コンパクトで軽く、初心者でも扱いやすいと人気のパナソニック(Panasonic) デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V480MS。ネット上では高評価の口コミが多い一方、「手ブレ補正力が弱い」「タッチパネルが小さくて操作しにくい」といった評判もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、パナソニック デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V480MSを含む全7商品を実際に使ってみて、手ブレ補正力・画質のよさ・使いやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
パナソニックのHC-V480MSは、持ちやすさにこだわる人におすすめです。重量はバッテリーパックを装着しても約256gと、今回検証したほかの商品よりも軽量。そのうえ、サイズも手のひらに収まるほどコンパクトです。ボタンの配置もよく、操作しやすいですよ。
ただし、タッチパネルのアイコンは少々わかりにくい印象です。撮影時に困らないよう、事前に説明書を読んでおきましょう。
また、暗所だと解像度が失われてしまうのも気になる点です。彩度が落ちてノイズが目立つので、細かい部分は見えづらくなります。明所は高解像度できれいな映像を撮影できましたが、暗いシーンでの撮影を予定しているなら、ライトを準備しておくのがおすすめです。
手ブレもまずまずの補正力。中望遠・望遠はブレが抑えきれない部分がありました。とはいえ、検証は厳しい条件下で行っています。広角の中央はブレがかなり抑えられており、一般的な撮影において問題にはならないでしょう。入門用の定番モデルで価格は手頃なので、候補のひとつとしてみてください。
パナソニックのHC-V480MSは、iA90倍と高倍率なズームを搭載しているのが特徴です。ズームしても鮮明で美しい映像が残せるよう、被写体の特徴を見分ける超解像技術を採用しています。
軽量化にこだわっているのもポイントです。バッテリーパックを装着しても重量は約256g。誰でも気軽に撮影できるように作られています。
手ブレ補正には、ハイブリッドシステムを採用。光学式と電子式の両方で5軸方向の手ブレを自動補正します。歩きながらの撮影やアングルを固定したいときは、液晶画面のロックボタンを押し続けましょう。手ブレ補正がより強力になり、構図が安定しやすくなりますよ。
さらに、ビデオカメラ本体が傾いていても、映像を自動で水平にする傾き補正も搭載しています。補正範囲は、シーンに合わせて標準と強の2種類から選択可能です。ハイアングルや話しかけながらなど、液晶パネルを確認しづらいときに活用してみてください。
広角28mmレンズなので、一般的なものに比べて撮影範囲がワイド。室内や奥行のない遊具など、後ろに下がるのが難しいときでも、広範囲を画面に収められます。
たくさんの光を取り込める、高感度MOSセンサーを採用しているのも魅力です。従来のMOSセンサーに比べて暗いシーンに強く、動画有効画素220万画素を実現しています。60iに比べて縦方向の解像度が高い、1080/60p記録にも対応。ちらつきを抑えた描写が可能になっています。
シーンを自動認識する、おまかせiAモードも便利です。被写体を認識して自動補正するので、難しい操作は必要ありません。明るさや色合いは撮影中の画面タップで変えられて、簡単に自分好みの映像が撮れますよ。
ジオラマや8ミリムービーなど、4種類の映像効果が楽しめるクリエイティブコントロールも搭載。誰でも簡単におしゃれな映像を撮影できて、より表現の幅が広がります。
動画だけでなく、写真もこれ1台で完結。動画静止画の同時記録もでき、ふいに見せる表情も簡単に写真で残せます。もちろん撮影済みの動画から切り出してもOKです。操作時のブレが心配なら、後からチェックしましょう。
レンズをズームさせると、被写体を認識してマイクも適した設定変わります。遠く離れた人の声の音も拾えるので、映像だけでなく音も一緒に楽しめますよ。
本体で簡単に映像を編集できるのも魅力です。元の映像を分割し、必要なところだけを残して1つの映像にできます。ムービースライドショーを自動で作成する機能では、たくさんの思い出がダイジェストに。演出モードが選べるので、オリジナル感のある映像になりますよ。
内蔵メモリーは32GBです。SDカードやSDHCカードを装着すれば、撮影中に内蔵メモリーがいっぱいになっても、外部メモリに続けて記録できます。リレー記録をした後の動画は簡単に結合でき、撮りたい映像を逃しません。
撮影した映像は、定期的に保存しておきましょう。外付けハードディスクとUSBケーブルで繋げば、保存もテレビでの再生もできて便利ですよ。
WindowsPCにもデータは取り込めますが、MacPCとの相性が良好。iFrameモードを搭載しているため短時間で取り込みができ、データ容量も削減できます。Apple製品との連携もしやすいので、MacPCをお持ちの人はチェックしてみてください。
今回はパナソニック デジタルハイビジョンビデオカメラ HC-V480MSを含む、ビデオカメラ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:手ブレ補正力
