2025年10月14日、Windows 10のサポートが終了します。ノートPCの買い替えを迫られ、頭を抱える人も多いのでは。
そこで今回は「スペック、操作性、携帯性、価格。どれも妥協したくない……」という悩みを解決する、賢いノートPCの選び方をご紹介します。
結論からいうと“自分の使い方に合わせたPCを選ぶ”ことが正解……ですが「そもそも自分のしたいことがスペックの何に該当するのかわからない」「だから保険をかけて、ちょっと高いPCを買う」という人もいるでしょう。
そのジレンマを解消するため、同じ問題に直面している100人に「ふだんノートPCをどう使っているのか」について、「マイベスト」が独自のアンケート調査を実施しました。
そこで判明したのは、ユーザーの約50%は「実はハイスペックなノートPCじゃなくても困らない」こと。そうした人たちの次期ノートPCの有力候補が、Googleが開発したノートPC、Chromebookです。
そういわれても検討材料が少ないから判断できない、という気持ちもわかりますので、「私たちはChromebookを買っていいのか、ダメなのか」、一緒にジャッジしてみましょう!
本コンテンツはプロモーションを含みます。
〈アンケート実施概要〉実施元:株式会社マイベスト 期間:2025年8月23日〜9月5日 対象:自宅でノートPCを使っている、PCに関する知識はそれほどない30〜40代の男性100人。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ飛び込む。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰される。 その後15年以上家電販売員として活動し、現在はプロの家電販売員としてだけでなく、家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っているほか、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を自ら運営し、家電製品のレビュー・批評を行っている。また、家電アドバイザーの資格も有し「家電」と名の付く物全てに精通、「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力している。
ホビー・家電・コスメ・ヘルスケア・食品・生活雑貨などを中心に、1,000本以上の記事の編集や、タイアップ記事の制作に取り組んできた。プライベートでも何かを買うときには、口コミ・レビューの確認や販売員への質問を繰り返し、納得するまで購入しないこだわりを持つ。「読んだ人の生活が豊かになる商品と巡り合える記事」を目指し、日々制作に臨んでいる。
先述した、“ユーザーの約50%がハイスペックなノートPCじゃなくても困らない”という情報は、「ノートPCをどのように使っているか」というアンケートへの回答を集計し、「Chromebookで十分な人」と「WindowsやMacの専門的な機能が必要な人」に分類したものです。
では、この両者の使い方は具体的にどう違うのか。
逆説的ですが「Chromebookに向いていない使い方」を例に挙げるほうがわかりやすくなります。なぜなら、Chromebookでできることを挙げると膨大な数になってしまうからです。
Chromebookに向いていない使い方の例
「プロフェッショナルな動画編集」「プロフェッショナルな画像編集」は、専門的なソフトを用いた作業を指しています。
「……意外と当てはまらない」と感じた人も多いのでは。
もし、ここに挙げられた作業を“ほとんどしない”のであれば、Chromebookはあなたの有力候補になり得ます。
さらにいえば、「オンラインストレージを使っている人」は、よりマッチング度が高まります。web上での作業、つまり“ブラウザ作業”をメインにした使い方をするなら、「速い!安全!」というChromebookの強みをさらに実感できるからです。
