闇金以外でブラックでも借りられる審査の甘いところは？お金を借りるときの注意点も解説
返済の延滞や滞納などでブラックの可能性が高いため、消費者金融や銀行などの借入れの審査には通らないと思っていませんか？ とはいえ、闇金などの違法業者は利用したくないですよね。
そこで今回は、闇金以外でブラックでも借りられる方法があるかを解説します。借入れ以外でお金を用意する方法や借入時の注意点も解説するので、ブラックリスト入りの可能性が高いもののお金を借りたい人は参考にしてみてください。
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闇金以外でブラックでも借りられる、審査の甘い借入先は基本的にない
ブラックリスト入りは、ローンや携帯電話料金などの支払状況を記録した信用情報に、延滞や債務整理などを行い金融事故の履歴が残ることです。消費者金融や銀行などの金融機関は、借主の信用情報を調査するため、金融事故の履歴により返済能力に問題があると判断されれば借入れは難しいでしょう。
ただし、実際はブラックリスト入りしていなかったり、 金融事故の掲載期間が過ぎたりしている可能性があります。「信用情報 問い合わせ」「信用情報 連絡先」などでネット検索し、信用情報機関の公式サイトから問い合わせて自分の情報を確認しましょう。
ブラックでもお金を借りられる方法
ブラックリスト入りした人がお金を借りるには、信用情報を確認されない方法を選ぶことが大切です。以下では、ブラックでも借入れできる方法を解説します。
クレジットカードのキャッシング枠
手持ちのクレジットカードのキャッシング枠を設定しているなら、キャッシング枠で借入れしましょう。キャッシング枠をすでに設定していれば借入時の審査がないため、ブラックでも限度額の範囲内で借入れできます。
クレジットカードには、買い物などに使えるショッピング枠もあり、キャッシング枠はショッピング枠より限度額が少ないのが一般的です。たとえば、クレジットカードの限度額が50万円ならショッピング枠は50万円で、キャッシング枠は20万円などが考えられます。
ただし、キャッシング枠を事前に設定していないと審査が必要になるため、ブラックでは申し込みの審査に通過するのは難しいと理解しておきましょう。またキャッシング枠で借入れしすぎると、ショッピング枠を圧迫し普段の支払いにも影響が出るため、借入額には十分な注意が必要です。
以下のコンテンツでは、キャッシング機能付きクレジットカードを選び方とともに解説しています。キャッシング枠で借入れをするなら、参考にしてみてください。
会社員なら従業員貸付、公務員なら共済貸付
従業員貸付は、会社が福利厚生の一環で貸付する制度で、医療費や被災時の費用など緊急性の高いものに使えるのが一般的です。直属の上司や社内の担当部署を通して申し込み、審査に通過したら2～3週間後に入金されます。
共済貸付は、加入している共済組合が貸付する制度で、緊急性の高い出費に加えて住宅の新築や改築費用に使える場合も少なくありません。共済組合に加入した期間の長さで、借入限度額が変わるのが特徴です。
それぞれの貸付の内容は所属先によって異なるため、詳しい条件は会社や共済組合に前もって確認しましょう。また、延滞したり支払いが困難になったりすれば、所属先との関係に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
生命保険を契約しているなら、契約者貸付制度
契約者制度は、生命保険の契約者を対象にした貸付制度で、生命保険を解約せずに借入れできます。金利が年3～8％程度と、よく利用される消費者金融の18％程度に比べて低いのがメリットです。借入れするときは、保険の担当者や会員の専用サイトで申請しましょう。
ただし、契約者貸付制度で借入れした元本と利息を合わせた金額が、担保の解約返戻金を超えると保険が失効するので、借りすぎには注意が必要です。また借入れの未返済額の分だけ、満期のときの給付金が少なくなるため、繰上返済などで早めに返すことも視野に入れましょう。
高級ブランド品があるなら質入れ
質入れは、質屋で品物の査定を受け、品物の価値に見合った金額を借りられる方法です。査定を受けた当日にお金が手に入り、審査や書類の用意なども不要で手軽に借入れできます。利用する際は実店舗への持ち込みのほか、スタッフの訪問により査定を受けましょう。
質屋は他の金融機関に比べると、上限金利が年109.5％と高い点に注意が必要です。また設定された期限内に返済しないと、質流れにより担保の品物が返却されないことも覚えておきましょう。
以下のコンテンツでは、東京都内のブランド品買い取り質屋を選び方とともに解説しているので、ブランド品を持っている人はチェックしてみてください。
収入が安定した身近な人がいるなら、その人からの借入れ
お金を借りるときは、返済計画をしっかり伝えたうえで、貸し借りの条件を記載した借用書を作成しましょう。借用書を作成すれば、借入額・返済期日・返済額などが明確にでき、返済時のトラブルを防ぎやすくなります。また金利を設定すれば、年間110万円以上の借入れでも贈与税の対象になりません。