検証②:画質のよさ
検証③:使いやすさ
まずは、手ブレ補正力の検証です。
シェイカー式振動マシンに乗り、広角・中望遠・望遠で動画撮影を行います。故意に振動を与えた状態で、どれだけブレが補正できるかチェックしました。
中望遠と望遠は補正しきれていない場面もありましたが、広角は比較的安定していました。周辺部に少しブレが見られた程度で、中央はきちんと抑えられています。
望遠では揺れが目立ち、構図が不安定な印象でした。激しい振動を与えながら検証したこともあり、あまり補正できていません。ただし、中望遠側は映像の6割程度が安定していました。一般的な撮影シーンなら、支障ないでしょう。
続いて、画質のよさを検証します。
ビデオカメラを三脚に固定して、明所と暗所で撮影を行い、映像の精細さ・色の再現性・ノイズの少なさなどをチェックしました。
明所は十分な解像度で、細かい部分まで識別できました。広角側で撮影した糸・JANコード・扇子の模様はしっかり映っていて、糸の質感もわかるほどきれいです。望遠側のカメラロゴも、きちんと読み取ることができます。
一方、暗所だと解像感が失われてノイズが目立ち、細部の判別は困難でした。色の違いはわかりますが、彩度は落ちてしまっています。光が入らない暗所で撮影する際は、ライトを用意するなど、工夫をしてみてください。
最後は、使いやすさの検証です。
コンテンツ制作チーム員5人が実際にビデオカメラで撮影を行い、ハンドストラップの装着感・カメラの握りやすさ・操作のしやすさなどを評価しました。
操作に関しては、慣れが必要な印象でした。とくに多かったのが「アイコンがわかりにくい」という意見です。UIが直感的ではないとの回答もあるので、必要最低限の操作は説明書で確認しておくとよいでしょう。
また、誤操作をすると待機時間が長くなる傾向なのも気になりました。「タッチパネルの背景が白い上に、文字が薄いので見えづらい」という声も挙がっているので、見やすい設定に変えてから使うのがおすすめです。
一方、手のひらに収まるサイズ感は、モニターから高く評価されました。「少し重心が外を向いている」といった意見は出ましたが、軽いので持ちにくさは感じません。
物理ボタンの配置も適切で、基本的な撮影中の操作は快適です。「スライド式のズームボタンが操作しやすい」といった意見もあり、反応が悪いボタンもありませんでした。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
59,800円
(最安)
販売価格:59,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(1,571件)
69,245円
(+9,445円)
販売価格:69,880円
ポイント:635円相当
送料無料
69,880円
(+10,080円)
販売価格:69,880円
ポイント:0円相当
送料無料
(65件)
77,787円
(+17,987円)
販売価格:78,500円
ポイント:713円相当
送料無料
77,787円
(+17,987円)
販売価格:78,500円
ポイント:713円相当
送料無料
82,897円
(+23,097円)
販売価格:82,897円
ポイント:0円相当
送料無料
(496件)
83,020円
(+23,220円)
販売価格:83,781円
ポイント:761円相当
送料無料
84,823円
(+25,023円)
販売価格:85,601円
ポイント:778円相当
送料無料
84,826円
(+25,026円)
販売価格:85,604円
ポイント:778円相当
送料無料
85,180円
(+25,380円)
販売価格:85,961円
ポイント:781円相当
送料無料
87,007円
(+27,207円)
販売価格:87,805円
ポイント:798円相当
送料別
87,200円
(+27,400円)
販売価格:88,000円
ポイント:800円相当
送料無料
87,298円
(+27,498円)
販売価格:88,098円
ポイント:800円相当
送料別
88,936円
(+29,136円)
販売価格:89,751円
ポイント:815円相当
送料無料
92,730円
(+32,930円)
販売価格:93,580円
ポイント:850円相当
送料別
93,600円
(+33,800円)
販売価格:93,600円
ポイント:0円相当
送料無料
(38件)
94,926円
(+35,126円)
販売価格:95,796円
ポイント:870円相当
送料別
97,663円
(+37,863円)
販売価格:98,558円
ポイント:895円相当
送料別
148,141円
(+88,341円)
販売価格:149,500円
ポイント:1,359円相当
送料別
最後に、より美しい映像を撮影できる商品をご紹介します。
ソニーのFDR-AX45は、暗所でも高解像度で撮影できます。被写体の細部まで描写できており、色の再現性も高め。手ブレ補正も強力で、検証ではどの領域も細かなブレまで抑えられていました。メニューもわかりやすく使いにくさを感じません。とことん性能にこだわりたい人にうってつけです。