「使い方」がマッチしそう、と感じた人にとって、Chromebookにはさらにポジティブな要素もあります。
ざっと並べると、このとおり。
先ほどの「向いていない使い方」の例に該当しないなら、実は良いことずくめだったりします。
Chromebookは「安い=できることが限定されたノートPC」ではなく「必要十分な機能に最適化されたノートPC」である、というほうがしっくりきます。
日本ではWindowsが浸透しているので、Chromebookに対する認識が低いのは確かです。
ただ、Chromebookを使ってみると「意外とやる!」と認識するはずです。
Chromebookは基本的にクラウドを使って完結します。要するにブラウザでの作業が基本になるということ。
そのため、ノートPC自体に過剰なスペックが必要とされず、そのぶん、PC本体や維持費のコストが低くなる傾向があります。
また、OSやセキュリティがバックグラウンドで常に更新されるから、アップデートでモタモタしないし、セキュリティも常に最新と、長く使っても「快適で安心」が維持される設計になっています。
そもそも、なぜ私たちはWindows 10のサポート終了によりノートPCの買い替えを検討するのか。そのまま使い続けることに対してユーザーが懸念していることは何なのか。
今回のアンケートでユーザーの意見がもっとも多く集まったのは、サポート終了によるセキュリティ対策の弱体化でした。
【アンケートより】Windows 10のサポート終了に対して懸念していること:37人が「セキュリティ対策」と回答
〈アンケート実施概要〉実施元:株式会社マイベスト 期間:2025年8月23日〜9月5日 対象:自宅でノートPCを使っている、PCに関する知識はそれほどない30〜40代の男性100人。
「保存してあるデータの引き継ぎ」「Windows 11の不具合に対する不安」「データ移行の煩雑さ」など様々な意見が飛び交いましたが、得票数1位は「セキュリティ対策」です。
ノートPCでネットバンクや投資の手続きをすることも当たり前であり、まして仕事にも過大な影響を及ぼす可能性もあるとしたら、セキュリティ対策を重視するのも当然でしょう。
OSのアップデートが終了すると、まずセキュリティの弱体化が懸念されます。脆弱性を突かれて個人情報が流出するおそれも。
サポート終了後もESUでセキュリティサポートを受けることはできますが、基本的に有料です。
また、セキュリティ以外の更新プログラムは提供されず、サードパーティ性のソフトで動作検証を行うこともなくなるため、互換性が担保されないのも気がかりです。
Windows 10のサポート終了でもっとも恐れられている「セキュリティの弱体化」。その点で、Chromebookは設計上ウイルスに非常に強い、という特徴があります。
標準装備されている、下記のウイルス対策が効果を発揮しているからです。
用語がちょっと複雑ですが、セキュリティとOSが自動で最新の状態に保たれる(※)というのは、外部からの攻撃に対する防波堤が常にアップデートされ続けるわけですから、わかりやすく頼もしい対策です。
更新期限まで。自動更新にはインターネット環境が必要です
さらに、その背後にはランサムウェアにデータを奪われても、内容を読ませないための防御策であるデータの暗号化、ウイルスが侵入しても、パソコン全体に感染を広げないための仕組みであるサンドボックス化が控えています。万全の備えといえるでしょう。
しかも、先ほど「標準搭載」とお伝えしたとおり、これらは「ウイルス対策ソフト」ではなく、Chromebookが自動でサポートし続けるシステムです。
つまり、“強力なセキュリティ”に加え、いちいち更新しなきゃいけない面倒な雑務から解放される安心感が常に提供されるわけです。
おまけに、ソフト維持費という概念がない。つまり無料!
