業務用ビデオカメラのおすすめ人気ランキング【2025年】

業務用ビデオカメラは様々なモデルが販売されているので、好みのメーカーから選ぶのもおすすめです。大手メーカーである、SONY・Panasonic・Canonの特徴をチェックしましょう。

できるだけ価格を抑えたい場合は、撮影シーンを具体的に想定して機能を絞り込みましょう。例えば、スポーツ撮影で得点シーンを印象的に撮りたい人には、スーパースロー撮影機能を搭載したモデルが適しています。花火撮影には、ノイズを軽減して暗所でも画質がきれいな夜間撮影モード搭載機がぴったりです。

人物の撮影が主なら、顔検出オートフォーカスが便利。登録した複数人の顔を同時に検出し、ピントを合わせられるカメラもあります。手持ちでの撮影が多い場合は、手ブレ補正は欠かせません。画質・光学ズーム倍率・音声入力方式などにも着目して、予算と機能性のバランスの取れたモデルを選択しましょう。

映像のクオリティを上げたい人には、イメージセンサーが大きなモデルが適しています。イメージセンサーとは、レンズに入った光を電気信号に変えて映像化するためのパーツのこと。センサーサイズが大きなものほど感度が高くノイズを抑えられるため、高画質な映像を撮影できます。

画質のよさを重視するなら、4Kや8Kといった解像度も確認してください。画素数が多く密度が高いものほど、大画面で映像を見たときに細部まで鮮明に描写できます。4Kは約800万画素、8Kは約3,300万画素です。画素数が多い映像は色表現の幅が広がり、よりリアルに見せられます。

映像のなめらかさにもこだわる人は、フレームレートも着目しましょう。フレームレートとは、1秒間のコマ数（画像枚数）を表すもので、単位はfpsで示されます。4K・8Kテレビで見ることを想定するなら、60fps程度がおすすめ。なびく髪など細かな動きまで鮮明に捉えたい場合は、120fpsが適しています。

アクティブなシーンの撮影など、敏速に動かしながら撮影することが多いなら、1kg前後の軽量モデルをチョイス。業務用ビデオカメラの種類は様々ですが、2〜3kgを超えるモデルが豊富です。動きの速い被写体を追いかけながら撮るようなときも、ビデオカメラが軽量なら動かしやすいでしょう。

移動しながら撮る機会が多い人にも、軽量なモデルがうってつけ。例えばSONYの「PXW-Z90」は約1.4kg、Canonの「XA75・XA70」は約1kgと軽量です。購入前に商品説明欄で重さをチェックしましょう。片手で持てるハンディカムタイプなら取り回しやすいので、2kg近いモデルでも選択肢に入ります。

撮影が長時間におよぶ場合は、三脚を使用するのもおすすめです。ビデオカメラを三脚に装着すれば、手に持つ必要がなく体に負担がかからないため、撮影しやすくなります。番組撮影など、長時間撮影の予定がある人はぜひ参考にしてみてください。

対応している記録方式と記録メディア（記録媒体）を確認し、使い方に合うモデルを選びましょう。業務用ビデオカメラの記録メディア用スロットは、一般的に2つ搭載されています。主な記録方法はリレー記録・バックアップ記録・同時記録の3種類です。

長時間撮影する人は、リレー記録に着目しましょう。メモリー容量がいっぱいになっても記録先が自動で切り替わるため、撮影中に記録メディアを交換する手間が省けます。SDカードの紛失やデータ破損に備えたい人は、バックアップ記録に注目。1本の動画を異なるフォーマットで記録したいなら、同時記録がぴったりです。

記録メディアの場合、動画をPCで転送したり編集したりするなら、SDカード対応モデルが便利。SDカードはPC側にもともと専用の差し込み口がついている場合が多いため、使いやすいでしょう。コンパクトかつ衝撃に強いつくりなので、屋外の撮影時の持ち運びにもぴったりです。

長時間撮影などで撮影データが大きくなる可能性がある場合は、大容量データも記録できるDD対応モデルがおすすめです。4Kなどデータが大きな映像をスムーズに転送したい人は、転送速度に優れたSONYのSxSメモリーカード対応モデルにも着目しましょう。