




シンプルかつスタイリッシュなデザインが目をひく、NIKSA 手挽きコーヒーミル。キッチンだけでなくアウトドアシーンでも気軽にコーヒーが楽しめると評判です。しかしインターネット上には「きれいに掃除できない」「長時間挽くと疲れる」など気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、NIKSA 手挽きコーヒーミルを含む手動式コーヒーミル全13商品を実際に使ってみて、粒度の均等性・微粉の少なさ・おいしさ・挽き分けの正確さ・挽きやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
| 最大容量 | 20g |
|---|---|
| 刃の素材 | ステンレス |
| 挽けた豆の割合(15g) | 91.3% |
| 挽ける時間(15g) | 平均36.7秒 |
| 挽き目の調節方法 | 段階式 |
NIKSA 手挽きコーヒーミルは、粒の均等性にこだわる人におすすめです。比較したほかの商品のなかには、中挽きになったのが8割以下だったものもあったのに対し、このコーヒーミルは9割近くの粒がそろいました。
粗挽きと中挽きの差があまりなかったものの、問題なく粒度を挽き分けられるのもよい点。目盛りがわかりやすいので、ぜひさまざまな挽き目を試してみてください。ハンドルが回しやすく、引っかかるような感覚はありません。本体がザラッとしており、滑りにくさに配慮されているのもうかがえます。
淹れたコーヒーは酸味と甘みのバランスがよく、チェリーのような香りが感じられました。口当たりがまろやかで、後味にはビターチョコのような風味も楽しめます。水洗いには対応していませんが、パーツがすべて分解できるうえにブラシも付属しているため、手入れのしやすさも問題ないでしょう。
唯一気になるところは、微粉の量が多いこと。比較した商品のなかで、微粉が少なかったものより倍以上の量が出てしまいました。しかしそれ以外に大きな欠点はないので、ぜひ検討してみてくださいね。
アウトドア用品をメインに手がけている、NIKSA。今回は数ある商品のなかから、持ち運びやすいサイズ感でキャンプなどにも役立つコーヒーミルをご紹介します。
直径5cm・高さ17cm、ハンドルをつけたときの幅は15.5cmです。最大容量は20gで、一度に1〜2杯分の豆が挽けます。
刃はステンレス製で、耐久性に配慮されているのもよい点。
金属部品の噛み合わせにこだわっているため、軸がブレにくく安定感があり、粒が均一にそろいやすいと謳われています。
挽き目は24段階で調節できるので、好みの粒度を見つけてみましょう。時計回りに回すと細挽きに、反時計回りに回すと粗挽きになります。
マイベストでは「粒度がほとんど均一になっている」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を、粒度が均等にならなかった粉の量が1g以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「手に負担がかかりにくく、短時間で豆を挽ききれる」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を45秒以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「刃も粉受けも細かく分解ができ、すべてのパーツを水洗いできる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「アウトドアでもストレスなく持ち運べる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「2人分の豆を一度に挽けて、粒度の調節がしやすく、使用中に手がすべりにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
まずは、粒度の均等性の検証です。
以下の方法で、どれくらい粒がそろっているかをチェックしました。
豆10gを挽くと8.85gが中挽きになりました。
比較したほかの商品のなかには、中挽きになったのが7.88gだけのものもあったので、粒のそろい具合は十分といえます。
続いて、微粉の少なさの検証です。
検証①で取り除いた微粉の量を確かめ、少ないものほど高評価としました。
豆10gから出た微粉の量は0.46g。比較したほかの商品のなかには、微粉が0.2g程度に抑えられていたものもあったのに対し、倍以上の量が出てしまいました。
次に、おいしさの検証です。
中挽きにした豆10gでコーヒーを淹れ、バリスタの小池美枝子さんに飲んでもらいました。
鼻を近づけると、チェリーのような香りが感じられます。少し引っかかるような雑味があったものの、酸味と甘みのバランスが取れていました。バリスタの小池さんは、「口当たりがまろやかなのがよい」と評価しています。
後味にはビターチョコのような風味が残り、おいしく楽しめました。
続いて、挽き分けの正確さの検証です。
粗挽き・中挽き・細挽きの3パターンで豆を挽き、粒度に差が出ているかを目視でチェックしました。なお挽き目の調節は、メーカー推奨の目盛りに合わせています。目盛りがない場合は、専門家の小池さんに確認してもらいながら調節しました。
粗挽きと中挽きの差があまりないものの、挽き分けの正確さはおおむね問題ありません。