ノートPCの安全性に不安があるけれど、セキュリティに対する知識は乏しい。そういった人にとっては、この点だけでもChromebookに乗り換える十分な理由になるはずです。
続いて、Chromebookだけでなく、WindowsやMacといった別のOSを搭載したPCと比較して、それぞれの特徴を確認し、Chromebookを選択肢に入れる根拠を確認してみましょう。
ちなみに、OSとはPCにとって、全体を動かす「頭脳」のようなもの。OSがあるからこそ、私たちはキーボードを打ったり、アプリを使ったりできます。そのため、OSによってPCの特徴は大きく変わります。
現在の主流である3つのOSをざっくり解説すると、こんな感じです。
3つのOSを搭載したPCを比較すると、ChromeOSを搭載したPCは「動作の快適さ」「セキュリティの強固さ」「コストの低さ」が目につきます。
このうち、セキュリティについては、先ほど触れたとおり強力なうえ無料。Windows OSを搭載したPCと比較すると、対策の維持費に大きな差額が発生します。
そして、「動作の快適さ」と「コストの低さ」という2つのポイントは、実は同じ理由から強みを発揮しています。
というのも、ChromeOSは、先ほどのたろっささんのコメントにもあったとおり、ブラウザでの作業を中心に設計されているため、PC本体へかかる負荷が低く、高性能なスペックじゃなくてもサクサク動くという特徴があります。
そのため、CPUは高性能じゃなくてもOK。そのぶん、コストを抑えられるというわけです。
ちなみに、今回のアンケートで「新しいノートPCを購入する際の重要なポイント」を尋ねたところ、TOP5は以下のとおりでした。
【アンケートより】ノートPCを購入するときに重視するポイントを5つ挙げてください:100人の回答のTOP5
〈アンケート実施概要〉実施元:株式会社マイベスト 期間:2025年8月23日〜9月5日 対象:自宅でノートPCを使っている、PCに関する知識はそれほどない30〜40代の男性100人。
上記質問は複数回答。1位として挙げた回答を5pt、2位を4pt、3位を3pt、4位を2pt、5位を1ptとして集計。
こうしてみると、ChromeOSを搭載したPCは多くのPCユーザーが求めているポイントを意外と幅広く押さえていることがわかります。
ChromeOSを搭載したPCはユーザー体験とコストに強みがありますが、一方で高いスペックが求められるゲームやプロフェッショナルな動画編集などの重作業が目的になると、Windows OSやmacOSを搭載したPCが有利です。
Chromebookは、専門的なソフトをインストールして使うことができないからです。
また、ChromeOSを搭載したPCの場合、Microsoft Officeはweb版のみ使用可能というのが気になる人も多いのではないでしょうか。
「web版ってどうなの?大丈夫なの?」という疑問は多いと予想されますので、次章で専門家のレビューも加えて詳しくお伝えします。ぜひ参考にしてください。
ここからは、先ほどテーマに挙げた「web版Office」や、面倒ごとが多いPCの初期設定、さらにAI活用やプライベートでの使い方も含めて、Chromebookを実際に使ってみた感想をまとめます。
<今回使用した商品>
Lenovo
Chromebook Plus Gen10
販売価格:約12万円
レビューには、7月25日に発売されたLenovo「Chromebook Plus Gen10」を使用。 Chromebookの上位モデルなので「Plus」がついています。スペックが強化されているのはもちろん、使用可能なアプリが多く、さらにGeminiが初期搭載されていることからもわかるとおり、AI作業に強いモデルでもあります。
ちなみに、このコンテンツはすべてLenovo「Chromebook Plus Gen10」を使って執筆しています。
なお、レビューは下記の4項目です。
レビュワーは3名。
レビュワー1:家電販売員/アドバイザーであるたろっささん
レビュワー2:たろっささんのパートナー
レビュワー3:本コンテンツの編集担当
実際に自分が使っているところを想像しながらご覧ください。
まずは、「超カンタン」と噂の初期設定をしつつ、キーボードやタッチパッドの使いやすさ、作業時の印象についてレビューします。
Lenovo「Chromebook Plus Gen10」を触ってどう感じたのか、という点にご注目ください。
ふつう、面倒で大変なイメージの初期設定ですが、Lenovo「Chromebook Plus Gen10」はめちゃくちゃスムーズでした!
