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AKASO EK7000をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

付属のリモコンでより自由に撮影できるのが売りのアクションカメラ、AKASO EK7000。ネット上では「水中の魚をクリアな画像で撮れた」などと評判です。しかし、「電池の減りが早い」「手ブレ補正がついていない」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証・レビューを行いました。


  • 画質のよさ
  • 手ブレ補正
  • 音質のよさ
  • バッテリーの持ち
  • 使いやすさ
  • 機能性

さらに、人気のGoProのHERO12 BlackやDJIのOsmo Action 4とも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、アクションカメラ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
八幡康平
ガイド
マイベスト 家電/カーバイク用品担当
八幡康平

新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。

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本コンテンツに記載の検証結果は2024年02月までの情報です

目次

はじめに結論!手ブレ補正ができず、動きながらの撮影には不向き。バッテリー持ちのよさは魅力

AKASO
EK7000

7,999円

EK7000

おすすめスコア

3.45
15位 / 16商品中
  • 画質のよさ(陸上)

    3.65
  • |
  • 画質のよさ(水中)

    3.93
  • |
  • 手ブレ補正

    3.40
  • |
  • 音質のよさ

    3.13
  • |
  • バッテリーの持ち

    4.70
  • |
  • 使いやすさ

    3.25
  • |
  • 機能性

    3.50
タッチパネル
撮影可能時間(実測値)約108分(4K 30fps時)
対応フレームレート30fps(4K)、 120fps(フルHD)
動画解像度4K
本体サイズ59.0×27.0×41.0mm
本体重量42.1g

良い

  • バッテリーの持ちがよく、約108分の連続撮影ができた
  • 録画中の発熱はほとんどなく、意図せず録画停止することがなかった

気になる

  • 手ブレ補正は効果がなく、撮影中は映像が大きくブレ続けた
AKASO EK7000は映像がブレやすく、アクティブなシーンの撮影には向いていません。実際にクロスバイクに取りつけて撮影したところ、大小関係なく揺れが反映され映像がブレました。実際に動画を見たモニターからは「酔いそう」という声があがっています。比較したGoProのHERO12 Blackはブレを抑えて浮遊感のある映像を撮れたのに対し、口コミどおり手ブレ補正の効果には期待できません。


画質も一昔前のビデオカメラのような解像感でした。高解像度4Kに対応しているものの、輪郭がぼやけて「細部まで漏れなく鮮明に記録する」と謳うには物足りません。比較した同じ4K対応のDJI Osmo Action 4は、街中の木々の輪郭や走行中の車のナンバープレートまではっきり映せています。対して本商品は木々の葉っぱや細かな模様が潰れ、明らかな画質の違いがありました。


「電池の減りが早い」という口コミに反し、バッテリー性能は優秀です。実際に試すとフル充電で約108分も連続で撮影でき、発熱もほとんど見られませんでした。GoProのHERO12 Blackをはじめ、比較した約4割の商品が発熱で撮影が止まったことをふまえると、長時間の撮影に使いたい人にはよいでしょう。予備バッテリーが付属するのもメリットです。


防水ハウジングをつけると、音声が聴こえないのもネック。公式サイトにも防水ハウジング使用時は録音が難しいと記載されていますが、クロスバイク走行中の音声を聴いたモニターは、全員が「声がまったく聴こえない」と答えました。風切り音や、ハウジングとカメラがぶつかる音などに音声が埋もれてしまいます。


ボタンでの操作を採用しており、サッと設定を変更できないのも気がかりです。設定を選ぶために電源ボタンを4回も押す必要があり、一度キャンセルすると再度連打しなければなりません。比較した約8割の商品がタッチパネル式でスムーズに操作できたことをふまえると、やや使いにくいといえます。水中で操作できるのは利点ですが、陸上での撮影が多い人には不満でしょう。


動画のクオリティを重視したい人は、3万円以上のモデルも検討してみてはいかがでしょうか。

mybestが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際にAKASO EK7000と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイアクションカメラと、画質のよさ・手ブレ補正・音質のよさ・バッテリーの持ち・使いやすさ・機能性それぞれの項目でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


AKASO EK7000よりももっといい商品を選びたい人は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

