手ブレがきれいに補正できて4Kの解像度の高さが実感できると評判の、ソニー デジタルビデオカメラレコーダー FDR-AX45。インターネット上では高評価の口コミがある一方、「手ブレ補正がいまひとつ」「大きくて重たい」といった気になる声もあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ソニー デジタルビデオカメラレコーダー FDR-AX45を含むビデオカメラ全7商品を実際に使ってみて、手ブレ補正力・画質のよさ・使いやすさを比較してレビューします。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
ソニー デジタルビデオカメラレコーダー FDR-AX45は、簡単にきれいな映像を撮れるビデオカメラがほしい人におすすめです。実際に被写体を撮影しましたが、光度に関わらず解像度も色再現度も高く、細部まで描写できていました。被写体のディテールが判別できるほど高画質で、文句なしの高評価です。
振動を与えた状態での撮影も、広角・中望遠・望遠のすべてで手ブレを強力に補正。とくに広角は振動を与えたのかと疑うほど、ブレのない映像が撮れました。三脚が立てられないようなシーンでも、安定した映像が残せるでしょう。
本体が大きく重たいのは惜しいものの、落としそうと感じるほど不安定ではありません。また、メニュー画面がアイコン表示でわかりやすく、初心者や機械操作が苦手な人も扱いやすいですよ。片手で撮影しながらのボタン操作も快適で、ズームレバーも滑らかに操作できました。
価格は執筆時点で98,868円(税込)。検証したなかでは高額な商品ですが、思い出を美しく残したいなら、ぜひ検討してみてください。
ソニーが展開するデジタルビデオカメラ ハンディカムシリーズ。手ブレ補正や映像美にこだわって、スペックの異なる商品を多数ラインナップしています。
今回ご紹介するFDR-AX45には、ソニー独自の空間光学手ブレ補正と4K高画質技術を採用。あとから楽しく見返せるように、初心者でも美しく撮影できる設計に重点を置いています。
ソニー独自の手ブレ補正技術は、レンズとセンサーを一体のユニットにしているのが特徴です。動きながらでもズームをしても、手の揺れをユニット全体が吸収してブレを抑えます。
HD撮影時はインテリジェントアクティブモードにも対応。より安定した映像を撮影するため、レンズが5軸方向に動くよう設計されています。ホコリや砂の侵入を防ぐための防塵ストッパーもあり、運動会などの屋外撮影でも活躍しますよ。
ソニーの優れた4K高画質技術を採用しているのも魅力の1つです。美しい映像を撮影するために開発した薄型レンズにコーティングを施し、強い光が入ったときに生じるゴーストやフレアといった現象を低減しています。
さらに高精細化するためのCMOSセンサーを組み込み、画像処理能力が高いBIONZ Xエンジンでノイズを低減。4Kで撮影した映像を静止画として切り出しても、約829万画素という高画質を実現しています。
全画素超解像ズーム機能にも注目!焦点を変えず撮影した画像を切り出すことで、解像感を変えずそのまま拡大できます。光学ズームでも20倍まで寄れますが、全画素超解像ズーム機能なら、4K撮影時30倍・HD撮影時40倍まで拡大できて便利ですよ。
全景を撮影できるように、広角は最大26.8mmとワイドです。スピーディーなピント合わせができる空間被写体検出方式を採用し、オートで切り替える撮影モードも搭載。被写体・シーン・揺れなどを自動で検知して切り替えるので、面倒な設定いらずで適切なモードでの撮影ができます。
マイクは5方向から集音できる高性能なものを使用。撮影者の声を大幅に低減できるマイボイスキャンセリングや風の音を抑える機能も搭載し、録りたい音や声をクリアに記録します。
音にこだわりたいなら、ドルビーデジタル5.1chのサラウンドでの記録もおすすめです。5.1chサラウンド入力に対応した機器で再生すれば、通常時よりも臨場感たっぷりの音が楽しめますよ。
もっとハンディカムを活用したいなら、ショートムービーが作れる新機能も活用しましょう。撮影したMP4動画からハイライトシーンを自動抽出し、切替やBGMを加えて自動編集します。モバイル機器への転送や家族とのシェア、SNSへのアップも簡単にできますよ。
無料のパソコンソフト「PlayMemories Home」を使えば、さらにオリジナリティある映像に。複数の映像を1画面に集約するマルチビューやBGMの変更・静止画の切り出しなどができ、写真や映像の管理も楽になります。