手持ちのAndroidスマホを使用してQRコードを読み取るだけで、ほぼすべての引き継ぎが完了。10分もかかっていません。さすがに驚きました。
ログイン後は、Googleとの連携が継承されるので、メールやカレンダーからwebブラウザのブックマークに至るまで、いつものまま。電源を入れてから数分で、当たり前のように自然に使えます。これ、すごく便利。
特に、スマホからPCへ写真を取り込む作業って手間がかかりますけど、Googleフォトが自動でクラウド同期してくれるので、PCを開くだけでいつでもスマホの写真にアクセスできます。
Androidユーザーだったら、このあたりは絶対に知ってほしいポイントです。
ただ、容量の問題か、ゲームアプリがインストールされなかったのはちょっと気になりました。
サイズに関しては、ウルトラブックなどと比較しても、持ちやすくて使いやすいかなと思います。キーボードの打鍵感も良いし、一般的なノートPCに対して操作感やレスポンスで劣ることはないと感じました。
YouTubeなども試しましたが、サクサク動くのでストレスがないのが良かったです。
私は会社用と個人用のGoogleアカウントを持っているので、その両方で初期設定をしました。どちらも本当に10分たらずで終了。このスピード感は本当にすごいですよ。
このコンテンツはレビューも兼ねてLenovo「Chromebook Plus Gen10」で執筆していますが、動作が速いので変なストレスを感じていません。ブラウザ上で作業しているから、Chromebookの利点が活きているのかも。
あと、タクシーに乗っているときiPhoneでテザリングしたんですが、いつもこんなサクサクだっけ?とビックリしました!
ただ、私は会社用のアカウントがGoogle Workspaceに紐づいているためか、個人用でログインしたときと内容が違っていました。
今回のケースに限った話ではないし、どんなOSやサービスにも起こりうる話ですが、会社から支給されているアカウントだと、制限がかかることがあるようです。
会社用として購入する場合は、あらかじめ会社特有のシステムとの互換性を確認しておいた方が良いと思います。
続いては、ユーザーの皆さんが気になっているだろう、Officeについてのレビューです。
前提として、ChromebookではExcel、Word、PowerPointをインストールして使用することはできません。
ただ、「Microsoft 365(※)」というサブスクや、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドといったGoogleサービスを使えば、Officeのデータを扱えます。マクロなど複雑な作業以外は、ほぼ問題ありません。
Chromebook/Chromebook Plusでは、「Microsoft 365」有料版をデスクトップアプリとしてインストールして使うことはできません。
勘違いされがちですが、Chromebookができないのは“Officeのソフトをインストールして使うこと”。Excel、Word、PowerPointと同じ作業をすることは可能です。
下のレビューでは“同じ作業がどういうレベルなのか”という点に注目してください。
まず、Microsoft 365を簡単に説明します。
これは、WordやExcelなどに加え、クラウドサービスがセットになったサブスクサービスです。Officeソフトは購入してインストールするのに対し、Microsoft 365は月額や年額で利用料を支払うという違いがあります。
では、Microsoft 365とは実際どういうものなのか。無料版の「Microsoft 365 for the web」を使ってみました。
結論からいえば、Lenovo「Chromebook Plus Gen10」上では、インターフェイスも機能もOffice版と少し違いはあるものの、通常使う機能についてはほぼ問題ない、といえます。
私の使い方であればまったく不自由を感じませんでした。一時保存もリアルタイムで行われるため、不意の作業中断にも強いと思います。
ただし、「Excel上でのマクロ作業(VBA)」ができないこと、複雑なグラフやピボットテーブルの機能、外部データとの連携などはできません。
とはいえ、自宅で作業するとき、マクロなどを使っている人はそれほど多くない気もしますが。
〈アンケート実施概要〉実施元:株式会社マイベスト 期間:2025年8月23日〜9月5日 対象:自宅でノートPCを使っている、PCに関する知識はそれほどない30〜40代の男性100人。
また、Microsoft 365だと常に最新の機能が使える、共同作業ができる、ノートPCだけでなくスマホやタブレットでも同じファイルを編集できるというメリットがあります。
リモートや外出時には、間違いなく重宝しますよ。
私の職場では、ドキュメント、スプレッドシート、スライドを全社員が標準的に使っているので、レビューのためにLenovo「Chromebook Plus Gen10」でGoogleサービスを使っても、まったく違和感がありませんでした。むしろいつもと一緒です。
これだけでは参考にならないので、補足します。
外部の関係者さんからWord、Excel、PowerPointの書類が送られてくることがありますが、その書類をGoogleドライブにアップロードしてブラウザ上で開けば、ドキュメント、スプレッドシート、スライドなどを使って編集できます。
その後、相手に合わせた拡張子でデスクトップ上にダウンロードし、メールに添付して返信。これで問題なくやりとりができます。
おそらくですが、職場でOffice、自分のノートPCでGoogleサービスを使う場合でも、同じようにストレスなく作業ができるのではないでしょうか。
確かに、ChromebookではWord、Excel、PowerPointの複雑な作業はできないかもしれませんが、今の私にとってはスマホでさっとチェックしたり、リアルタイムでやりとりができるGoogleサービスのメリットのほうが便利だなって感じます。
Lenovo「Chromebook Plus Gen10」の目玉のひとつ、Gemini(AI)についてもレビューをします……といっても、Geminiは画像の生成はもちろんのこと、文章の作成、アイデア出し、情報収集など多岐に渡ります。
そこで、焦点を絞るため、先ほど触れた「今回のコンテンツを制作するにあたって、Geminiに助けられたこと」を、参考までにご紹介します。
その前に、たろっささんのGemini解説をどうぞ!