ベストバイ アクションカメラ
画質のよさ(陸上) No.1

Gopro

HERO12 Black
4.78
(1/16商品)
HERO12 Black

手ブレ補正はトップクラス。機能性も高く初心者でも使いやすい

画質のよさ(水中) No.1
機能性 No.1

GoPro

HERO11 BlackCHDHX-111-FW
4.65
(2/16商品)
HERO11 Black

長時間撮影には不向きだが、高画質・高機能で手ブレ補正も強力

使いやすさ No.1

Insta360

Insta360 X4
4.45
(5/16商品)
Insta360 X4

最高画質は驚異の8K。手ブレ補正も強力でバッテリーも長持ち

音質のよさ No.1
使いやすさ No.1

Insta360

Insta360 Ace Pro
4.28
(8/16商品)
Insta360 Ace Pro

明所・暗所ともに発色よく色鮮やか。手ブレ補正も十分な性能

AKASO EK7000とは?

AKASO EK7000とは?

そもそもアクションカメラとは、スポーツなどのアクティブなシーンを撮影するのが得意な小型カメラのこと。激しい動きや水中での撮影を前提につくられているので、耐久性や防水性能が高いのが特徴です。体の一部やヘルメット、バイクなどに装着すれば、臨場感あふれる映像を収められますよ。


今回紹介するAKASO EK7000もそのひとつです。解像度はフルHDよりも精細に表現できる4K・20MP画素に対応。多彩な撮影モードや防水カバーであるハウジングも搭載され、すてきな瞬間を細部まで漏れなく鮮明に記録し、臨場感を再現できると謳っています。


販売元は、年間50万台以上の販売台数を誇る世界有数のアクションカメラブランドのAKASO。今回紹介する初心者向けのAKASO EK7000のように、コストパフォーマンスが高い商品を多く取り扱っています。

4K・20MP画素に対応。1万円前後とお手頃なスタンダードモデル

4K・20MP画素に対応。1万円前後とお手頃なスタンダードモデル
出典:amazon.co.jp

170度と広範囲を写せる広角レンズを搭載。実際に目で見るより広い範囲を写せるので、風景・夜景・自然など屋外の撮影にぴったりです。明るさを自動で調整するWDR機能も搭載されています。


幅広いシーンに対応する撮影モードも豊富です。一定の間隔で撮影した画像をつなぎ合わせて動画にするタイムラプス動画は、雲の流れや星の動きの撮影に便利。ループ録画にも対応し、動画を連続で記録することも可能です。録画された映像は自動的に保存されるので、ドライブレコーダーとしても利用できますよ。


付属の防水ハウジングを取りつければ、水中でも撮影が可能。水深30mまで耐えられる設計です。マリンスポーツや川遊び、雨天での撮影でも活躍するでしょう。ただし、ハウジングを装着した場合は密閉性が高いため、録音には向いていません。


Wi-Fiにも対応しており、専用アプリを活用すればスマホでも遠隔操作できます。スマホで撮影中の映像を確認しながら撮影できますよ。加えて、動画編集にも対応。エフェクトや音楽の追加など、録画した画像をより魅力的に演出する機能も搭載されています。


スペック詳細

  1. 価格|1万円前後(※執筆時点・ECサイト参照)
  2. 発売日|-
  3. 対応フレームレート|30fps(4K)・120fps(フルHD)
  4. 動画解像度|4K
  5. 有効画素数|2000万画素
  6. センサーサイズ|-
  7. F値|-2.0・-1.7・-1.3・-1.0・-0.7・-0.3・0・0.3・0.7・1.0・1.3・1.7・2.0
  8. 動画記録方式|-
  9. 連続撮影時間|-
  10. 手ブレ補正機構|-
  11. 静止画記録方式|-
  12. モニターサイズ|2.0インチ
  13. 防水性能|水深30mまで対応(防水ケース使用時)
  14. Wi-Fi|◯

撮影に必要なアクセサリ一がそろう。遠隔操作が可能なリモコンを搭載

撮影に必要なアクセサリ一がそろう。遠隔操作が可能なリモコンを搭載
出典:amazon.co.jp

付属品も盛りだくさん。ヘルメットや自転車、リュックなどへの取りつけに必要なアクセサリーは全部そろっているので、はじめてアクションカメラを購入する人にもおすすめですよ。


付属品のなかでも注目したいのが、カメラを遠隔操作できるリモコンです。リモコン用のリストバンドもあるので、手に装着して10m以内ならカメラを持たずに操作が可能。離れた場所から自撮りができ、撮影方法の幅が広がるでしょう。ただし、リモコンは防水ではないので水中では利用できません。


