90倍の高倍率ズームを実現したビデオカメラ、パナソニック HC-V495M。ネット上では「ズームでもきれいに撮影できる」と評判です。一方で、「ピントを合わせにくい」といった気になる口コミもあり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のビデオカメラとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ビデオカメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
手ブレ補正は控えめですが、大きな揺れも目立ちません。比較したソニー製品には及ばないものの、一般的なビデオカメラとしては十分な補正力です。画質もフルHD相応と感じられるクオリティでした。暗い場所だとノイズによる解像感の低下が見られますが、記録用としては問題ありません。28mmの広角レンズを採用しており、広範囲を映像に収められますよ。
モニターは、直感的に操作しやすいタッチパネル式です。ズームレバーは握りながら指1本で操作できるつくりで、初心者でも簡単に扱えるでしょう。バッテリーは1940mAhと大容量で、給電しながらの撮影にも対応しています。バッテリー切れの心配が少なく、長時間の撮影にもぴったりですよ。
雑音をある程度抑えられるのもメリットです。比較した商品にはより強力にノイズを抑えられたものもありましたが、音声をしっかり記録したい人にも候補となるレベル。よりクリアに収音したい場合には、外部マイクの接続も可能です。HDMI・オーディオ端子があり、出力端子も不足はありません。
公式サイトの価格は税込62,370円(※執筆時点)と、比較したなかでは中価格帯です。「ピントを合わせにくい」との口コミに反して信頼できるオートフォーカスを搭載しており、スマホより撮りやすい商品。映像のクオリティにそれほどこだわらないのであれば、候補のひとつになるでしょう。手ブレ補正の強さや画質にこだわる人は、ほかの商品も検討してみてください。
実際にパナソニック HC-V495Mと比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイのビデオカメラと、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!
パナソニック HC-V495Mの購入を迷っている人はぜひチェックして、自分にとってのベストバイアイテムを見つけてみてくださいね!
パナソニック
発表会の動画撮影に。音のノイズが少なくピントが合いやすい
90倍の高倍率ズームも特徴です。遠く離れた場所にいる子どもの顔まで、鮮明に記録できる点を売りとしています。顔・風景・光の加減などを自動で認識する「おまかせiA」機能では、シーンに合わせた補正が可能です。画面をタッチすると、明るさや色合いも自由に調整できますよ。
ジオラマや8mmムービーなど4種類の映像効果が選択でき、映画のような映像を撮影することも可能。動画撮影中に写真も撮れるので、シャッターチャンスを見逃しません。なお、詳細なスペックは以下を参照してください。
販売元は、大手総合電機メーカーのパナソニックです。ビデオカメラの種類も豊富で、4K対応やファインダーつきの商品・プロ向けのアイテムまで、幅広い機種を取り扱っています。
旧モデル「HC-W590MS」との大きな違いは、機能面と重さ・カラーの3点です。
「HC-W590MS」に搭載されていたメインとサブのカメラで2つのシーンを同時に撮影できるワイプ撮り機能は、「HC-V495M」には搭載されていません。本体重量は約266gから約261gになり、軽量化が図られました。カラーはブラウン・ホワイトの2色展開から、ブラックのみの取り扱いに変更されています。
なお、旧モデル「HC-W590MS」は生産が終了しました。執筆時点ではECサイトなどでは取り扱いのある店舗も確認できたので、気になる人はチェックしてみてください。
今回はパナソニック HC-V495Mを含む、ビデオカメラを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
画角は広角ですが、スマホに比べると狭めです。しかし、一般的な一眼レフに付属するレンズと同等の広角なので、不満に感じることは少ないでしょう。
細かなブレについては、比較したソニー製品のような強力な補正力は感じられませんでした。しかし、一般的なビデオカメラとしては十分な補正力です。姿勢が崩れるとブレる可能性があるので、三脚などの使用も検討しましょう。
自動で手ブレ補正の強さを制御する「手振れロック(自動)」や、撮影時の傾きを自動で修正する「傾き補正」など、撮影を補助する機能も搭載されています。上手に活用してみてくださいね。
足は肩幅に開き、肘が遊ばないよう脇を締めるのが正しい撮影姿勢です。手ブレが気になる人は、試してみてください。
明所での画質は、フルHDとしては十分納得できるクオリティでした。全体的に輪郭のぼやけや粗さがあり、被写体に書かれた小さな文字は読めません。室内・屋外問わずコントラストも少し弱く、締まっては見えませんが、発色が極端に悪いわけではなく不満には感じないでしょう。
