うるのん Formaは、低コストかつインテリアに合うウォーターサーバーを探している人におすすめです。2年間・月30L飲んだ場合のトータルコスト(※)を月額換算したところ、6,670円と比較的リーズナブル。同条件で比較した全体平均7,131円を下回りました。水の量・使用年数が変わる場合も、全体平均と大きな違いはありません。使用年数に合うプランを選べば、解約金がかからずコストを抑えられますよ。解約金や電気代などを含む半透明のボトルカバーを採用していることも特徴。検証に使用したマットブラックの場合、離れるとボトルが見えませんが、近づくと水の残量が確認できます。比較したなかにはボトルがそのまま外に出たデザインのものもありました。こちらはボトルを隠しつつ交換目安は楽に確認できるので、インテリアとの相性も気になる場合に候補になるでしょう。ボトルはワンウェイタイプで、使っているうちにつぶれるタイプです。使用後は自宅でボトルを廃棄できるので、一部サービスのように回収まで保管しておくスペースが必要ありません。水の注文はWEB・電話から簡単に可能。年2回までは次の配送を無料スキップできます。比較したなかには対面での受け取りが必須のサービスもありましたが、こちらは不在時の置き配に対応。在宅時間が定まらない人も受け取りやすいといえます。日時指定も基本は対応していますが、関東の一部地域ではできない可能性も。地域によってボトル配送料がかかることもあるので、まずは公式サイトで確認してみてください。内部クリーン機能がない・水受けトレイに凹凸があるといった点はややお手入れ面でのデメリットですが、3年に1回無料の定期交換があるのは魅力です。比較したなかには交換対応が有料のサービスもあったことを考えると、コストを抑えつつ衛生的に使いたい人にもおすすめできます。初期不良や災害時の破損はもちろん、通常使用における故障や破損も無料交換対象です。保証も充実していますよ。総合してみると、比較的リーズナブルで受け取りやすく、インテリアにも配慮されたウォーターサーバーといえます。停電時も常温水の注水が可能なため、災害時の備えとしても役立つでしょう。一方で、ボトル交換の手間はネック。ボトル容量は12Lのみ・セット位置はサーバー上部なので、持ち上げて交換するには労力が必要です。ボトル交換の手間を少しでも減らしたいなら、ほかの商品を検討してください。<おすすめな人>ボトルは隠したいが交換の目安を楽に確認したい人<おすすめできない人>ボトル交換の手間を減らしたい人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。
ウォーターワン JLサーバーは、採水地による風味の違いを楽しみたい人におすすめです。天然水は、富士山・南阿蘇・沖縄・島根の4つの採水地から選択可能。水代や配送料がそれぞれ異なる点や、沖縄在住の場合は沖縄の水しか選べない点には注意が必要ですが、風味や成分から好きな天然水を選べることはメリットです。複数の天然水の選択肢があるものは、比較したなかにもそれほど多くありませんでした。水の注文はWEB・電話で手軽にできます。比較したなかにはWEBからしか注文できないサービスもあったため、状況に応じて電話で注文できるのは利点です。配送日時は、定期配送の曜日指定・追加注文時の時間指定が可能。また、置き配や宅配ボックスに対応しています。対面受け取りにこだわらなければ、忙しい人でも受け取りやすいでしょう。5年以上使えば、無料で本体交換が可能。比較によると、本体交換がそもそも有料なもの・より高頻度に無料交換ができるものなど、さまざまなサービスがありました。こちらは頻度は高くないものの、新しいサーバーに変えられる点はよいところといえます。一方、過失の有無を問わず故障・破損時の修理や交換は有料です。過失がなければ無料対応が受けられるサービスもあったことを考えると、保証が充実しているとはいえません。過失のない故障・破損時に無料交換してもらいたいなら、有料オプションの加入を検討しましょう。トータルコストは、電気代が月1,600円(全体平均1,300円)と高いことが原因でやや高め。2年利用時のトータルコストは、30L使用時が月7,282円(平均7,131円)、45L使用時が9,780円(平均9,645円)と、全体平均を上回りました。安さ重視なら、電気代やサーバーレンタル代が安いほかのサーバーもチェックしてみてください。水ボトルの設置位置が上部にあり、12Lボトルを持ち上げて交換するには手間がかかります。交換を楽に済ませたいなら、ボトル設置位置が下部のサービスを選びましょう。設置に幅61×奥行き45.5cmの広いスペースが必要な点も要注意。部屋を広く使いたいなら、もう少しコンパクトなタイプを選ぶのがおすすめです。水の採水地が選べる点は魅力ですが、コスト・水交換の手間など重視するならほかの商品を候補に入れてください。<おすすめな人>採水地による風味の違いを楽しみたい人<おすすめではない人>対面で水を受け取りたい人水交換時の負担を減らしたい人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。