生成AIは、ここ1年の進化がすごく、もはや使っているのが当たり前になってきています。
例えばLenovo「Chromebook Plus Gen10」で、Geminiに“レトロな日本の冷蔵庫”とオーダーすると、10秒程度でこんな画像が出てきました。
GeminiもChatGPTも、思考はサーバー上で行われるのでPC本体への負担が少ない。
その点では、ChromebookはAIも使いやすい、といえます。
個人的な使い方としては、日々の行動や歩く道などを学習し、混雑していることを察知して、迂回路を自動で探してくれるのが便利だと感じています。
今回のコンテンツの場合、原稿を制作するにあたって、事前に取材、学習、アンケートの依頼、実機に触れるなどの情報収集をします。
そうして執筆が始まるのですが「手に入れた情報だけでは足りなかった」「実はあまり理解できていなかった」というような面倒ごとがよく起こります。
そんなとき、私を助けてくれたのがGeminiでした。
「データの暗号化ってどういう仕組みだった?」「Microsoft 365の有料版って何ができたっけ?」など、切羽詰まって今すぐ必要な情報を、素早く答えてくれます。ソースとして公式サイトのURLも提示してもらえば、行きたかった場所にすぐに到達できます。
膨大な数になったウインドウをいちいち探す手間が省略できるんです。なんという見事な効率化!
そして、ひとつのパートの執筆が終わったら、コンテンツのテーマや想定しているターゲットを説明したうえで、事実関係と誤字脱字のチェックを依頼します。
ターゲットとして想定している人物が求める情報からズレていないか、読者が離脱するポイントがあったら教えてほしいとか、どれだけ聞いても嫌がられない!
自分だけで何回も読み直すより、Geminiを通すことで客観的に別視点からチェックできるので、脳が疲れない感じがするのもメリットです。
そういうことを繰り返していると「何か困ったことがあれば、いつでもお手伝いします」「応援しています」とか、Geminiが親身になってくるような……。
みなさんも、資料や文章作成のときには絶対助けてくれると思いますので、ぜひ頼ってみてください!
