日焼け止めなのにせっけんで落とせて、優しい成分なのに高いSPF値と評判の「ALLNA ORGANIC 日焼け止め」。ベビー用も含めネット上では好意的なコメントを多く見かけますが、一方で「顔に使用すると目にしみる」「肌に合わなかった」など正反対の口コミも。購入をためらっている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、ALLNA ORGANIC 日焼け止めを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・耐水性を検証レビューしました。購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
すべての検証は
マイベストが行っています
しっかり紫外線から肌を守り、せっけんで落としやすい点が高評価だったオルナオーガニック 日焼け止め。
耐水性・耐摩擦性に欠けるので、スポーツ・プールといった、アクティブな活動時には向かない商品といえます。しかし、高い日焼け防止効果があるのに石けんで落とせるという手軽さから、普段使いの1本として検討してもいいかもしれません。
成分は気になる点が多く、紫外線吸収剤などの肌への負担が大きくなりがちな成分も多数含まれていました。敏感肌の方は、使用前にパッチテストを行うようにしましょう。
自然の力を最大限に生かした化粧品を開発する、オルナオーガニック。企画・製造・販売をすべて日本国内で行い、信用できる商品づくりに定評があります。そんなオルナオーガニックが手がける日焼け止めの特徴をみてみましょう。
この商品には、ユズ果実エキスやサトウキビエキスといった23種類もの植物由来保湿成分が配合されています。さらにコラーゲン・ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体・プラセンタなど肌に嬉しい成分が12種類も含まれているので、美肌も目指せる一石二鳥の日焼け止めといえるでしょう。
通常、日焼け止めを落とすときにはクレンジングなどの強い洗浄力が必要とされますが、この商品はせっけんで洗い流すだけでOK。水の中に油を包み込むo/w(oil in water)という処方で作られているため、オフするときの肌にかかる負担も少ないですよ。
日焼け止めは肌に直接使うものですから、ダメージを与える化学物質をできるだけ含まない商品がいいですよね。この商品は合成香料・合成着色料・鉱物油・石油系界面活性剤・パラベン・サルフェートという、気になる6種の添加物すべて不使用です。
今回紹介している日焼け止めは大人用ですが、0歳の赤ちゃんから使えるオルナオーガニック ベビー 日焼け止めという商品もあります。こちらは、赤ちゃんの柔らかく繊細な肌でも使えるよう紫外線吸収剤や合成香料・着色料フリーの日焼け止めです。
しかし子どもの肌へ使用する際はパッチテストを必ず行うようにしましょう。
「目をこするとしみる」「目が開けられないほどしみる」と日焼け止めを塗った後、目に刺激があるという口コミがありました。オーガニックだから安心して使えるかと思いきや、顔への使用が怖くなってしまうコメントですね。
目のトラブル以外では肌荒れを起こしたケースもあるようで、口コミには「肌トラブルが起こった」「湿疹ができた」などのネガティブな声もありました。美肌効果があるとうたっている商品だけに、その真偽が気になるところですね。
口コミでは「目にしみる」「肌荒れする」と悪い評価も目に付きましたが、実際に使用してみないことにはわかりませんよね。
そこで今回は、オルナオーガニック 日焼け止めを実際に使って、以下の5項目を検証してみました。
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:耐水性
最初に、配合されている成分を検証していきます。日焼け止めは直接肌につけるものなので、含まれる成分をしっかり確認しておきましょう。
今回はオーガニック日焼け止めですので、肌への優しさを重視。パッケージ記載の成分表示を確認し配合成分の数や、紫外線吸収剤を使用の有無から総合的に評価しました。
含まれていた成分の数は62成分。さらに紫外線吸収剤も使われているので、総合的に判断して肌への負担は大きい日焼け止めといえそうです。
ブランド名には「オーガニック」とついていますが、この商品にはオーガニック認証はなく、原材料の産地なども明記されていません。
紫外線吸収剤をはじめとするケミカル原料、さらに各種の植物由来原料が配合されているため、人によりアレルギー反応を起こす成分に当たる可能性が高まることも考えられます。敏感肌など肌の弱い方は事前にパッチテストをしてから使用しましょう。
次に日焼け止めの落としやすさを検証していきます。今回は商品を腕に塗って、数分後に泡タイプのボディーソープを腕に乗せ、軽くこすり洗いをしてから水で流します。日焼け止めがきれいに落ちているかどうかを評価しました。
商品の特徴にせっけんで手軽にオフできるとありましたが、その真偽はいかに…。
続いて、日焼け止めの最も重要なポイント、焼けにくさを検証していきましょう。この商品はSPF50+/PA++++とかなり高い紫外線防止力が認証されていますが、この数値通りの効果はあるのでしょうか。
そこで今回は、紫外線に当てると色が変わるUVラベルを屋上に放置し、ラベルの色の変化を確認しました。さらに、モニターの肌に日焼け止めを塗って同じく屋上で日に当て、2日後に日焼けによる赤みをチェック。ふたつの観点から焼けにくさを評価しました。
次は、日焼け止めの耐摩擦性の検証です。肌への負担を考えて作られるオーガニック化粧品は、衣類でこすれたり無意識に手で触れると簡単に取れてしまうといわれています。簡単に取れてしまっては気付かない間に効果がなくなり、日焼けしてしまう危険性も。そのため耐摩擦性は重要なチェックポイントです。
今回はモニターの肌に日焼け止めを塗ってなじませた後、2回ほどタオルでこすります。その後、日焼け止めがどの程度残っているかを目で確認し耐摩擦性を評価しました。
最後に耐水性の検証をしていきましょう。汗をかいたりプールや海に入った際のウォータープルーフ力は、ぜひ知っておきたいポイントですよね。
今回は、馬油とぬるま湯を混ぜて作った疑似汗で検証。実際に日焼け止めを肌に塗り、疑似汗を吹きかけて、どの程度はじくかを評価しました。
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