もちもちの太麺がスープとよく絡んでおいしいと評判の、東洋水産のマルちゃん 麺づくり 合わせ味噌。インターネット上には高評価のレビューが並ぶ一方、「具材が少ない」「スープがしょっぱい」「麺の硬さにムラがある」といった気になる口コミもあり、購入すべきか判断できない人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、マルちゃん 麺づくり 合わせ味噌を含むカップラーメン全62商品を実際に食べてみて、おいしさ・スープのクオリティ・麺のクオリティ・具材の満足度・100gあたりの価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
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すべての検証は
マイベストが行っています
マルちゃんの麺づくり 合わせ味噌は、弾力のある麺が好みの人におすすめです。実際に食べてみると、コシがあってモチモチしているうえ、つるつるしたのど越しも楽しめました。お店のクオリティに近い、本格的な麺といえます。
スープは薄めであっさりしており、濃厚タイプが好きな人にはやや物足りない印象です。ただ、「味はしっかりしている」といった声も複数あり、さっぱりした味噌ラーメンを食べたいときには活躍しますよ。
具材については、野菜がたっぷり入っていて食感を楽しめる点が好評。モニターからも「ネギとキャベツが大きくてシャキシャキ」などのコメントがあがっています。肉は入っていませんが、野菜好きの人なら満足できるでしょう。
1杯あたりの値段は、執筆時点で税込208円(公式サイト参照)と、そこまで負担を感じない価格帯です。コシのある麺が好みなら、検討してみてはいかがでしょうか。
1992年に誕生したマルちゃんの麺づくりシリーズ。厳選した小麦粉を使い、日々の気温や天気に合わせて微調整を行うなど、麺への徹底したこだわりが特徴です。
生麺のようなのど越しのよさとつるモチ食感を楽しめると謳われています。
揚げ油不使用のノンフライ製法を採用しているのも魅力。温度と湿度を絶妙にコントロールした熱風を使い、時間をかけてじっくり乾燥させています。
油を使うフライ麺に比べ、カロリー控えめなのもうれしいですね。
スープは、ポークエキスをベースに赤・白の合わせ味噌をプラス。コクのある味わいが太麺によくマッチします。
ノンフライ麺は、麺の油がスープに溶け出ださないため、スープ本来のおいしさを最後の1滴まで堪能できるのもよいところです。
具材はキャベツ・にら・コーン・にんじんの4種類。内容量は104gと、小腹を満たすのにぴったりなサイズ感でしょう。
熱湯を加えたあとの待ち時間は5分とやや長めです。食べる直前に別添えの粉末スープ・液体スープを入れ、よくかき混ぜて食べてください。
麺づくりシリーズでは、合わせ味噌のほか、鶏ガラ醤油・旨コク豚骨・鶏だし塩・担担麺・醤油とんこつの全6種類を展開しています。スープに合わせて麺の太さを変えているのも注目ポイントです。
今回の検証では、鶏ガラ醤油と鶏だし塩もピックアップしているので、気になる人は、比較検証記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
なお、合わせ味噌は2021年9月にリニューアルしているため、カロリーや栄養成分は本商品と変わっている可能性があります。
今回は、マルちゃん 麺づくり 合わせ味噌を含むカップラーメン全62商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:おいしさ
検証②:スープのクオリティ
検証③:麺のクオリティ
検証④:具材の満足度
検証⑤:100gあたりの価格
まずは、おいしさの検証です。
モニターとしてmybestの男女5名が参加。実際に食べたうえで、本格的な店舗の味に近いかや、カップ麺ならではのジャンク感があるかについて、官能評価を行いました。
実際に食べてみたところ、「麺にコシがある」「麺がかなりおいしい」など、多くのスタッフが麺の質を支持しました。
また、「麺が本格的でコシとつるつる感がある」「お店に近いクオリティ」といった声もあり、麺のよさが本格度も上げているといえます。「多少ジャンク」とのコメントもありましたが、どちらかというと本格派に近い印象です。
一部の人からは、「香辛料は効いているが、味噌のコクが足りない」「味噌汁っぽくてさっぱりしすぎ」といった意見もあり、スープは薄いと感じる可能性も。
ただ、「カップラーメンとしては十分」など、全体的な評価は悪くありませんでした。
次に、スープのクオリティを検証します。
味がしっかり決まっているか・旨味を感じるかに着目し、官能評価を実施。スープの濃さについてもチェックしました。
スープを飲んだスタッフからは、「味噌の味がするが表面的」「味噌汁のよう」などの声があり、味噌のコクがいまひとつ足りない印象です。
濃厚さについては、「あっさりしているけど、どこか濃さも感じる」といった声もありましたが、「味自体が薄い」などの指摘が多めでした。濃厚タイプが好きな人にはあまり向いていないといえるでしょう。
続いて、麺のクオリティを検証します。
食感を官能評価をするほか、メーカー記載どおりの時間に茹でた場合の麺の固さも確認しました。
麺にはコシがあってモチモチしており、つるつる食べられました。「お店に近いクオリティ」など、満足する声が多くあがっています。
麺の固さについては「弾力があって固め」との意見が多数。「輪郭はあるけどやわらかい」「中が少しパサっとする」といった指摘もありましたが、コシや噛みごたえを重視する人にはおすすめといえるでしょう。
次に、具材の満足度を検証します。
具材のクオリティ・おいしさ・量を確認し、どれくらい満足感を得られるか評価しました。
具材は野菜のみのため、意見が分かれる結果となりました。「具が野菜だけで少し残念」などのコメントがあり、肉を食べたい人にはやや不向きな印象です。
しかし、全体的には「ネギとキャベツが大きくてシャキシャキ」「野菜がごろごろ入っている」といった満足の声が多くあがっています。肉にこだわらない野菜好きな人にはよいでしょう。
最後は、100gあたりの価格の検証です。
公式サイトで公表されている2021年5月末時点での税抜き価格を参考に、100gあたりの価格を割り出しました。
100gあたりの価格は186円と、比較的安め。今回検証した全商品の平均212円も下回りました。
大きな負担にはなりにくいので、ストック用としても重宝するでしょう。
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最後に、ほかの魅力的な商品もご紹介したいと思います。
濃厚な味噌スープを堪能したいなら、ヤマダイの信州味噌ラーメンをチェックしてみてください。信州味噌を100%使用しており、風味豊かな点が特徴です。味がしっかりしているのにクドくなく、ピリッとした唐辛子もほどよいアクセントになっています。もちもちツルツルの麺も注目ポイントです。
日清ラ王の濃厚味噌も、味噌好きには見逃せない商品。豚骨ベースの味噌スープに、ゴマ・赤唐辛子・ラー油で風味と辛味をプラスしており、コクのある奥深い味わいを楽しめます。コシの強いノンフライ麺で、食べごたえも十分ですよ。
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