敏感肌に配慮して成分を厳選した日焼け止めローション、OSAJI (オサジ) UVプロテクトローション。「石けんだけで落とせる」と評判です。しかし「白浮きする」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のプラスリストアやファンケルなどの日焼け止めローションとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、日焼け止めローション選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
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すべての検証は
マイベストが行っています
「ノンコメドジェニックテスト済み」は、すべての人にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。「アレルギーテスト済み」は、すべての人にアレルギーが起きないということではありません。
本記事における「トーンアップ」は、メイクアップ効果により肌が明るく見えることを指します。
本記事における「浸透」とは、角質層までの浸透を指します。
目次
オサジ UVプロテクトローションは、紫外線が少ない季節に使う敏感肌向けの商品をお探しなら候補のひとつになる商品です。成分表記を確認した理系美容家は、敏感肌でも使いやすい構成を高く評価。比較した一部商品のように紫外線吸収剤・エタノール・シリコーンといった敏感肌への刺激が懸念される成分は含まず、紫外線散乱剤を1種類のみ使用しています。
「石けんだけで落とせる」との謳い文句や口コミどおり、オフしやすいのも魅力です。実際に洗ってからブラックライトを当てると、肌に残らずきれいに落ちていました。比較したところノンシリコーン商品は石けんのみで落としやすい傾向があり、こちらも同様の結果に。クレンジングオイルを使わず、ゴシゴシこすることもなくスルッと落とせるでしょう。
一方、肝心なUVカット力はいまひとつ。SPF28/PA+++と数値がやや低く、紫外線が強い夏場には向いていません。実際にラップに塗り伸ばして紫外線を当てると、紫外線カット率は約71%でした。比較したなかでは標準的な数値ですが、日焼け止めミルクなどほかのアイテムと比べると効果はいま一歩。強い紫外線を防ぐにはやや物足りません。
塗り心地や仕上がりも惜しい結果に。実際に使用したモニターから、粉っぽさ・きしみ感が指摘されています。比較したなかで紫外線散乱剤を含む商品は粉っぽくなりやすく、こちらも同じ傾向に。日焼け止め特有の乾燥感が苦手な人には向きません。
口コミどおり「白浮きする」との声も聞かれました。サラサラ系のテクスチャで伸びはよいものの、白浮きを防ぐにはしっかり馴染ませる必要があります。比較したみずみずしく軽やかな商品に比べると、やや塗りづらく感じることもあるでしょう。
とはいえ、ほぼ無臭でツンとしたにおいがほとんどしないのは魅力。日焼け止めらしいケミカルなにおいが苦手な人も使いやすい一品です。敏感肌にも使いやすい成分構成なため、日焼け止め選びに悩んでいる人は要チェックですよ。UVダメージや乾燥感が気になるなら、紫外線カット数値が高め・紫外線吸収剤ありの商品を含めて検討してみてください。
オサジは、健やかで美しい皮膚を保つためのアイテムを展開する国内化粧品ブランドです。皮膚科学をもとに、植物と人の親和・精神的安らぎや安心感などにこだわって商品を開発。デザインや色使いにも配慮しています。
そんなオサジのUVプロテクトローションは、「肌へのやさしさと向き合って生まれた」と謳う全身用日焼け止めローションです。スキンケア設計で、香料は不使用。紫外線散乱剤(酸化チタン)を含水シリカでコーティングし、直接肌に触れないようにしています。オフは石けんのみでできるつくりです。
界面活性剤・シリコーン・オイル・紫外線吸収剤は不使用。UVカット機能はSPF28/PA+++です。公式サイトでは、敏感肌の人・肌のゆらぎが気になる人・化粧品の油分でニキビなどができやすい人に向いていると説明しています。
今回は、オサジ UVプロテクトローションを含む日焼け止めローション全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、肌へのやさしさを検証しました。
理系美容家のかおりさんに評価を依頼。成分表示を見て、紫外線吸収剤の配合数が多すぎないか・敏感肌の刺激になり得る成分が少ないかをチェックしてもらいました。
成分は、比較した全商品のなかでトップクラスの評価を獲得。比較したなかには、オイル状で肌に浸透しやすく、敏感肌への刺激が懸念される紫外線吸収剤を複数配合した商品もありました。対してこちらは粉状で肌に浸透しにくく、敏感肌でも使いやすい紫外線散乱剤を1種類のみを使っています。
また、比較したなかには肌がデリケートなときは使いにくいエタノールを配合した商品も。こちらはエタノールフリーなうえ、界面活性剤・シリコーン・オイルも使用していません。乳酸は含んでいるものの、専門家は「少量と予想できるため、おそらく調整剤として配合している」とコメントしています。
敏感肌にとって負担になりやすい成分はほとんど見当たらないため、揺らぎがちな肌にも使いやすいでしょう。
次に、UVカット力の検証です。商品のSPF・PAを確認し、値が高いほど高評価としました。
さらに、紫外線防御剤が均一に散らばって紫外線が通り抜けないものを高評価とするため、日焼け止めを塗ったラップを用意。後ろにデジタル紫外線強度計を設置し、前から人工太陽照明灯で紫外線を当てて通り抜ける紫外線量を計測しました。
UVカット機能はSPF28/PA+++で、短時間のレジャーや外出向きです。実際に計測すると約71%の紫外線をカットできましたが、UVカット機能の数値が低いため、紫外線が多い夏場にはあまり向きません。