内蔵メモリは64GBで、最大15時間50分の映像記録が可能です。SDカードやメモリースティックデュオなど外部メモリへの保存もできます。外付けHDDがあるなら、付属のUSBケーブルで直接コピーもOK。テレビでの再生も簡単になりますよ。
保証期間は通常1年間ですが、ソニーストアで購入すれば3年間の長期保証がつきます。本体価格に少し上乗せすれば、水濡れや破損なども含めたワイド保証にも加入が可能です。期間を5年に延長することもできるので、必要な保証を選びましょう。
今回はソニー デジタルビデオカメラレコーダー FDR-AX45を含むビデオカメラ全7商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:手ブレ補正力
検証②:画質のよさ
検証③:使いやすさ
まずは、手ブレ補正力の検証です。
シェイカー式振動マシンに乗った状態で広角・中望遠・望遠で動画撮影を行います。撮影した動画を確認し、手ブレが軽減できているかを評価しました。
手ブレ補正力の検証では、今回検証した全商品のなかでも、とくに優れた補正力を発揮しました。中望遠はたまに少しブレる程度、さらに映像の乱れが目立ちやすい望遠撮影でも気にならないほどの小ブレでした。
広角モードでは、振動を与えているのかと疑問に思うほど美しい映像が残せました。強力に手ブレ補正が働くので、三脚などのアクセサリーが使えない場面でも活躍するでしょう。
続いて、画質のよさを検証します。
カメラを三脚に固定した状態で明所・暗所で動画を撮影。発色の美しさ・映像の精細さ・ノイズの少なさなどに着目して評価しました。
解像度・色再現性ともに高評価。今回検証したほかの商品と比べても明所・暗所ともに細かな描写ができていました。
とくに明所はきれいで、糸のディテールやJANコードまで識別できるほど。望遠モードで撮影したカメラのロゴも判別できました。モードを問わずきれいに描写できたので、それなりに光度があれば素人でも美しい映像が残せますよ。
暗所でも解像度・色再現性は良好です。糸のディテールはそこそこですが、時計の文字盤やカメラロゴはしっかり描写できました。JANの数字も大きなものであれば判別可能です。露出は少しマイナス気味な印象ですが、ノイズはほとんど気になりません。
最後は、使いやすさの検証を行います。
コンテンツ制作チーム員5人が実際にビデオカメラを使用。ハンドストラップの装着感やカメラの握りやすさ、ボタンやディスプレイ操作のしやすさなどをチェックしました。
使いやすさに気になる点はありましたが、おおむね高評価です。モニター数名から持ちにくさを指摘されましたが、操作に関しての不満はほとんどありませんでした。
持ちにくさの原因は、本体の大きさとハンドストラップです。「本体面が滑りやすく、ホールド感がないから不安」「ストラップが細くて不安定」といった意見が出ました。しかしストラップを締めれば問題はありません。「パッド部分が快適」とのコメントも挙がっており、長時間の撮影も問題ない印象です。
高評価の理由は、メニューが選びやすい点です。「イラスト入りでわかりやすい」「メニュー階層が浅く、必要な情報にすぐにアクセスできる」といった意見が挙げられました。
動画が画面一覧の中にあるのは少しわかりにくい印象を受けますが、タッチパネルも扱いやすいと好評です。録画ボタンやズームレバーも操作しやすく、モニターからは「片手でも操作しやすい配置」との声も聞かれました。
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ソニー デジタルビデオカメラレコーダー FDR-AX45は高額なので、少しお手頃なおすすめ商品をご紹介します。
JVCケンウッドのGZ-RY980は、4K対応のタフなビデオカメラ。解像度が高くシャープな映像が撮影できるのが魅力です。手ブレもまずまずの補正力で、大きなブレは見られません。ハンディタイプには珍しい防水設計で、防塵・耐衝撃・耐低温機能まで備えています。
パナソニックのHC-V480MSは、30,000円台とお手頃な価格です。4K非対応ですが、暗所でなければ解像度は十分。手ブレの補正力が優れているので、使い慣れない人も撮影しやすいですよ。入門用の定番品だけあり、ボタン操作も簡単でした。スペックと価格のバランスで選ぶなら、要チェックです。
