吸引と水拭き・1台2役のAnker(アンカー)のロボット掃除機、Eufy RoboVac L70 Hybrid。インターネット上の口コミでは高評価が多い一方で、「カーペットのうえで動きが悪くなる」「家具にぶつかる」「障害物をうまく避けられない」など気になる評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Anker(アンカー)のEufy RoboVac L70 Hybridを含むロボット掃除機16商品を実際に使ってみて、掃除性能の高さ・賢さ・お手入れのしやすさ・音の静かさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
アンカーのEufy RoboVac L70 Hybridは、うるさくないロボット掃除機がほしい人におすすめです。稼働時の騒音値は61.5dBと小さく、比較したなかでもトップクラスの成績でした。在宅中に掃除をしても気にならない程度といえます。
また、お手入れのしやすさを重視する人も要チェックです。ダストケースとフィルターが水洗い可能で、高評価を獲得しています。ダストケースは分解できるので、内側もしっかり洗えますよ。
掃除後のゴミの取り残しは30g中わずか1gで、掃除性能も十分です。時々ルートを外れることがあったものの、規則正しくまんべんなく動き、賢さも十分でした。段差2cmのカーペットも問題なく乗り越えています。水拭き機能があるのもうれしいですね。
ただ、本体が大きいので狭い場所は掃除できないことも。本体は直径約35.6x高さ約10.2cmです。購入前に掃除したい場所の幅や高さを確認しましょう。公式サイトの価格は税込54,800円(執筆時点)とコスパのよいアイテムです。価格を抑えたい人はチェックしてみてくださいね。
世界100か国以上で展開する電子機器メーカー、アンカー。充電器・オーディオ・プロジェクターなど多種多様な製品を販売しています。
そのEufy RoboVac L70 Hybridは、吸引と水拭きの両方ができる1台2役のロボット掃除機です。
吸引力は、RoboVacシリーズのなかで最もパワフルな最大2200Paを誇ります(2021年12月現在)。
さらに、フローリングの水拭きができるモッピングモードも搭載。吸引だけでは解消しにくいべたつきやざらつきにも対応しています。
また、動作中に部屋の形を把握するマッピング技術で、壁際までしっかり掃除できるよう考えられています。
EufyHomeアプリを使えば、進⼊禁止エリア・掃除強化エリア・⽔拭き禁止エリアも指定可能です。掃除開始や終了・掃除予約・吸引力の調整・モッピングモードの水量なども設定できます。
従来品よりナビゲーションシステムが向上しています。掃除中にバッテリーの残量が少なくなると、一旦作業を中断。充電ステーションで充電を完了し、もとの位置まで戻って掃除を再開します。
充電時間は約4~5時間、連続稼働時間は最⼤2.5時間です。
加えて、独自の技術で床の状態に合わせて自動で吸引力を調整することも特徴です。高度なセンサーを備え、障害物を避けながら丁寧に掃除するよう設計されました。
正規代理店で購入すると18か月の保証がつきます。会員登録をすれば6か月の延長も可能です。
Amazonからの購入も対象ですが、出品者によっては正規代理店ではない可能性があります。ショップのコメント等を確認しておきましょう。
今回はアンカーのEufy RoboVac L70 Hybridを含むロボット掃除機全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:掃除性能の高さ
検証②:賢さ
検証③:お手入れのしやすさ
検証④:音の静かさ
まずは、掃除性能の高さを検証します。
部屋に折り紙・青砂・髪の毛・毛糸を合計30g配置。ロボット掃除機で1時間掃除し、どれくらい吸引できたのかで評価しました。
チェック箇所は、以下の6点です。
部屋に散らばった30gのゴミをほとんど吸い込み、掃除性能は高水準です。検証したなかでも、ハイレベルといえます。
青砂とカーペット上のゴミが若干残ったものの、ゴミ残しはわずか1gと優秀です。部屋中まんべんなく掃除できました。
次は、賢さの検証です。
家中を効率よく掃除できるかを調べるため、以下の6項目をチェックします。クリアできたものを加点評価し、掃除時間は30分以内に終わった場合に加点としました。
何度かルートを外れることがあったものの、マッピングが機能し、部屋中を規則正しく動きます。段差2cmほどのカーペットも問題なく乗り越えました。
スケジュール機能があり、アプリで操作できるのも便利です。
しかし、何度かテーブルなどにぶつかることがありました。傷付きやすい家具やピアノなどがある部屋は注意が必要です。
また本体が大きめなため、高さ10cmのテレビ台の下は掃除できませんでした。棚やソファの下なども掃除したい場合は、購入する前に本体サイズを確認しましょう。
続いて、お手入れのしやすさを検証します。
ゴミの捨て方や構造について、以下の5点をチェック。クリアできたものを加点評価としました。
ダストケースとフィルターを水洗いでき、高評価を獲得。ダストケースは4回で分解できました。
上下にパカッと外れるので、手を入れて洗えるのもうれしいポイントです。お手入れブラシもついていますよ。
ゴミはワンタッチで捨てられるようになっています。ダストケースとフィルターは水洗いできるので、清潔に保ちやすいでしょう。
手を使えば中に残ることなくすっきり捨てられます。
最後は、音の静かさを検証しました。
騒音値40dbの静かな部屋でロボット掃除機を稼働させます。約1m離れたところから騒音計で計測し、評価しました。
騒音値は61.5dBでした。比較したなかでも、トップクラスの静音性で高評価を獲得しています。
在宅中に稼働しても気にならない程度でしょう。
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最後に、ダストステーション付きのアイテムが欲しいという人におすすめの商品をご紹介したいと思います。
