ふんわりとした口当たりで、あっさり食べられると評判の明治クリーミースム~ス ソルティ。インターネット上では、トーストに塗ってもおいしいと高評価のレビューが多くみられますが、本当に口コミどおりの商品なのか、不安で購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、明治クリーミースム~ス ソルティを含むマーガリン全26商品を実際に試して、おいしさ・バターらしさ・トランス脂肪酸含有量の少なさ・100gあたりの価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
明治のクリーミースム~ス ソルティは、クリーム感の強いなめらかさが魅力です。
柔らかな質感で舌触りが軽く、味わいはあっさりしています。濃厚なバターらしさには欠けるものの、ほどよい塩気も感じられ、そのまま食べてもおいしいと好評でした。専門家の萩山さんからは「野菜とも合う」との声もあり、いろいろな料理に使えるでしょう。
トランス脂肪酸の含有量が100gあたり1.0gと控えめなのも好印象です。一方で、100gあたり220円と日常的に使うにはコストがかかるため、価格の安さよりもおいしさを求める人に向いているといえます。
バター・マーガリンのどちらとも違った特徴をもっているので、生クリームのようなふわふわとした口当たりをぜひ一度試してみてください。
今回ご紹介する明治のクリーミースム~ス ソルティは、イギリスの伝統的な喫茶習慣「クリーム・ティー」をイメージして開発されました。
スコーンなどの軽食に添えるクロテッドクリームを参考に、ふんわりとしたホイップタイプに仕上げています。
また手作りバターのような味わいにこだわり、原材料の一部には生クリーム・食塩を使用。
素材本来の風味を活かす明治の独自技術、リッチミックス製法で作られています。
インスタグラムにて「#ふんわりcafeレシピ」と検索すると、クリーミースム~ス ソルティを使用したアレンジレシピが見られます。
パンに塗るほかスイーツにも添えやすいよう甘さを抑えているので、ぜひレシピ集を参考にしてみてくださいね。
今回は、明治クリーミースム~ス ソルティを含むマーガリン全26商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:バターらしさ
検証③:トランス脂肪酸含有量の少なさ
検証④:100gあたりの価格
まずは、おいしさの検証です。
パン・料理研究家の荻山和也さんに各商品を実際に試食してもらい、マーガリン自体のおいしさ・パンとの相性の2点をチェックしてもらいました。
そのまま食べてもおいしく、おいしさはトップクラスの評価です。
一般的なマーガリンとは異なり、色は薄く、質感も柔らかく仕上げられています。実際に食べてみると、舌触りは軽やかかつなめらかで、ふんわりとした口当たりのよさを感じました。
またあっさりとした味わいながら、クリーミーさがあったのも好印象。専門家の荻山さんからは、「ほどよい塩気で、野菜との相性もよさそう」との声もあがりました。
パンに塗る以外に、ディップソースなどさまざまな用途で活用できます。
続いて、バターらしさの検証です。
先ほどの検証と同じくパン・料理研究家の荻山和也さんに、各商品をバターの代用として使えるかという基準で評価してもらいました。
ホイップ感が強く、生クリームのように仕上げられています。
さらに味わいもあっさりしているため、濃厚なバターの風味を求める人には不向きな印象を受けました。バター・マーガリンのどちらとも、少し違ったタイプの商品です。
続いて、トランス脂肪酸含有量の少なさの検証です。
トランス脂肪酸含有量は100gあたり1.00g。
2.00〜3.00g以上含まれていたほかの検証商品と比べると、控えめな数値でした。
最後に、100gあたりの価格の検証です。
各ECサイトやスーパーでの販売価格を参考に、100gあたりの価格を計算します。今回は、価格の安いものほど高評価としました。
なお、価格は2021年4月末時点のものを用いているため、現行価格とは異なる場合があります。
100gあたりの価格は220円とやや高い結果に。
全商品の平均価格が約146円だったことをふまえると、コスト面が気になります。1個の内容量も90gと少なめなため、毎日トーストを食べる人は購入頻度が高くなってしまう可能性も。
価格よりも、おいしさに重点を置く人に向いているでしょう。
最後に、バターらしさにおいて高く評価されたほかの商品をご紹介します。
小岩井乳業のマーガリンは、発酵バターによる濃厚な味わいが魅力。食感もバターに近く、豊かな香りとコク・旨味を感じました。しつこすぎず、マーガリンのさっぱり感をあわせもっているのも好印象です。価格も100gあたり約166円とまずまずなので、日常的にも使い続けやすいですよ。
雪印メグミルクのバター仕立てのマーガリンは、原材料の15%にバターを使用しています。実際に食べてみるとバターの芳醇な香りと、しっかりとした塩気を感じました。口溶けがよいうえに脂っぽさが残らず、後味のすっきり感も良好です。料理に活用すればしっかりとした味が作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
内容量 | 180g |
---|---|
種類 | マーガリン |
原材料 | 食用植物油脂、食用精製加工油脂、バター、バターミルク、食塩/乳化剤、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロテン色素 |
100gあたりのトランス脂肪酸 | 0.27g |
フレーバー | バター |
容器タイプ | プラスチック |
100gあたりの価格 | 166.7円 |
100gあたりのカロリー | 750kcal |
アレルギー対応商品 | 不明 |
アレルギー情報 | 一部に乳成分・大豆を含む |
賞味期限 | 180日 |
小岩井 マーガリン 醗酵バター入りをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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