




今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のロジテックやMSIなどのPS5対応SSDとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、PS5対応SSD選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkは、大容量のゲームを快適にプレイしたい人におすすめです。実際に「エルデンリング」をプレイすると、起動時間12.39秒・ロード時間10.88秒と待ち時間は少なめでした。どちらも比較した全商品との差は1秒未満(※執筆時点)ですが、何度もゲームオーバーするようなタイトルも素早くロードできるでしょう。
口コミで「PS5での読み込み速度も速い」と好評だったように、実際に約60GBの「APEX」は49.23秒と短時間で読み込めました。起動・ロードに関わるベンチマークスコアは、速度594.22MB/s・書き込み速度415.11MB/s。読み込み速度は、比較した全商品の平均値676.87MB/s(執筆時点)をやや下回りましたが、実使用においては気にならないでしょう。
SSD自体の性能を計測するベンチマークスコアは、読み込み速度6,395.45MB/s・書き込み速度4,926.67MB/sと好記録。読き込み速度は公称値7,000MB/sにやや届かなかったものの、書き込み速度は公称値の5,000MB/sとほぼ変わりません。いずれも十分な性能です。
口コミで指摘されていた冷却性能も申し分ありません。ヒートシンクを搭載しており、64GBのデータ転送時の最高温度は62℃と低めでした。比較した商品の平均65℃(※執筆時点)を下回っており、オーバーヒートは起きにくいといえます。メーカーが謳うとおり長時間プレイしても性能が落ちにくく、中断することなく没入してゲームを楽しめますよ。
比較した商品には2~3万円台のものもあったなか、ECサイトでの値段は1TBで13,000円前後(※執筆時点)とお手頃。データの読み書き速度や起動・ロード時間は、上位商品と肩を並べる高スペックです。ほとんど欠点はありませんが、2万円台まで予算アップできる人は、より評価の高かった商品も検討してみてくださいね。
今回ご紹介するSSD 980 PRO with Heatsinkは、PlayStationが指定するPS5への取りつけ条件を満たした内蔵型SSD。ヒートシンクを搭載することで速度・電力効率・熱制御が向上し、中断することなく没入してゲームを楽しめると謳っています。
販売元であるSAMSUNG(サムスン)は、韓国に本社を置くテクノロジー企業です。半導体や携帯電話端末などが世界中で高いシェアを誇り、日本でも人気のスマートフォン、ギャラクシーシリーズも販売しています。
インターフェースは、高速なデータ転送を可能とするPCIe Gen4に対応しています。PCIe Gen3より2倍の速度があるといわれ、検証で使用した1TBでは最大7,000MB/sの読み取り速度を実現する設計です。容量は1TB・2TBを展開しており、書き込み速度が異なります。下位互換性もあるため、Gen3・Gen2・Gen1といった環境でも利用できますよ。
PS5のような精密機械において、気になるのが発熱です。本商品はSSDの頭脳であるコントローラにニッケルをコーティング。データセンター向けのSSDも手掛けるSAMSUNGならではの独創的なヒートシンクを搭載し、放熱することで冷却効果を高めています。
リアルタイムでSSDの状態がひと目でわかる、Samsung Magicianソフトウェアも用意。ステータス・温度・パフォーマンス・最適化状況などを確認可能です。データの移行や削除もソフトウェア内で行えます。OSはWindows・macOS・Androidに対応しており、ほとんどのパソコンで利用できるでしょう。
接続規格はM.2 type2280で、端子の形状はM Keyを採用。PS5の拡張スロットにぴったりと入るサイズです。マザーボードなどのソケットに直接差し込むタイプのため、ケーブルが必要なく、使うのはドライバー1本のみ。専門知識がなくても簡単に増設できますよ。
<SSDの増設手順>
1.PS5のフタの左上を持ち開く
2.拡張スロットのカバーを留めているネジをドライバーで取り外す
3.SSDを取りつけてネジで再度固定する
読み込み速度が速い商品として、ユーザーが満足できる基準を「今あるSSDのなかで最高峰レベルの読み込み速度を記録した商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
