敏感肌向けに作られた日焼け止めローション、プロメディアル UVプロテクトローション。「伸びがよい」「パサつき感がない」と評判です。しかし「少し白浮きする」といった気になる口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のプラスリストアやファンケルなどの日焼け止めローションとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、日焼け止めローション選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。「パッチテスト済み」は、すべての人に皮膚刺激が発生しないということではありません。「スティンギングテスト済み」は、すべての人に皮膚トラブルがおこらないということではありません。
本記事における「トーンアップ」は、メイクアップ効果により肌が明るく見えることを指します。
目次
プロメディアル UVプロテクトローションは、敏感肌にも使いやすく、石けんでオフできるものがよい人におすすめです。比較した約半数の商品はクレンジングを使わないと落とせなかったのに対し、こちらは謳い文句どおり石けんでほとんど洗い落とせました。メイクをしない人も毎日気軽に使えるのは魅力的といえます。
理系美容家に成分表を確認してもらったところ、敏感肌の刺激となりうる成分はほとんど見当たりませんでした。紫外線散乱剤を2種類使った構成で、紫外線吸収剤は不使用です。
「少し白浮きする」という口コミに反して、試したモニター5人全員が「白浮きしない」と回答。なめらかなテクスチャでスルスル塗布でき、スッと肌になじみました。白く残ったりダマになったりする商品もあったなか、こちらはムラにになりにくいため、忙しい朝も素早く塗布できるでしょう。
UVカット率を測定した結果は72%とそこそこでしたが、紫外線カット指数はSPF30/PA+++と低めです。炎天下での紫外線対策には不向きといえます。
なお、比較した商品全体的に高評価の基準とした93%を上回るものはなく、別のタイプである日焼け止めミルクと比較しても圧倒的にUVカット率が低い傾向があることがわかりました。対策をしっかりしたい人には、SPF50国内最高基準の数値であるSPF50+/PA++++が表記されている商品がおすすめです。
肌質によっては「ベタつく」と感じる可能性もありますが、しっとり感も得られました。「パサつき感がない」という口コミ同様に、「日焼け止め特有のキシキシした感じがない」「つっぱり感がない」とモニターに好印象です。控えめな香りも、モニター全員が満足しました。日焼け止め特有の香りが苦手な人も使いやすいといえます。ぜひこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
プロメディアルは、ロート製薬が手掛ける乾燥肌・敏感肌に向けたスキンケアブランドです。長年培った皮膚科学研究をもとに、健康な肌と同じ弱酸性にこだわった製品を開発。きしみ感や乾燥感に配慮し、保湿成分を配合した日焼け止めアイテムも取りそろえています。
今回ご紹介するプロメディアル UVプロテクトローションも、そのひとつ。紫外線から敏感肌を守りながら、肌のうるおいを保つと謳っています。紫外線カット機能は、SPF30/PA+++。化粧下地としても対応し、石けんでオフできるつくりです。1歳の赤ちゃんから使えますよ。
アレルギーテスト・スティンギングテスト・敏感肌の人協力によるパッチテストを実施済み。以下の成分は不使用です。
<不使用の成分>
今回はプロメディアル UVプロテクトローションを含む、日焼け止めローション全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、肌へのやさしさ(成分評価)の検証です。
理系美容家のかおりさんに協力を依頼。敏感肌の刺激になり得る成分の有無を確認してもらいました。
成分は高評価です。敏感肌向けを謳うとおり、敏感肌にとって刺激となりうる成分はほとんど見当たらない点が専門家に評価されました。
比較した商品の半数以上が敏感肌でも使いやすい構成により高評価を獲得。なかでも本品は紫外線散乱剤を2種類使った、ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)タイプです。紫外線吸収剤が肌に合わない人も使いやすいでしょう。
続いて、UVカット力の検証です。
まずはSPFとPAの数値をチェック。そのあと、実際の紫外線カット率を計測します。商品を塗布したラップの後ろに紫外線強度計を設置。人工太陽照明灯で紫外線を照射して、どのくらい防げたか調べました。UVカット率が高いものほど成分が均一に散らばっており、紫外線を肌に通しにくく日焼けしにくい商品と定義し評価しています。
SPF30/PA+++と数値は低めです。短時間のレジャーやお出かけ向きのスペックといえます。
実際の検証でのUVカット率も約72%といまひとつです。比較したなかで日焼け止めローションはほかの日焼け止めよりUVカット率が低い傾向があり、こちらも同様。炎天下での紫外線対策には力不足なため、ほかの日焼け止めや日傘などの日焼け対策グッズとの併用がおすすめです。
次は、使用感の検証です。
5人の女性モニターが実際に商品を腕に塗布。伸びやすいテクスチャか・白浮きしないか・きしみにくいかをチェックしました。
香りはモニター全員が満足と回答しました。比較したなかには日焼け止め特有の香りが強い商品もありましたが、こちらは控えめ。「ほぼ無臭」と答えた人もいます。
