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SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

高速データ転送を叶えるPCIe Gen4を採用したPS5対応SSD、SAMSUNG(サムスン) SSD 980 PRO with Heatsink。「取りつけが簡単で、PS5での読み込み速度も速い」「ロード時間が速く快適にプレイできる」と評判です。しかし、「データ転送時に温度が70℃を超えた」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。 


  • ベンチマークテスト
  • 起動時間
  • ロード時間
  • 冷却性能

さらに、人気のロジテックやMSIなどのPS5対応SSDとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、PS5対応SSD選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
八幡康平
ガイド
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2023年11月までの情報です

目次

はじめに結論!大容量ゲームを快適に遊びたい人に。転送速度が速く、オーバーヒートもしにくい

SAMSUNG
980 PRO MZ-V8P1T0C EC

34,500円

980 PRO

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkは、大容量のゲームを快適にプレイしたい人におすすめです。実際に「エルデンリング」をプレイすると、起動時間12.39秒・ロード時間10.88秒と待ち時間は少なめでした。どちらも比較した全商品との差は1秒未満(※執筆時点)ですが、何度もゲームオーバーするようなタイトルも素早くロードできるでしょう。


口コミで「PS5での読み込み速度も速い」と好評だったように、実際に約60GBの「APEX」は49.23秒と短時間で読み込めました。起動・ロードに関わるベンチマークスコアは、速度594.22MB/s・書き込み速度415.11MB/s。読み込み速度は、比較した全商品の平均値676.87MB/s(執筆時点)をやや下回りましたが、実使用においては気にならないでしょう。


SSD自体の性能を計測するベンチマークスコアは、読み込み速度6,395.45MB/s・書き込み速度4,926.67MB/sと好記録。読き込み速度は公称値7,000MB/sにやや届かなかったものの、書き込み速度は公称値の5,000MB/sとほぼ変わりません。いずれも十分な性能です。


口コミで指摘されていた冷却性能も申し分ありません。ヒートシンクを搭載しており、64GBのデータ転送時の最高温度は62℃と低めでした。比較した商品の平均65℃(※執筆時点)を下回っており、オーバーヒートは起きにくいといえます。メーカーが謳うとおり長時間プレイしても性能が落ちにくく、中断することなく没入してゲームを楽しめますよ。


比較した商品には2~3万円台のものもあったなか、ECサイトでの値段は1TBで13,000円前後(※執筆時点)とお手頃データの読み書き速度や起動・ロード時間は、上位商品と肩を並べる高スペックです。ほとんど欠点はありませんが、2万円台まで予算アップできる人は、より評価の高かった商品も検討してみてくださいね。

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkとは?

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkとは?
PS5で長く遊ぶために必要なのがSSDの増設です。PS5には、825GBのSSDが内蔵されていますが、実質的に使えるのは667GBほど。10本前後のソフトで容量がいっぱいになり、新たなゲームを遊ぶためには適宜にアンインストールしなければいけません。PS5を思いっきり楽しむためにも、増設を検討してみてくださいね。


今回ご紹介するSSD 980 PRO with Heatsinkは、PlayStationが指定するPS5への取りつけ条件を満たした内蔵型SSD。ヒートシンクを搭載することで速度・電力効率・熱制御が向上し、中断することなく没入してゲームを楽しめると謳っています。


販売元であるSAMSUNG(サムスン)は、韓国に本社を置くテクノロジー企業です。半導体や携帯電話端末などが世界中で高いシェアを誇り、日本でも人気のスマートフォン、ギャラクシーシリーズも販売しています。

高速データ転送を可能とするPCIe Gen4に対応。熱を制御するヒートシンクつき

高速データ転送を可能とするPCIe Gen4に対応。熱を制御するヒートシンクつき
出典:semiconductor.samsung.com

インターフェースは、高速なデータ転送を可能とするPCIe Gen4に対応しています。PCIe Gen3より2倍の速度があるといわれ、検証で使用した1TBでは最大7,000MB/sの読み取り速度を実現する設計です。容量は1TB・2TBを展開しており、書き込み速度が異なります。下位互換性もあるため、Gen3・Gen2・Gen1といった環境でも利用できますよ。


PS5のような精密機械において、気になるのが発熱です。本商品はSSDの頭脳であるコントローラにニッケルをコーティング。データセンター向けのSSDも手掛けるSAMSUNGならではの独創的なヒートシンクを搭載し、放熱することで冷却効果を高めています。