起動時間の速い商品として、ユーザーが満足できる基準を「ゲームの読み込みがPS5内蔵のSSDよりも速く、待ち時間のストレスがない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
書き込み速度が速い商品として、ユーザーが満足できる基準を「今あるSSDのなかで最高峰レベルの書き込み速度で、ダウンロードやデータ移動を快適に行える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
冷却性能が高い商品としてユーザーが満足できる基準を「ずっと適正温度内なので熱による故障や速度低下のリスクはほぼない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
まずは、ベンチマークテストの検証です。
ストレージのデータ転送速度を測定するソフト「CrystalDiskMark」を利用して、SSD自体の性能を計測。ファイルのコピー・起動・ロードの速さのスコアを確認しました。
ベンチマークテストの結果は良好です。読み込み速度6,395.45MB/s・書き込み速度4,926.67MB/sと高い数値を記録。読み込み速度は公称値7,000MB/sにやや届かないものの、書き込み速度は公称値5,000MB/sとほとんど変わりません。
起動やロードに影響するスコアは、読み込み速度594.22MB/s・書き込み速度415.11MB/sと、読み込み速度がやや遅めです。比較した全商品の平均値は、読み込み676.87MB/s・書き込み412.96MB/s(※執筆時点)でした。
上位商品は750MB/s以上を記録しており、やや力不足です。とはいえ、約60GBの「APEX」は49.23秒と高速でロードできており、実使用において不便はないでしょう。
次は、起動時間・ロード時間の検証です。
実際にフロムソフトウェアの「エルデンリング」(約44GB)を起動させ、ゲームデータの選択から「PRESS ANY BOTTUN」が表示されるまでの時間を計測。また、死亡から復活して実際にゲームがプレイ可能になるまでの時間も確認しました。
実際にデータ容量が大きい「エルデンリング」を12.39秒で起動させ、待ち時間のわずらわしさを感じません。
比較した全商品の平均12.06秒(※執筆時点)は超えたものの、高評価の基準とした13秒よりも速く起動できました。多くの商品で起動時間にはほとんど差がなく、「PS5での読み込み速度も速い」という口コミどおりといえるでしょう。
ゲームの時間短縮に重要なロード時間も10.88秒と高速。比較したほとんどの商品と同様に高評価の基準値とした12秒を切りました。「ロード時間が速く快適にプレイできる」との口コミどおりの結果です。
何度もゲームオーバーするような難易度が高いゲームや、高画質のムービーが挟まる場合も快適にプレイできるでしょう。
最後は、冷却性能の検証です。
SSDの健康状態をチェックできるソフト「CrystalDiskInfo」を使用し、64GBのデータを読み書きさせた際の最高温度を計測しました。
「データ転送時に温度が70℃を超えた」という口コミもあるなか、冷却性能は優秀でした。実際に64GBのデータを転送しても62℃までしか上がらず。搭載されたヒートシンクが熱を抑え、比較した全商品の平均値65℃(※執筆時点)を下回りました。
比較したヒートシンクがない商品のなかには70℃を越したものもあったことをふまえると、発熱による故障のリスクを抑えられるといえます。長時間プレイしてもオーバーヒートしにくい構造で、謳い文句どおり中断せずゲームに没入できるでしょう。
| 容量 | 1000GB |
|---|---|
| 最高温度 | |
| ランダムなデータの読み込み速度 | |
| ランダムなデータの書き込み速度 |
| インターフェース | PCIe Gen 4.0 x4 |
|---|---|
| 読み込み速度(公称値) | 7000MB/s |
| 書き込み速度(公称値) | 5000MB/s |
| 読み込み速度(検証時) | 6395.45MB/s |
| 書き込み速度(検証時) | 4926.67MB/s |
| ゲームの起動時間(エルデンリング) | |
| 設置方式 | 内蔵 |
| ヒートグラフェン付き |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
34,500円
