煮る・焼く・炒める・茹でる・蒸すと1台5役こなせる、無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK2。ネット上の口コミでは「油があまり飛び散らない」「鍋の部分を取り外して洗えるのが便利」と評判です。しかし、本当に使い勝手がよいのか気になり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のホットプレートとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ホットプレート選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
無印良品の深型ホットプレート MJ-HPFK2は、自宅で調理する機会が多い一人暮らしの人におすすめです。比較したなかでも珍しい深型タイプで、焼き料理はもちろん煮る・炒める・茹でる・蒸すなど、さまざまな料理に活用できます。1台5役をこなせるので、ご飯のレパートリーがグッと広がるでしょう。サイズは幅21.9×奥行16.7×高さ14.3cmとコンパクトで、1人前の調理にぴったりです。
熱ムラはそれほど気にならず、1人分の調理なら問題なく使用できる性能でした。サーモグラフィカメラで表面温度を測定したところ、上部や周りは温度が上がりきらなかったものの、許容できるレベルです。ただし、火力はやや弱く200℃に達するまでに平均3分14秒かかりました。比較した一部商品は2分以内に温まりましたが、こちらは立ち上がりに時間がかかるので、早めに温めておくとよいでしょう。
温度調整は、WARM・LOW・MID・HIGHの4段階です。比較した多くの商品が3段階での調整だったのに対し、こちらはより細かく温度調整が可能。約50~70℃を維持できるWARMに設定すれば、保温もできます。温かい食事をゆっくりと楽しめますよ。
「鍋の部分を取り外して洗えるのが便利」との口コミもあるように、手入れのしやすさも良好でした。プレートの凹凸が少ないので、きれいに洗浄できますよ。また、「油があまり飛び散らない」との口コミどおり、油はねでテーブルが汚れにくいこともうれしいポイントです。後片づけが楽なので、使用頻度が多くても手間に感じにくいでしょう。
臭気判定士の石川英一さんに焼肉後のにおいをチェックしてもらったところ、「部屋のにおいは気にならない」との評価を受けました。しかし、布にはにおいが残ります。煙も多いので、換気しながら使用しましょう。さまざまな調理に使える点は魅力ですが、煙が多い・火力がやや弱いといったデメリットもありました。気になる人はほかの商品も検討してみてください。
<おすすめの人>
<おすすめできない人>
実際に無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK2と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したホットプレートと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK2の購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
アイリスオーヤマ
1台で多彩な料理ができ、熱ムラが少なく大人数で楽しめる
タイガー魔法瓶
熱ムラなくおいしく焼けたうえ、油がはねず手入れが簡単!
今回ご紹介する無印良品の深型ホットプレート MJ-HPFK2は、さまざまな調理に使いやすいよう深型に設計されている点が特徴です。焼き料理はもちろん、煮る・炒める・茹でる・蒸すといった調理にも対応しています。
直感的に操作しやすいよう、シンプルなスライドスイッチを採用。フタには従来品よりさびにくい素材を使用するなど、使い勝手にもこだわりが見られます。
販売元は 「しるしの無い良い品」というコンセプトのもと、衣服や生活雑貨・食品などの幅広い商品を手掛ける、無印良品です。高品質かつ低価格のスキンケアアイテムや、レトルトカレーなどが人気を集めています。
今回は、無印良品の深型ホットプレート MJ-HPFK2を含む、ホットプレートを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK2には、6つのよい点がありました。1つずつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
深型のプレートを採用しており、さまざまな調理に使用できる点が魅力。焼き料理はもちろん、煮る・炒める・茹でる調理も可能です。比較したなかでも珍しい蒸し台が付属しており、蒸し料理にも対応しています。
1台5役と万能なので、ご飯のレパートリーをグッと広げたい人におすすめですよ。