リアルタイムでSSDの状態がひと目でわかる、Samsung Magicianソフトウェアも用意。ステータス・温度・パフォーマンス・最適化状況などを確認可能です。データの移行や削除もソフトウェア内で行えます。OSはWindows・macOS・Androidに対応しており、ほとんどのパソコンで利用できるでしょう。


  1. 価格| 1TB 13,000円前後・2TB 22,000円前後(※ECサイト参照・執筆時点)
  2. 発売日| -
  3. 読み込み速度(公称値)|1TB・2TB 7,000MB/s
  4. 書き込み速度(公称値)|1TB 5,000MB/s ・2TB 5,100 MB/s
  5. ヒートシンク付き|◯
  6. 容量|1TB・2TB

接続規格は直接差し込めるM.2 type2280。ドライバー1本で簡単に増設できる

接続規格は直接差し込めるM.2 type2280。ドライバー1本で簡単に増設できる
出典:amazon.co.jp

接続規格はM.2 type2280で、端子の形状はM Keyを採用。PS5の拡張スロットにぴったりと入るサイズです。マザーボードなどのソケットに直接差し込むタイプのため、ケーブルが必要なく、使うのはドライバー1本のみ。専門知識がなくても簡単に増設できますよ。


SSDの増設手順

1.PS5のフタの左上を持ち開く

2.拡張スロットのカバーを留めているネジをドライバーで取り外す

3.SSDを取りつけてネジで再度固定する

実際に使ってみてわかったSAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkの本当の実力!

今回はSAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkを含む、PS5対応SSD全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. ベンチマークテスト
  2. 起動時間
  3. ロード時間
  4. 冷却性能

ベンチマークスコアは好記録。高負荷なゲームのロードも速い

ベンチマークスコアは好記録。高負荷なゲームのロードも速い

まずは、ベンチマークテストの検証です。


ストレージのデータ転送速度を測定するソフト「CrystalDiskMark」を利用して、SSD自体の性能を計測。ファイルのコピー・起動・ロードの速さのスコアを確認しました。

ベンチマークテストの結果は良好です。読み込み速度6,395.45MB/s・書き込み速度4,926.67MB/sと高い数値を記録。読み込み速度は公称値7,000MB/sにやや届かないものの、書き込み速度は公称値5,000MB/sとほとんど変わりません。


起動やロードに影響するスコアは、読み込み速度594.22MB/s・書き込み速度415.11MB/sと、読み込み速度がやや遅めです。比較した全商品の平均値は、読み込み676.87MB/s・書き込み412.96MB/s(※執筆時点)でした。


上位商品は750MB/s以上を記録しており、やや力不足です。とはいえ、約60GBの「APEX」は49.23秒と高速でロードできており、実使用において不便はないでしょう

起動・ロードともに速い。大容量ゲームも快適にプレイできる

起動・ロードともに速い。大容量ゲームも快適にプレイできる

次は、起動時間・ロード時間の検証です。


実際にフロムソフトウェアの「エルデンリング」(約44GB)を起動させ、ゲームデータの選択から「PRESS ANY BOTTUN」が表示されるまでの時間を計測。また、死亡から復活して実際にゲームがプレイ可能になるまでの時間も確認しました。

エルデンリングを12.39秒で起動。待機時間が短い

エルデンリングを12.39秒で起動。待機時間が短い

実際にデータ容量が大きい「エルデンリング」を12.39秒で起動させ、待ち時間のわずらわしさを感じません


比較した全商品の平均12.06秒(※執筆時点)は超えたものの、高評価の基準とした13秒よりも速く起動できました。多くの商品で起動時間にはほとんど差がなく、「PS5での読み込み速度も速い」という口コミどおりといえるでしょう。

ロードも高速でゲームをスムーズに進められる

ロードも高速でゲームをスムーズに進められる

ゲームの時間短縮に重要なロード時間も10.88秒と高速。比較したほとんどの商品と同様に高評価の基準値とした12秒を切りました。「ロード時間が速く快適にプレイできる」との口コミどおりの結果です。


何度もゲームオーバーするような難易度が高いゲームや、高画質のムービーが挟まる場合も快適にプレイできるでしょう。

冷却性能は優秀。長時間使用してもオーバーヒートしにくい

冷却性能は優秀。長時間使用してもオーバーヒートしにくい

最後は、冷却性能の検証です。


SSDの健康状態をチェックできるソフト「CrystalDiskInfo」を使用し、64GBのデータを読み書きさせた際の最高温度を計測しました。

「データ転送時に温度が70℃を超えた」という口コミもあるなか、冷却性能は優秀でした。実際に64GBのデータを転送しても62℃までしか上がらず。搭載されたヒートシンクが熱を抑え、比較した全商品の平均値65℃(※執筆時点)を下回りました。