コスモウォーター Smartプラス Nextは、プラスαの便利機能を重視する人におすすめです。従来機のSmartプラスにはない6段階の水温調節・USB充電機能を搭載。停電時でも常温水を出せる非常電源ユニットもついています。とくにUSB充電機能は、比較したなかでも珍しい機能。料理中にタブレットを充電しながらレシピ動画を見たり、スマホを充電したりといった使い方も可能です。ボトルの設置位置が本体下部にあり、水の交換がしやすい点も魅力的。ボトルは自宅で廃棄できるワンウェイ式かつ勝手に潰れる仕様で、「ゴミの片づけが楽」という口コミにもうなずけます。ただし、水の受取時間は指定不可。「時間指定・置き配ができない」との口コミがあるように、置き配や宅配ボックスを利用できるかは宅配業者により異なります。比較したサーバーの半数ほどには自動クリーン機能がついていないなか、2種類の自動クリーン機能を搭載。内部の清潔を保てるつくりが目を惹きます。普段の手入れは最小限ですが、トレイはやや洗いにくい構造です。洗い残しがないよう気をつけてくださいね。比較したほとんどのサーバーと同様に、故障時の交換は過失がなければ無料。しかし、故意・過失の場合や任意のタイミングで交換を依頼する場合には料金が発生します。比較したなかには契約更新時に本体の無料交換を提供しているサーバーもあることを思うと、定期的に交換をしたい人には物足りないでしょう。トータルコストは高め。試算した結果、条件によってはSmartプラスよりも月額が最大1,000円高くなることも。出荷費用2,200円や最低契約期間3年など、Smartプラスとは異なる点もあるので注意が必要です。「買ってよかった育児グッズ」との口コミのように多機能さは魅力的ですが、コストにもこだわるならほかのサーバーも検討しましょう。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめな人>キッチンでレシピ動画等を見たい人停電時に使えるサーバーを選びたい人<おすすめできない人>月々の料金を安く抑えたい人水の受取時間を指定したい人
プレミアムウォーター AURAは、スムーズに注文したいなら候補となる商品です。注文方法は電話・Web・アプリ・LINEと非常に充実しており、24時間受付しています。比較したウォーターサーバーには日時指定不可のものもありましたが、AURAは指定可能なので受け取りにも困りません。別売りの置き配バッグを使えば、置き配もできます。タンク内の殺菌効果が期待できるUV殺菌機能を搭載しており、サーバー内部を清潔に保ちやすい点も長所です。比較したなかでは珍しいトレイを格納できるデザインなので、ホコリがつきにくくお手入れの手間もかかりにくいでしょう。有料である点が惜しいところですが、製品交換にも対応していますよ。保証も充実しており、自然故障や初期不良の破損には無料で対応。プレミアム安心サービスサポートに加入すると、過失による破損も無料サポートを受けられます。ボトルの取り付け位置が本体下部にあるので、給水も楽ちんです。比較したなかには本体の上まで持ち上げて設置しなければならないものも多数あったのに対し、力に自信のない人も扱いやすいでしょう。飲み終えたボトルはつぶして家庭ゴミで処分できるので、使用済みのボトルの置き場所に困ることもありません。モードは出水量3種類・温度帯5種類と多く、常温水や加熱にも対応しています。比較したウォーターサーバーには温水と冷水のみのシンプルなものもありましたが、AURAなら冷えが気になる人の水分補給・カップ麵作りなど幅広いシーンで使えるでしょう。スライドパネルを押し込むと水受け皿が出てきて、使わないときはしまっておけるスタイリッシュなデザインも魅力です。一方で、月額トータルコストが高いのは気がかり。月30Lを2年間使用すると8,280円・月45Lの使用だと10,831円・月60L使用で13,382円と、どの水量でも比較した全商品の平均を1,100円以上上回りました(※2025年3月時点)。料金の安さを重視したい人は、ほかの商品を検討しましょう。<おすすめな人>水の注文のしやすさを重視する人<おすすめできない人>コストを抑えたい人