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
総画素数 | 1891万画素 |
有効画素数 | 795万画素 |
静止画有効画素数 | 795万画素 |
光学ズーム倍率 | 10倍 |
電子ズーム倍率 | 200倍 |
35mm判換算焦点距離 | 29.9~299mm |
F値 | F1.8~2.8 |
手ブレ補正機構 | 電子式 |
動画記録方式 | AVCHD |
静止画記録方式 | 不明 |
動画解像度 | 4K |
フレームレート | 4K:30p、24p/フルHD:60p、60i/ハイスピード:120fps/30p(4倍)、120fps/60p(2倍)、60fps/30p(2倍) |
ファインダー付き | 不明 |
記録メディア | SDHCカード、SDXCカード |
内蔵メモリー容量 | |
連続撮影時間(公称値) | 4K:約260分/HD:320分 |
連続撮影時間(実測値) | 不明 |
実撮影時間(付属バッテリー使用) | 約2時間20分(4K)、約3時間(HD) |
モニターサイズ | 3.0型 |
本体幅 | 79mm |
本体サイズ | 79×76×162mm |
本体奥行 | 162mm |
本体高さ | 76mm |
本体重量 | 620g(バッテリー含む) |
HDMI端子 | |
内蔵マイク仕様 | ズームマイク |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 | 不明 |
Bluetooth機能 | 不明 |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 不明 |
防水性能 | |
防塵性能 | |
耐衝撃性能 | |
防水性能. | ◯ |
耐低温性能 | |
音声操作 | 不明 |
広角撮影可能 | |
防塵性能. | ◯ |
ナイトモードあり | |
オートフォーカス機能 | 不明 |
ハイスピード | |
遠隔操作可能 | |
付属品 | ACアダプター、電源コード、HDMIケーブル |
特徴 |
JVC Everio R 4Kメモリームービー GZ-RY980をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
センサーサイズ | 1/2.3型 |
---|---|
総画素数 | 1752万画素 |
有効画素数 | 220万画素 |
静止画有効画素数 | 220万画素 |
光学ズーム倍率 | 50倍 |
電子ズーム倍率 | 500倍 |
35mm判換算焦点距離 | 28~1740mm |
F値 | F1.8~4.2 |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
動画記録方式 | AVCHD、MP4 |
静止画記録方式 | JPEG |
動画解像度 | フルHD |
フレームレート | 1080/60p、1080/60i |
ファインダー付き | 不明 |
記録メディア | SDカード |
内蔵メモリー容量 | 32GB |
連続撮影時間(公称値) | 約1時間55分 |
連続撮影時間(実測値) | 不明 |
実撮影時間(付属バッテリー使用) | 不明 |
モニターサイズ | 2.7型 |
本体幅 | 53mm |
本体サイズ | 53×59×121mm |
本体奥行 | 121mm |
本体高さ | 59mm |
本体重量 | 213g(バッテリー除く) |
HDMI端子 | |
内蔵マイク仕様 | ズームマイク 2ch |
外部マイク入力 | 不明 |
Wi-Fi対応 | 不明 |
Bluetooth機能 | 不明 |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 不明 |
防水性能 | 不明 |
防塵性能 | 不明 |
耐衝撃性能 | 不明 |
防水性能. | 不明 |
耐低温性能 | 不明 |
音声操作 | 不明 |
広角撮影可能 | |
防塵性能. | 不明 |
ナイトモードあり | |
オートフォーカス機能 | 不明 |
ハイスピード | 不明 |
遠隔操作可能 | |
付属品 | バッテリーパック、ACアダプター、DCケーブル、HDMIミニケーブル、USB接続ケーブル |
特徴 |
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