付属品

  • 2.4Gリモコン
  • リモコンリストバンド
  • バッテリー×2
  • 防水ケース
  • クリップ
  • 取り付け部品
  • ヘルメットマウント
  • ハンドルバー
  • スパナ
  • 包帯
  • テザー×5
  • 保護バックドア
  • カメラフレーム
  • USBケーブル
  • AC充電器
  • レンズクロス
  • 両面テープ
  • クイックリファレンスガイ

手のひらに収まるコンパクトサイズ。microSDやHDMI出力に対応

手のひらに収まるコンパクトサイズ。microSDやHDMI出力に対応
出典:amazon.co.jp

本体のサイズは幅59.0×奥行27.0×長さ41.0mmと、手のひらに収まるほどコンパクト。旅行に持っていくときも邪魔になりにくいでしょう。


撮影した画像・動画を保存する記録媒体はmicroSDで、容量は32Gまでを推奨しています。付属されていないので別途ご用意ください。


本体の側面にはマイクロHDMI端子があり、テレビやモニターなどと接続することも可能。録画した画像や写真を大画面で楽しめますよ。ツーリングの走行風景やスポーツの記録など、一緒に活動する仲間と鑑賞したい人にぴったりです。

実際に使ってみてわかったAKASO EK7000の本当の実力!

今回はAKASO EK7000を含む、アクションカメラ全16商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. 画質のよさ
  2. 手ブレ補正
  3. 音質のよさ
  4. バッテリーの持ち
  5. 使いやすさ
  6. 機能性

一昔前のビデオカメラのようなぼやけた画質。手ブレ補正は効いていない

一昔前のビデオカメラのようなぼやけた画質。手ブレ補正は効いていない

まずは、画質のよさ・手ブレ補正の検証です。


実際にアクションカメラを使用し、晴天の下や暗い場所、室内プールなど様々な場所で撮影。撮れた動画をノイズ・発色・解像度に着目して、日常的に写真や動画を撮っているモニター6人が評価しました。


続けて、晴天のなかクロスバイクにアクションカメラを取りつけて撮影。撮れた動画を確認し、段差の昇降や高速走行などをしたときもブレにくいかもチェックしています。

輪郭がぼやけてシャープさを感じない。色の彩度は高いが、不自然さが気になる

輪郭がぼやけてシャープさを感じない。色の彩度は高いが、不自然さが気になる

高解像度の4Kに対応しているものの、輪郭がぼやけてシャープさを感じません。一昔前のビデオカメラのような解像感です。木々の葉っぱや細かな模様が潰れてしまい、「細部まで漏れなく鮮明に記録する」と謳うには物足りなく感じます。


比較した同じ4Kに対応したDJIのOsmo Action 4は、街中の木々の輪郭や走行中の車のナンバープレートまではっきりと確認できました。対してこちらは、普段から動画を撮影しているモニターから「ナンバープレートや工事の標識の文字は一切読めない」という声が。明らかな画質の違いがありました。


暗い場所や水中で撮ると、ノイズが目立ちザラつきを感じます。「水中の魚をクリアな画像で撮れた」との口コミとは異なる結果です。ただし、ノイズの出やすさは、比較した同じAKASOのBrave 4よりは抑えられているという声が多く上がりまいた。


発色の彩度は高めですが、鮮やかというより不自然に濃いのが惜しいところ。全体的に色がパキッとしており、グラデーションがないので立体感が少なく、ベタ塗りをしたような見た目です。水中では青色が、晴天下では黄色が強く出る傾向にありました。


解像感・発色のよさについてのモニターコメント

  1. 「昔のビデオのよう。コントラストも不自然で、色も明るさも階調が少ない。そのせいか、葉っぱや建物の輪郭が潰れて見える」
  2. 「全体的に画質が粗く、解像度は極端に低い」
  3. 「ナンバープレートや工事の標識などに書かれている文字は一切読めない。全体的にモヤがかかったような写りで解像度が高いとはいえない」
  4. 「違和感のあるわざとらしい発色。色は出ているが、美しいとは感じない。色の再現度が低い」
  5. 「緑・青・赤の原色がパキッと出ているから、見栄えはそんなに悪くないが、階調表現がいまいちなので塗りつぶしたような不自然さがある」
コメントは一部抜粋

大小関係なく、映像が大きくブレ続けた

大小関係なく、映像が大きくブレ続けた

クロスバイクに設置して撮影した動画は、ガタガタと大きくブレ続ける結果に。普段から動画を撮影しているモニターからは「見ていて酔いそう」という厳しい声も上がりました。大小関係なくすべてのゆれが映像に反映されているので、口コミどおり手ブレ補正は期待できないでしょう。


