アメトーーク!の「インスタントラーメン芸人」に対抗してカップラーメン総選挙したら、東洋水産「マルちゃん正麺」が圧倒的だった件
アメトーーク!3時間スペシャルの「インスタントラーメン芸人」で世間が盛り上がる中、商品比較サービス「マイベスト」でも、ほぼ同タイミングで「カップラーメン総選挙」を開催していたことをご存知でしょうか。
カップラーメンが好きな男女11人のモニターが、26商品のカップラーメンを食べ尽くして、そのNo.1を決めるという戦いは、まさに「総選挙」に相応しい白熱した内容となり、驚きの結末へと至りました。
そこで、ぜひ少しでも多くの人に、2025年の真に旨いカップラーメンを知ってもらいたいと思い、マイべマガジン上でもコンテンツ化した次第です。
それではさっそく、「カップヌードル」「蒙古タンメン」「チャルメラ」「ラ王」など強烈なライバルたちを制した至福の一杯を発表いたします。
本コンテンツの情報は公開時点(2025年7月10日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
カップラーメン26商品集めてぜんぶ食べたら「マルちゃん正麺カップ 芳醇こく醤油」が優勝しました
手軽に食べられておいしいだけでなく、このご時世でも300円以下で一食分をまかなえるカップラーメン。
時代が進むにつれ価格が上がってきてるのは確かですが、同時に、各社商品開発に全力を注いだ結果、製法も味も個性豊かな商品がしのぎを削る、わくわくする状況にもなっています。みなさんも推しの一杯があることでしょう。
しかし、「いま、フラットに一番旨いカップラーメンはどれだろう」。そんな考えが浮かぶこともあるのでは。
そこで今回、商品比較サービス「マイベスト」に26杯のカップラーメンと11名のモニターが集結。いわばカップラーメン総選挙とも言える食べ比べを敢行し、その問いに答えることとなりました。
結果は、このとおり。
- 1位「マルちゃん正麺カップ 芳醇こく醤油」
- 2位「マルちゃん正麺カップ 濃厚味噌」
- 3位「麺づくり 鶏ガラ醤油」
東洋水産のカップラーメンが上位を席巻するという、驚きの結末でした。
しかし、なぜ東洋水産はそこまでの圧倒的な支持を集めることができたのか。まずは、その理由についてご説明いたします。
【ポイント】東洋水産×ノンフライ麺が偉大すぎた
今回、TOP3を占めた東洋水産のカップラーメンには、共通する特徴がありました。それは「ノンフライ麺」を採用していることです。
一般的にノンフライ麺は生麺に近い食感が、一方のフライ麺はカップラーメンらしいジャンク感がそれぞれ魅力である、とされています。
今回の結果は、そういった一般論を東洋水産のノンフライ麺が制圧した、とも言えるでしょう。
参加したモニターからは、東洋水産のノンフライ麺について、このような声が届いています。
- 生麺のような感じでおいしい(20代・男性)
- ノンフライ麺が柔らかくてもちもち(20代・女性)
- 麺は町中華の麺と同じ食感(20代・男性)
他のモニターからも「もちもち」という声が多く「生麺感のインパクト」が大きかったことが察せられます。
「麺の食感・味の満足度」について「とても満足/満足/普通/不満/とても不満」で投票してもらったところ、ノンフライ麺を採用した東洋水産の3商品は33票中27票、つまり約81.8%が最高スコアである「とても満足」を選択しています。
ちなみに、他の23商品の「麺の食感・味の満足度」について「とても満足」を選んだのは263票中98票、約37.2%にとどまっています。麺に対する満足感の違いをご理解いただけるのではないでしょうか。
もちろん、カップラーメンには、スープや具材など重要な要素がほかにもあります。しかし、今回の結果を見ると、私たちはカップラーメンの「麺」に、もっと注目する必要があるのだと言わざるを得ません。
それでは、その“麺感”を前提にしつつ、東洋水産のトップ3ラーメンの旨さについて掘り下げていきます。
- おすすめスコア:★4.91(1位 / 26商品中)
- おいしさ:★4.91
カップラーメン26商品の中から見事1位に輝いた、東洋水産「マルちゃん正麺カップ 芳醇こく醤油」(販売価格:3,491円/12個)。
先ほども触れましたが、ノンフライ麺のクオリティがとても高く、モニターからは生麺ぽさや噛みごたえに満足感を得られたとの意見が集まりました。
もちろん、麺だけではなく、スープや具材に対しても多くの賞賛の声が挙がっています。
- 「あっさりとしながらも、しっかりとした醤油味。塩気でごまかさずうまみを感じた」(23歳・男性)
- 「スープも旨味がしっかり感じられるし、海苔も風味が感じられておいしい」(20代・男性)
- 「メンマやチャーシューも大きめ、かつ味付けがしっかりしていておいしい。ガツンと行きたい人にぴったりそう」(20代・女性)
特にチャーシューは「甘くて非常においしかった」「すごく甘くてびっくりしたけどおいしかった」など、期待を超えるインパクトがあったようです。
胡椒がちょっと強いという指摘もありましたが、麺・スープ・具材の完成度は今回ピカイチ。
カップラーメン界における、正統派醤油の最高峰「芳醇こく醤油」、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
なお、7月10日現在、 amazonプライムデー先行セールの対象になっています。お見逃しなく!