(最安)
販売価格:34,500円
ポイント:0円相当
送料要確認
43,251円
(+8,751円)
販売価格:43,647円
ポイント:396円相当
送料別
43,799円
(+9,299円)
販売価格:44,200円
ポイント:401円相当
送料別
44,047円
(+9,547円)
販売価格:44,451円
ポイント:404円相当
送料別
SAMSUNG SSD 980 PRO with Heatsinkは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで販売されています。ECサイトでの販売価格は、執筆時点で1TB 13,000円前後・2TB 22,000円前後です。普段貯めているポイントを利用できるのはうれしいですね。
ただし、取扱店舗によっては大きく値段が異なる場合もあります。複数店舗を見比べてみてくださいね。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
2TBの大容量を選びたいなら、ロジテックのPS5対応 ヒートシンクつきM.2 SSDがおすすめ。64GBのデータ転送時の最高温度は46℃と、しっかり冷却できていました。ベンチマークテストでも、読み書きともに比較したなかでもトップクラスのスコアを記録。長時間プレイしたい人にぴったりです。
ロード時間をなるべく短縮したいなら、MSIのSPATIUM M480 PCIe 4.0 NVMe M.2がおすすめです。「エルデンリング」を9秒67という速さでロードでき、比較したなかでもトップクラスの評価に。データを転送したときの最高温度も54℃と低く、熱の上昇による故障リスクが低いですよ。
| 容量 | 2TB |
|---|---|
| 最高温度 | 64℃ |
| ランダムなデータの読み込み速度 | 平均745.51MB/s |
| ランダムなデータの書き込み速度 | 平均280.27MB/s |
良い
気になる
| インターフェース | PCI-Express Gen4 |
|---|---|
| 読み込み速度(公称値) | 6100MB/s |
| 書き込み速度(公称値) | 不明 |
| 読み込み速度(検証時) | 平均6626.90MB/s |
| 書き込み速度(検証時) | 平均5787.05MB/s |
| ゲームの起動時間(エルデンリング) | 平均12.33秒 |
| 設置方式 | 内蔵 |
| ヒートグラフェン付き |
| インターフェース | PCIe Gen4.0 x4、NVMe 1.4 |
|---|---|
| 容量 | 1000GB |
| NANDタイプ | 不明 |
| 読み込み速度(公称値) | 7000MB/s |
| 読み込み速度(1TBの公称値) | 7000MB/s |
| 読み込み速度(2TBの公称値) | |
| 読み込み速度(4TBの公称値) | |
| 書き込み速度(公称値) | 5500MB/s |
| 書き込み速度(1TBの公称値) | 5500MB/s |
| 書き込み速度(2TBの公称値) | |
| 書き込み速度(4TBの公称値) | |
| 読み込み速度(検証時) | 6349.86MB/s |
| 書き込み速度(検証時) | 5834.91MB/s |
| ゲームの起動時間(エルデンリング) | |
| ゲームのロード時間 | |
| 最高温度 | |
| ランダムなデータの読み込み速度 | |
| ランダムなデータの書き込み速度 | |
| メーカー保証期間 | 5年 |
| TBW | 700TBW |
| TBW(1TB) | 700TBW |
| TBW(2TB) | |
| TBW(4TB) | |
| MTBF(平均故障間隔) | 160万時間 |
| セキュリティ | E2Eデータプロテクション、AES256暗号化 |
| 対応OS | 不明 |
| 設置方式 | 内臓 |
| DWPD | 不明 |
| シリーズ容量 | 不明 |
| 幅 | 80mm |
| 奥行 | 22mm |
| 高さ | 2.15mm |
| PS5対応 | 不明 |
| PS4対応 | 不明 |
| PS4Pro対応 | 不明 |
| ヒートシンク付き | |
| ヒートグラフェン付き | |
| M.2サイズ規格 | Type 2280 |
MSI SPATIUM M480 PCIe 4.0 NVMe M.2をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。