Wi-Fiルーターの接続台数は？確認手順を解説

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Wi-Fiルーターの接続台数を確認する方法

Wi-Fiルーターの接続台数は、スマートフォンやパソコン、モバイルWi-Fiルーターから確認することができます。

それぞれの確認方法を具体的に解説します。

スマートフォンの場合

スマートフォンからWi-Fiルーターの接続台数を確認する際には、メーカーの公式サイトやアプリを活用するのがおすすめです。

また、Fingのアプリを使って、接続台数を確認することもできます。具体的な確認方法をそれぞれ紹介するので、参考にしてみてください。

各メーカーのアプリを利用する

Wi-Fiルーターの各メーカーは、専用アプリを用意しており、アプリからWi-Fiルーターの接続台数を確認することが可能です。具体的な接続台数の確認方法を、BUFFALO社の「StationRadar」を例に確認しましょう。

まずは、手持ちのスマートフォンでWi-Fiルーターに接続します。接続が完了したら、ホーム画面のStationRadarを選択し、商品名をタップしてください。ユーザー名とパスワードを入力して、ログインしたら、設定画面が表示されます。

設定画面を下段までスクロールし、「デバイスコントロール」をタップしてください。接続しているデバイスの、IPアドレスが一覧で表示されるため、内容を確認しましょう。

画面上の時計マークを選択すると、Macアドレスに表示を切り替えることができます。Macアドレスを調べると、デバイスを特定することができるため、気になる人は試してみてください。

BUFFALO社以外にも、ELECOMは「らくらくコントロール」、Atermは「Atermスマートリモコン」のアプリから、接続台数を確認できます。自分が使用しているWi-Fiルーターの会社のアプリをダウンロードして、接続台数を確認してみてください。

Fingを使うのもおすすめ

Fingは、自宅のネットワークに接続されているデバイスを、特定できるアプリです。

自宅のネットワークに接続されているデバイスの特定だけでなく、インターネットの回線速度を計測することができたり、ネットワークのトラブルシューティングをすることができたりと、さまざまな便利機能が使えます。

Fingの使用方法は、シンプルです。アプリを開き、画面左下のメニューをタップして、画面上のリロードを選択すると、ネットワークに参加している端末が一覧で表示されます。

Fingはスマートフォンの端末の種類にかかわらず、利用できるアプリです。気軽に接続台数を確認したい人は、Fingを使ってみてください。

パソコンの場合

パソコンからWi-Fiルーターの接続台数を確認する方法は、各メーカーの設定画面を確認する方法や、コマンドプロントでIPアドレスを確認する方法、Wireless Network Watcherを使用する方法の3つが挙げられます。

それぞれ詳細を確認していきましょう。

各メーカーの設定画面から確認する

パソコンからWi-Fiルーターの接続台数を確認する1つ目の方法は、各メーカーの設定画面から接続台数を確認する方法です。BUFFALO社のWi-Fiルーターに接続しているデバイス数を、Windowsから確認する場合を例に、具体的な方法を解説します。

まず、Safaria、Chromeなどのブラウザを開き、URL欄に半角でWi-FiルーターのIPアドレスを入力してください。入力する文字列は、初期値「192.168.11.1」もしくは、http://192.168.11.1/です。

ログイン画面が表示されたら、セットアップカードに記載されているユーザー名とパスワード、またはユーザー名「root」、パスワード「（空白）」と入力してください。設定画面が表示されたら、デバイスコントロールをクリックします。

接続されているデバイスが IP アドレスで表示されるため、詳細を確認してみてください。

ほかの会社を利用している人も、公式サイトの設定画面から接続台数を確認できます。詳細が気になる人は、利用しているWi-Fiルーターの公式ページを確認してみてください。

コマンドプロンプトでもIPアドレスの確認は可能

コマンドプロントを使って、Wi-Fiルーターに接続されているIPアドレスを確認することも可能です。

具体的な方法は、Windows8以降のパソコンを利用している人は、Windowsキーを押して「コマンドプロント」と入力します。画面が開くため、ウィンドウにpingコマンドを入力してください。