JVCケンウッドのGZ-RY980は、スペックと価格のバランスがよい商品です。屋外の厳しい環境下でも耐えられるタフな設計なので、水辺での撮影にも好適。色再現性はあと一歩という印象ですが、解像度は高く美しい映像が撮れました。4K対応モデルも検討中なら、ぜひチェックしてみてください。
センサーサイズ | 1/2.5型 |
---|---|
総画素数 | 857万画素 |
有効画素数 | 829万画素 |
静止画有効画素数 | 829万画素 |
光学ズーム倍率 | 20倍 |
電子ズーム倍率 | 250倍 |
35mm判換算焦点距離 | 26.8~536.0mm |
F値 | F2.0~3.8 |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
動画記録方式 | AVCHD、MP4、XAVC S |
静止画記録方式 | 不明 |
動画解像度 | 4K |
フレームレート | XAVC S 4K:30p、24p/XAVC S HD:60p、30p、24p/AVCHD画質:60p、24p、60i/MP4 :30p |
ファインダー付き | 不明 |
記録メディア | SDカード、SDHCカード、SDXCカード、メモリースティックPROデュオ、メモリースティックPRO-HGデュオ、メモリースティックXC-HGデュオ |
内蔵メモリー容量 | 64GB |
連続撮影時間(公称値) | 約2時間40分 |
連続撮影時間(実測値) | 不明 |
実撮影時間(付属バッテリー使用) | 不明 |
モニターサイズ | 3.0型 |
本体幅 | 73.0mm |
本体サイズ | 73.0×80.5×142.5mm |
本体奥行 | 142.5mm |
本体高さ | 80.5mm |
本体重量 | 約510g(バッテリーを除く) |
HDMI端子 | |
内蔵マイク仕様 | ドルビーデジタル5.1ch、ドルビーデジタル2ch、MPEG-4 AAC-LC 2ch、リニアPCM |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 | |
Bluetooth機能 | 不明 |
Wi-Fi | ◯ |
Bluetooth | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵性能 | 不明 |
耐衝撃性能 | 不明 |
防水性能. | 不明 |
耐低温性能 | 不明 |
音声操作 | 不明 |
広角撮影可能 | |
防塵性能. | 不明 |
ナイトモードあり | |
オートフォーカス機能 | 不明 |
ハイスピード | 不明 |
遠隔操作可能 | |
付属品 | 不明 |
特徴 |
ソニー デジタルビデオカメラレコーダー FDR-AX45をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
総画素数 | 1891万画素 |
有効画素数 | 795万画素 |
静止画有効画素数 | 795万画素 |
光学ズーム倍率 | 10倍 |
電子ズーム倍率 | 200倍 |
35mm判換算焦点距離 | 29.9~299mm |
F値 | F1.8~2.8 |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
動画記録方式 | AVCHD |
静止画記録方式 | 不明 |
動画解像度 | 4K |
フレームレート | 4K:30p、24p/フルHD:60p、60i/ハイスピード:120fps/30p(4倍)、120fps/60p(2倍)、60fps/30p(2倍) |
ファインダー付き | 不明 |
記録メディア | SDHCカード、SDXCカード |
内蔵メモリー容量 | |
連続撮影時間(公称値) | 4K:約260分/HD:320分 |
連続撮影時間(実測値) | 不明 |
実撮影時間(付属バッテリー使用) | 約2時間20分(4K)、約3時間(HD) |
モニターサイズ | 3.0型 |
本体幅 | 79mm |
本体サイズ | 79×76×162mm |
本体奥行 | 162mm |
本体高さ | 76mm |
本体重量 | 620g(バッテリー含む) |
HDMI端子 | |
内蔵マイク仕様 | ズームマイク |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 | 不明 |
Bluetooth機能 | 不明 |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 不明 |
防水性能 | |
防塵性能 | |
耐衝撃性能 | |
防水性能. | ◯ |
耐低温性能 | |
音声操作 | 不明 |
広角撮影可能 | |
防塵性能. | ◯ |
ナイトモードあり | |
オートフォーカス機能 | 不明 |
ハイスピード | |
遠隔操作可能 | |
付属品 | ACアダプター、電源コード、HDMIケーブル |
特徴 |
JVC Everio R 4Kメモリームービー GZ-RY980をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。