工房アイザワ 角型ランチボックス 中をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

フタがやや開けにくいものの、総合的な使いやすさは悪くありません。適度な深さがあり、大ぶりなおかずも問題なく入りました。仕切りもついているので悩まずに盛りつけられそうです。

重量は293gで、サイズは幅16×奥行13.4×高さ5cm。容量は670mLと、1段弁当箱のなかでは比較的大きめです。なお、小学校低学年なら500mL、一般的な食事量なら500～700mL、運動している人やたくさん食べたい人なら700〜1000mLを目安に選ぶとよいでしょう。

本商品を含む金属製の弁当箱は、比較したプラスチック製の商品より壊れにくいところがメリット。電子レンジ加熱はできませんが、長く使いたい人にぴったりです。

一方、密閉性はいまひとつ。振動マシンに乗せて揺らした際に、色水が数滴こぼれた形跡がありました。フタにはパッキンがついているものの、金具を留めても密閉感がない点が気がかりです。口コミに反し、容器を傾けるとポタポタと液漏れしていました。

比較したパッキンのある商品は密閉性が高い傾向があったため、高得点には至っていません。煮物などの汁気はしっかり切ってから入れましょう。通勤や通学の際には、弁当箱が傾かないよう注意してくださいね。

色移りはまったくなく、高評価を獲得。においは一度洗いのみだとほのかにカレーのにおいがしましたが、二度洗いで気にならなくなりました。

ステンレス製の本商品は、比較したプラスチック製の商品に比べて色・においともに移りにくい傾向があります。ナポリタン・カレーといった色やにおいが移りやすいメニューを入れるなら、有力候補となるでしょう。

比較した商品のなかではステンレス製の商品が汚れを落としやすく、本商品も例外ではありません。ご飯のべとつきは丁寧に洗う必要がありますが、強くこすらずともサッと落とせました。

留め具は若干入り組んだ形状ですが、容器の形自体はシンプル。口コミに違わず、申し分のない洗いやすさでした。食洗機に対応しているのもうれしいポイントです。