比較したヒートシンクがない商品のなかには70℃を越したものもあったことをふまえると、発熱による故障のリスクを抑えられるといえます。長時間プレイしてもオーバーヒートしにくい構造で、謳い文句どおり中断せずゲームに没入できるでしょう。

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    34,500円

    (最安)

    販売価格:34,500円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    エウレカ雑貨【適格請求書発行事業者】
    4.83

    (39件)

  2. 2

    40,791円

    (+6,291円)

    販売価格:41,165円

    ポイント:374円相当

    送料別

  3. 3

    41,162円

    (+6,662円)

    販売価格:41,539円

    ポイント:377円相当

    送料別

  4. 4

    42,964円

    (+8,464円)

    販売価格:43,358円

    ポイント:394円相当

    送料別

  5. 5

    43,225円

    (+8,725円)

    販売価格:43,225円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    スターワークス社
    3.49

    (37件)

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkはどこで売っている?

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkはどこで売っている?
出典:amazon.co.jp

SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで販売されています。ECサイトでの販売価格は、執筆時点で1TB 13,000円前後・2TB 22,000円前後です。普段貯めているポイントを利用できるのはうれしいですね。


ただし、取扱店舗によっては大きく値段が異なる場合もあります。複数店舗を見比べてみてくださいね。

2万円前後で買える、高性能なPS5対応SSDをご紹介!

最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。


2TBの大容量を選びたいなら、ロジテックのPS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSDがおすすめ。64GBのデータ転送時の最高温度は46℃と、しっかり冷却できていました。ベンチマークテストでも、読み書きともに比較したなかでもトップクラスのスコアを記録。長時間プレイしたい人にぴったりです。


ロード時間をなるべく短縮したいなら、MSIのSPATIUM M480 PCIe 4.0 NVMe M.2がおすすめです。「エルデンリング」を9秒67という速さでロードでき、比較したなかでもトップクラスの評価に。データを転送したときの最高温度も54℃と低く、熱の上昇による故障リスクが低いですよ。

ロジテック株式会社
ロジテックPS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSDLMD-PS5M200

おすすめスコア
4.32
読み込み速度
4.78
読み込み速度(実使用)
4.67
書き込み速度
4.00
冷却性能の高さ
3.80
PS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSD 1
PS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSD 2
PS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSD 3
PS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSD 4
最安価格
20,480円
中価格
最安価格
20,480円
中価格
容量2TB
最高温度64℃
ランダムなデータの読み込み速度平均745.51MB/s
ランダムなデータの書き込み速度平均280.27MB/s
ヒートシンク付き

良い

  • ヒートシンクが初期搭載されており、自分で組み立てる必要がない
  • 読み込み速度が高速でゲームを快適にプレイできる

気になる

  • 冷却性能がいまひとつで、負荷が高いと故障や速度低下のリスクがある
インターフェースPCI-Express Gen4
読み込み速度(公称値)6100MB/s
書き込み速度(公称値)不明
読み込み速度(検証時)平均6626.90MB/s
書き込み速度(検証時)平均5787.05MB/s
ゲームの起動時間(エルデンリング)平均12.33秒
設置方式内蔵
ヒートグラフェン付き
全部見る

MSI
SPATIUM M480 PCIe 4.0 NVMe M.2

最安価格
30,062円
インターフェースPCIe Gen4.0 x4、NVMe 1.4
容量1000GB
NANDタイプ不明
読み込み速度(公称値)7000MB/s
書き込み速度(公称値)5500MB/s
読み込み速度(検証時)6349.86MB/s
書き込み速度(検証時)5834.91MB/s
メーカー保証期間5年
TBW700TBW
MTBF(平均故障間隔)160万時間
セキュリティE2Eデータプロテクション、AES256暗号化
対応OS不明
設置方式内臓
DWPD不明
シリーズ容量不明
80mm
奥行22mm
高さ2.15mm
PS5対応不明
PS4対応不明
PS4Pro対応不明
ヒートシンク付き
全部見る
SPATIUM M480 PCIe 4.0 NVMe M.2

MSI SPATIUM M480 PCIe 4.0 NVMe M.2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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