最後のレビューは動画視聴やゲームなどのエンタメ系です。
今回のアンケートでは、プライベートでのノートPCの使い方についても聞いてみました。「Googleマップで旅行やお出かけのシミュレーションをする」「AIとのチャット」などユニークな回答もありましたが、上位は下記の結果になりました。
【アンケートより】プライベートでのノートPCの使い方について当てはまるものを選択してください:100人の回答のTOP10
〈アンケート実施概要〉実施元:株式会社マイベスト 期間:2025年8月23日〜9月5日 対象:自宅でノートPCを使っている、PCに関する知識はそれほどない30〜40代の男性100人。
この回答は複数選択可。
もっとも多かった「動画視聴」は、なんと88人の票が集まりました。利用しているサービスはYouTubeが圧倒的でした。
なお、このアンケート項目は複数選択可です。2位のwebブラウジングも79票が集まっています。
ちなみに、YouTubeなどの動画視聴やSNS、ネットショッピングを含むwebブラウジングはサクサク動くのでとても快適です。
特に動画視聴や音楽鑑賞時は、4つのスピーカーとドルビーアトモス®を搭載しているせいか、サウンドに迫力があり、動画視聴時の臨場感がとても高かった印象です。
そのほかの回答も共感できるものが多いのですが、「Chromebookを使って」となると、7位の「ゲーム」、8位の「画像編集」、9位の「投資」にほかのOSを搭載したPCと、ちょっと違いがでます。
Chromebookの場合、「画像編集」は、繰り返しお伝えしているとおりストレージやメモリ、処理速度的に4Kの動画編集などの“プロフェッショナル”な重すぎる作業は向いていません。ただGoogle フォトを使ったカジュアルな画像編集ならOK。AIを利用した「編集マジック(※)」も使えます。
ChromebookとChromebook Plusでは「編集マジック」の使用回数に違いがあります。Chromebookは月に10回まで。Chromebook Plusは無制限です。
「投資」の場合、Chromebookは高機能な「インストール型取引ツール」が扱えないので、デイトレードには不向きです。一方で、ブラウザ上で情報収集や管理ができる中長期投資やつみたて投資なら問題ありません(※)。
自身の投資スタイルに合わせて、利用したいサービスがChromebookのウェブブラウザに対応しているかを、各社の公式サイトで事前に必ず確認してください
画像編集と投資はできること・できないことの違いがはっきりしていますが、問題は「ゲーム」。「対応OS」という壁があるためです。
それでは、実はゲームにも詳しいというたろっささんのレビューをどうぞ。
Lenovo「Chromebook Plus Gen10」を使って、「ウマ娘 プリティーダービー」(Cygames)と、「雀魂 -じゃんたま-」(キャットフードスタジオ)のAndroidアプリ版を試しました。
私がふだん使っているPCはバリバリゲーミングPCですが、Lenovo「Chromebook Plus Gen10」の使用感や所感は遜色ありませんでした。
ゲーミングPCと同じ感覚でプレイできた、というのはすごいですね。
「LINE: ディズニー ツムツム」(LINE / ウォルト・ディズニー・ジャパン)や「モンスターストライク」(MIXI)も同じようにAndroidアプリでプレイできます。
ただ、Androidアプリのゲームが、すべてChromebookでプレイできるわけではありません。
例えば「Minecraft」(Mojang Studios)だと、プレイできるのが統合版だけなので、MODやサーバーの一部の機能が使えないのでガチ勢には不満が残るかもしれません。
ここからは、Lenovo「Chromebook Plus Gen10」をもうちょっと掘り下げて、ノートPCとしての実力をリサーチした結果をお伝えします。
深掘りするテーマはこちら。
Lenovo「Chromebook Plus Gen10」のレビューをしつつリサーチした内容ですが、Chromebook全般に共通した性能として受け止めていただいて問題ありません。
Chromebookの謳い文句は本当なの?という気持ちでご覧ください。
「起動時間は10秒以内」というのは、Chromebookの謳い文句のひとつ。使ったことがないと「ちょっと盛ってる?」と思うかもしれませんが……。
起動の速さはガチです。今回のコンテンツ制作にあたって、何度も体験しています。
