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ニトリ コーヒーミル SC-0202をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

レトロなデザインでインテリアとしても飾れる手動式コーヒーミル、ニトリ コーヒーミル SC-0202。インターネット上では高評価の口コミが多い一方、「挽いているときに豆が飛び出す」「挽いているうちに豆の粗さが変わる」という気になる評判も存在し、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか


そこで今回は、ニトリ コーヒーミル SC-0202を含む手動式コーヒーミル全16商品を実際に使って、粒度の均等性・微粉の少なさ・おいしさ・挽き分けの正確さ・挽きやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
相野谷大輔
ガイド
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2023年09月までの情報です

目次

はじめに結論!レトロなデザインと、挽き分けの正確さが魅力。手入れや操作がしにくいのはネック

ニトリ
コーヒーミル SC-02028966493

1,290円

コーヒーミル SC-0202

ニトリ コーヒーミル SC-0202は、インテリアとしても楽しめるデザインと手頃な価格が魅力です。比較した商品の半数以上は金属製のスタイリッシュな持ち運びタイプだったなか、本品はレトロな雰囲気が目を惹く卓上タイプ。価格も税込1,290円(※執筆時点・公式サイト参照)と比較したなかでは安く、手に取りやすいですよ。


挽き分けの正確さでも高評価を獲得。粗挽き・中挽き・細挽きで挽いた豆を目視すると、ほぼ均一に挽き分けられていました。口コミどおりふぞろいな部分もありましたが、そこまで気にならない程度。比較したほかの商品には差がつかないものがあったのに対し、好みに合わせて挽き目を変えられます。


豆10gを中挽きにすると約8割が同じ大きさで、粒度の均等性も良好。えぐみの原因となる微粉も0.25gと少なめでした。しかし、挽いた豆で淹れたコーヒーをバリスタの小池美枝子さんに試飲してもらうと、香り・甘み・酸味のどれも物足りない結果に。香りや深みのある味わいが好きな人には不向きでしょう。


挽きやすさも評価は伸びませんでした。実際に使った5人のモニターからは、「取っ手が細くて握りにくい」という声が多数。レバーも9cmと短く、回す際の安定感に欠けています。回すには力が必要なうえ、引っかかる感じも気になりました。口コミ同様、挽き終わりに豆が飛び散るのも惜しい点です。


分解できる部分はレバーと受け皿部分のみ。比較した商品の6割はすべてのパーツが分解できたなか、刃は取り外せず水洗いもできません。ブラシで掃除する必要があるため、手入れには少し手間がかかります。ブラシはついていないので別に準備しておきましょう。


総合的に見ると、粒度の均等性や微粉の量は問題なく、デザインもおしゃれなアイテムです。とはいえ、挽きやすさや手入れのしやすさはいま一歩。毎日サクッと手軽に豆を挽きたいなら、ほかの商品もチェックしてみてください。

ニトリ コーヒーミル SC-0202とは

そもそも手動式コーヒーミルとは、自分でレバーを回してコーヒー豆を挽くアイテム。豆を挽く感覚と挽きたての香りを楽しめるのが魅力です。持ち運びできるので、アウトドアシーンでも挽きたてのコーヒーを淹れられますよ。


今回ご紹介するニトリ コーヒーミル SC-0202は、木製のレトロなデザインでインテリアとしても活躍する商品です。卓上タイプで、挽き目は粗挽き・中挽き・細挽きに調節可能。サイズは幅16×奥行10×高さ17cmあり、本体重量は約500gです。


販売元のニトリは、家具やインテリア用品をはじめとする日用品を扱う会社。「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」というロマンを、社員一人ひとりが企業行動の原点として共有しています。

実際に使ってみてわかったニトリ コーヒーミル SC-0202の本当の実力!

今回はニトリ コーヒーミル SC-0202を含む、手動式コーヒーミル全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 粒度の均等性・微粉の少なさ
  2. おいしさ
  3. 挽き分けの正確さ
  4. 挽きやすさ
  5. 手入れのしやすさ

粒度の均等性は高め。微粉も少ない

粒度の均等性は高め。微粉も少ない

最初に、粒度の均等性・微粉の少なさの検証です。


中挽きで挽いた豆を微粉測定機にかけたあと、茶こしで振るい残った中挽きの豆の量をチェック。また、取り除いた微粉の量も計量しました。

約8割が中挽きに。セラミック刃にしては健闘

約8割が中挽きに。セラミック刃にしては健闘

検証の結果、10gあった豆のうち7.88gが中挽きになり高評価を獲得。比較した結果、本商品のようなセラミック刃のものは金属刃よりも粒度がそろいにくい傾向があったものの、おおむね良好な仕上がりでした。