- おすすめスコア:★4.87(2位 / 26商品中)
- おいしさ:★4.87
続きましては、惜しくも2位となった東洋水産「マルちゃん正麺カップ 濃厚味噌」(販売価格:3,127円/12個)。
1位の「芳醇こく醤油」と同じシリーズで、今回は優勝こそ譲りましたが、スープに対するモニターからの評価はこちらの方が上です。
- 「にんにくと味噌が効いており、スープが本格的な味がした」(20代・男性)
- 「味噌の味が非常に濃く、おいしかった。このクオリティでこのお手軽さはリピートしたくなる」(20代・男性)
- 「口に入れた瞬間、味が濃くておいしいと感じた」(20代・男性)
具材は味付け挽肉とキャベツ、ねぎとシンプルですが、「キャベツと味噌の甘さがよい」「肉肉しさがある」「細かい具材が麺と絡んでおいしかった」と、バランスよし。
麺もツルツルでコシがあり「東洋水産×ノンフライ麺」の実力を発揮しています。
ただ、濃厚なにんにく&味噌という味わいは「男子高校生が大好きな味」と指摘があったようにパンチ強めな点にはご注意ください。
執筆している私はこういった系統が大好きではありますが。
こちらも、7月10日現在、 amazonプライムデー先行セールの対象になっています。お見逃しなく!
- おすすめスコア:★4.82(3位 / 26商品中)
- おいしさ:★4.82
3位は東洋水産の「麺づくり 鶏ガラ醤油」(販売価格:2,010円/12個)。
これまでご紹介してきた「マルちゃん正麺」とは違う、1992年に誕生した定番シリーズです。
そのぶん、ベーシックな味わいを目指しているのか、モニターからは「あっさりしている」との評価が多く挙がりました。
- 「ほかのカップ麺に比べるとあっさりしているが、とてもおいしい」(20代・男性)
- 「多少薄味だが、生姜を感じるような味わいで好み」(20代・男性)
- 「海苔の風味とシンプルな醤油スープがあって、古き良きラーメンの再現って感じでおいしかった」(20代・女性)
1位の「芳醇こく醤油」が現代の正統派なら、この「麺づくり 鶏ガラ醤油」は伝統的な町中華に近い味わい。
ちなみに、この商品も「東洋水産×ノンフライ麺」であるため、麺に対する評価がとても高くなっています。
「生麺」「弾力」「もちもち」といった感想が多いのは、あっさりしたスープだからこそ、より麺のクオリティが目立った影響なのかもしれません。
ただ、具材に対しては「ちょっと寂しい」というコメントも。海苔とメンマは評判が良いのですが、肉が入っていないのが引っかかったのでしょう。
全26商品を食べ比べた「マイベスト」コンテンツも要チェック!
実は今回、2つのカップラーメンが同率で3位になっています。
ひとつはご紹介した東洋水産「麺づくり 鶏ガラ醤油」ですが、もうひとつは、日清食品の「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨味噌」。
かなり人を選ぶ味わいかと予想されていましたが、モニターからは「辛さの中に旨みがある!」と大好評でした。
そんな「蒙古タンメン中本」や、やっぱり気になる「カップヌードルシリーズ」など、ほかのカップラーメンの結果も知りたい!という人は、下のリンクをぜひクリックしてみてください。
(執筆/マイべマガジン編集部:青山卓弥)