そこで今回は口コミの真偽を確かめるべく、ママバター UVケアクリームを実際に使って、成分・落としやすさ・焼けにくさ・耐摩擦性・撥水性を検証レビューしました!あわせて同ブランドが展開しているその他のアイテムについても紹介しているので、購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒で国内メーカーの美容職に入社し、3年半従事。年間6,000人以上をカウンセリングし、お客さま一人ひとりにあった美容法を提案していた。その後マイベストへ入社し、メイク・スキンケア全般の記事を執筆。コスメコンシェルジュ・化粧品成分上級スペシャリスト・顔タイプアドバイザー1級を所有。
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焼けにくさ以外に評価できるポイントが見つかりません。
落としにくく・摩擦に弱く・撥水性もないため、使う場面を選ぶクリームです。一方で、焼けにくさの性能は高く、SPF20/PA++でありながら紫外線はばっちりカバーできます。お出かけの際に、肌をしっかり守ってくれるクリームなのは間違いありません。
配合されている成分を見てみても、果たしてオーガニック日焼け止めクリームといえるか微妙なママバター UVケアクリーム。ただ、価格も安く手に取りやすいのはやはりありがたいポイント。オーガニックであることに強いこだわりがない人にはおすすめできるアイテムと評価できます。
ママバター UVケアクリームは、シンシアガーデンが展開している自然派コスメブランド・ママバターのオーガニック日焼け止めクリームです。ただし、ママバターは特別なオーガニック認証を取得しているわけではないため、そこは留意しておく必要があるでしょう。
ママバターでは、女性や赤ちゃんの肌を優しく守ってくれるケア商品をいくつも販売しています。日焼け止めクリームはもちろん、クレンジング・フェイス&ボディクリーム・ボディローションなどは、いずれも肌にスッとなじむ商品であり、今回検証する日焼け止めクリームも例外ではありません。
ママバター UVケアクリームはSPF20/PA++であり、日常生活を送るうえではやや心もとないクリームといえます。とはいえ、ちょっとした買い物くらいなら、十分に活躍してくれるでしょう。
クリームタイプであるママバター UVケアクリームは、うるおいを実感しやすいタイプであるのがポイント。乾燥肌の解決手段としても使えるため、夏場だけでなく肌が乾燥しやすい冬場でも活躍が期待できます。
敏感肌の人におすすめしているママバター UVケアクリームは、当然散乱剤タイプです。吸収剤タイプと違い熱を肌に吸収する必要がないため、肌に優しくしつつ、紫外線からカバーできます。
ママバター UVケアクリームはネット上では好評な声がいくつも見られますが、一方でいくつか悪い口コミも見られるため、実際のところはどうなのか気になるところです。
そこで今回は、実際に購入したママバター UVケアクリームを使用して、以下の5項目を検証してみます!
検証①:成分
検証②:落としやすさ
検証③:焼けにくさ
検証④:耐摩擦性
検証⑤:撥水性
検証は成分からスタートしていきます。今回は、配合成分のシンプルさと吸収剤を使っているかの2軸で評価を行いました。
配合成分がシンプルな方が肌に合わない可能性が低くなるため、成分数の少ない日焼け止めの方が高ポイントとなっています。
それに加えて、紫外線吸収剤を使用している日焼け止めをチェック。オーガニック商品には適さないということもあり、該当商品はその分の評価をマイナスしました。
ママバター UVケアクリームに配合されている成分は25個という結果になりました。この結果自体は決して悪いものではありませんでしたが、気になったのが配合されている成分です。
全成分に占める植物由来成分の割合が少なかったため、そもそもこれは「オーガニックの日焼け止め」と呼べるのだろうかという疑問を抱きました。しっかりとしたオーガニック製品を求めているのであれば、他のアイテムを検討した方がいいですね。
次に検証するのはクリームの落としやすさです。
クリームを塗布した腕に、泡タイプの洗顔料を乗せて2~3回撫でたあと水をかけます。流した後で、日焼け止めがきれいに落ちているかどうかを、目視でチェックしました。
水をかけて洗い流してみたところ、クリームはまったく落ちていないという状態に。それどころかクリームが白く浮き上がってきてしまっており、ものすごく目立つ結果となりました。
これでは、低評価を付ける以外に方法はありません。しっかりクリームを落としきるには、それなりの根気が必要になります。落とすのに時間をかけたくないのであれば、塗る際の量に注意してください。
あまりいい結果が出ていないのが気になりますが、検証は進み焼けにくさのパートに入ります!日焼け止めクリームにとっては大変重要な要素のため、ここでは以下の2つの方法を用いて検証していきます。
①UVラベル
クリアファイルに日焼け止めを塗り、UVラベルの上にかぶせ屋上で日に当てて検証。室内に戻ってクリアファイルを取り去り、UVラベルの色の変化を見てチェック。
まずは日差しをたっぷり浴びたUVラベルをチェックしてみたところ、ややピンクな箇所はあるものの白さは維持できているという結果になりました。
続いて男性モデルの肌を見てみると、こちらはまったく変化なし!焼けにくさの性能が非常に高いことを証明しました。
ママバター UVケアクリームのSPF20/PA++ですので、そこまで焼けにくさは期待できないと予想していましたが、いい意味で裏切られる結果に。これなら、通勤・通学でも問題なく使用ができます。
焼けにくさで持ち直した検証も佳境となり、クリームの持つ耐摩擦性についてチェックしていきます。一般的に、オーガニック系は摩擦に弱いとされていますが、実際にはどうなのでしょうか。
オーガニックの日焼け止めがなじんだ後の肌を2回ほどタオルでこすってみて、どれくらい残っているかを確認しました!
タオルで腕をこすってみると、びっくりするくらいクリームが落ちていきます。残ったクリームを確認してみたところほとんどゼロであり、これでは低評価とせざるを得ません。
一般的に、オーガニック系の日焼け止めクリームは摩擦に弱いという特徴を持っており、ある程度の妥協は大切です。とはいえ、水ではあれだけ落ちなかったのに、摩擦にこれだけ弱いというのは、やはりがっかりする性能でした。
評価の乱高下が激しい検証も、撥水性がラストです。肌に水がかかる機会の多い夏に活躍する日焼け止めクリームにとって、撥水性は非常に大切な要素となります。
そこで今回の検証では、オーガニックの日焼け止めをなじませた腕に疑似汗(馬油とぬるま湯を混ぜたもの)を吹きかけ、どれくらいはじくかを検証しました。
ここまでやや残念な評価となっているママバター UVケアクリームですが、撥水性においてもそれは変わりませんでした。疑似汗を吹きかけてみたところまったく弾かず、ただただなじんでいってしまいます。
加えて、落としやすさの検証で触れたとおり、水をかけるとクリームが白く浮き出てしまうのが困ったポイント。評価できる箇所がまったくなく、文句なしの低評価となってしまいました。
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さまざまなスキンケア製品を開発し、一定の層から熱い人気を誇るママバターですが、中でも注目したいのが「フェイス&ボディクリーム」です。
100%天然由来成分であるシアバターを使用したこちらは「ママバター」という名前の通り、人肌程度の温度でまるでバターのようにクリームがとろけていき、優しく包み込んでくれます。敏感肌の方でも、ボディだけでなくフェイスやリップなど、どこにでも使えるのは嬉しいですね。
また、赤ちゃんや小さな子供でも問題なく使用できるのも、大きなポイント。夏場であっても室内は冷房の影響で乾燥しやすいため、ご自身やお子さんの乾燥肌に悩んでいるようなら、ぜひ日焼け止めクリームとセットで購入してみてください。
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