わかりやすい目盛りがついているので、気分や飲み方にあわせてさまざまな粒度を試してみましょう。
次に、挽きやすさの検証です。
普段からコーヒーミルをよく使う5人のモニターに協力してもらい、軽い力で回せるか・回す際に安定感があるかを確かめました。
ハンドルが引っかかる感覚はなく、モニターからは「スムーズに回しやすい」という声があがっています。木製の持ち手が握りやすく、きちんと力が伝わるのもよい点です。
本体には細かな凹凸があるため、「握りやすい」「滑りにくい」と感じた人も多数いました。フタがついており、挽いている途中に豆が飛び散る心配も少ないでしょう。
最後に、手入れのしやすさの検証です。
取扱説明書を見ながら分解し、細かく分解できるか・水洗いや掃き掃除ができるかを確かめました。
すべてのパーツが分解でき、細かな部分の汚れも問題なく落とせそうです。
水洗いできないのは惜しいところですが、ブラシがついているので丁寧に掃き掃除をしてください。
| 最大容量 | 20g |
|---|---|
| 刃の素材 | ステンレス |
| 挽けた豆の割合(15g) | 91.3% |
| 挽ける時間(15g) | 平均36.7秒 |
| 挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
| 幅 | 17.0cm |
|---|---|
| 奥行 | 5.1cm |
| 高さ | 15.5cm |
| 幅(収納時) | 5.1cm |
| 奥行(収納時) | 5.1cm |
| 高さ(収納時) | 15.5cm |
| フタ付き | |
| 水洗いできる箇所 | 一部可能 |
| バンド付き | |
| 本体表面 | ザラザラ |
| レバー形状 | カーブ |
| レバーの長さ | 15cm |
| 取っ手素材 | 天然木 |
| 取っ手形状 | 逆三角形 |
| 付属品 | 取扱説明書 |
| 特徴 |
最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
下村企販 珈琲考具 コーヒーミル クリアボディ セラミックは、微粉の量がわずか0.18gでした。約9割が中挽きになり、粒のそろい具合も優秀です。淹れたコーヒーはフラットな味わいで酸味が弱く、キャラメルやスイートポテトを連想させるような甘さが感じられました。
微粉を抑えたいなら、TIMEMOREタイムモア 栗子C2 コーヒーミル アルミ調節ツマミもおすすめ。10gの豆から出た微粉は0.2gでした。挽き目は36段階で調節でき、自分好みの粒度に近づけやすいのも魅力といえます。
| 最大容量 | 30g |
|---|---|
| 刃の素材 | セラミック |
| 挽けた豆の割合(15g) | 84.6% |
| 挽ける時間(15g) | 平均201.9秒 |
| 挽き目の調節方法 | 段階式 |
| 幅 | 13.5cm |
|---|---|
| 奥行 | 6.0cm |
| 高さ | 17.5cm |
| 幅(収納時) | 5.7cm |
| 奥行(収納時) | 5.7cm |
| 高さ(収納時) | 14.7cm |
| フタ付き | |
| 水洗いできる箇所 | 一部可能 |
| バンド付き | |
| 本体表面 | ツルツル |
| レバー形状 | 直線 |
| レバーの長さ | 11.5cm |
| 取っ手素材 | ポリプロピレン |
| 取っ手形状 | きのこ形 |
| 付属品 | 取扱説明書 |
| 特徴 | コンパクト |
下村企販 珈琲考具 コーヒーミル クリアボディ セラミックをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
| タイプ | 手動 |
|---|---|
| 幅 | 5.2cm |
| 奥行 | 不明 |
| 高さ | 14.7cm |
| 幅(収納時) | 不明 |
| 奥行(収納時) | 不明 |
| 高さ(収納時) | 不明 |
| 本体重量 | 0.43kg |
| 最大容量 | 20g |
| 刃の素材 | ステンレス |
| 挽けた豆の割合(15g) | 不明 |
| 挽ける時間(15g) | 不明 |
| 使用タイプ | 持ち運びタイプ |
| ミル刃のタイプ | 臼式 |
| フタ付き | |
| 挽き目調節機能 | 不明 |
| 挽き目の調節方法 | 不明 |
| 対応している挽き目 | 不明 |
| ミルの刃の取り外し | 不明 |
| ホッパーの取り外し可能 | 不明 |
| 粉受けの取り外し可能 | |
| 水洗いできる箇所 | 不明 |
| ミルの刃の水洗い可能 | 不明 |
| バンド付き | |
| 本体表面 | ザラザラ |
| レバー形状 | カーブ(下向き) |
| レバーの長さ | 15.9cm |
| 取っ手素材 | 樹脂 |
| 取っ手形状 | 逆三角形 |
| 付属品 | ブラシ、収納袋、取扱説明書・保証書 |
| 稼動音 | 不明 |
| 消費電力 | 不明 |
| 電源コードの長さ | 不明 |
| 給電方法 | 不明 |
| 定格時間 | 不明 |
| 特徴 | コンパクト |
タイムモア 栗子C2 コーヒーミル アルミ調節ツマミをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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