも、ブレを気にせず撮影できるでしょう。
実際にソニー α α6600 ILCE-6600Mと比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
ソニー α α6600 ILCE-6600Mよりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
マイベストが検証してわかったソニー α α6600 ILCE-6600Mの特徴は、ひとことでまとめると「手ブレにも強い高性能モデルだが、暗所ではややノイズが発生」です。
実際、たくさんあるソニーのミラーレスカメラの中で、解像感や暗所耐性・色再現性、オートフォーカス性能は商品によってどのくらい差があるのか気になりますよね。ここからは、ソニー α α6600 ILCE-6600Mを含むソニーのミラーレスカメラの検証方法や、自分に合ったソニーのミラーレスカメラを選ぶためのポイント、検証で高評価を獲得した商品を紹介していきます。
はじめに、画質のなかで大切な要素のひとつである「カメラの解像感」を検証します。解像度測定用のチャートをそれぞれのカメラで撮影。解像度の測定に使われる専用ソフトウェアを用いて、カメラの解像感を比較します。撮影にあたり、統一した条件は以下のとおりです。【使用機材】解像度測定用チャート:パール工学工業株式会社【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)ソフトウェア:OMデジタルソリューションズ株式会社製 HYRes IVレンズ:ソニーEマウント用交換レンズ SEL55F18Z【検証方法】・外光の影響を受けない室内にて、ブレないよう三脚とリモコンを使用して撮影する・記録する画像のファイル形式は、カメラ内で設定できる最高画質のJPEGに設定する・撮影時、絞りF8・ISO感度100として、シャッタースピードを調整して適正露出にて撮影する・10枚撮影し、すべてを評価対象として測定用ソフトウェアにてスコアを測定する・ばらつきを減らすため、スコアの最大値・最小値を除いた8つの平均値を算出し比較する
解像感と同じく、画質に大きく影響する「暗所耐性・色再現性」も検証します。外光の影響を受けない室内にて、光量の少ない環境を整え被写体を撮影。撮影した画像の「暗所での解像感」「ノイズの少なさ」「明所・暗所での発色のよさ」を評価します。撮影は以下の条件で統一しました。【使用機材】被写体:刺し子糸・造花・カラーチャート・金属質のカメラレンズ:ソニーEマウント用交換レンズ SEL55F18Z【検証方法】・室内は外光を遮断し、被写体付近の明るさを約15ルクスに調整する・記録する画像のファイル形式は、カメラ内で設定できる最高画質のJPEGに設定する・撮影は絞りF8、シャッタースピード1/50秒、オートホワイトバランスに設定し、ISO感度は常用ISO感度内でのオート設定で行う・三脚とタイマーレリーズを用いて撮影する
つぎに、動く被写体を撮影する際に大切な「オートフォーカス性能」を検証します。人物の撮影を想定し、左右に動きながら接近する人物をオートフォーカスを用いて撮影。撮影した写真を分析し、合焦率を測定したうえで総合的なオートフォーカス性能を評価します。撮影は以下の条件で統一しました。【撮影設定】・連写モード:Hi+(カメラが設定できる最速)・撮影モード:シャッタースピード優先、シャッタースピードは1/250秒に設定・オートフォーカス設定:AFモードはAF-C、AFエリアはワイド、顔検出・瞳AFはオン【検証方法】・外光の影響を受けにくい室内にて撮影・被写体である人は、定めたコースを一定の速度(16mを6.4秒)で進む・撮影開始と同時にオートフォーカスを作動させ、連写を開始・検証中、明らかに被写体からピントが外れた場合は再度オートフォーカスを作動させる・3回測定し、合焦率の平均値を評価対象にする
一般的なデジタルカメラより大きく重いミラーレス一眼。カメラの「持ちやすさ」は、撮影のしやすさや疲れにくさに繋がるといえます。そこで、カメラに興味のある男女5人が実際にカメラを握ったり構えたりしたうえで、「グリップの握りやすさ」や「カメラの軽さ」といった観点から総合的な持ちやすさを評価しました。なお、レンズの違いによる差異をなくすため、カメラに装着するレンズを統一したうえで検証を行っています。
撮影するにあたって、カメラ自体の「操作しやすさ」も重要です。そこで、ソニーのミラーレス一眼の使いやすさに関わる項目を加点方式にて評価します。評価対象とするのは以下のポイントで、それぞれに重み付けをして総合的な操作しやすさを評価しました。モードダイヤルガイドがあるかタイルメニューの表示があるかファインダーがあるか内蔵ストロボがあるかメニュー項目のヘルプ表示があるかタッチ操作ができるか
静止画だけではなく、動画の撮影もこなせるソニーのミラーレス一眼。動画が撮りやすければ、思いどおりの映像作品が作りやすいですよね。そこで、「動画の撮りやすさ」に関わる項目について、加点方式で評価します。以下の点を評価対象とし、それぞれに重み付けをしたうえで総合的な動画の撮りやすさを評価しました。アクセサリーシューがあるか背面モニターが可動するかマイク端子があるかイヤホン端子があるかHDMI端子があるか録画ボタンの大きいか・押しやすいか内蔵マイクの風防(風切り音防止アクセサリー)があるか
あわせて、「動画の画質」についても検証します。それぞれのカメラを用いて、3つの異なる環境で動画を撮影。撮影した動画データを分析し、「オートフォーカス性能」「解像感」「暗所での色再現性」の3つの観点から総合的な動画の画質を評価しました。撮影時の条件は以下のとおりです。【撮影した動画の種類】オートフォーカス性能:明るさ約1200ルクスの室内で、前後に移動する人物を撮影明所での解像感:約1000ルクスの室内で、椅子に座る人物を撮影暗所での解像感と色再現性関連:約100ルクスの室内で、刺し子糸やカラーチャートなど小物を撮影【設定】動画解像度:4K30p(設定できるものは60p)に設定オートフォーカス:AFモードはAF-C、AFエリアはワイドに設定。そのほかのオートフォーカス関連の設定は初期値で撮影するレンズ:ソニーEマウント用交換レンズ SEL55F18Zを使用絞り:オートフォーカス検証時にはF1.8、解像感検証時にはF8に設定シャッタースピード:1/60秒に設定ISO感度:常用ISO感度内でオートに設定
