返済の延滞や滞納などをした過去があり、お金に困っていてLINEポケットマネーで借入できるか気になっていませんか? ブラックでも借りられるかわからず、申し込んでも大丈夫なのか知りたいですよね。
そこで今回は、LINEポケットマネーはブラックでも借りられるかどうか解説します。LINEポケットマネーが怖いといわれる理由のほか、独自審査の「LINEスコア」や審査時間についても解説するので、お金の悩みがある人は参考にしてみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
LINEポケットマネーの利用にあたり、ローンなどの利用状況を記録した信用情報が確認され、返済能力があるかチェックされます。過去に金融事故を起こしていると、ブラックリスト入りしたと判断され審査に落ちかねません。
ブラックリスト入りする金融事故は、滞納や延滞、保証会社の代位弁済、自己破産や任意整理のような債務整理などです。これらの記録はローン契約が継続中、もしくは契約終了後の5年間残り続けます。
自分がブラックリスト入りしているかわからない場合は、LINEポケットマネーが加入している信用情報機関のCICとJICCに、問い合わせて確認してみてください。
CICは2024年11月より、信用情報をスコア化した「クレジット・ガイダンス」の提供を開始しました。信用状態が200〜800の数値でわかることに加え、指標の算出に影響を与えた要因を教えてもらえます。信用情報を改善すべきポイントがわかるため、審査に落ちたことがある人は原因を確認してみましょう。
スタンダードプランは利用限度額が50万円で、30日間の無利息期間(※)が魅力です。限度額を55万円以上に増枠するとプレミアムプランが適用され、最大300万円まで借入れできます。
一部プランを除きます。適用には諸条件があります。
マイペースプランは、初回返済日を6か月後まで伸ばせますが、利用限度額が3万円と低くて無利息期間はありません。また、他社の借入残高を借り換えて、毎月の返済額や金利の負担を軽減できる借りかえローンも利用可能です。
LINEポケットマネーは、LINEから手続きできるため申し込みのハードルは低いといえます。ただし、3つのプランと借り換えローンともに在籍確認の電話がある場合があり、3つのプランは上限金利が年18.0%とほかの消費者金融とほぼ同じ点などがデメリットです。
LINEスコアを決定するのは、LINEを含めたLINEプラットフォームでの行動と、ライフスタイルについての15個の質問です。15個の質問は、LINEアプリのホームから「LINEスコア」を選ぶと答えられます。
LINEスコアは、LINEの各サービスの利用状況で定期的に変動するのが特徴です。ただし、LINEの各サービスの利用頻度が高くても、スコアが必ず上がるわけではないと理解しておきましょう。また、申し込み前にLINEスコアに応じた仮条件を確認できますが、審査の結果仮条件とは異なる金利・借入限度額になる場合もあるため注意が必要です。
LINEポケットマネーの審査時間は最短10分で、最短即日融資にも対応しています。審査や融資にかかる時間は申込内容や混雑状況によって異なるものの、急な資金が必要なときに素早く融資を受けられるでしょう。
ただし、大手消費者金融のプロミスは「最短3分」、レイクは「最短20分」を謳っており、LINEポケットマネーよりもさらに早い審査時間で提供している金融機関もあります。とはいえ、LINEアプリ内で手続きが完結する手軽さや最短即日融資に対応している点は大きな魅力といえるでしょう。
LINEポケットマネーの審査は以下の流れで行われます。
なお、個人信用情報機関に照会できる時間帯は、8:00〜22:00であるため、深夜や早朝に申込をすると審査がストップしてしまう点に注意しましょう。
2019年に、LINEポケットマネーの申込者の一部の個人情報が第三者によってダウンロード可能な状態になっていたことがあり、その点を不安に感じる人も多いのではないでしょうか。ただし、どの金融機関も厳格なプライバシーポリシーに基づいてサービスを提供しており、LINEポケットマネーの運営元であるLINE Creditも、業務フローの見直しや情報管理体制の強化に取り組むことを発表しています。そのため、現在は情報漏洩のリスクは低いと考えられます。
ほかにも金利の高さで返済額が大きくなったり、在籍確認で借入れがバレたりするなどが心配されています。以下では、LINEポケットマネーの利用が怖いといわれている理由を解説します。
高金利により返済額が増えるリスクの高さが、LINEポケットマネーが怖いといわれる理由のひとつです。LINEポケットマネーの上限金利は消費者金融と同程度の年18.0%なので、返済額が大きくなりがちだと思われています。たとえば、年利18%で3万円を90日間借りると、1,331円も利息がかかってします。
ただし、上限金利18%は法定金利の範囲内なので、違法なものではありません。借入時の返済のリスクは、事前にシミュレーションサイトなどで確認しておくことが大切です。
また、LINEポケットマネーで返済が遅れると20%の遅延損害金がつきます。たとえば、借入残高3万円のときに返済日から1週間遅れた場合は、遅延損害金は115円です。一見金利が高いように見えるかもしれませんが、遅延損害金においてはこの金利も借入れではめずらしくありません。
利息は1年を365日として計算した場合の金額