いくら身近な人でも返済を怠るとトラブルになりかねないため、お金が必要な理由の説明や期日までの返済をきっちりすることが大切です。
時間に余裕があるなら公的貸付制度
お金が必要なときまで時間的な余裕があるなら、公的貸付制度の利用も選択肢に入れましょう。公的貸付制度は、国や地方自治体からお金を借りられる制度です。
すぐに借りられるカードローンなどとは異なり、融資が下りるまで数週間程度かかる傾向にあるものの、金融事故の有無が審査条件になっていることは少ないため、ブラックになった人でも各制度の条件を満たしやすい傾向があります。
公的貸付制度にはさまざまな種類がありますが、まずは借入条件がそれほど多くない、生活福祉資金と母子父子寡婦福祉資金貸付金制度の利用を検討しましょう。生活福祉資金貸付制度は、低所得者・高齢者・障がい者を経済的に支える制度です。生活費用や住宅入居費など利用目的によって細分化されています。
母子父子寡婦福祉資金貸付金制度は、20歳未満の児童を扶養している配偶者のない人や、配偶者と死別した年収500万円以下の人などが利用できる制度です。生活費だけでなく、修学資金・結婚資金・医療介護資金など12種類の資金を借入れできます。
両制度とも、無利子または年利1％ほどの低金利で借入れできるのもメリットです。ただし、公的貸付制度は本人確認書類のほか、住民票や制度ごとに必要な書類など用意するものが多い点には注意しましょう。
以下のコンテンツでは、お金を借りる方法を具体的に解説しています。借入方法のひとつとして公的貸付制度を紹介しているので、ほかの選択肢も含めて検討したい人は参考にしてみてください。
ブラックな人が借入れ以外でお金を用意する方法
ブラックリスト入りした人は、不用品の売却や短期バイトなどでお金を得る方法も検討しましょう。以下では、借入れ以外でお金を用意する方法を解説します。
自宅に不用品があるなら、専門の買取サービスやフリマアプリ
不用品買取サービスは、ブランド品・貴金属・ジュエリー、正規品か確信できない品物を売るときにおすすめです。実店舗への持ち込み以外に、専門スタッフの訪問や品物の郵送などで査定を受け、最短で当日にお金が手に入ります。ただし、想像よりも安い金額での買取になる場合もあるのが難点です。
フリマアプリは、定価が安い品物やノーブランド品が売りやすく、高額の取引が期待できます。オンラインで品物を出品し、買取希望者との交渉で売買するのが特徴です。ただし、品物の発送や買取希望者との交渉まで、すべてを自分で対応しないといけないのが難点です。
以下のコンテンツでは、品物の種類ごとの買取サービスやフリマアプリを、選び方とともに解説しています。売ってもよいものが自宅にある人は、自分にあったサービスをチェックしてみてください。
働く時間を捻出できるなら、短期バイト
今の生活のなかで働く時間を捻出できるなら、短期間のバイトで収入を得るのも方法のひとつです。短期間でも集中してバイトをすれば、数日で数万円程度なら十分稼げます。
短期バイトでは、イベントスタッフやチラシ配り、工場バイトや引っ越しバイトなどが代表的です。最近ではタイミーのようなスポットワークも注目されており、指定された時間に求められたスキルを提供し、ピンポイントで稼ぐこともできます。
ただし、短期期間のバイトは数十～数百万円の大きな金額を稼ぐには向いていません。また、勤務先によっては副業禁止の会社もあるため、就業規則などは必ず事前に確認しましょう。
以下のコンテンツでは、バイト探しアプリを選び方のポイントとともに解説しています。短期バイトでサクッと数万円を稼ぎたい人は、参考にしてみてください。
ブラックな人が借入れする際の注意点
ブラックリスト入りした人がお金を借りるときは、違法業者や無茶な借入れを避けることが大切です。以下では、借入する際の注意点を解説します。
闇金・ソフト闇金・個人間融資などの違法業者は絶対に利用しない
たとえば、「審査なしで利用できる」などとうたう闇金、対応が丁寧なものの高金利で貸付するソフト闇金などの利用はやめましょう。また、SNSのプロフィールに「お金を貸します」「融資します」などと記載したアカウントにも、接触してはいけません。
法律を遵守している貸金業者は、登録番号を掲載しているため、公式サイトや配布しているチラシに「 〇〇知事（〇）第〇〇号」などの番号があるか確認しましょう。番号が偽物の場合もあるため、登録貸金業者情報検索入力ページでのチェックも大切です。
返済能力を超えた借入れは避ける
たとえば、年収の3分の1以上の借入れや、月々の収入から支出を引いた額以上の借入れは避けましょう。借入れをするときは、毎月何円を返済するかなどしっかり返済計画を立て、無理のない借入額に収めることが大切です。
無理のない返済計画を立てるには、まず日々の収支を把握しましょう。以下のコンテンツでは、家計簿アプリを選び方とともに解説しているので、無理のない返済計画を立てたい人は参考にしてみてください。
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