加えて、カメラの「手ブレ補正力」についても検証します。カメラを構える人の姿を模した器具を用い、カメラを固定。一定の力を加えて振動を生じさせ、手ブレを再現します。手ブレが生じている最中に撮影を行い、撮影した画像を分析し総合的な手ブレ補正力を評価します。なお、撮影は以下の条件で統一しました。【使用機材】ライトスタンド:銀一株式会社 GIN-ICHI GP0112 40インチダブルライザーグリップスタンド・キットカメラ固定機材:サンテック ミニクランプ7266とマセスMT-02自由雲台を組み合わせるレンズ:ソニーEマウント用交換レンズ SEL55F18Z【検証方法】・カメラを構える人の腕を再現するため、アーム部分は地上高152cmで固定し、地面と水平に58cm伸ばす・アームの先端にカメラを固定したうえで、カメラと反対側のグリップ部分を輪ゴムで引っ張る・画像を撮影する瞬間に輪ゴムを切断し、カメラに衝撃を与える・シャッタースピードの設定を1/60秒、1/30秒、1/15秒、1/8秒、1/4秒と変えながら各10枚撮影する
すべての検証は
マイベストが行っています
2019/11/01 発売
| 重量(バッテリー込み) | 約503g |
|---|---|
| 有効画素数 | 約2420万画素 |
| 連写速度(AF追従) | 約11枚/秒 |
| センサーサイズ | APS-C |
| フォーカスポイント(測距点) | 位相差:425点/コントラスト425点 |
| 動画撮影機能 | フルHD:120p/4K:30p |
良い
気になる
| ファインダー形式 | 電子ビューファインダー |
|---|---|
| ISO感度 | 100~32000(拡張:50~102400) |
| AF検出方式 | 位相差検出方式/コントラスト検出方式 |
| AF検出範囲 | EV-2〜20(ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
| シャッタースピード | 1/4000~30秒 |
| 背面モニター | チルトモニター |
| レンズマウント | ソニーEマウント |
| モニターサイズ | 3.0型 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| ファインダー倍率 | 約1.07倍 |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約720枚/液晶モニター使用時:約810枚 |
| 記録メディア | メモリースティック PRO デュオ、メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ、SDカード、SDHCカード、SDXCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード |
| 記録メディアスロット | シングルスロット |
| 防塵防滴仕様 |
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ソニーのミラーレスカメラの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ソニー α α6600 ILCE-6600M以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| 重量(バッテリー込み) | 650g |
|---|---|
| 有効画素数 | 2420万画素 |
| 連写速度(AF追従) | 10枚/秒 |
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
| フォーカスポイント(測距点) | 位相差:693点/コントラスト:425点 |
| 動画撮影機能 | 4K:30p/フルHD:120p |
良い
気になる
| ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
|---|---|
| ISO感度 | ISO100~51200(拡張:50~204800) |
| AF検出方式 | 像面位相差・コントラスト併用AF |
| AF検出範囲 | EV-3〜20(ISO100、F2.0レンズ使用時) |
| シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
| 背面モニター | チルトモニター |
| レンズマウント | ソニー Eマウント |
| モニターサイズ | 3.0型 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| ファインダー倍率 | 0.78倍 |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約610枚/液晶モニター使用時:約710枚 |
| 記録メディア | メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、メモリースティック マイクロ、SDカード、SDHCカード、SDXCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード |
| 記録メディアスロット | デュアルスロット |
| 防塵防滴仕様 |
ソニー α7 III ILCE-7M3Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 重量(バッテリー込み) | 約678g |
|---|---|
| 有効画素数 | 約2420万画素 |
| 連写速度(AF追従) | 約10枚/秒 |
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ |
| フォーカスポイント(測距点) | 位相差:693点/コントラスト:425点 |
| 動画撮影機能 | フルHD:120p/4K:30p |
良い
気になる
| ファインダー形式 | 電子ビューファインダー(EVF) |
|---|---|
| ISO感度 | 100~51200(拡張:50~204800) |
| AF検出方式 | 位相差検出方式/コントラスト検出方式 |
| AF検出範囲 | EV-3〜20(ISO100相当、F2.0レンズ使用) |
| シャッタースピード | 1/32000~30秒 |
| 背面モニター | チルトモニター |
| レンズマウント | ソニーEマウント |
| モニターサイズ | 3.0型 |
| ファインダー視野率 | 100% |
| ファインダー倍率 | 約0.78倍 |
| 撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約500枚/液晶モニター使用時:約690枚 |
| 記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード、microSDカード、microSDHCカード、microSDXCカード |
| 記録メディアスロット | デュアルスロット |
| 防塵防滴仕様 |
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