ほかにも室内の壁にカラーノイズが生じていたり、縞模様や帯のように見えるトーンジャンプがあったりと、全体的にもやっと見えるシーンがありました。とはいえ、通常起こり得るレベルで撮影に大きな影響はないといえます。
逆光で撮影する際は、「HDR(ハイダイナミックレンジ)動画モード」を活用しましょう。風景の白や人物の黒つぶれを抑えられ、自然に撮影できますよ。
一方で、望遠で撮影すると全体の色味に違和感があるのは惜しいところ。暖色が強く黒つぶれも多いため、発色が美しいとはいえません。
ノイズによる解像感の低下も気になりました。比較した商品には、静止画で切り出さない限りノイズが気にならなかったものもあったなか、全体的にサラサラとしたノイズが発生しています。とはいえ、画が崩壊するほどではなく、許容範囲といえるでしょう。
顔優先でピントを合わせている様子で、被写体が明るくても、被写体が暗く背景が明るくても人物の顔にピントが合います。比較した商品にはピント位置が合うまでにワンテンポ遅れるものもありましたが、こちらは背景にピントが合っている時間はかなり少なめでした。信頼の置けるオートフォーカスです。
比較したほとんどの商品同様にファインダーはありませんが、画角の確認や自撮りがしやすい角度にモニターを調整できます。モニターを開いて約1秒で電源が入る「クイックパワーオン」や、撮影ボタンを押す約3秒前からの映像を記録できる「プリREC機能」を搭載。大切なシーンを逃すことなく撮影できるでしょう。
最大3台のスマホと接続し、モニター上に子画面として表示できる「ワイヤレス ワイプ撮り」もおもしろい機能です。スマホで撮影している動画も同時に記録できますよ。
本体はコンパクトで持ち運びやすい設計です。しかし、ビデオカメラは大きいほど高性能な傾向があります。本商品もコンパクトであるがゆえに手ブレ補正や画質面がやや弱いので、重視したいポイントを考えて商品を選ぶようにしましょう。
1940mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、長時間の撮影にもぴったりです。予備用の交換式バッテリーも販売されています。比較した一部商品は非対応だった給電しながらの撮影もでき、バッテリー切れの心配なく撮影できますよ。
内蔵メモリーは64GBあり、約27時間30分の記録が可能。SDカードを挿入しておけば、万が一内蔵メモリーがいっぱいになっても自動的にSDカードに記録されます。切り替え時に録画を止めないため、大事なシーンを撮り逃しません。
ただし、コールドシューやフィルター用のねじ切りはついていません。比較したなかには拡張性の高い商品もあったのに対し、こちらはアクセサリーを取りつけて撮影したい人には不向きです。
ズームと連動して遠くの声を拾う、「レンズと一緒にマイクもズームアップ」機能も搭載されています。離れた場所からでも収音しやすいのは、うれしい点です。
光学ズーム倍率 | 50倍 |
---|---|
35mm判換算焦点距離 | 28.0~1740.0mm |
手ブレ補正機構 | 光学式 |
動画解像度 | FHD |
内蔵メモリー容量 | 64GB |
本体重量 | 約261g |
良い
気になる
センサーサイズ | MOS 1/5.8型 |
---|---|
F値 | F1.8~F4.2 |
静止画有効画素数 | 167万画素(3:2)、170万画素(4:3)、220万画素(16:9) |
電子ズーム倍率 | 150倍、500倍 |
ファインダー付き | |
記録メディア | 内蔵メモリー、SDカード、SDHCカード、SDXCカード |
モニターサイズ | 3.0型 |
本体サイズ | 幅60.0×奥行129.0×高さ62.0mm |
HDMI端子 | |
外部マイク入力 | |
Wi-Fi対応 |
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ここではファインダーつきの商品や、コスパのよいアイテムをご紹介します。パナソニック HC-V495Mの気になった点をカバーできるので、あわせて検討してくださいね。
比較したなかでも珍しいファインダーつきの商品で、被写体をリアルタイムに確認できます。ピントも合わせやすく、ズーム中でもしっかりと被写体を追従。手ブレもきちんと抑えられました。
音のノイズも拾いにくく、音質も良好です。ただし、ECサイトの価格は税込14~17万円台(※執筆時点)と高額でした。ファインダーがいらない人は、ほぼ同等のスペックで価格の安い「FDR-AX45A」もチェックしてみてください。
比較したソニー製品と比べると小さな揺れが気になるものの、大きな手ブレは目立ちません。ピントも合わせやすく、ズーム中もスムーズに被写体を捉えられました。
パナソニック HC-V495Mは、公式オンラインストアで購入が可能です。会員登録するとJACCS分割払手数料が無料になる特典を受けられます。
また、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトや、ヨドバシ・ビッグカメラなどの家電量販店でも取り扱いが確認できました。公式ストアよりもお得に購入できる店舗もあるので、事前に比較してみてください。
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