




通信速度が速く、高画質動画もサクサク楽しめると評判のTP-Link Archer AX11000。インターネット上では初期設定の簡単さも高く評価される一方で、「電波の強さがいまいち」「Wi-Fiの届く範囲が狭い」といった気になる口コミもみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、TP-Link Archer AX11000を含むWi-Fiルーター全35商品を実際に使ってみて、通信速度・同時接続台数・機能性を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2022年03月までの情報です
TP-LinkのArcher AX11000は、日頃から複数端末を使用する人におすすめです。
実際に10台を同時接続したところ、通信速度は485.78Mbpsを記録。1台のみ接続した場合と比べて、減衰率は79%にとどまりました。設置場所から離れた3階でも111.6Mbpsをキープできており、デスクの足元など隠すように設置しても速度の低下は気にならないでしょう。
さらに、機能性も十分に備わっています。ビームフォーミングやMU-MIMO機能に加えて、トライバンドに対応。周波数を分散させることで、多くの機器とスムーズなインターネット通信が期待できますよ。専用アプリで初期設定から接続状況の管理まで行えるのもうれしいポイントです。
家族が多い人やオフィスでの利用を考えている人は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。
世界170か国以上でサービスを展開する、ネットワーク機器メーカーTP-Link。一般家庭向けからプロモデルまで、数多くのWi-Fiルーターを展開しており、国内でもシェアを伸ばしています。
今回ご紹介するArcher AX11000は、ゲーミングでの利用に特化した性能が特徴です。
2.4GHz帯で1148Mbps・5.0GHz帯で4804Mbpsなど、合計10Gbpsの高速通信に対応。
ほかの機器との干渉を防いで快適にゲームをプレイできるよう、ゲーミングに関する処理を優先的に行う専用の帯域を設定できますよ。
高速でのデータ処理を実現するため、3つのコプロセッサーを内蔵した1.8GHzクアッドコアCPU・1GB RAMを搭載しています。
Wi-Fiの範囲を広める、レンジーブースト機能に対応しているのも魅力です。
ポートは8つのLANに加えて、2.5GbpsWANポート・USB TypeA・TypeCポートを装備。HDDなどさまざまな機器と接続できます。
システムユーティリティ画面にて、ゲームのプレイ時間や遅延時間をリアルタイムで確認できるのも便利です。
サイズは縦288×横288×高さ184mm、重量は1,500g。
トレンドマイクロ社のセキュリティソフトHomecareを備えており、ウイルスなど外部の脅威から端末やアカウントを保護します。安全にインターネットを利用するために対策が施されているのはうれしいですね。
今回は、TP-Link Archer AX11000を含むWi-Fiルーター全35商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:通信速度
検証②:同時接続台数
検証③:機能性
まずは、通信速度の検証です。
都内にある3階建ての一軒家を貸し切り、ワンルーム/1LDK・戸建て2階/マンション2LDK・戸建て3階/マンション3階とそれぞれの住宅環境を想定して、通信速度を実際に測定します。1~3階の計6地点で3回ずつ測定し、平均値を評価しました。なお、検証に使用したPCは「ASUS ZenBook 15」、計測アプリは「LAN Speed Test」です。
通信速度は使用環境によって変わってくるため、必ずしも今回の検証結果と同じ数値が出るとは限りません。
<上り(5.0GHz)の通信速度一覧 単位:Mbps>※()内は全商品の平均
3階建ての2階にWi-Fiルーターを設置すると、通信速度は最大668.73Mbpsをマークしました。検証したほかの商品では500Mbpsに満たないものもあったことをふまえると、通信速度は良好です。
3階のリビングにて上り・下りともにやや速度が低下したのは惜しいものの、そのほかの計測地点での速度は申し分ありません。
1階にWi-Fiルーターを設置したところ、遠く離れた3階でも111.6Mbpsを記録。しっかりと電波が届いていることがわかりました。
階数を隔ててもまずまずの速度だったため、机の下など本体を隠すように設置しても通信速度にそれほど影響はないでしょう。
続いて、同時接続台数の検証です。
スマホ・PC・ゲーム機を合計5台・10台同時に接続した際の通信速度を測定し、1台のみ接続した場合の速度と比較します。どれほど速度が変化したのか、減衰率を割り出しました。
同時接続台数が増えても、速度に大きな低下はみられませんでした。
1台接続時の通信速度が607.30Mbpsだったのに対し、5台接続時は617.26Mbps・10台接続時には485.78Mbpsをキープ。10台を同時接続した際の減衰率は、79%に抑えられています。
自宅やオフィスなど、複数端末を接続する機会の多い場所にも活用できそうですね。
最後に、機能性の検証です。
実際の使用感に加えて、公式サイト・取扱説明書の商品情報をチェックし、付加機能の充実度・専用アプリの使いやすさなどから機能性を評価しました。
今回着目したポイントは、以下の通りです。
<機能性一覧>
初期設定から接続機器の管理まで、アプリで簡単に行えます。通信速度を安定させるビームフォーミング・MU-MIMO機能といった、付加機能もきちんと備えていました。
さらに特筆すべきは、トライバンドに対応している点。
接続機器の周波数を分散させれば、多くの機器で快適なインターネット通信を実現できるでしょう。
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最後に、より高評価を獲得した他商品をご紹介します。
通信速度の速さを重視する人には、バッファローのWXR-6000AX12Sがおすすめです。設置場所付近の通信速度は最大707Mbpsと速く、離れた3階でも196Mbpsと安定した速度を記録しました。同時接続台数が10台に増えても、減衰率は約83%と速度の低下はあまりありません。付加機能も充実していますよ。
NECのAterm WX6000HPは、スタイリッシュなデザインが魅力。アンテナが内蔵されており、Wi-Fi6にも対応しています。通信速度の検証では、すべての計測地点で全商品の平均を上回る速度をマーク。距離の遠い3階でも、192Mbpsと速度が安定していました。1台で一軒家をしっかりカバーできるでしょう。
| 推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
| 専用中継機数 | 不明 |
| 給電方法 | 不明 |
| 転送速度 | 最大4803+1147Mbps |
| 最大通信速度(理論値) | 4803+1147Mbps |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
| 周波数帯 | デュアルバンド |
| 周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