日焼け止めローションは、比較したほかのタイプの日焼け止めに比べてUVカット率が低い傾向があり、こちらも同様の結果でした。たとえば同検証を行った日焼け止めミルクの場合、紫外線カット率は95%を超える商品がほとんど。一方日焼け止めローションは高くても70%程度で、95%を超えた商品はひとつもありません(※執筆時点)。
全体的にUVカット力が低めという日焼け止めローションの傾向を踏まえると、オサジ UVプロテクトローションはまずまずのUVカット率といえるでしょう。
SPF・PA値が同様でも、UVカット率に差があることも。UVカット成分が均一に広がらず、本商品と同程度のUVカット機能を謳っていてもカット率が約45%にとどまった商品もありました。数値だけで判断せず、検証結果を参考に選んでみてくださいね。
続いて、使用感を検証しました。
5人の女性モニターが、商品を実際に使用。伸びのよさ・白浮きの有無・きしみにくさ・香りなどについて、それぞれコメントしてもらいました。
一方、きしみ感があるのはネック。比較した紫外線散乱剤を含む商品は同様の傾向があり、こちらも「粉っぽさを感じる」「つっぱり感がある」「使用後の肌がギュッとつっかかる感じ」といったコメントが寄せられました。日焼け止め独特の乾燥感が苦手な人には、あまり向きません。
<テクスチャについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
「白浮きする」と口コミで指摘されていたとおり、モニターからも「塗っていない肌と比べるとはっきりわかる」「かなり白くなり、色黒な人だと浮いて見える」と声があがっています。
比較したなかで、オイル状の紫外線吸収剤を多く使った商品はなめらかで肌に馴染みやすい傾向がありました。こちらは紫外線散乱剤のみを使っており、粉っぽさ・白浮きが目立ちやすいのが気がかりです。
とはいえ、なかには「馴染んでしまえば白さが気にならない」「誰でもわかるような白さではない」という人も。出しすぎに注意し、しっかり馴染ませてくださいね。
<白浮きしないかについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
香りはほぼ無臭です。比較したなかには、日焼け止め特有のケミカルなにおい・ハーブ系の香りが強い商品も。対してこちらは「何も気にせず顔に塗れる」「日焼け止めなのにツンとしないのがすごい」とモニターから好評でした。
一部で「お菓子のような甘さ」といった声がありましたが、よく嗅がないとわからない程度です。クセが少なく、万人が使いやすい商品といえるでしょう。
コメントは一部抜粋
最後に、オフのしやすさを検証しました。
腕に日焼け止めローションを塗り、石けんを使って洗浄。洗い流したあとにブラックライトを当てて、日焼け止めがどのぐらい残っているかをチェックしました。
オフしやすさは、比較した商品のなかでトップクラス。「石けんだけですっきり落とせる」との謳い文句や口コミどおり、洗ったあとは日焼け止めがほとんど残っていませんでした。
比較したところ、シリコーンが含まれている商品は洗顔料だけでは落ちにくい傾向が。こちらはシリコーン不使用で、クレンジングオイルや専用リムーバーなどを使わずにオフが可能です。肌への負担が気になる人にぴったりですよ。
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使い方は簡単。よく振ってから500円玉程度を手のひらに取り出し、顔・体などに伸ばしましょう。メーカーでは、日差しが当たる場所で長時間過ごすときは2〜3時間ごとに塗りなおすよう推奨しています。
出典:公式サイト
公式サイトでは、肌質ごとのライン使いおすすめアイテムも紹介中。化粧水・乳液なども同ブランドで揃えたいならぜひチェックしてみてください。UVプロテクトローションの上に、スキンバリアBBを重ねるのもおすすめです。
<敏感肌におすすめのスキンケアステップ>
①化粧水:センシティブスキンローション
②乳液:センシティブスキンモイスチャライザー
③クリーム:センシティブスキンクリーム
④クリーム:コンフォートマルチクリーム
⑤UVケア:UVプロテクトローション
最後に、UVカット力の検証で高評価を獲得した日焼け止めローションをご紹介します。
プラスリストア UVローションは、国内最大値のSPF50+/PA++++を誇るアイテム。実際に紫外線を当てた際のUVカット率は約72%とまずまずでしたが、重ね塗りで紫外線を防げるでしょう。きしみ感のないみずみずしい塗り心地も、モニターから好評。敏感肌にも比較的使いやすいでしょう。
ファンケル サンガード50+ プロテクトUVも、しっとり感のある仕上がりが好きな人にぴったり。SPF50+/PA++++のUVカット機能があり、実際に紫外線を当てた際のUVカット率は約72%を記録しました。重ね塗りや日傘との併用で紫外線を防げますよ。乳液のように伸び、白浮きも気になりません。
PA(公称値) | ++++ |
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SPF(公称値) | 50+ |
分類 | 化粧品 |
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内容量 | 60mL |
ノンコメドジェニックテスト済み | |
アレルギーテスト済み | |
下地兼用 | |
ブルーライトカット効果 | |
トーンアップ効果 |
ファンケル サンガード50+ プロテクトUVをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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