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カリタ ドームミルをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

レトロかつ重厚感のあるデザインが目を惹く手動式コーヒーミル、カリタ ドームミル。インターネット上では「挽き方の調整ができて楽しい」と評判ですが、「粒の大きさが均等ではない」「手入れが大変」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


そこで今回は、カリタ ドームミルを含む手動式コーヒーミル全16商品を実際に使って、粒度の均等性・微粉の少なさ・おいしさ・挽き分けの正確さ・挽きやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!

2024年11月29日更新
相野谷大輔
ガイド
バリスタ・焙煎士/マイベスト キッチン・食品担当
相野谷大輔

製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2023年07月までの情報です

目次

はじめに結論!雑味の少ないコーヒーを楽しめる、レトロな1台。ゴリゴリした挽きごたえも魅力

カリタ
ドームミル42033

4,164円

ドームミル
タイムセール

カリタ ドームミルは、家でもえぐみの少ないコーヒーを淹れたい人におすすめです。実際にコーヒー豆を挽いて雑味の原因となる微粉の量を計ってみると、10gの豆に対して0.19とわずかに出たのみ。比較した商品全体の平均値0.29g(※執筆時点)より少なく、クリアな味わいが期待できます。


「粒の大きさが均等ではない」との口コミに反し、挽いた豆の粗さも均一です。中挽きにしたところ、全体の約90%が正確に挽けました。挽き分けの正確さも高評価で、粗挽き・細挽きに設定してもしっかり挽き分け。飲み方によって粗さを変えたいコーヒー上級者でも満足できるでしょう。


挽いたコーヒーのおいしさについては、実際に飲んだバリスタの小池美枝子さんは「香ばしくスパイシーな味わい」とコメント。後引く甘さと一緒に、かすかに渋みもありました。ただ「ざらついた口当たり」との意見もあり、まろやかだった上位商品には及ばない結果です。


挽きやすさも優秀で、コーヒーミルを使い慣れているモニターからは「最初に引っかかるが、途中からスムーズに回せる」「ゴリゴリと挽きごたえがある」と好評。重厚感あるデザインに加えて底面の滑り止めが安定感を発揮し、卓上でもズレることなく使えました。


一方で、刃の取り外しや水洗いができない点はデメリット。比較したなかにはすべてのパーツが分解できるものがあったことを思うと、口コミどおり手入れのしにくさが気になります。掃除の手間を省きたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。

カリタ ドームミルとは?

カリタ ドームミルとは?

そもそも手動式コーヒーミルとは、いちからコーヒーを丁寧に淹れる充実感が味わえるところが魅力。ゴリゴリという音やコーヒー豆の香りを堪能できますよ。


今回はコーヒー機器の総合メーカーとして知名度の高い、カリタのドームミルをご紹介。ドリップポットからマグカップまで、コーヒータイムを豊かにするアイテムを扱うメーカーならではの趣向が凝らされています。

挽き目の調整機能つき。アンティーク調のデザインも魅力

挽き目の調整機能つき。アンティーク調のデザインも魅力
出典:amazon.co.jp

本体サイズは180×115×180mmで、重量は870g。コーヒー豆を入れるホッパー部分の最大容量は25gあり、粉受けの最大容量は30gです。


好みに合わせて、豆の挽き方を調整できるのもうれしいポイント。使い方もコーヒー豆を入れてハンドルを回すだけと簡単です。アンティークなデザインがインテリアとして映えるので、眺めているだけでも楽しくなるでしょう。

実際に使ってみてわかったカリタ ドームミルの本当の実力!

今回はカリタ ドームミルを含む手動式コーヒーミル全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 粒度の均等性・微粉の少なさ
  2. おいしさ
  3. 挽きやすさ
  4. 挽き分けの正確さ
  5. 手入れのしやすさ

仕上がりは均一。粒度のバラつき・微粉ともに少ない

仕上がりは均一。粒度のバラつき・微粉ともに少ない

まずは、粒度の均等性・微粉の少なさの検証です。


各商品を使用して、コーヒー豆を中挽きします。挽いた豆10gを微粉測定器にかけ、微粉を除去した豆を茶こしでふるいました。最終的に残った中挽き豆の量をはかり、10gのうち何パーセントが中挽きにできたか算出。同時に微粉の量もはかり、少ないものほど高評価としました。

切れ味のよい金属刃。一度に2~3人分の豆を挽ける

切れ味のよい金属刃。一度に2~3人分の豆を挽ける

中挽きにできたのは8.92gと、コーヒー豆10gに対して約90%の量が挽けました。「粒の大きさが均等ではない」との口コミは払拭し、粒度は均一といえます。


刃が金属製であるところも注目したいポイントです。セラミック製の刃に比べて切れ味がよい傾向があり、比較したなかでも金属製のものほど優れた切れ味を発揮しました。


加えて、一度にたくさんのコーヒー豆を挽ける卓上タイプなのも魅力です。持ち運びタイプよりも容量が多く、本商品なら2~3人分の豆を挽けますよ。複数人でゆったりコーヒーを楽しむシーンにも重宝するでしょう。

