低価格ながら5G・FeliCaに対応するAndroidスマホ、OPPO A79 5G。ネット上では「エントリークラスとは思えないほど快適に使える」と評判です。しかし「動画撮影はスペック不足を感じる」との口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のAndroidスマホとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Androidスマホ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
大手家電量販店出身で、7,000人以上に携帯電話の販売や通信サービスの契約を担当。主要な通信会社の料金プランや販売機種をすべて把握し、その豊富な知識で店舗販売ランキングにおいて個人表彰もされている。 その後マイベストに入社、携帯電話や光ファイバー回線キャリア・インターネットプロバイダーなどの通信会社を専門に担当しており、格安SIMやホームルーターを実際に回線契約し各社の料金プランや通信速度の比較を行うとともに、モバイルだけでなく10社以上の戸建て・マンション向けの光回線の通信速度・速度制限も調査している。 また自身が行う検証の中で通信会社の公表値と異なる数値も発表、わかりにくいと言われる通信サービスだからこそ、理解しやすく信頼できるコンテンツの企画制作を心掛けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
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OPPO A79 5Gは、できるだけ低価格で使い勝手のよいものを探している人におすすめ。執筆時点の価格は税込29,800円(※公式サイト参照)と、かなりお手頃です。バッテリー持ちがよく、残量が100%から20%になるまでの時間は17時間以上でした。比較したなかには9~15時間程度のものが多かったのに対し、こちらは1日中余裕で使えます。30分間充電すると28%まで回復し、充電スピードも申し分ありません。
多少の水濡れに耐えられるIP54の防水性能とデュアルSIMに対応し、利便性も十分です。比較した低価格モデルのなかには非対応の商品もあったおサイフケータイに対応し、モバイルSuica・PASMO・iDやQUICPayなどが利用できます。約6.7インチの液晶ディスプレイは明るく、画面表示もなめらか。発熱が気になりにくく、快適に使えます。
ベンチマークスコアの実測値は約39万点と、比較した同価格帯モデルのなかではトップクラスでした。サイト閲覧・動画視聴・低容量のゲームなら、スムーズに楽しめるでしょう。一方で、3Dゲームなどの重いゲームはカクつく可能性大です。リアルタイム翻訳・文字起こしなどのAI機能も搭載しておらず、機能面はシンプルでした。
また、カメラ性能は全体的に伸び悩む結果に。接写時の解像度は美しいものの、夜景では明暗差をうまく再現できず、ズーム撮影時には粗さが気になりました。ポートレート撮影ではボケ感の処理が甘く、写真をチェックしたモニターから「不自然」と指摘されています。インカメラは寒色系の色味で「血色が悪く見える」との声が相次ぎました。
加えて、動画撮影時には解像感が粗く、手ブレもうまく補正できずに「動画撮影はスペック不足を感じる」という口コミを覆せませんでした。価格の安さとバッテリー持ちにこだわる人にはよいものの、カメラや処理性能の高さも求めるなら、予算アップしてほかの商品も検討してくださいね。
実際にOPPO A79 5Gと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのAndroidスマホと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
OPPO A79 5Gの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
今回ご紹介するOPPO A79 5Gは、中国発のスマートデバイスブランドOPPOが展開するOPPO Aシリーズのエントリーモデルです。同シリーズではじめておサイフケータイのFeliCaに対応したのが特徴。OSにはAndroidをベースに使いやすいよう改良した、独自のColorOSを採用しています。
アウトカメラは最大5,000万画素・インカメラは800万画素です。被写体の写りの自動補正や、各パーツごとに補正レベルを調整できるAIビューティーをはじめ、パノラマ・夜景など多数のモードを搭載。200万画素の深度カメラを搭載し、ポートレートモードは一眼レフカメラで撮影したような仕上がりになると謳っています。
前モデルA55s 5Gから最大輝度は23%し、生体認証も顔認証・側面指紋認証に対応。バッテリー容量は5,000mAhで、動画再生は約12時間・音楽視聴は約32時間(※公称値)です。側面には3.5mmのイヤホンジャックと、ステレオスピーカーを装備。イヤホンを使えばハイレゾ音源にも対応できます。なお、詳細スペックは以下のとおりです。
今回は、OPPO A79 5Gを含む、人気のAndroidスマホを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のAndroidスマホを比較検証したところ、OPPO A79 5Gには気になった点が9つありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
価格は約3万円のエントリークラスの商品だけあって、高い処理能力を必要とする3Dゲームなどを楽しみたい人には不向きです。Antutuアプリでベンチマークスコアを測定したところ、約39万点でした。
比較した同価格帯の商品内ではトップクラスだった一方で、全商品の平均である約86万点(※執筆時点)は大きく下回る結果です。サイトやSNS閲覧・動画視聴などの用途がメインであれば十分ですが、軽めの3Dゲームでもカクつく可能性があります。ゲームを快適にプレイしたい人は注意しましょう。