比較したなかには、GoProのHERO12 Blackのように浮遊感があるほどブレを抑えられた商品もありました。手ブレ補正が効いていると、画質がいまひとつでもきれいに見えやすかったため、動きながら撮影するなら補正効果の高さが重要です。


本商品はスポーツやダイビングなど、アクティブなシーンの撮影には向いていないでしょう。アクションカメラとして重要な機能の性能が低いのは惜しい点です。


大きなブレのなさ・小ブレのなさについてのモニターコメント

  1. 「少しカーブするだけで大きく映像が動き、補正されている感じがない。段差も上下に大きく揺れるので見ていて酔いそう」
  2. 「段差があるわけでもなく、普通に走っているだけなのに常に上下にガタガタ揺れている。映像が見づらい」
  3. 「自転車の振動をもろに拾っており、走行中は常に映像がブレている。自転車だけでなく、徒歩での撮影にも支障が出るレベルなので、どんな撮影にも支障があると思う」
コメントは一部抜粋

撮影者の声がまったく聴こえない。ハウジングをつけた状態では音声は録音できない

撮影者の声がまったく聴こえない。ハウジングをつけた状態では音声は録音できない

次は、音質のよさの検証です。


クロスバイクにアクションカメラを設置し、走行しながら撮影者が文章を喋り録音。日常的に写真・動画を撮影するモニター6人が、実際に撮影した動画の音質をチェックしました。

風切り音などの雑音だけが鳴り続けた

実際に録音を聴いたモニターの全員が「声がまったく聴こえない」と回答しました。風切り音や、ハウジングとカメラがぶつかる音などに声が埋もれてしまい、雑音だけが鳴り続けている状態に。公式サイトに記載してあるとおり、ハウジングをつけた状態で音声を録音するのはむずかしいでしょう。


比較したところ、約半数の商品が本商品と同様に雑音を拾いやすい傾向がありました。とはいえ、なかにはGoProのHERO12 BlackやDJIのOsmo Action 4のように、言葉の一音一音がクリアに聴きとれた商品もあります。音声もしっかり残したい人は、ほかの商品も検討しましょう。


声の聴きやすさ・雑音の入らなさについてのモニターコメント

  1. 「人の声がまったく聴こえない」
  2. 「何も聴こえない。ずっと道路からの振動音が聴こえてくる」
  3. 「本当にしゃべっているのか思わず疑いたくなるほど声は聴き取れない」
コメントは一部抜粋

連続撮影時間は約108分。バッテリーの持ちがよく、発熱もほとんどない

連続撮影時間は約108分。バッテリーの持ちがよく、発熱もほとんどない

次は、バッテリーの持ちの検証です。


アクションカメラを4K30pに設定し、連続して撮影ができる時間を測定。発熱で撮影が終了した場合は、電源を入れ直し再び録画が停止するまでの時間を測りました。

バッテリーが2個付属。予備の活用で長時間の撮影にも対応できる

バッテリー持ちはよく、フル充電で約108分も連続撮影ができました。比較した全商品の平均値82分(※執筆時点)より長く再生できており、「電池の減りが早い」という口コミは払拭したといえます。

発熱がほとんどなかったのも大きな利点です。人気アクションカメラメーカー・GoProのHERO12 Blackをはじめ、比較したなかには発熱によって撮影が止まり、内蔵バッテリーを活かせない商品がありました。


バッテリーが2個付属されているため、予備バッテリーと交換すれば長時間の撮影にも対応できます。2個同時に充電できる充電器もあり、効率的に充電できますよ。

撮影をサポートする機能は少なめ。ボタンを何度も押して操作するのが手間

撮影をサポートする機能は少なめ。ボタンを何度も押して操作するのが手間

次は、使いやすさ・機能性の検証です。


実際にアクションカメラを使用し、タッチ画面の有無・ボタンの配置・メニュー画面がわかりやすいかなどをチェック。また、Wi-Fi機能・GPS機能・フロントディスプレイなど撮影をサポートする機能が搭載されているか確認しました。

水中でも使えるボタンタイプ。設定変更に複数回連打する必要がある

水中でも使えるボタンタイプ。設定変更に複数回連打する必要がある
カメラの操作方法は、ボタンタイプを採用。設定を選ぶために電源ボタンを4回も押す必要があり、一度キャンセルすると再度ボタンの連打が必要です。比較した約8割の商品がタッチパネル式ですばやく操作できたのに対し、わずわらしさを感じることもあるでしょう。

