おいしいコーヒーが仕上がり、バリスタなどの専門家にもファンが多いといわれる、comandante(コマンダンテ) C40 MK3 ニトロブレード コーヒーグラインダー。しかし、インターネット上には口コミや評判が少ないため、本当に使いやすいのかわからず購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、comandante(コマンダンテ) C40 MK3 ニトロブレード コーヒーグラインダーを含む手動式コーヒーミル全13商品を実際に使ってみて、粒度の均等性・微粉の少なさ・おいしさ・挽き分けの正確さ・挽きやすさ・手入れのしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
comandante(コマンダンテ) C40 MK3 ニトロブレード コーヒーグラインダーは、粒のそろい具合にこだわりたい人におすすめです。比較したなかには、8割以下しか粒がそろわなかった商品もあったのに対し、このコーヒーミルは9割の豆が中挽きになりました。
微粉の量がそこそこ少ないうえに、きちんと粒度の挽き分けができるのもよい点。粗挽きと中挽きの差はあまりなかったものの、細挽きがとくにきれいに仕上がりました。ハンドルは引っかかるような感覚はなく、軽い力で回せます。
淹れたコーヒーは味のバランスが取れており、濃い香りが楽しめました。フルーティなワインを連想させるような甘さや、プルーンのような酸味も感じられます。
しかし、やや滑りやすいのは惜しいところです。力を入れて握る必要があり、たくさんの豆を挽くと手が疲れてしまうかもしれません。また、水洗いに対応していないのも気になります。手入れが楽に済むとはいえませんが、コーヒーのおいしさを重視するならぜひ検討してみてくださいね。
世界のバリスタやスペシャリストにも愛好家が多いといわれるブランド、コマンダンテ。
今回ご紹介するのは、スムーズな挽きやすさにこだわって作られたコーヒーミルです。
ニトロブレードと呼ばれる刃を搭載しており、すりつぶすようにして豆を挽きます。
サイズは直径6.1×高さ18.2cm・重さは629gで、持ち運びやすいのもよい点。キッチンだけでなく、アウトドアシーンでも活躍するでしょう。
ホッパーの最大容量は45g。一般的に豆10gでコーヒー1杯が淹れられるため、一度に4〜5杯分が挽けます。
ハンドルの持ち手はカシの木で作られており、グリーンのボディとの対比が美しいのも魅力。
ほかにレッドやブラックなどのカラーもあるので、好みに合わせて選んでみてください。
今回は、comandante(コマンダンテ) C40 MK3 ニトロブレード コーヒーグラインダーを含む手動式コーヒーミル全13商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:粒度の均等性
検証②:微粉の少なさ
検証③:おいしさ
検証④:挽き分けの正確さ
検証⑤:挽きやすさ
検証⑥:手入れのしやすさ
まずは、粒度の均等性の検証です。
以下の方法で、粒のそろい具合をチェックしました。
10gの豆を挽くと、9.05gが中挽きになりました。
今回比較した商品のなかには、中挽きになった豆の量が8g以下のものもあったので、均等性が優れていることがわかります。
続いて、微粉の少なさの検証です。
検証①で取り除いた微粉の量をチェックし、少ないものほど高評価としました。
10gの豆から出た微粉の量は0.25gでした。
ほかの商品のなかには、0.2gを下回ったものもあったため、特別少ないとはいえません。しかし、コーヒーの味を邪魔するほどではないでしょう。
次に、おいしさの検証です。
中挽きにした豆10gでコーヒーを淹れ、バリスタの小池美枝子さんに飲んでもらいました。
淹れたコーヒーは、味のバランスが取れています。鼻を近づけると濃い香りが漂い、口当たりにも重厚感がありました。バリスタの小池さんからは、「フルーティなワインを連想させる甘さ」という声が寄せられています。
プルーンのような酸味も感じられ、後味にはビターな余韻が楽しめました。
続いて、挽き分けの正確さの検証です。
粗挽き・中挽き・細挽きの3パターンで豆を挽き、粒度に差が出ているかをチェックしました。なお挽き目の調節は、メーカー推奨の目盛りに合わせています。目盛りがない場合は、専門家の小池さんに確認してもらいながら調節しました。
しっかりと挽き分けられており、それぞれの粒度にきちんと差が出ています。
とくに細挽きがきれいに仕上がりました。粗挽きと中挽きの差があまりないのは惜しいところですが、十分満足できる結果といえます。
次に、挽きやすさの検証です。
普段からコーヒーミルをよく使うモニター5人に協力してもらい、軽い力で回せるか・回す際に安定感があるかを確かめました。
実際にハンドルを回してみると、引っかかるような感覚はありません。モニターからは「軽い力で回せる」という声が多くあがっています。木製の持ち手が大きく、手にフィットしやすいのもよい点です。
フタがあるため、挽いている途中に豆が飛び出してしまう心配も少ないでしょう。