また、「不自然な歪みがほとんどなくてきれい」との声が聞かれ、遠近感のバランスも良好です。近距離での撮影に関しては、思い出をきれいに残せますよ。食べ物・花・ペットなどを接写することが多い人にはよいでしょう。
比較した商品には背景にうまくボケ感が出ており、被写体が際立って見えるものもありましたが、こちらは背景のボケ感にムラがあります。メーカーでは一眼レフカメラで撮影したかのようなボケ感を謳っていますが、ボケ感の境目の処理が甘い点も気になりました。
比較した商品にはズームにしていることを感じさせないほどクリアに見えるものも。対してこちらは、「粗くぼやけている」「輪郭ははっきりせず、絵画のように見える」とモニターから厳しい声があがりました。
比較したなかには手ブレがしっかり補正され、色味やものの輪郭などがくっきり撮影できたものもあったことをふまえると、口コミで「動画撮影はスペック不足を感じる」と指摘されていたとおりです。映像をきれいに残したい人には向きません。
コメントは一部抜粋
比較した4万円以下のエントリークラスの商品は、単色のシンプルなデザインのものが多かったなか、安っぽく見えにくいのがうれしいところ。見た目にもおしゃれなAndroidスマホをとにかく安く手に入れたい人におすすめです。電話やメールなどの基本的な機能があれば十分という人にはよい候補となるでしょう。
エントリーモデルで液晶パネルを搭載していますが、画面はすごくきれいに見えます。さすがにハイエンドモデルやミドルモデルには敵わないものの、十分明るく視認性に優れていました。
比較した一部商品にはなかったおサイフケータイ機能を搭載し、交通系ICカード・電子マネーの利用も可能。モバイルSuica・PASMO・iD・QUICPayなどを使用できます。ただし、OSアップデートの保証期間は明記されていません。最新のOSで長く使い続けたい人は注意が必要です。
エントリーモデルとしてはかなり優れた電池持ち。充電速度も速く、予算はあまりないけど電池持ちはこだわりたい人に向いています。
ただし、比較したなかで発熱しやすかったのは高い処理性能を備えるハイエンドモデルの商品だったという点には留意が必要です。本商品はエントリークラスの商品なので、それほど高い処理性能は備えていません。
取り扱い事業者 | ワイモバイル、楽天モバイル、SIMフリー、mineo、IIJmio |
---|---|
価格帯 | エントリー |
良い
気になる
OS | Android |
---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 6020 |
充電端子 | Type-C |
画面解像度 | 2400×1080 |
最大画面リフレッシュレート | 90Hz |
ディスプレイ種類 | 液晶 |
5G対応 | |
メインカメラ(広角)画素数 | 5000万画素 |
超広角カメラ画素数 | |
望遠カメラ画素数 | |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
最大ビデオ撮影解像度 | FHD |
セキュリティ認証 | 指紋認証、顔認証、マスク対応顔認証 |
ワイヤレス充電対応 | |
急速充電対応 | |
ワンセグ・フルセグ対応 | |
イヤホンジャック対応 | |
スピーカー | ステレオ |
SDカード対応 | |
eSIM対応 | |
デュアルSIM対応 | |
デュアルSIMの種類 | SIMカードとeSIM利用 |
ベンチマークスコア | 約39万点 |
ストレステスト後の本体温度 | 40.1℃ |
かこって検索対応 | |
翻訳通話対応 | |
対面翻訳対応 | |
翻訳表示対応 | |
被写体削除加工対応 | |
傾き補正生成対応 | |
文字起こし対応 | |
ボイスレコーダー要約対応 | |
幅 | 7.6cm |
高さ | 16.6cm |
厚さ | 0.8cm |
本体重量 | 193g |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ここでは、端末の安さよりもとにかく性能を重視する人向きな商品をご紹介します。予算に余裕がある人は、ぜひチェックしてくださいね。
AI機能が充実しているのも魅力。かこって検索やリアルタイム翻訳などの便利な機能を搭載しており、高性能を求める人にもぴったりです。バッテリー持ちがよく、30分間の急速充電で40%まで回復するスピーディさも兼ね備えています。
カメラ性能も優れており、写真は高解像に撮影可能。ズームしても細部までくっきりと写りました。動画撮影時の手ブレ補正も優秀で、なめらかな映像が撮れるのも魅力。思い出をきれいに残したい人にうってつけですよ。
バッテリー持ちがよく、充電もスピーディ。さらに、AI機能も搭載されており、翻訳通話や文字起こし・チャットの文章補助など、利便性に優れた機能が使えます。価格は公式サイトで18万円を超えますが、機能性は申し分なし。スペック重視ならよい候補となりますよ。
OPPO A79 5Gは、公式オンラインサイトで販売されています。執筆時点の価格は税込29,800円(※公式サイト参照)で、送料は無料です。
エディオン・ビックカメラなどの家電量販店や楽天モバイル・ワイモバイルでも購入できます。なお、公式モデルのSIMスロットはSIM1(nanoSIM)+SIM2(nanoSIM)/microSDですが、ワイモバイル製品のみシングルSIMスロット(nanoSIM+microSD)と、仕様が異なります。
また、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonなどの大手ECショップでも購入が可能です。新品と中古品があるので、購入時は間違えないように注意してくださいね。
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