接続状態によって返答内容が異なり、正常に接続されている場合は、バイト数と時間が表示されます。

Windowsではなく、Macを利用している人は、「terminal」から接続台数を確認することができるため、試してみてください。

Wireless Network Watcherも使える

Windows の人は、Wireless Network Watcherから、Wi-Fiルーターの接続台数を確認することができます。

具体的な確認方法は、まずWebブラウザから、Wireless Network Watcher公式サイトへアクセスしてください。

画面下部の「Download Wireless Network Watcher with full install」をクリックすると、ダウンロードが開始します。ダウンロードが完了したら、ファイルをクリックし、画面上のインストラクションに従ってインストールを完了させましょう。

インストール完了後に、Wireless Network Watcherを起動すると、自動的にネットワークスキャンが始まります。画面左上の三角ボタンをクリックすると、ネットワークの再スキャンが始まり、接続デバイス一覧が表示されるため、内容を確認してください。

モバイルWi-Fiルーターの場合は管理画面をチェック

モバイルWi-Fiルーターを利用している場合は、管理画面に接続台数が表示されます。モバイルWi-Fiルーターのロックを解除して、画面に表示される接続数を確認してください。

注意点は、モバイルWi-Fiルーターのなかには、画面のないタイプがあることです。画面がない場合は、管理画面から接続台数を確認することはできません。

画面がないモバイルWi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコンから接続台数を確認する必要がある点は理解しておきましょう。

Wi-Fiの接続台数に関する注意点

Wi-Fiルーターの接続台数に関する注意点は、接続台数が多くなると、Wi-Fiが切れやすくなることや、中継器を設置しても、接続台数は変わらない点などが挙げられます。

それぞれ詳細を確認していきましょう。

接続台数が多いとWi-Fi接続が切れる場合がある

Wi-Fiルーターへの接続台数が多い場合、各端末の通信速度が遅くなったり、Wi-Fi接続が切れたりするため、注意が必要です。

一般的には、1、2台の端末をWi-Fiルーターに接続する場合は、通信速度に影響はないとされています。Wi-Fi接続に問題が生じるのは、接続台数の上限に近い数の端末をWi-Fiルーターに接続する場合です。

Wi-Fiルーターの接続台数が上限に近づくと、通信速度が半分程度まで落ちたり、通信の切断が頻繁に起こりやすくなったりします。

快適な速度でインターネットを利用したい人は、Wi-Fiルーターの接続台数が多くなりすぎないように注意しましょう。

Wi-Fiの中継機を設置しても接続台数は変わらない

Wi-Fiルーターは、中継機を設置しても接続台数を増やすことはできません。

中継器は、Wi-Fiが届かない場所と、Wi-Fiルーターの中間に設置することでWi-Fiのカバー範囲を広げることが目的のデバイスです。中継機からは電波を発することができません。

同時接続台数を増やしたい場合は、Wi-Fiルーターの数自体を増やしたり、現状よりも最大接続台数が多いWi-Fiルーターに買い換えたりする必要があると理解しておきましょう。

ルーターを増設すると周辺機器を購入する手間が増えてしまう

Wi-Fiルーターの最大接続台数を増やすために、Wi-Fiルーターを増設しようとすれば、余計な手間がかかってしまいます。

Wi-Fiルーターを増設する際には、新たに周辺機器を購入しなければいけません。具体的には、有線LANポートを増設するためのスイッチングHUBなどが必要です。

また、Wi-Fiルーターを増設しても、電波干渉によって回線が不安定になり、回線速度に影響が出てしまう可能性も考えられます。余計な手間を省きたい人は、Wi-Fiルーターの増設は控えましょう。

Wi-Fiルーターの最大接続台数を増やしたい場合は、最大接続台数の上限が今よりも多い Wi-Fiルーターへ買い換えるのがおすすめです。

My bestでは、おすすめのWi-Fiルーターをランキング形式で紹介しています。同時接続台数だけでなく、通信速度や機能性など、さまざまな点から比較を行っているため、おすすめの Wi-Fiルーターが気になる人は以下リンクより、ぜひ内容を確認してみてください。

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