珍しい深型タイプながら、コンパクトであることも特徴です。比較したなかには幅が60cm以上ある大型の商品もありましたが、こちらは幅21.9×奥行16.7×高さ14.3cmと一人暮らしにぴったりのサイズ感でした。
収納しやすい小さめサイズで、スペースパフォーマンスにも優れていますよ。
ホットプレートでは珍しい深型で、サイズもコンパクトです。インスタントラーメン1杯分の調理に最適ですよ。
部屋ににおいが充満しにくいこともうれしいポイントです。臭気判定士である石川英一さんに焼肉後の部屋と布の付着臭をチェックしてもらったところ、「油煙が立ち上っているが、焼けたにおいは気にならない」との評価を受けました。
しかし平面プレートであるため、比較した減煙プレートの商品より、布へのにおい移りが目立ちます。カーテンや衣服のにおい対策をしっかり行いましょう。
深型プレートなので油はねも少なく、テーブルが汚れにくい点もポイント。後片づけが簡単なので、使用頻度が多くても手間になりにくいでしょう。
温度調整のしやすさも見逃せません。比較したなかには温度調整が3段階のものが多かったのに対し、こちらはWARM・LOW・MID・HIGHの4段階調整が可能です。
一番低いWARMに設定すれば、約50~70℃に温度をキープできるので保温機能としても活用できますよ。お好み焼きや焼いたお肉が冷めないので、ゆっくりと食事を楽しみたい人にぴったりです。
火力がやや弱い点はネックです。加熱後プレートが200℃に達するまでの時間を計測してみると、平均3分14秒かかりました。比較したなかには2分以内に温まった商品もあったのに対し、こちらは小型ながらも立ち上がりに時間を要します。
お肉を置いてから焼き上がるまでもスピーディとはいえませんが、しっかり焼き上がるので許容できるレベルといえるでしょう。
煙が大量に発生してしまうのも気になるポイントです。比較した商品には減煙プレートにより煙を抑えられていたものもありましたが、こちらは平面プレートを採用しており、白煙が目立ちました。
また、テーブルには飛び散らないものの、焼いている間に油がはねているのも見てとれます。窓を開けたり換気扇を回しながら使用するなど、工夫が必要になるでしょう。
消費電力 | 650W |
---|---|
プレートの裏面の形状 | 細かな溝なし |
プレート丸洗い可能 |
良い
気になる
幅 | 21.9cm |
---|---|
奥行 | 16.7cm |
高さ | 14.3cm |
本体重量 | 1.5kg |
コードの長さ | 1.5m |
熱源 | 電気ヒーター |
プレート表面加工 | フッ素加工 |
設定最高温度 | 200℃ |
プレート数 | 1枚 |
本体丸洗い可能 | |
フタ付き | |
ガード付き | |
収納ケース付き | |
本体を立てて置ける | |
付属品 | 電源コード、蒸し台 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、火力の強い商品をご紹介します。無印良品 深型ホットプレート MJ-HPFK2の気になる点をカバーできるので、ぜひチェックしてみてください。
山善のホットプレート YHA-W101は、ホットプレートがほしいすべての人におすすめです。2~3人用のコンパクトサイズであるうえに火力が強く、約2分で200℃まで温まりました。熱ムラも少なく、どこに置いてもおいしく焼き上げられますよ。
温度は140℃・180℃・230℃の3段階で調整が可能です。80℃の保温機能付きなので、ゆっくりと会話しながら温かい食事を楽しめます。
プレートは、取り外して水洗いが可能です。凹凸が少ない形状で、油や焦げも簡単に落とせました。油はねも気にならず、片づけの手間がかかりません。ただし、煙の量は多いので、換気しながらの使用をおすすめします。
煮込み料理もするなら、recolteのホットプレート RHP-1も要チェックです。深めの平面プレートのほか、たこ焼きプレートが付属しています。別売りですが、グリルプレートや深鍋プレートも展開しており、幅広い料理に活用が可能です。
電源をつけてから約1分半で200℃まで温まり、熱ムラはほとんど見られません。全体が240~250℃に均一に加熱されるので、どの部分でもしっかりお肉が焼き上がりました。温度は3段階で調整できるうえ、保温機能もついています。温かい食事をゆっくりと楽しめますよ。
プレートと本体は水洗いできるものの、プレート裏に溝があるので汚れが溜まりやすいことが懸念点。油もはねやすいため、テーブルの片づけには少し手間がかかります。においはそれほど気になりませんが、煙の量は多いので換気をしっかり行いましょう。
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