水や汗に強いウォータープルーフなのに、環境や肌にやさしいと高い人気を誇るオーガニック日焼け止め「キスフォービーチ」。ネット上では高評価が多い一方で、「塗っても日焼けしてしまった」「ベタつく」など残念な口コミや評判もあり、購入を迷っている人はいませんか?
そこで今回は⼝コミの真偽を確かめるべく、キスフォービーチを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・耐水性を検証レビューしました。購⼊を検討中の⽅はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
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今回の検証では、キスフォービーチの成分のよさが目立ちました。厳選された自然由来成分を使用したシンプルなつくりで、敏感肌の人にも試してみてほしいアイテムです。
肌にやさしいのに、紫外線からしっかり肌を守ってくれる機能性の高さもポイント。口コミ通りのしっとりした重めの質感なので、パウダーなどと併用するのがおすすめです。
ウォータープルーフなのに耐水性がイマイチだったことや、耐摩擦性があまりないというウイークポイントはありますが、これはオーガニック日焼け止め全般にいえること。こまめな塗り直しを心がければ問題ないでしょう。
ミネラルたっぷりのハワイアン海洋深層水と天然植物からできているため、紫外線によるダメージを防ぎながらうるおいも守ってくれるの美容液仕様なのがポイント!
また、日本国内ではオーガニックコスメには明確な基準がないのが現状。そのため、原料のごく一部に有機栽培植物を使用しただけでも、オーガニックをうたっているものもあります。この商品は、「エコサート」「USDA」などオーガニック認証機関の認定を受けた原料を使用していることも魅力のひとつでしょう。
特に気になったのは、「きちんと塗っていたのに日焼けしてしまった!」という口コミです。数時間の外出で日焼け跡がくっきりついてしまったというケースもあり、しっかり紫外線をカットできるかが気になるところです。
「日焼け止め効果が弱い」「べたつく」など、残念な口コミが気になるキスフォービーチ。購入する前に、本当のところはどうなのかを確かめたいですよね。
そこで今回は、実際に商品を使って以下の5点を検証してみました!
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:耐水性
まずは、オーガニックコスメを選ぶポイントとなる、配合成分について見ていきます。肌や環境へのやさしさを考えるなら、使われている成分は重視したいところです。
オーガニックだからといって肌にやさしい・トラブルが少ないというのは実は間違い。自然由来のものであるほど成分は複雑で、アレルギー反応を起こしやすいということもあるので注意が必要です。今回は、配合成分が少ないものほどシンプルだからリスクが少ない、という前提のもとに検証をすすめていきます。
パッケージで配合されている成分の数を確認し、少ないものほど高評価としました。また、紫外線吸収剤が使われていないかも合わせてチェック。もし使われていた場合、減点としています。
使われている成分の数は14と、シンプルさが魅力のアイテムです。さらに、紫外線散乱剤を使用してあるのがうれしいですね。
配合されている植物由来成分のほとんどは油脂(オイル)なのもポイント!肌に合わない植物エキスがあるという人でもトライしやすいですよ。
次に、使用頻度が高いからこそ重要な「落としやすさ」を検証していきましょう。ウォータープルーフなのに専用クレンジング不要をうたうキスフォービーチですが、本当に石けんだけで落とせるのでしょうか?
腕の内側に商品を塗って数分置きなじませます。泡タイプのボディソープをのせて、2~3回なでてから水で流しました。その後、どれぐらい落とせたかをチェックします。
続いて、日焼け止めを使う目的でもある「焼けにくさ」を検証します。口コミでは「塗っていても日焼けしてしまった」という残念な声もあり、実際はどうなのか慎重に見ていきたいところです。
まずはクリアファイルに商品を塗り、紫外線に当たると色が変わるUVラベルに重ねます。屋外で日に当て、ラベルの色がどれぐらい変化するかを確認しました。
さらに、人の肌を使った検証も行います。コンテンツ制作チームの男性スタッフに協力を仰ぎ、お腹に商品を塗って30分間屋外で日に当たってもらいました。肌の赤みが引いてから、状態をチェックします。
紫外線に当たるとピンク色に染まるUVラベルですが、真っ白いままで変化がありません。また、人の肌を使った検証では、塗っていない場所との境界線がくっきり出なかったものの、ほとんど日焼けしていないことを確認できました。
SPF30、PA+++と、最近の日焼け止めの中ではやや控えめな数値ながらも、焼けにくさの面ではかなり優秀です。
さらに、紫外線カット効果を継続するのに重要な、耐摩擦性についてもみていきましょう。「べたつく」という口コミもあり、服や髪にどれだけ移ってしまうのかも気になるところですね。
腕の内側に商品を塗り、数分経ってなじんだのを確認してから、タオルで2~3回擦ります。どれぐらい日焼け止めが肌に残ったかをチェックしました。
タオルで擦ると、残念なことにほぼキレイに拭き取れてしまいました…。ビーチでも使える日焼け止めですが、タオルで拭いた後は必ず一からの塗りなおしが必要です。
今回、ほかのオーガニック日焼け止めの耐摩擦性チェックもしたのですが、そのほとんどが摩擦に弱いという結果が出ています。肌にベールをつくり、物理的に肌の上で紫外線を跳ね返す紫外線散乱剤を使った日焼け止めは、摩擦に弱いのが弱点。
キスフォービーチだけではなく、オーガニック日焼け止めを使う際にはこまめに塗りなおしをすることが焼けないポイントです!
最後に、海やプール・屋外スポーツなどの場面で安心して使えるかどうかの目安となる、「耐水性」を確認してみましょう。ウォータープルーフをうたうキスフォービーチですが、しっかり水をはじいてくれるのでしょうか。
腕の内側に商品を塗り、数分置いてなじませます。その後、馬油と水を混ぜてつくった疑似汗を霧吹きでかけ、どれぐらいはじいたかをチェックしました。
ウォータープルーフをうたっているキスフォービーチですが、検証の結果はもう一息といったところ。擬似汗を一応は弾いたものの、水の粒をよく確認すると弾けていないように見える場所もあり、耐水性はいまひとつという結果になりました。
海やプールなど、水の中にいる時間が長い時は、ほかの日焼け止めを選ぶのがよいでしょう。
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