「強い香りが苦手なので使いやすい」「鼻につくような香りではなく使い心地がよい」と好意的な感想が相次ぎました。ニオイに敏感な人にも選択肢になるでしょう。
<香りについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
テクスチャはなめらかです。「伸びがよい」という口コミ同様に、「スルスルと伸ばしやすかった」とモニターに好評でした。比較した日焼け止めローションは全体的にみずみずしい使用感のものが多く、こちらも例外ではありません。
肌質によっては「ベタつく」と感じる可能性もありますが、しっとり感も得られました。「日焼け止め特有のキシキシした感じがない」「つっぱり感がない」とプラスの声があがっています。「パサつき感がない」という口コミにも納得です。
<テクスチャについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
肌なじみがよいのもうれしいポイント。「少し白浮きする」という口コミに反し、モニター5人全員が「白浮きしない」とコメントしました。ラフに塗ってもムラになりにくいため、忙しい朝もサッと塗布できそうです。
<白浮きしないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後に、オフのしやすさの検証です。
腕に商品を塗布して石けんで洗い流します。そのあと日焼け止めがどのくらい腕に残っていたか、ブラックライトを使ってチェックしました。
洗浄後の腕を確認すると、日焼け止めをほとんどきれいに洗い落とせていました。わずかに残ったものの、わかるかわからないか程度。比較した商品の約半数はクレンジングを使わないと落とせなかったのに対し、こちらは石けんで落とせるという謳い文句どおりの結果です。
クレンジングを使いたくない人や、メイクしない日に手軽にオフしたい人も使いやすいでしょう。
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使い方はいたって簡単です。使用するタイミングは、洗顔後に化粧水や乳液などで肌を整えたあと。少量ずつ手に取り出して、ムラにならないようになじませます。使用する前に容器をよく振ってくださいね。
(出典:公式サイト)
日焼け止めは摩擦や汗によって本来の効果を発揮できなくなるため、2〜3時間おきに塗り直すことが大切です。とはいえ、日焼け止めローションはほかのタイプの日焼け止めと比べてUVカット率が低め。塗り直したとしても、そこまで高いUVカット効果は期待できません。
ローションタイプを使いつつしっかり紫外線対策したい人は、UVカットパウダーや日傘を併用するのも手。日傘を一度買ってしまえば長く使えるうえ、暑さ対策もできて便利ですよ。
プロメディアル UVプロテクトローションは、公式オンラインショップで購入できます。値段は30mLで税込3,300円(※執筆時点・公式サイト参照)。1回の注文合計が税込5,000円以上で送料無料です。
実際に手に取りたい人は、ドラッグストアでも購入可能。最寄りの取扱店舗は、公式サイトで確認できます。ほかにも、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売していました。普段使い慣れているサイトで検索してみましょう。
なお UVプロテクトシリーズではローション以外にもエッセンスやミルクもラインナップ。用途に合わせて選べるので、チェックしてみてくださいね。
<UVプロテクトシリーズ>
最後に、紫外線カット指数が高い商品をご紹介します。
プラスリストア UVローションは、SPF50+/PA++++と紫外線カット指数が国内最大値です。敏感肌の負担となりうる成分も少ないと評価され、肌質問わず使いやすいのもメリット。なめらかなテクスチャは「みずみずしく伸びがよい」とモニターにも好評でした。軽めの使用感でサラッと仕上がります。
重めの使用感が好きな人は、ファンケル サンガード50+ プロテクトUVをチェック。きしみ感が気になりにくく、しっとり感のある肌に整いました。乳液のようなテクスチャは、スルスル塗布できますよ。紫外線カット指数はSPF50+/PA++++で、ウォータープルーフ処方を採用しているのも特徴です。
PA(公称値) | ++++ |
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SPF(公称値) | 50+ |
内容量 | 30mL |
---|---|
分類 | 化粧品 |
ノンコメドジェニックテスト済み | |
アレルギーテスト済み | |
下地兼用 | |
ブルーライトカット効果 | |
トーンアップ効果 |
PA(公称値) | ++++ |
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SPF(公称値) | 50+ |
内容量 | 60mL |
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分類 | 化粧品 |
ノンコメドジェニックテスト済み | |
アレルギーテスト済み | |
下地兼用 | |
ブルーライトカット効果 | |
トーンアップ効果 |
ファンケル サンガード50+ プロテクトUVをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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