しかし、やや滑りやすいのは惜しいところ。本体がザラッとしているにもかかわらず、「滑るので力を入れて握る必要がある」という意見が多数寄せられました。
ずっと握っていると疲れてしまう可能性があるため、たくさんの豆を挽くときは休憩しながら使いましょう。
最後に、手入れのしやすさの検証です。
取扱説明書を見ながら分解し、細かく分解できるか・水洗いや掃き掃除ができるかを確かめました。
刃が金属製なので錆びる可能性があり、水洗いには対応していません。下刃は分解できるので、別途ブラシを用意して丁寧に掃き掃除をしましょう。
比較したほかの商品のなかには、すべてのパーツが水洗いできるものもあったため、手入れの楽さを重視したい人には物足りなく感じそうです。
最大容量 | 40g |
---|---|
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 96.2% |
挽ける時間(15g) | 平均55.9秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
良い
気になる
幅 | 6.0cm |
---|---|
奥行 | 6.0cm |
高さ | 18.2cm |
幅(収納時) | 6.0cm |
奥行(収納時) | 6.0cm |
高さ(収納時) | 15.0cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 一部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | カーブ |
レバーの長さ | 14cm |
取っ手素材 | 木 |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | 取扱説明書 |
特徴 |
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最後に、高評価を獲得したほかの商品をご紹介します。
手入れのしやすさで選ぶなら、HARIO コーヒーミル・セラミックスリムがおすすめ。すべてのパーツが分解でき、丸洗いにも対応しています。粒度の均等性も優れており、9割の豆が中挽きになりました。クセのないフラットな味わいで、飲みやすいコーヒーに仕上がるのもよい点です。
TIMEMOREタイムモア 栗子C2 コーヒーミル アルミ調節ツマミは、滑りにくくて安定感がありました。微粉がかなり少なく、粒のそろい具合も十分。挽き目は36段階で調節できるので、好みの粒度を見つけてみてください。
最大容量 | 24g |
---|---|
刃の素材 | セラミック |
挽けた豆の割合(15g) | 87.3% |
挽ける時間(15g) | 平均87.1秒 |
挽き目の調節方法 | 段階式 |
幅 | 15.0cm |
---|---|
奥行 | 7.2cm |
高さ | 22.0cm |
幅(収納時) | 6.0cm |
奥行(収納時) | 6.0cm |
高さ(収納時) | 16.6cm |
フタ付き | |
水洗いできる箇所 | 全部可能 |
バンド付き | |
本体表面 | ツルツル |
レバー形状 | カーブ |
レバーの長さ | 12.5cm |
取っ手素材 | ポリプロピレン |
取っ手形状 | きのこ形 |
付属品 | 取扱説明書 |
特徴 | コンパクト |
HARIO コーヒーミル・セラミックスリムをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | 手動 |
---|---|
幅 | 5.2cm |
奥行 | 不明 |
高さ | 14.7cm |
幅(収納時) | 不明 |
奥行(収納時) | 不明 |
高さ(収納時) | 不明 |
本体重量 | 0.43kg |
最大容量 | 20g |
刃の素材 | ステンレス |
挽けた豆の割合(15g) | 不明 |
挽ける時間(15g) | 不明 |
使用タイプ | 持ち運びタイプ |
ミル刃のタイプ | 臼式 |
フタ付き | |
挽き目調節機能 | 不明 |
挽き目の調節方法 | 不明 |
対応している挽き目 | 不明 |
ミルの刃の取り外し | 不明 |
ホッパーの取り外し可能 | 不明 |
粉受けの取り外し可能 | |
水洗いできる箇所 | 不明 |
ミルの刃の水洗い可能 | 不明 |
バンド付き | |
本体表面 | ザラザラ |
レバー形状 | カーブ(下向き) |
レバーの長さ | 15.9cm |
取っ手素材 | 樹脂 |
取っ手形状 | 逆三角形 |
付属品 | ブラシ、収納袋、取扱説明書・保証書 |
稼動音 | 不明 |
消費電力 | 不明 |
電源コードの長さ | 不明 |
給電方法 | 不明 |
定格時間 | 不明 |
特徴 | コンパクト |
タイムモア 栗子C2 コーヒーミル アルミ調節ツマミをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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