SIZUYA特製カルネマーガリンをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証
老舗パン屋さんの味がお家で再現できると評判の、SIZUYA特製カルネマーガリン。あっさりとした味わいでおいしいとインターネット上では高く評価される一方で、「価格が高い」「塩味が強い」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、SIZUYA特製カルネマーガリンを含むマーガリン全26商品を実際に試食して、おいしさ・バターらしさ・トランス脂肪酸含有量の少なさ・100gあたりの価格を比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね！
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
【総評】塩気の強い味でバターらしさをしっかり感じられる。サンドウィッチ作りに向いている
今回検証したSIZUYA特製カルネマーガリンは、バターのような強い塩味が魅力です。
口溶けがよいのに加え、マーガリンの味自体にパンチがあります。風味は少し人工的ですが、旨味やコクといったバターらしさも十分に感じられました。またトランス脂肪酸の含有量も1.03gと控えめです。
100gあたり160円と、今回検証した商品の平均約146円をやや上回る結果に。ただし、そこまで高くはない価格帯のうえ、内容量は500gと多くさまざまな料理に活用できる点は魅力ですよ。
塩気の強い味によりパンに塗るとしっかりした味が作れるため、サンドウィッチなどに合わせるとよりおいしく食べられるでしょう。
SIZUYA特製カルネマーガリンとは
今回ご紹介するSIZUYA特製カルネマーガリンは、京都の老舗パン屋「志津屋」の人気商品であるカルネに使われているマーガリンを家庭用に提供した一品です。
深みのある味わいを感じられるよう、ほどよい塩味と口溶けのよさにこだわっています。
空気を含ませながらホイップすることで柔らかく仕上げており、調理時に使いやすいのも魅力です。使用前に湯煎して溶かすと、よりマーガリンの風味が引き立ちますよ。
内容量は、500g。賞味期限の目安は、商品の発送時で残り60日以上です。ご家庭でもお店の味を堪能したい人はぜひお試しください。
実際に使ってみてわかったSIZUYA特製カルネマーガリンの本当の実力！
今回は、SIZUYA特製カルネマーガリンを含むマーガリン全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①：おいしさ
検証②：バターらしさ
検証③：トランス脂肪酸含有量の少なさ
検証④：100gあたりの価格
検証① おいしさ
まずは、おいしさの検証です。
パン・料理研究家の荻山和也さんにご協力いただき、マーガリン自体のおいしさ・パンとの相性をチェックしました。
塩気のあるパンチの強い味。サンドウィッチを作るのに向いている
実際に食べてみると口溶けがよく、マーガリン単体にはパンチのある塩味を感じました。
専門家の荻山さんからは「パンと合わせると、人工的な風味が残る」との声もありましたが、強い塩気でハッキリとした味を作れるのはよいところ。サンドウィッチを作るのにおすすめですよ。
検証② バターらしさ
次は、バターらしさの検証です。
パン・料理研究家の荻山和也さんにご協力いただき、バターの代わりにパンに塗ることを想定して、バターらしさを官能評価しました。
バターのような旨味・コクを感じる。味の持続力も良好
自然な風味とはいえないものの、バターのような旨味・コクを感じます。味の持続力も高く、後味にまで余韻が残りました。バターの代わりとしても、十分に活用できるでしょう。
検証③ トランス脂肪酸含有量の少なさ
続いて、トランス脂肪酸含有量の少なさの検証です。
各商品のトランス脂肪酸含有量をメーカーより聞き取り調査し、100gあたりの含有量を算出します。なお今回は、トランス脂肪酸を多く摂取してしまうことによる健康への影響を考慮し、含有量の少ないものを高評価としました。
トランス脂肪酸含有量は1.03gと低め
100gあたりの含有量は、1.03gでした。2.00〜3.00gの商品と比べると、トランス脂肪酸は比較的抑えられています。
検証④ 100gあたりの価格
最後は、100gあたりの価格の検証です。
各ECサイトやスーパーで販売されている各商品の価格をもとに、100gあたりの価格を算出します。今回は、価格が低いものほど高評価としました。
なお販売価格は、2021年4月末時点のものを参考にしています。
100gあたり160円と価格はまずまずだが、500gの大容量は魅力
100gあたりの価格は160円でした。今回検証した全商品の平均が約146円だったことを踏まえると、やや上回る結果に。
ただし内容量は500gとたっぷり入っているので、パンに塗るほか料理など幅広い用途で使えるのは好印象です。
おいしさ・コスト面を重視する人には、こちらもおすすめ
最後に、より高く評価されたほかの商品をご紹介します。
バターらしさにこだわる人は、小岩井乳業のマーガリンがおすすめ。食感がバターに近く、実際にパンに塗ってみると、発酵バターの濃厚な味・香りをしっかり感じられました。さらに、マーガリンのさっぱり感や切れも兼ね備えています。バターの代わりとして料理にも活用できますよ。
ネオソフトのコクのあるバター風味は、日常的に使いやすいコストの低さが魅力です。100gあたりの価格は103.6円と比較的安く、スーパーでも手軽に購入できます。バターのような旨味・コクも十分にあり、パンとの相性も良好。塩味・甘味のバランスもよいので、毎日トーストを食べる人にもぴったりです。
| 内容量 | 180g |
|---|---|
| 種類 | マーガリン |
| 原材料 | 食用植物油脂、食用精製加工油脂、バター、バターミルク、食塩／乳化剤、香料、酸化防止剤（ビタミンE）、カロテン色素 |
| 100gあたりのトランス脂肪酸 | 0.27g |
| フレーバー | バター |
| 容器タイプ | プラスチック |
| 100gあたりの価格 | 166.7円 |
| 100gあたりのカロリー | 750kcal |
| アレルギー対応商品 | 不明 |
| アレルギー情報 | 一部に乳成分・大豆を含む |
| 賞味期限 | 180日 |
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| 内容量 | 280g |
|---|---|
| 種類 | ファットスプレッド |
| 原材料 | 食用植物油脂、食用精製加工油脂、粉乳、食塩／乳化剤、香料、着色料(カロテン） |
| 100gあたりのトランス脂肪酸 | 1.00g |
| フレーバー | バター |
| 容器タイプ | プラスチック |
| 100gあたりの価格 | 103.6円 |
| 100gあたりのカロリー | 700kcal |
| アレルギー対応商品 | 不明 |
| アレルギー情報 | 乳成分、大豆 |
| 賞味期限 | 180日 |
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