一方で、水中でも操作できるのはメリット。ハウジングをつけた状態だと、ボタンが固く押すのに力が必要ですが、比較したタッチパネルタイプの商品は水中では操作できませんでした。


メニュー画面は、日本語や英語など複数の言語にも対応しています。しかし、日本語の翻訳が不自然なところがあり、設定項目の説明もないので慣れるまでは少し悩むこともあるでしょう。

GPS機能やフロントディスプレイは非搭載。Wi-Fi対応で遠隔操作が可能

機能性は高いとはいえません。検証で確認した機能のうち、対応していたのは比較した大半の商品が搭載していたWi-Fiのみでした。


ドローンで有名なメーカー・DJIのOsmo Action 4は、自撮りに便利なフロントディスプレイやクイックキャプチャー機能を搭載。DJI・GoProの2社は、すべて音声コントロールにも対応していました。機能性の高さで選ぶなら、DJI・GoProのどちらかのモデルを選ぶのがよいでしょう。


とはいえ、Wi-Fiは搭載されているため、付属のリモコンでスマホの遠隔操作ができます。フロントディスプレイがなくても、撮影中の映像をスマホに写せば自撮りもできますよ。手が届きにくい場所にカメラを設置し、撮影するといったことも可能です。


詳細は以下をご参照ください。


  1. 音声コントロール|✕
  2. フロントディスプレイ|✕
  3. GPS機能|✕
  4. Wi-Fi|◯
  5. クイックキャプチャー機能|✕
  6. クラウドへの自動アップロード| ✕
  7. オート編集機能|✕

AKASO EK7000の詳細情報

AKASO
EK7000

おすすめスコア
3.45
アクションカメラ15位/16商品
画質のよさ(陸上)
3.65
画質のよさ(水中)
3.93
手ブレ補正
3.40
音質のよさ
3.13
バッテリーの持ち
4.70
使いやすさ
3.25
機能性
3.50
EK7000 1
EK7000 2
EK7000 3
EK7000 4
EK7000 5
EK7000 6
EK7000 7
EK7000 8
EK7000 9
最安価格
7,999円
低価格
最安価格
7,999円
低価格
タッチパネル
撮影可能時間(実測値)約108分(4K 30fps時)
対応フレームレート30fps(4K)、 120fps(フルHD)
動画解像度4K
本体サイズ59.0×27.0×41.0mm
本体重量42.1g

良い

  • バッテリーの持ちがよく、約108分の連続撮影ができた
  • 録画中の発熱はほとんどなく、意図せず録画停止することがなかった

気になる

  • 手ブレ補正は効果がなく、撮影中は映像が大きくブレ続けた
高フレームレート(120fps以上)
センサーサイズ不明
フロントディスプレイ
有効画素数2000万画素
F値不明
手ブレ補正機構不明
動画記録方式MP4
静止画記録方式JPEG
記録メディアmicroSD(32GBまで)
内蔵メモリー容量
連続撮影時間(公称値)不明
モニターサイズ2.0インチ
外部マイク入力
Wi-Fi対応
Bluetooth機能
防水性能(防水ケース使用時)
防塵性能
音声操作
付属品‎リモコン、USBケーブル、1050mAhバッテリー、バッテリー充電器、カメラフレーム、バンデージ、テザー、自転車スタンド、マウント、ヘルメットマウント、保護バックドア、レンズクロス
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AKASO EK7000はどこで売っている?

AKASO EK7000はどこで売っている?
AKASO EK7000は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどECサイトで販売されています。販売価格は、執筆時点で税込1万円前後です。


取扱店舗によっては、microSDカードや自撮り棒などのセット商品も販売されています。複数の店舗や値段を見比べて、自分にとって一番お得なところを見つけてくださいね。

高画質でブレ補正も優秀な商品はこちら

最後に、揺れが多い撮影でもきれいな動画が撮れる商品をご紹介します。


GoProのHERO12 Blackは、強力な手ブレ補正が魅力。実際にバイクに設置して大きな段差を乗り越えてもまったく気にならず、カメラを浮かして撮ったような映像を楽しめました。5.3Kに対応しており、映りも非常にシャープです。マイクも高性能で音声をクリアに録音できました。