ただ、9割以上が中挽きになったステンレス刃の商品に比べると、物足りなさは否めません。豆を均等に挽きたいなら、刃の材質にも注目するとよいでしょう。

えぐみや渋みの原因になる微粉は少なめ

えぐみや渋みの原因になる微粉は少なめ

微粉を量ったところ、0.25gとこちらも良好な結果です。比較した全商品の平均0.29g(※執筆時点)よりも少ない量でした。


比較したほかの商品には微粉の量が約0.6gのものもあったなか、コーヒーのえぐみや渋みの原因である微粉が少ないのはうれしいポイントです

コーヒーのおいしさは低評価に。全体的に物足りなさを感じた

コーヒーのおいしさは低評価に。全体的に物足りなさを感じた

次に、おいしさの検証です。中挽きにした豆10gでコーヒーを淹れ、バリスタの小池美枝子さんに味を評価していただきました。


すると、香り・甘み・酸味など全体的に物足りない結果に。ビターな味わいでほのかにフルーティではあるものの、酸味が弱くてやや渋みがあり、後味には苦味が残りました


比較したなかでは香りや味わいのバランスが取れていた商品が高評価でしたが、こちらは香りや深みを楽しみたい人には不向きでしょう。

挽きやすさもよいとはいえない。取っ手が握りにくく安定感に欠ける

挽きやすさもよいとはいえない。取っ手が握りにくく安定感に欠ける

次に、挽きやすさの検証です。


実際にモニター5名が使用し、軽い力で回せるか・回す際に安定感はあるかをチェックしました。

本体に丸みがなく、手にフィットしにくい

本体に丸みがなく、手にフィットしにくい

卓上タイプで約500gとどっしりしているものの、「安定感がある」と答えたのは実際に試したモニター5名中1名のみ。「取っ手が細くて握りにくい」という声が多くあがりました。木製の円筒形の取っ手で逆三角形のものに比べて掴みづらく、手が痛くなったり疲れたりしやすいでしょう。


レバーの形状は比較した多くの商品同様ややカーブしています。比較した結果、レバーの長さが11~14cmのものは回しやすい傾向がありましたが、9cmとやや短いため少し回しづらく感じました


比較したなかには表面がザラザラで手にしっかりフィットする商品もあったなか、「丸みがないので持ちづらい」という感想も出ています。滑り止め用のゴム製バンドもついていませんでした。


<安定感があるかについてのモニターコメント>

  1. 「押さえる場所に悩む。回していると振動で引いた豆を受けるボックスが動く」
  2. 「デザイン性のある形で丸みがないので持ちにくい」
  3. 「絶妙なサイズで持ちにくい」
  4. 「本体が比較的軽いため、安定感は少し物足りない印象」
  5. 「サイズ的に手に収まり握りやすい」
コメントは一部抜粋

つっかかりがあり挽きにくい。レバーを回すには力が必要

つっかかりがあり挽きにくい。レバーを回すには力が必要
挽きやすさの評価もいまひとつで、満足したモニターはいませんでした。比較したなかには軽く力を入れただけでスムーズに回る商品もありましたが、「引っかかりを感じるため力が必要」というコメントが多く出ています。

フタがなく豆がミルに吸い込まれていく様子を楽しめるのはよいものの、口コミ同様に挽き終わりが近づくと豆が飛び散るのは惜しいところ。引き出し状の粉受けから粉が落ちやすい点も気になりました。


<挽きやすさについてのモニターコメント>

  1. 「つっかえるのでスムーズに回せない」
  2. 「回すのに多少力が必要。どちらかというとなめらかだが、やや回しづらい」
  3. 「かなり力がいる。均等な力加減で豆が挽けない」
  4. 「時々回りにくいが、ガリガリと回る通常のミルといった印象」
  5. 「豆を挽く際にひっかかりを感じ、力を入れないと挽けない」
コメントは一部抜粋

正確に挽き分けできる。3パターンそれぞれに差をつけられた

正確に挽き分けできる。3パターンそれぞれに差をつけられた

次に、挽き分けの正確さの検証です。粗挽き・中挽き・細挽きで豆を挽き、目視で粒度に差があるかチェックしました。


その結果、正確さはおおむね問題なく高評価を獲得。比較したほかの商品には粒度に差があまりなかったものもありましたが、こちらは3パターンしっかりと挽き分けられています。好みに合わせて挽き目を変えられますよ。


ただし、口コミでも見られたようにそれぞれ粒度が均一ではない部分が多々見受けられ、上位商品には及ばない結果となりました。

刃は取り外せず分解できるパーツが少なめ。手入れには時間がかかる

刃は取り外せず分解できるパーツが少なめ。手入れには時間がかかる

最後に、手入れのしやすさの検証です。分解できるパーツ・水洗いや掃き掃除ができるパーツが多いものを高評価としました。


その結果、分解できるのはレバーと受け皿部分のみ。刃は取り外せず緩めることしかできません。比較した商品の約6割はすべてのパーツが取り外せたため、評価は伸び悩みました。


水洗いもできずブラシで掃除する必要があり、手入れには時間がかかります。掃除用のブラシは付属していないので、別に用意しましょう。

ニトリ コーヒーミル SC-0202はどこで買える?