微粉が少なく、雑味の少ないコーヒーが淹れられそう

微粉が少なく、雑味の少ないコーヒーが淹れられそう

微粉の量は0.19gと少なく高評価を獲得。比較した商品全体の平均である0.29g(※執筆時点)を大きく下回りました。


微粉はえぐみや渋みの原因になるため、できるだけ出ない商品を選びたいところ。本品は微粉が少ないので、コーヒーの雑味も比較的抑えられますよ。

スパイシーな風味を楽しめるが、専門家はざらつきを指摘

スパイシーな風味を楽しめるが、専門家はざらつきを指摘

次はおいしさの検証です。バリスタの小池美枝子さんに、各商品で中挽きにしたコーヒーの味を評価してもらいました。


その結果、小池さんは「香ばしくスパイシーで、フルーティな酸味もある」とコメント。余韻には、甘さと少しの渋みも感じました。


一方で、「口当たりが少しざらつく」との指摘もあがっています。比較したなかには口当たりがすっきりまろやかだったものがあったため、高評価には至りませんでした。

どっしり安定感があり挽きやすい。ハンドルもスムーズに回る

どっしり安定感があり挽きやすい。ハンドルもスムーズに回る

続いて、挽きやすさの検証です。


コーヒーミルを使い慣れている5人のモニターに各商品を使ってもらい、軽い力で回せるか・回すときに安定感があるかをチェックしました。

底面の滑り止めが便利。きのこ形の取っ手も握りやすい

底面の滑り止めが便利。きのこ形の取っ手も握りやすい

実際に使用したモニター5名のうち3名が「安定感がある」とコメント。810gと重量感があるうえ底に滑り止めがついていて、卓上でズレにくいと感じました。


モニターからは「取っ手が持ちやすい」との声も。比較した商品のなかでは取っ手が逆三角形だと扱いやすく感じましたが、きのこ形の本商品も負けていません。中央がくびれた形状も好評でした。


また、ドーム型の形状により挽いているときに豆が飛び出さないところも好印象。しっかりフタが固定されているので、飛び散るストレスを感じずに挽けるでしょう。


<安定感についてのモニターコメント>

  1. 「本体を押さえやすく、安定感がある」
  2. 「取っ手が手によくなじむ」
  3. 「取っ手が木製で、くぼみもあり握りやすい」
  4. 「底面に滑り止めがあり、回しやすい」
コメントは一部抜粋

回しやすさは良好。軽くスピーディに豆が挽けた

回しやすさは良好。軽くスピーディに豆が挽けた

挽きはじめはやや引っ掛かかるものの、そのあとはスムーズ。「ハンドルを軽い力で回せる」とモニターから好評です。「スピーディにくるくる回る」という声もあり、5人中4人が挽きやすいと感じました。


一部「ほかのミルより音が大きい」と感じた人がいたものの、ゴリゴリと挽きごたえがあるのはメリットともいえます。


本体のレバーはややカーブしており、比較したなかでも回しやすい傾向があった12cm。加えて、切れ味のよさが強みの金属刃なので、なめらかな感触を楽しめるでしょう。


<挽きやすさについてのモニターコメント>

  1. 「スルスル回せて疲れにくい」
  2. 「両手を使って挽くのに労力を感じそう」
コメントは一部抜粋

しっかり挽き分けができ、さまざまな淹れ方にも対応できる

しっかり挽き分けができ、さまざまな淹れ方にも対応できる

次は、挽き分けの正確さの検証です。粗挽き・中挽き・細挽きの3パターンで豆を挽き、目視で確認。それぞれ粒の大きさに差があるかをチェックしました。なお、挽き目調節はメーカー推奨の目盛に合わせています。


検証の結果、3パターンともしっかり挽き分けができ優秀な評価を獲得。比較したなかには粗すぎたり細かすぎたりするものがあったのに対し、挽き目調整機能の精度が高いといえます。


エスプレッソや水出しコーヒーなら細挽き・コーヒーメーカーやサイフォンで淹れるなら中挽きなど、さまざまな淹れ方を楽しみたい人におすすめですよ。

手入れのしやすさはいまひとつ。分解はほとんどできない

手入れのしやすさはいまひとつ。分解はほとんどできない

最後は、手入れのしやすさを検証。各商品を実際に分解し、細かく分解できるパーツ・水洗いや掃き掃除可能なパーツが多いものほど高評価としました。


比較した商品の約6割近くがすべてのパーツを取り外せたなか、本品は片方の刃のみ取り外し可能。分解できるパーツが少ないうえに、木製の粉受け・金属製の刃は水洗いできません。箱の中の暗さも相まって、「手入れが大変」との口コミどおりといえます。