| アンテナの種類 | 外付けタイプ |
| アンテナ数 | 8×8 |
| 重量 | 1580g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| LAN端子 | 不明 |
| INTERNET端子 | 不明 |
| LANポート | 最大10Gbps×1、最大1Gbps×3 |
| コア数 | 不明 |
| ビームフォーミング機能 | |
| MU-MIMO機能 | |
| メッシュ機能 | |
| QoS機能 | 不明 |
| 中継機能 | 不明 |
| IPv6対応 | |
| VPN対応 | 不明 |
| バンドステアリング機能 | 不明 |
| ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
| コンバーター機能 | 不明 |
| 専用アプリ | |
| セキュリティサービスあり | 不明 |
| キッズタイマー機能 | 不明 |
| ネットフィルタリング機能 | 不明 |
| 検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz下り最大通信速度(検証時) | 707.66Mbps |
| 検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz上り最大通信速度(検証時) | 268.95Mbps |
| 検証時の5GHz下り最大通信速度 | 707.66Mbps |
| 2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz上り最大通信速度 | 268.95Mbps |
| 2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 最高下り実効速度 | 不明 |
| 最低下り実効速度 | 不明 |
| 通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 最大通信速度 | 4803+1147Mbps |
| 設置方法 | 縦置き |
| セキュリティ規格 | WPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA/WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WEP(128-bit / 64-bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限(最大登録許可台数:64台) |
| 無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
| メーカー保証期間 | 1年間 |
| 消費電力 | 35.9W |
| 同時接続可能 | |
| 同時接続台数 | 不明 |
| セット売り | 不明 |
| 有線接続可能 | 不明 |
バッファロー WXR-6000AX12Sをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| 推奨利用環境 | 戸建て3階建、マンション4LDK |
|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6 |
| 専用中継機数 | 不明 |
| 給電方法 | ACアダプタ |
| 転送速度 | 4804Mbps(5GHz帯)+1147Mbps(2.4GHz帯) |
| 最大通信速度(理論値) | 4804Mbps(5GHz帯)+1147Mbps(2.4GHz帯) |
| 最大通信速度(2.4GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(5.0GHz) | 不明 |
| 最大通信速度(6.0GHz) | 不明 |
| 周波数帯 | デュアルバンド |
| 周波数 | 2.4GHz、5.0GHz |
| アンテナの種類 | 内蔵タイプ |
| アンテナ数 | 8×8(5GHz帯)、4×4(2.4GHz帯) |
| 重量 | 900g |
| 幅 | 不明 |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 不明 |
| LAN端子 | 不明 |
| INTERNET端子 | 不明 |
| LANポート | 1Gbps |
| コア数 | 4コア |
| ビームフォーミング機能 | |
| MU-MIMO機能 | |
| メッシュ機能 | |
| QoS機能 | 不明 |
| 中継機能 | 不明 |
| IPv6対応 | |
| VPN対応 | 不明 |
| バンドステアリング機能 | 不明 |
| ファームウェアの自動更新機能 | 不明 |
| コンバーター機能 | 不明 |
| 専用アプリ | |
| セキュリティサービスあり | 不明 |
| キッズタイマー機能 | 不明 |
| ネットフィルタリング機能 | 不明 |
| 検証時の6GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz下り最大通信速度(検証時) | 662.32Mbps |
| 検証時の6GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 5GHz上り最大通信速度(検証時) | 227.81Mbps |
| 検証時の5GHz下り最大通信速度 | 662.32Mbps |
| 2.4GHz下り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の5GHz上り最大通信速度 | 227.81Mbps |
| 2.4GHz上り最大通信速度(検証時) | 不明 |
| 検証時の2.4GHz下り最大通信速度 | 不明 |
| 検証時の2.4GHz上り最大通信速度 | 不明 |
| 最高下り実効速度 | 不明 |
| 最低下り実効速度 | 不明 |
| 通信速度規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
| 最大通信速度 | 4804Mbps(5GHz帯)+1147Mbps(2.4GHz帯) |
| 設置方法 | 縦置き、壁掛け |
| セキュリティ規格 | WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP/AES)All Mix、WPA3-SAE、WPA3-SAE Transition、Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open、Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open Transition |
| 無線LAN接続用ボタンの種類 | 不明 |
| メーカー保証期間 | 不明 |
| 消費電力 | 30W |
| 同時接続可能 | |
| 同時接続台数 | 不明 |
| セット売り | 不明 |
| 有線接続可能 | 不明 |
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