ニトリ コーヒーミル SC-0202はどこで買える?
出典:nitori-net.jp

ニトリ コーヒーミル SC-0202は、ニトリネットにて購入可能。1回の注文で税込11,000円以上購入、または店舗受け取りで送料無料になります。


ニトリ実店舗でも購入できるので、実物を見てから購入したい人は近くの店舗に足を運んでみてください。公式サイトにて店舗在庫を確認できますよ。


そのほか、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売が確認できました。

挽きやすさ・手入れ面を重視するなら、こちらがおすすめ

最後に、粒度が均一に挽けるより使いやすい商品をご紹介します。


下村企販 珈琲考具のコーヒーミル クリアボディ セラミックは、挽き分けが正確で好みの粗さに仕上がる商品。中挽きのコーヒーは甘みを感じるおいしい味わいでした。ハンドルは軽い力でスムーズに回せるため、コーヒーミル初心者にもおすすめ。すべてのパーツが分解でき、手入れも簡単ですよ。


清潔さをキープしたい人には、HARIOのコーヒーミル・セラミックスリムがぴったり。すべてのパーツは外して水洗いでき、手入れのしやすさは比較したなかでもトップクラスでした。本体中央がくびれており、持ちやすく挽くときも安定感があります。まろやかな口当たりのコーヒーが淹れられますよ。

下村企販
珈琲考具コーヒーミル クリアボディ セラミック

おすすめスコア
4.04
粒度の均一さ
3.90
挽く時間の短さ
3.66
手入れのしやすさ
4.50
持ち運びやすさ
4.50
使いやすさ
5.00
コーヒーミル クリアボディ セラミック 1
コーヒーミル クリアボディ セラミック 2
コーヒーミル クリアボディ セラミック 3
コーヒーミル クリアボディ セラミック 4
コーヒーミル クリアボディ セラミック 5
コーヒーミル クリアボディ セラミック 6
コーヒーミル クリアボディ セラミック 7
コーヒーミル クリアボディ セラミック 8
コーヒーミル クリアボディ セラミック 9
コーヒーミル クリアボディ セラミック 10
最安価格
3,850円
やや低価格
最安価格
3,850円
やや低価格
最大容量30g
刃の素材セラミック
挽けた豆の割合(15g)84.6%
挽ける時間(15g)平均201.9秒
挽き目の調節方法段階式
本体重量
254.1g
使用タイプ
持ち運びタイプ
13.5cm
奥行6.0cm
高さ17.5cm
幅(収納時)5.7cm
奥行(収納時)5.7cm
高さ(収納時)14.7cm
フタ付き
水洗いできる箇所一部可能
バンド付き
本体表面ツルツル
レバー形状直線
レバーの長さ11.5cm
取っ手素材ポリプロピレン
取っ手形状きのこ形
付属品取扱説明書
特徴コンパクト
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コーヒーミル クリアボディ セラミック

下村企販 珈琲考具 コーヒーミル クリアボディ セラミックをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

HARIO
コーヒーミル・セラミックスリムMSS-1TB

おすすめスコア
4.33
粒度の均一さ
4.20
挽く時間の短さ
4.28
手入れのしやすさ
4.50
持ち運びやすさ
4.50
使いやすさ
4.50
最安価格
1,800円
低価格
最安価格
1,800円
低価格
最大容量24g
刃の素材セラミック
挽けた豆の割合(15g)87.3%
挽ける時間(15g)平均87.1秒
挽き目の調節方法段階式
本体重量
243.3g
使用タイプ
持ち運びタイプ
15.0cm
奥行7.2cm
高さ22.0cm
幅(収納時)6.0cm
奥行(収納時)6.0cm
高さ(収納時)16.6cm
フタ付き
水洗いできる箇所全部可能
バンド付き
本体表面ツルツル
レバー形状カーブ
レバーの長さ12.5cm
取っ手素材ポリプロピレン
取っ手形状きのこ形
付属品取扱説明書
特徴コンパクト
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コーヒーミル・セラミックスリム

HARIO コーヒーミル・セラミックスリムをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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