細かくいうと、パスワード入力画面までだいたい6秒くらい。さらに、パスワードを入力してからデスクトップが表示されるのも速い。
起動パスワードがシンプルだったら、前にシャットアウトしたときの画面までほとんど10秒程度で辿り着けます。
起動ボタンを押して、ちょっとコーヒーを淹れにいって、というような隙間はありません。
これは、OSがシンプルで軽量なこと、クラウド連携が前提なので起動時にPC本体が読み込む情報量が少なくて済むことが理由として挙げられます。
そのため、この起動の速さは、長期間使い続けてもずっと保たれる設計になっています。
「現在使っているノートPCに不満を感じるタイミング」についてのアンケートで多かった「起動が遅い」という不満の声は、Chromebookなら感じることはなさそうです。
ちなみに、シャットアウトもめちゃくちゃ速いです。ブラウザ作業は自動保存されるので「このファイルを保存しますか」というメッセージが頻出しないのもストレスフリーです。
「最大10時間持続するバッテリー」というのも、Chromebookの謳い文句のひとつ。結論からいえば、これもガチでした。
試しに充電しないでLenovo「Chromebook Plus Gen10」を使ってみた日のことです。
設定は下記です。
10時30分に起動してから、打ち合わせや食事などを挟みつつ作業すること8時間30分。19時にディスプレイがちょっと暗くなり、バッテリーを確認したら残り20%という状態でした。
それから1時間ほど作業をして、残り7%になったのが20時。このときも、作業時の挙動は変わりません。
自宅に持ち帰って24時頃に開いてみたら、さすがに残り0.4%になっていたので、ここでシャットダウンしました。
充電しないまま、ほぼ1日使いっぱなしが可能だったわけです。
ちなみに、翌日に3時間くらい充電したら49%まで回復していました。
2025年10月14日のWindows 10のサポート終了を前に、ノートPCの買い替えに悩む人に向けた、買って良い人とダメな人のジャッジが出そろいましたので、最後にまとめます。
買って良い人
賢くお金と時間を節約したい人
家族みんなが安心して使えるPCを探している人
PCに不慣れで初期設定などが苦手な人
ダメな人
特定のWindows用ソフトが必須の人
買い替えを前に、自分がどちらの属性が多いのか、おおよそ判断いただけるのではないでしょうか。
少なくとも、冒頭でお伝えした「そもそも自分のしたいことがスペックの何に該当するのかわからない」「だから保険をかけて、ちょっと高いPCを買う」という考えは払拭できたのではないでしょうか。
あらためてお伝えしますと、Chromebookは「スペシャルな特定の作業」を求めないなら、ずっと快適で安全なノートPCです。
自分の使い方に合わせたPCを、不要なコストを避けて選択する。これこそ「賢いノートPCの選び方」といえます。
それでは、「Chromebook、興味が湧いてきた!」と感じた人に、Chromebookのおすすめラインナップをご紹介します。
予算に合わせて、さらにコストが抑えられるお手頃なシリーズもありますので、ぜひご覧ください!
Chromebook Plusの認定を受けた上位モデルで、高いパフォーマンスが特徴です。
OLEDディスプレイ(有機EL)、ドルビーアトモス対応4基のスピーカー、16GBのメモリに256GBの容量と、Chromebookのなかでは上位機種に該当します。
高級感もさることながら内部にアプリをインストールしてもサクサク動く高機能さが魅力です。
360°ヒンジ対応で2-in-1なので、タブレットとしても使用できる幅広さがウリ。
ラップトップモードで資料を作成し、テントモードでプレゼンなど様々な使い方が可能です。
この価格帯で、12時間という長寿命バッテリーと、WUXGA(1920×1200)のディスプレイを搭載しているのもうれしいところ。
Surfaceのような着脱式のキーボードカバーが特徴。
キックスタンドが縦横両方に対応しているため、読書や動画視聴など用途を選ばず何でも使用できます。
スタイラスペンを収納できるのも便利です。
スタンダードなノートPC(クラムシェル型)で、扱いやすいサイズと価格帯が魅力です。
1.39kgと軽量で持ち運びが楽なのが最大の特徴。
USB-AとC以外にもHDMI出力に対応しているため、プレゼンや会議などにもピッタリです。
米軍基準の厳しいテストをクリアしているので堅牢性も高いのがポイント。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。