HP 14-em0003AUを徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
コンパクトかつスタイリッシュなデザインが魅力の格安ノートパソコン、HP 14-em0003AU。ネット上では「動作はサクサクで非常に使いやすい」と評判です。しかし、「キーボードがカチャカチャとうるさい」と気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の10個の観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
- 処理性能の高さ
- インターフェースの充実度
- タイピングの気持ちよさ
- キーボードの使いやすさ
- 画面の見やすさ
- 持ち運びやすさ
- バッテリー持ちのよさ
- スピーカーの音質のよさ
- マイク性能の高さ
- WEBカメラの顔映りのよさ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の格安ノートパソコンとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、格安ノートパソコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています

本コンテンツに記載の検証結果は2026年01月までの情報です
【結論】外出先で長時間使いたい人に!持ち運びやすく、資料作成・オンライン会議には十分なスペック
HP 14-em0003AUは、外出先で長時間使いたい人におすすめです。動画を再生し続けたところ、10時間54分持ちました。比較したほとんどの商品が5~6時間程度だったなか、バッテリー持ちのよさは圧倒的です。持ち運びの負担が少ないのもよい点。画面は14インチで、本体重量は1,356gと軽量です。USB Type-Cケーブルの出力が60W以上あれば充電できるので、付属の充電器を持ち運ばずに済みます。
インターフェースの充実度も高く、マウス・USBメモリなどと接続可能です。肝心の処理性能も悪くありません。CPUにはRyzen 3・メモリは8GBを備え、ブラウジング・資料作成・動画視聴などを快適に行えるレベルです。ただし比較した商品内では高いスペックとはいえず、マルチタスクを行うとカクつく可能性があります。
画面の明るさや解像度は申し分なく、室内であれば見にくく感じることはないでしょう。オンライン会議時に重要なマイク性能も上々です。WEBカメラの映りは少し暗かったものの、比較した商品の半数で見られた白飛びが発生せず、見やすい映像でした。スピーカーの低音は控えめですが、会話する分には問題ありません。
アルファベットキー・カーソルキーの配列にクセが少ないのもメリットです。しかし一部の記号キーやバックスペースキーは少し小さく、慣れるまでは違和感があるかもしれません。また、浅めの打鍵感を好む人よりもしっかりした押し心地を求める人向き。口コミで指摘されたように、タイピング音も気になりました。
価格は95,700円(※2025年3月時点・公式サイト参照)です。10万円以下で買える商品のなかではバッテリー持ち・処理性能などのバランスに優れていました。移動中やカフェなどでパソコンを開く機会が多い人は、ぜひ検討してみてくださいね!
<おすすめな人>
- 持ち運んで長時間作業したい人
- 簡単な資料作成・ブラウジングがメインな人
- しっかりした打鍵感が好みな人
<おすすめできない人>
- 複数のタブ・アプリを開いて作業したい人
- 軽やかにタイピングしたい人
HP 14-em0003AUとは?

HP 14-em0003AUは、パソコンメーカーのHP(ヒューレット・パッカード)から発売された14-em0000シリーズのうちの1つ。CPUにAMD Ryzen 3 7320U・メモリ8GB・ストレージ256GBを搭載するベーシックモデルです。ほかにも、CPU・メモリ・ストレージ容量などが異なる3種類のモデルをラインナップしています。
ディスプレイの解像度はフルHD(1920×1080)で、非光沢のIPSパネルを採用。視野角が広くて光による映り込みが少ないため、「長時間作業も快適」と謳っています。バッテリー駆動時間の公称値は最大11時間。急速充電機能のファストチャージに対応しており、45分間の充電で50%充電できるとしています。
本体のサイズは幅323奥行215×厚さ17.9mm・重量は1.39kg(公称値)です。シンプルかつコンパクトなボディなので、外出先へ持ち運びしやすいとアピールしています。キーボードの下部には指紋認証センサーを備え、セキュリティ対策にも配慮。付属品としてBluetoothマウスが入っているのもうれしいポイントです。
検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

今回はHP 14-em0003AUを含む、人気の格安ノートパソコンを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
- 処理性能の高さ
- インターフェースの充実度
- タイピングの気持ちよさ
- キーボードの使いやすさ
- 画面の見やすさ
- 持ち運びやすさ
- バッテリー持ちのよさ
- スピーカーの音質のよさ
- マイク性能の高さ
- WEBカメラの顔映りのよさ
HP 14-em0003AUのよい点は7つ!
人気の格安ノートパソコンを比較検証したところ、HP 14-em0003AUには7つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
ブラウジング・動画視聴など簡単な作業には十分使える

