OSK カームカラー ランチボックス650mLをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

検証で使用した650mLは、大人が食事をするのに適した一般的な大きさです。サイズは幅18.7×奥行11.9×高さ7.2cmと横幅があり、付属の仕切りを使ってご飯とおかずのスペースを簡単に調節できます。

深さがあるのも利点。底が浅くて盛りつけにくいものと比べ、アルミカップや大きなおかずもゆとりをもって入れられました。

フタは、中身を押しつぶさないドーム型。ご飯のうえにおかずをのせたり、おにぎりを立てて入れたりしても見た目の美しさが損なわれません。実際に大ぶりのから揚げを入れてみると、すっぽり収まりました。

素材は、弁当箱によく使われている樹脂製。同じくらいの容量の商品には200gを超えるものが少なくないなか、こちらは190gと比較的軽めです。中身を詰めても重さを感じにくく、持ち運びやすいですよ。

なお、電子レンジに対応しているのは本体のみ。フタをしたまま加熱すると中の空気が膨張し、フタが開きにくくなる可能性があるので注意してください。

比較したなかには弁当箱を揺らすとフタが開くものもあったなか、密閉性は非常に優秀。フタを4点ロックで閉められ、ゴムパッキンが隙間をしっかり埋めます。

色水が入った弁当箱を振動マシンで1分間揺らしてもまったく漏れず、持ち上げたまま傾けても問題ありませんでした。汁気のあるおかずを入れても、漏れ出る心配は少ないでしょう。

軽くこすり洗いするだけでカレーの色は落とせたものの、においが気になりました。しっかり洗っても、ほんのり残っています。

検証では、同じ樹脂製の弁当箱が色・においが残りやすい傾向に。ソースやケチャップを使った料理など、においが強いものを入れたときは丁寧に二度洗いしてください。

洗う際、フタ裏のゴムパッキンは切り欠きから簡単に外せます。本体が丸みのある形で内部も広いため、スポンジで一気にこすれました。底の四隅に汚れが溜まりやすいものと比較すると、後片づけも楽ちんです。

食洗器・乾燥機に入れられるもうれしいポイント。毎日弁当を作る人も手間なく手入れできるでしょう。