価格と性能のバランスで選ぶなら、GoProのHERO9 Blackがおすすめです。ECサイトで3万円台と高すぎない価格ながら、手ブレ補正はハイレベルでした。解像感も高く、明所・暗所・水中と場所を変えても発色は鮮やか。振動や雑音などの音を抑えられ、人の声もクリアに聴こえますよ。

Gopro
HERO12 Black

おすすめスコア
4.78
画質のよさ(陸上)
4.69
画質のよさ(水中)
4.60
手ブレ補正
4.89
音質のよさ
4.43
バッテリーの持ち
4.03
使いやすさ
4.80
機能性
5.00
最安価格
89,800円
高価格
最安価格
89,800円
高価格
タッチパネル
撮影可能時間(実測値)約62分(4K 30fps時)
対応フレームレート60fps(5.3K)、120fps(4K)、 240fps(フルHD)
動画解像度5.3K、4K、2.7K、フルHD
本体サイズ71.8×33.6×50.8mm
本体重量154g

良い

  • シャープな映りかつバランスのよい自然な色合いが特徴
  • 手ブレ補正は非常に強力で、揺れをまったく感じないほどの安定感
  • タッチパネルが直感的に操作できるうえ反応もスピーディ

気になる

  • 暗所での画質低下が気になる
  • 長く使うと手で持っていられないほど発熱し、録画が止まることがある
高フレームレート(120fps以上)
センサーサイズ1/1.9インチCMOS
フロントディスプレイ
有効画素数2760万画素
F値F2.5
手ブレ補正機構電子式
動画記録方式H.265 (HEVC)
静止画記録方式JPEG、RAW
記録メディアmicroSD
内蔵メモリー容量
連続撮影時間(公称値)102分(4K/30fps)
モニターサイズ背面:2.27インチ/前面:1.4インチ
外部マイク入力
Wi-Fi対応
Bluetooth機能
防水性能
防塵性能
音声操作
付属品Enduroリチャージャブルバッテリー、粘着性ベースマウント(曲面)、マウント用バックル+サムスクリュー、USB-Cケーブル
全部見る
HERO12 Black

Gopro HERO12 Blackがおすすめの人は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!

GoPro
HERO9 BlackCHDHX-901-FW

HERO9 Black 1
HERO9 Black 2
HERO9 Black 3
HERO9 Black 4
HERO9 Black 5
HERO9 Black 6
HERO9 Black 7
HERO9 Black 8
最安価格
Amazonで売れています!
40,200円
在庫わずか
最安価格
Amazonで売れています!
40,200円
在庫わずか
高フレームレート(120fps以上)
センサーサイズ1/2.3インチCMOS
タッチパネル
総画素数不明
フロントディスプレイ
有効画素数2000万画素
静止画有効画素数2000万画素
撮影可能時間(実測値)約56分(4K 30fps時)
対応フレームレート30fps(5K)、60fps(4K)、240fps(フルHD)
光学ズーム倍率不明
電子ズーム倍率不明
35mm判換算焦点距離不明
水平維持機能不明
F値F2.5
USB給電対応不明
手ブレ補正機構電子式
動画記録方式MP4
静止画記録方式JPEG、RAW
動画解像度4K、HD、5K
フレームレート4K:60fps、 5K:30fps
ファインダー付き不明
記録メディアmicroSD、microSDHC、microSDXC
内蔵メモリー容量
連続撮影時間(公称値)約70分(4K60fps)、 約110分(4K30fps)
実撮影時間(付属バッテリー使用)約70分(4K60fps)、 約110分(4K30fps)
モニターサイズ2.27インチ
本体幅71.8mm
本体サイズ71.8×33.6×50.8mm
音声コントロール
本体奥行33.6mm
本体高さ50.8mm
本体重量158g
HDMI端子不明
内蔵マイク仕様3
外部マイク入力(別途アクセサリーが必要)
Wi-Fi対応
Bluetooth機能
Wi-Fi
Bluetooth
防水性能(10m(本体防水)
防塵性能
耐衝撃性能不明
防水性能.10m(本体防水)
耐低温性能不明
音声操作
広角撮影可能
防塵性能.
ナイトモードあり不明
オートフォーカス機能不明
ハイスピード
遠隔操作可能不明
付属品チャージャブルバッテリー、粘着性ベースマウント(曲面)、マウント用バックル、USB-Cケーブル、サムスクリュー、カメラケース
特徴Vlog向け
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HERO9 Black

GoPro HERO9 Black CHDHX-901-FWをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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