処理性能は低くなく、Word・Excelなどのオフィスワークを滞りなく進められます。パソコンの処理を担うCPUには、AMD Ryzen 3 7320Uを搭載。ベンチマークスコアを測定したところ、マルチコア平均4508.00pts・シングルコア平均1096.33ptsを記録しました。
画像処理能力を示すGPUスコアは比較した商品内で高くはないものの、動画視聴は快適に行えるレベルです。メモリの容量は8GBあり、ブラウジングや資料作成などの作業には十分なスペックを備えています。しかし、複数のアプリやウェブのタブをたくさん開いてマルチタスクをすると、動作が不安定になる可能性があります。
ストレージの処理性能はいまひとつです。CrystalDiskMarkを使用して測定すると、連続したデータの読み書きスピードは比較した全商品の平均を下回りました。1GB以上の大容量データを移動させると遅さが気になるかもしれません。簡単なデスクワーク・オンライン会議・動画視聴などをスムーズに行えればよい人向きです。
<連続したデータの読み書きのスピード>
- シーケンシャルアクセスリード 平均1757.03MB/s(全体平均3367.34MB/s)
- シーケンシャルアクセスライト 平均1292.19MB/s(全体平均2709.70MB/s)
<ランダムなデータの読み書きのスピード>
- ランダムアクセスリード 平均306.06MB/s(全体平均297.75MB/s)
- ランダムアクセスライト 平均256.48MB/s(全体平均291.71MB/s)
平均は2025年3月時点
インターフェースは豊富。多くの用途に対応できる

HDMI端子も搭載し、外部モニターへの出力が可能です。ステレオミニプラグもあり、有線のイヤホンやヘッドホンと接続できます。その一方、LAN端子・SDカードスロット・光学ドライブは非搭載です。必要であれば外付けデバイスをそろえる必要があるので注意しましょう。
通信規格は、Wi-Fi 6・Bluetooth 5.0に対応しています。最新の規格ではありませんが、現在主流の規格には対応しているので、スピーディなインターネット通信や安定したBluetooth接続を期待できるでしょう。
アルファベットキーの配列は自然。一部キーは独特で慣れを要する

カーソルキーは、左右キーの上部にキーがなく、上下キーのピッチも8mmと一般的な範囲内でした。カーソルキーが密集していないので押し間違えにくいでしょう。しかし、キーボードの端にある¥などの記号キーが小さめなのが惜しいところ。バックスペースのキーピッチは17.3mmと狭く、上部と右部にスペースもありません。
評価外ですが、バックスペースキーの真上に電源ボタンがあるのも気になりました。慣れるまでは、バックスペース・記号キー近辺での打ち間違えに注意しましょう。なお、タッチパッドの面積は8358.5m2と広めです。上部10mmは押し込めませんが、快適にカーソル・スクロール操作できるスペースは確保されています。
画面は明るく解像感が高い

視野角も広く、メーカーが謳うように斜めからでも見え方が変わりません。デスクに座り画面を90度から後ろに10度・前に10度倒しても、スプレッドシートの罫線は見えました。なお、比較した商品全体でディスプレイ性能に大きな差はなく、画面を見にくかった商品はありません。
バッテリー持ちが優秀!長時間使えて持ち運びやすい

本体はコンパクトかつ軽量なので、持ち運びに便利です。計量器で重さを測定すると、本体重量は1,356g・付属の充電器を含めても1,629gでした。比較した商品内ではトップクラスの軽さです。なお、充電は出力60W以上のType‐Cケーブルからも行えます。画面サイズは14インチで面積は69,122mm2・厚さは18.2mmなので、カバンやリュックに収まりやすいでしょう。
マイクが高性能。ノイズを除去し聞き取りやすい声を届けられる

低減できたノイズ数は、低音域・高音域のノイズともに比較した全商品の平均を10dBほど上回りました。空調音やタイピング音などのノイズに邪魔されることなく、クリアな音声を相手に届けられるでしょう。オンライン会議をすることが多い人にぴったりです。
WEBカメラの映りは悪くない。色彩豊かだがやや暗い

評価には含まれていませんが、カメラにプライバシーシャッターがついているのも便利です。シャッターを閉じればカメラをオフにできるので、手軽にプライバシーを保護できますよ。
HP 14-em0003AUの気になる点は2つ!
HP 14-em0003AUにはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
軽やかにタイピングしたい人にはやや不向き

押し心地には適度な反発がありますが、「反発力によって底打ち感を打ち消している感じがした」や「クッション性が強いから不安定で打ちにくかった」と賛否両論でした。軽いタッチでもキー入力は可能でしたが、しっかりした打鍵感を好む人向きです。浅めの打鍵感を好む人だと、最初は違和感があるかもしれません。
口コミで指摘されたようにタイピング音は大きめです。モニターの半数以上から「外では周りの目が気になる」「家で使うならいい」といったコメントが寄せられています。カフェや職場などで静かにタイピングしたい人だと気になる可能性があります。なお、タッチパッドの感度はよく、思いどおりに動かせました。
<タイピングの気持ちよさについてのモニターコメント>
- 「キーの表面にざらつきがあり、滑りにくくて打ちやすかった」
- 「適度に深く、打ちやすく、しっかりと押せているという感覚もある。ただ、中央から外れると少し違和感がある」
- 「キーの反発がとても強いと感じた。キーを押し込む感じになるので、長い時間のタイピングは疲れやすいと思う」
- 「ややキー音が響いたが、とくに大きな問題はなかった」
- 「耳障りとまではいかないが、タイピング音というよりはそれがPC内部に響いている音だと思うので、音の質が少し違って感じるので気になった」
コメントは一部抜粋
高音質とはいえない。動画視聴時の臨場感は得にくい

スピーカーの性能はいまひとつです。スピーカーから流した音声を分析したところ、高音がしっかり出ていた一方で、低音はあまり出ていませんでした。比較したほかの商品の平均に比べて11dBほど小さく、低音の迫力やメリハリは感じにくいでしょう。映画視聴時の臨場感を楽しみたい人には不向きです。
HP 14-em0003AUはどこで買える?