水拭き機能もほしいなら、エコバックスのDEEBOT T9+がおすすめです。検証では微細なゴミもしっかり吸いとり、ゴミが残りやすいテーブル周りやカーペットもきれいになりました。床の凹凸も認識するなど賢く動きます。さらに騒音値は61.7dBと静かで、お手入れのしやすさも良好でした。
ルンバがよいなら、シンプル性能で比較的安めのルンバi3+を要チェックです。ブラシが髪の毛の絡まりにくいゴム製なほか、ダストステーション付きでお手入れのしやすさが好印象。騒音値69.3dBとやや大きめですが、吸引力に優れ、部屋の隅やカーテンの奥もしっかり掃除できました。
タイプ | ロボット |
---|---|
走行方式 | マッピング方式 |
コードレス対応 | |
集じん方式 | 紙パック式(ダストステーション) |
操作方法 | アプリ、音声操作(Alexa・Google Home対応) |
ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 2時間55分 |
ヘッド種類 | 回転ブラシ |
衝突防止機能 | |
充電時間(公称値) | 6時間30分 |
落下防止機能 | |
自動充電(自動帰還)機能 | |
騒音値(公称値) | 67dB |
ゴミ自動収集時の騒音値 | 不明 |
アプリ連携対応 | |
騒音値(実測値) | 61.7dB |
Wi-Fi対応 | |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
形状 | 丸型 |
コードの長さ | 不明 |
ブラシ種類 | 回転ブラシ |
集じん容積 | 0.42L |
清掃エリア設定機能 | |
スケジュール機能 | |
消費電力 | 40W |
サイドブラシ本数 | 2本 |
吸込仕事率 | 不明 |
からまり防止機能 | |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
洗剤対応 | |
モップの使い捨て | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
ランニングコスト | 不明 |
自己位置認識機能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
自動再開機能 | |
ヘッドライト付き | 不明 |
水拭き対応 | |
乗り越えられる段差(今回の検証結果) | 2cm |
コンパクト | |
乗り越えられる段差 | 2cm |
ゴミセンサー付き | |
ペットのフンを回避可能 | 不明 |
メインブラシに毛が絡まない | 不明 |
モップを持ち上げ可能 | |
特徴 | |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | |
付属品 | 不明 |
本体重量 | 3.57kg |
本体幅(公称値) | 35.3cm |
本体奥行(公称値) | 35.3cm |
本体高さ(公称値) | 9.36cm |
ダストステーション幅 | 30cm |
ダストステーション奥行 | 43cm |
ダストステーション高さ | 43cm |
エコバックス DEEBOT T9+ DLX13-54をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ロボット |
---|---|
走行方式 | マッピング方式(進入禁止エリア・部分清掃エリア設定不可) |
コードレス対応 | |
集じん方式 | 紙パック式 |
操作方法 | ボタン、アプリ、音声操作(Google アシスタント・Amazon Alexa・Siri ショートカットに対応) |
ダストステーションの機能 | 自動ゴミ収集 |
標準モードの連続使用時間(公称値) | 1時間15分 |
ヘッド種類 | ゴム(デュアルアクションブラシ) |
衝突防止機能 | |
充電時間(公称値) | 3時間 |
落下防止機能 | |
自動充電(自動帰還)機能 | |
騒音値(公称値) | 不明 |
ゴミ自動収集時の騒音値 | 不明 |
アプリ連携対応 | |
騒音値(実測値) | 69.3dB |
Wi-Fi対応 | |
標準モードの運転音 | 不明 |
最強モードの運転音 | 不明 |
形状 | 丸型 |
コードの長さ | 不明 |
ブラシ種類 | ゴム(デュアルアクションブラシ) |
集じん容積 | 不明 |
清掃エリア設定機能 | |
スケジュール機能 | |
消費電力 | 不明 |
サイドブラシ本数 | 1本 |
吸込仕事率 | 不明 |
からまり防止機能 | |
ダストステーション付き | |
充電スタンド付き | |
洗剤対応 | 不明 |
モップの使い捨て | |
HEPAフィルター付き | |
ダストケース丸洗い可能 | |
ランニングコスト | 不明 |
自己位置認識機能 | |
フィルター丸洗い可能 | |
自動再開機能 | |
ヘッドライト付き | |
水拭き対応 | |
乗り越えられる段差(今回の検証結果) | 1.2cm |
コンパクト | 不明 |
乗り越えられる段差 | 1.2cm |
ゴミセンサー付き | |
ペットのフンを回避可能 | 不明 |
メインブラシに毛が絡まない | 不明 |
モップを持ち上げ可能 | 不明 |
特徴 | |
静音モード搭載 | 不明 |
節電モード搭載 | 不明 |
10cmの隙間に差し込める | |
付属品 | クリーンベース、交換用フィルター、交換用紙パック、クリーンベース用電源コード |
本体重量 | 3.2kg |
本体幅(公称値) | 34.2cm |
本体奥行(公称値) | 34.2cm |
本体高さ(公称値) | 9.2cm |
ダストステーション幅 | 31cm |
ダストステーション奥行 | 39cm |
ダストステーション高さ | 49cm |
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