粉が本体に残らないよう、ブラシで丁寧に掃除しましょう。なお、ブラシは付属しないので別途用意してくださいね。

カリタ ドームミルの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    4,122円

    (最安)

    販売価格:4,164円

    ポイント:42円相当

    送料無料

  2. 2

    4,164円

    (+42円)

    販売価格:4,580円

    ポイント:416円相当

    送料無料

  3. 3

    4,242円

    (+120円)

    販売価格:4,280円

    ポイント:38円相当

    送料無料

  4. 4

    4,410円

    (+288円)

    販売価格:4,450円

    ポイント:40円相当

    送料無料

  5. 5

    4,430円

    (+308円)

    販売価格:4,470円

    ポイント:40円相当

    送料別

カリタ ドームミルの売っている場所は?

カリタ ドームミルの売っている場所は?
出典:amazon.co.jp

カリタ ドームミルは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能。税込価格は5,280円(執筆時点・公式サイト参照)です。


また、一度にたくさんの豆を挽きたいならカリタ クラシックミルがおすすめ。1人でじっくり楽しみたいならカリタ ミニミルもよいでしょう。クラシックミルはクラシカルなデザインがインテリアによく映え、ミニミルはこじんまりとしたサイズ感がかわいらしい商品ですよ。

手入れがしやすい商品はこちら

最後に、手軽に掃除できたほかの商品をご紹介します。


珈琲考具コーヒーミルは、終始スムーズかつ均等な粒度で豆を挽ける商品。挽いた豆で淹れたコーヒーを飲むと、スイーツのような甘さを味わえました。すべてのパーツが分解できるうえに一部水洗いも可能。扱いやすいので、はじめてコーヒーミルを購入する人にもおすすめできます。


BALMUDACoffee Millも、粒度の均等性に優れる一品。ステンレス製の刃は水洗い不可ですが、専用の掃除ブラシが使いやすく手入れの手間はさほどかかりません。なめらかに豆を挽けるうえ、挽き目を22段階で調整できる点もメリット。コーヒーにこだわる上級者にも検討してほしい商品です。

下村企販
珈琲考具コーヒーミル クリアボディ セラミック

おすすめスコア
4.04
粒度の均一さ
3.90
挽く時間の短さ
3.66
手入れのしやすさ
4.50
持ち運びやすさ
4.50
使いやすさ
5.00
コーヒーミル クリアボディ セラミック 1
コーヒーミル クリアボディ セラミック 2
コーヒーミル クリアボディ セラミック 3
コーヒーミル クリアボディ セラミック 4
コーヒーミル クリアボディ セラミック 5
コーヒーミル クリアボディ セラミック 6
コーヒーミル クリアボディ セラミック 7
コーヒーミル クリアボディ セラミック 8
コーヒーミル クリアボディ セラミック 9
コーヒーミル クリアボディ セラミック 10
最安価格
3,850円
やや低価格
最安価格
3,850円
やや低価格
最大容量30g
刃の素材セラミック
挽けた豆の割合(15g)84.6%
挽ける時間(15g)平均201.9秒
挽き目の調節方法段階式
本体重量
254.1g
使用タイプ
持ち運びタイプ
13.5cm
奥行6.0cm
高さ17.5cm
幅(収納時)5.7cm
奥行(収納時)5.7cm
高さ(収納時)14.7cm
フタ付き
水洗いできる箇所一部可能
バンド付き
本体表面ツルツル
レバー形状直線
レバーの長さ11.5cm
取っ手素材ポリプロピレン
取っ手形状きのこ形
付属品取扱説明書
特徴コンパクト
全部見る
コーヒーミル クリアボディ セラミック

下村企販 珈琲考具 コーヒーミル クリアボディ セラミックをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

バルミューダ
BALMUDACoffee MillK06-H100

参考価格
11,000円
タイプ手動
不明
奥行不明
高さ不明
本体重量0.45kg
最大容量20g
刃の素材ステンレス
使用タイプ持ち運びタイプ
ミル刃のタイプ臼式
フタ付き
対応している挽き目不明
ホッパーの取り外し可能不明
粉受けの取り外し可能不明
水洗いできる箇所不明
バンド付き不明
本体表面ツルツル
レバー形状カーブ
レバーの長さ不明
取っ手素材ステンレス、アルミ二ウム
取っ手形状きのこ形
付属品掃除用ブラシ、取扱説明書
消費電力不明
電源コードの長さ不明
給電方法不明
定格時間不明
特徴不明
全部見る
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