レトロかつ重厚感のあるデザインが目を惹く手動式コーヒーミル、カリタ ドームミル。インターネット上では「挽き方の調整ができて楽しい」と評判ですが、「粒の大きさが均等ではない」「手入れが大変」という口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、カリタ ドームミルを含む手動式コーヒーミル全16商品を実際に使って、粒度の均等性・微粉の少なさ・おいしさ・挽き分けの正確さ・挽きやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
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カリタ ドームミルは、家でもえぐみの少ないコーヒーを淹れたい人におすすめです。実際にコーヒー豆を挽いて雑味の原因となる微粉の量を計ってみると、10gの豆に対して0.19とわずかに出たのみ。比較した商品全体の平均値0.29g(※執筆時点)より少なく、クリアな味わいが期待できます。
「粒の大きさが均等ではない」との口コミに反し、挽いた豆の粗さも均一です。中挽きにしたところ、全体の約90%が正確に挽けました。挽き分けの正確さも高評価で、粗挽き・細挽きに設定してもしっかり挽き分け。飲み方によって粗さを変えたいコーヒー上級者でも満足できるでしょう。
挽いたコーヒーのおいしさについては、実際に飲んだバリスタの小池美枝子さんは「香ばしくスパイシーな味わい」とコメント。後引く甘さと一緒に、かすかに渋みもありました。ただ「ざらついた口当たり」との意見もあり、まろやかだった上位商品には及ばない結果です。
挽きやすさも優秀で、コーヒーミルを使い慣れているモニターからは「最初に引っかかるが、途中からスムーズに回せる」「ゴリゴリと挽きごたえがある」と好評。重厚感あるデザインに加えて底面の滑り止めが安定感を発揮し、卓上でもズレることなく使えました。
一方で、刃の取り外しや水洗いができない点はデメリット。比較したなかにはすべてのパーツが分解できるものがあったことを思うと、口コミどおり手入れのしにくさが気になります。掃除の手間を省きたい人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
そもそも手動式コーヒーミルとは、いちからコーヒーを丁寧に淹れる充実感が味わえるところが魅力。ゴリゴリという音やコーヒー豆の香りを堪能できますよ。
今回はコーヒー機器の総合メーカーとして知名度の高い、カリタのドームミルをご紹介。ドリップポットからマグカップまで、コーヒータイムを豊かにするアイテムを扱うメーカーならではの趣向が凝らされています。
本体サイズは180×115×180mmで、重量は870g。コーヒー豆を入れるホッパー部分の最大容量は25gあり、粉受けの最大容量は30gです。
好みに合わせて、豆の挽き方を調整できるのもうれしいポイント。使い方もコーヒー豆を入れてハンドルを回すだけと簡単です。アンティークなデザインがインテリアとして映えるので、眺めているだけでも楽しくなるでしょう。
今回はカリタ ドームミルを含む手動式コーヒーミル全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、粒度の均等性・微粉の少なさの検証です。
各商品を使用して、コーヒー豆を中挽きします。挽いた豆10gを微粉測定器にかけ、微粉を除去した豆を茶こしでふるいました。最終的に残った中挽き豆の量をはかり、10gのうち何パーセントが中挽きにできたか算出。同時に微粉の量もはかり、少ないものほど高評価としました。
中挽きにできたのは8.92gと、コーヒー豆10gに対して約90%の量が挽けました。「粒の大きさが均等ではない」との口コミは払拭し、粒度は均一といえます。
刃が金属製であるところも注目したいポイントです。セラミック製の刃に比べて切れ味がよい傾向があり、比較したなかでも金属製のものほど優れた切れ味を発揮しました。
加えて、一度にたくさんのコーヒー豆を挽ける卓上タイプなのも魅力です。持ち運びタイプよりも容量が多く、本商品なら2~3人分の豆を挽けますよ。複数人でゆったりコーヒーを楽しむシーンにも重宝するでしょう。
微粉の量は0.19gと少なく高評価を獲得。比較した商品全体の平均である0.29g(※執筆時点)を大きく下回りました。
微粉はえぐみや渋みの原因になるため、できるだけ出ない商品を選びたいところ。本品は微粉が少ないので、コーヒーの雑味も比較的抑えられますよ。
次はおいしさの検証です。バリスタの小池美枝子さんに、各商品で中挽きにしたコーヒーの味を評価してもらいました。
その結果、小池さんは「香ばしくスパイシーで、フルーティな酸味もある」とコメント。余韻には、甘さと少しの渋みも感じました。
一方で、「口当たりが少しざらつく」との指摘もあがっています。比較したなかには口当たりがすっきりまろやかだったものがあったため、高評価には至りませんでした。
続いて、挽きやすさの検証です。