HP 14-em0003AUは、HPの公式サイトにて販売しています。検証で使用したAMD Ryzen 3 7320U・メモリ8GB・ストレージ256GBのモデルの価格は95,700円(※2025年3月時点)です。購入時には有料でOfficeソフト・セキュリティソフトの追加、モニターやマイクなど周辺機器の購入ができますよ。
そのほかの取扱店舗は、楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトです。値段はサイトによって異なるので、どこで1番お得に購入できるかリサーチしてみてくださいね!
HP 14-em0003AUが向いていない人におすすめの格安ノートパソコンは?
マルチタスクしたい人には、DellのInspiron 14 5445。CPUにRyzen 7・メモリは16GBを搭載し、処理性能は比較した商品内でトップクラスでした。複数のアプリやタブを開いても動作が重くなりにくいでしょう。画面はフルHDで明るく、視認性に優れています。キーボードの打鍵感は軽く、音もほとんど気になりませんでした。
キーボードの打ちやすさにこだわるなら、レノボのThinkPad E16 Gen2。キーボードの配列にクセが少ないので、一般的なJP配列に慣れている人ならなじみやすいでしょう。浅めの打鍵感で、モニターにも「サクサク入力できた」と好評でした。処理性能は高く、メモリは16GBなのでマルチタスクを快適にこなせます。
DellInspiron 14 | 5445
| CPUの型番 | AMD Ryzen 7 8840U |
|---|---|
| CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均9765.33pts |
| メモリ容量 | 16GB |
| ストレージ容量 | 1000GB |
| インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)×2、USB Type-C(USB 3.2)×1、HDMI、SDカードスロット、イヤホンジャック |
| バッテリーの持ち時間(実測値) | 約6時間20分 |
- 画面サイズ
- 14インチ
- 画面比率
- 16:10
- 解像度
- FHD+(1920×1200)
- 画面の表面加工
- 非光沢(ノングレア)
| CPUの種類 | Ryzen 7 |
|---|---|
| CPUコア数 | 8コア |
| CPUスレッド数 | 16スレッド |
| CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1723.33pts |
| ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4947.56MB/s |
| ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4112.59MB/s |
| ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 415.29MB/s |
| ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 408.44MB/s |
| OS | Windows 11 Home |
| 無線LAN規格 | Wi-Fi 6 |
| 有線LANポートあり | |
| 内蔵カメラ搭載 | |
| ノイズキャンセル機能 | |
| テンキーあり | |
| 幅 | 31.40cm |
| 奥行 | 22.62cm |
| 高さ | 1.99cm |
| 重量 | 1611g(実測値) |

DELL Inspiron 14 5445の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
レノボE16 Gen2(AMD)
| CPUの型番 | AMD Ryzen 5 7535HS |
|---|---|
| CPUマルチコアのスコア(実測値) | 平均8821pts |
| メモリ容量 | 16GB |
| ストレージ容量 | 512GB |
| インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)×1、USB Type-A(USB 3.1)×1、USB Type-C(USB 3.0)×1、HDMI、有線LANポート、イヤホンジャック |
| バッテリーの持ち時間(実測値) | 約5時間54分 |
- 画面サイズ
- 16インチ
- 画面比率
- 16:10
- 解像度
- WUXGA(1920×1200)
- 画面の表面加工
- 非光沢(ノングレア)
良い
- ビジネスユーズに十分な処理性能
気になる
- バッテリーの持続時間は短めで、外出先での使用には不向き
| CPUの種類 | Ryzen 5 |
|---|---|
| CPUコア数 | 6コア |
| CPUスレッド数 | 12スレッド |
| CPUシングルコアのスコア(実測値) | 平均1497.67pts |
| ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6145.1MB/s |
| ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4929.25MB/s |
| ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 370.36MB/s |
| ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 412.78MB/s |
| OS | Windows 11 Home |
| 無線LAN規格 | Wi-Fi6E |
| 有線LANポートあり | |
| 内蔵カメラ搭載 | |
| ノイズキャンセル機能 | |
| テンキーあり | |
| 幅 | 35.61cm |
| 奥行 | 24.77cm |
| 高さ | 1.99cm |
| 重量 | 1840g |

Lenovo ThinkPad E16 Gen 2 AMDの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
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