まるっとウォーター スタンダードサーバーは、置き配で水を届けてほしい家庭で候補になります。比較したなかには対面受け取り必須の商品もありましたが、こちらは置き配に対応。宅配日時の指定もできるため、在宅の時間を指定して受け取りたい人にとっても便利です。注文方法がWEBからのみで、電話・LINEから行えない点はネックですが、水の受け取りやすさ重視ならチェックしてみてください。水ボトルは使い捨てで、飲んだ分だけ自動的につぶれます。リターナブルタイプで回収されるまで保存が必要な商品や、使用後に自分でボトルをつぶす手間がかかる商品に比べると、気軽に利用できるでしょう。ただし、給水を上部から行う必要があり、持ち上げる労力が必要です。少しでも楽にボトル交換をしたいなら、給水を下部からできるタイプ・水ボトルが軽量なタイプを検討しましょう。水受けトレイは、内部がフラットで洗いやすい形状。凹凸がある商品に比べて、サッと流すだけでお手入れできて便利です。比較した多くのウォーターサーバーが搭載していた自動クリーン機能はありませんが、1セット2,750円のセルフクリーニングキットを使えばサーバー内部を清潔に保てますよ。ただし、本体を交換したい場合は22,000円と高額です。破損・汚損は安心サポートに加入していれば無料交換対応が受けられますが、故障時は経年劣化を含めて交換・返送費用22,000円が必要。数年に一度無料交換が可能な商品もあったことを考えると、保証面で物足りなさを感じます。解約するときは、利用者側で水抜きを行いましょう。梱包・回収は業者が対応してくれますよ。ランニングコストの高さもネックです。月45L・2年間利用の場合のトータルコストを月額換算すると10,534円。比較した商品全体の平均額は10,000円を切っていました。最低契約年数は3年とやや長く、期間内に解約すると解約料15,000円がかかることも気がかり。水代・電気代も高めでした。採水地は富士吉田・朝来・南阿蘇の3か所から選べますが、配送料が採水地・配送地域によって異なります。今回検証したコストは配送料0円で計算しているため、トータルコストがさらに高くなる可能性がある点は覚えておきましょう。設置に必要なスペースも大きめです。月々の料金を少しでも抑えたい人・スペースが限られている人は、ほかの商品を検討してください。検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。<おすすめな人>置き配を利用したい人<おすすめではない人>給水の手間が気になる人費用を少しでも抑えたい人設置スペースが限られている人
信濃湧水 エコサーバーは、2年間毎月30L程度飲むなら候補となる商品です。電気代やサーバー代などを含めた月額トータルコストは、2年利用時・月30L使用で6,321円。比較した全サービスの平均7,131円(※2025年3月時点)以下の金額でした。年数や水量問わず全体的に安かったものの、とくに2年利用時・月30Lの場合は費用を抑えやすいといえます。毎日の手入れが楽である点もポイントです。自動クリーニング機能を搭載しているため、比較した一部商品のような内部のセルフメンテナンスは必要ありません。タンクを掃除する必要はなく、トレーも分解してさっと洗えます。4年に1回無料で本体を交換してもらえるのもうれしいところ。長期利用の場合でも清潔に使い続けられるでしょう。日時指定・置き配ができるため、水の受け取りもスムーズです。自社配送エリア以外は配送料がかかりますが、関東地方にお住まいなら配送に費用はかかりません。保証内容も充実していました。本体故障時には有料での対応となる場合もあるものの、破損時は故意や過失であっても初回は無料で交換が可能。自然故障や初期不良時も無料で修理・交換してもらえます。一方で、給水はしやすいとはいえない結果に。本体上部にボトルをセットしないといけないため、力がないと持ち上げるのは大変です。比較した商品には本体下部から給水できるものもあったので、手間なく交換したい人はほかを検討しましょう。飲み終えたボトルは、つぶして家庭ゴミとして廃棄できます。トータルコストを抑えやすい点は魅力的ですが、自社配送エリア以外だと配送料がかかります。ボトルカバーがなく、ブランド名の印字の存在感があるのも気になりました。デザイン性を重視したい人や自社配送のエリア外にお住まいの人は、ほかの商品も検討してみてください。<おすすめな人>飲む水の量が月30L程度の人破損時も無料で交換してもらえるサーバーがよい人手入れのしやすさを重視する人<おすすめではない人>デザイン性を重視する人検証した料金は、すべて小数点第一以下を四捨五入して算出しています。