コーヒーミルを使い慣れている5人のモニターに各商品を使ってもらい、軽い力で回せるか・回すときに安定感があるかをチェックしました。
実際に使用したモニター5名のうち3名が「安定感がある」とコメント。810gと重量感があるうえ底に滑り止めがついていて、卓上でズレにくいと感じました。
モニターからは「取っ手が持ちやすい」との声も。比較した商品のなかでは取っ手が逆三角形だと扱いやすく感じましたが、きのこ形の本商品も負けていません。中央がくびれた形状も好評でした。
また、ドーム型の形状により挽いているときに豆が飛び出さないところも好印象。しっかりフタが固定されているので、飛び散るストレスを感じずに挽けるでしょう。
<安定感についてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
挽きはじめはやや引っ掛かかるものの、そのあとはスムーズ。「ハンドルを軽い力で回せる」とモニターから好評です。「スピーディにくるくる回る」という声もあり、5人中4人が挽きやすいと感じました。
一部「ほかのミルより音が大きい」と感じた人がいたものの、ゴリゴリと挽きごたえがあるのはメリットともいえます。
本体のレバーはややカーブしており、比較したなかでも回しやすい傾向があった12cm。加えて、切れ味のよさが強みの金属刃なので、なめらかな感触を楽しめるでしょう。
<挽きやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、挽き分けの正確さの検証です。粗挽き・中挽き・細挽きの3パターンで豆を挽き、目視で確認。それぞれ粒の大きさに差があるかをチェックしました。なお、挽き目調節はメーカー推奨の目盛に合わせています。
検証の結果、3パターンともしっかり挽き分けができ優秀な評価を獲得。比較したなかには粗すぎたり細かすぎたりするものがあったのに対し、挽き目調整機能の精度が高いといえます。
エスプレッソや水出しコーヒーなら細挽き・コーヒーメーカーやサイフォンで淹れるなら中挽きなど、さまざまな淹れ方を楽しみたい人におすすめですよ。
最後は、手入れのしやすさを検証。各商品を実際に分解し、細かく分解できるパーツ・水洗いや掃き掃除可能なパーツが多いものほど高評価としました。
比較した商品の約6割近くがすべてのパーツを取り外せたなか、本品は片方の刃のみ取り外し可能。分解できるパーツが少ないうえに、木製の粉受け・金属製の刃は水洗いできません。箱の中の暗さも相まって、「手入れが大変」との口コミどおりといえます。
粉が本体に残らないよう、ブラシで丁寧に掃除しましょう。なお、ブラシは付属しないので別途用意してくださいね。
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カリタ ドームミルは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能。税込価格は5,280円(執筆時点・公式サイト参照)です。
また、一度にたくさんの豆を挽きたいならカリタ クラシックミルがおすすめ。1人でじっくり楽しみたいならカリタ ミニミルもよいでしょう。クラシックミルはクラシカルなデザインがインテリアによく映え、ミニミルはこじんまりとしたサイズ感がかわいらしい商品ですよ。
最後に、手軽に掃除できたほかの商品をご紹介します。
珈琲考具コーヒーミルは、終始スムーズかつ均等な粒度で豆を挽ける商品。挽いた豆で淹れたコーヒーを飲むと、スイーツのような甘さを味わえました。すべてのパーツが分解できるうえに一部水洗いも可能。扱いやすいので、はじめてコーヒーミルを購入する人にもおすすめできます。
BALMUDACoffee Millも、粒度の均等性に優れる一品。ステンレス製の刃は水洗い不可ですが、専用の掃除ブラシが使いやすく手入れの手間はさほどかかりません。なめらかに豆を挽けるうえ、挽き目を22段階で調整できる点もメリット。コーヒーにこだわる上級者にも検討してほしい商品です。
最大容量 | 30g |
---|---|
刃の素材 | セラミック |
挽けた豆の割合(15g) | 84.6% |
挽ける時間(15g) | 平均201.9秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
幅 | 13.5cm |
---|---|
奥行 | 6.0cm |
高さ | 17.5cm |
幅(収納時) | 5.7cm |
奥行(収納時) | 5.7cm |
高さ(収納時) | 14.7cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | 直線 |
レバーの長さ | 11.5cm |
取っ手素材 | ポリプロピレン |
取っ手形状 | きのこ形 |
付属品 | 取扱説明書 |
特徴 | コンパクト |
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