LINEポケットマネーは、在籍確認により勤務先に借入れがバレる可能性もあるため、怖いといわれています。LINEポケットマネーに限らず、貸金業者は返済能力の調査の際に在籍確認をするのが一般的です。
LINEポケットマネーの在籍確認では、勤務先に電話がかかってくる可能性があります。勤務先への連絡に関する要望は受けてもらえないため、在籍確認をなしにしたり別の連絡方法に変えたりするのは難しいでしょう。
ただし在籍確認の電話があっても、LINEポケットマネーではなくオペレーターの個人名で連絡されるため、勤務先にバレるリスクは低いといえます。以下のコンテンツでは在籍確認の電話があったときの対処法を紹介しているので、職場にバレたくない人はチェックしてみてください。
LINEポケットマネーの審査に通過するためには、申込条件を満たしたり、年収に対して多額の申し込みを避けたりなどの対策が必要です。以下で、LINEポケットマネーで借入れするためのポイントを解説します。
LINEポケットマネーの審査に落ちたら、LINEスコアの点数を上げられないか試してみましょう。LINEポケットマネーの審査にはLINEスコアが加味されるため、スコアを上げることで審査に通過する可能性があります。
LINEスコアはライフスタイルに関する質問への回答、LINE MUSICやLINEマンガなどLINEヤフー株式会社及び各グループ会社のサービスの利用状況をもとに算出されます。LINE関連のサービスの利用状況がスコアに影響するため、ゲームが楽しめるLINEゲーム、マンガが読めるLINEマンガなどを積極的に利用しましょう。LINEのサービス一覧をチェックし、気になるサービスを使ってみてください。
また、LINEスコアのメインページで、自分のLINEスコアを定期的にチェックすることも大切です。以下のコンテンツでは、人気のLINEゲームをまとめているので、LINEスコアを上げたい人はチェックしてみてください。
LINEポケットマネーで借入するには、申込条件を満たしているか確認しましょう。申込条件を満たさないと、そもそも借入の申請自体ができません。
申込条件は満20~65歳の日本国内在住で、安定かつ継続した収入がある人です。会社員や公務員だと審査に通過する可能性が高いものの、アルバイトなどで安定した収入があれば学生や主婦(主夫)でも申し込めます。
また、他社の借入額もできるだけ減らしておくと、金銭的に余裕があると判断され審査によい影響を与える場合があります。
ここからはLINEポケットマネーの審査結果が来ない場合や借入方法などをQ&A方式で解説します。
LINEポケットマネーの審査結果はLINEアカウントより通知されます。また、LINEで本人確認や審査の混雑状況を確認できますよ。
もし長期間結果が届かない場合は、入力情報に誤りがないか再確認し、必要に応じてLINEポケットマネーのサポートに問い合わせるのがおすすめです。特に、登録した電話番号やメールアドレスに誤りがあると、審査結果の通知を受け取れない可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
LINEポケットマネーの保証会社は、アコム株式会社です。そのため、審査においてもアコムの基準が適用される点に留意しておきましょう。例えば、アコムの審査に落ちていたり、アコムでの借入を滞納していたりする場合、LINEポケットマネーの審査に落ちるリスクが高くなると考えられます。
LINEポケットマネーを利用する前に、借入と返済方法を確認しましょう。以下では、それぞれの手順を解説します。
専用のLINEアカウントから審査結果と、通過していれば契約内容が送られてくるので、確認し問題なければ契約完了です。借入れするときは、LINEのトップページから「借入する」を選ぶことで指定の銀行口座に入金されます。
LINEポケットマネーは、登録した返済用口座からの毎月の自動引き落としや銀行振込での返済となります。
自動引き落としの場合、約定日の3日前にLINEアカウントから通知が来るため、預金残高不足による延滞を防げるでしょう。振込返済の場合、金融機関によって振込手数料がかかる点に注意が必要です。
また、約定返済日以外にも好きなタイミングで返済できます。繰上返済すると利息が減って返済総額も減らせるため、余裕があれば行いましょう。
LINEポケットマネーの申込を取り消したい場合、状況によってキャンセルできるかどうかが異なります。もしLINEポケットマネーメインページに「かんたん本人確認が完了していません」と表示されている状態であれば、キャンセルが可能です。
一方で、本人確認が完了している、または審査が通過した後の状態では、キャンセルができません。申込が進行してしまうと、契約手続きが行われなければ自動的に処理が進むため、キャンセルは基本的に不可能です。
なお、審査を通過した後、契約手続きが期限内に完了しない場合、申込は自動的に取下げとなります。この取下げは、申込日から約5日後に行われるため、特に契約手続きの期限を過ぎないように注意が必要です。
LINEポケットマネーの審査に落ちた場合、別の金融機関に申し込むのもひとつの選択肢です。金融機関ごとに審査基準は異なるため、LINEポケットマネーで審査に落ちたからといって、別の金融機関では審査に通る可能性もあります。それぞれの金融機関が重視するポイントは異なるので、審査基準を理解した上で申し込むことが重要です。
再度LINEポケットマネーに申し込む場合は、まず自分の信用情報をチェックすることが大切です。信用情報に問題がある、例えばブラックリストに載っている、または年収と借入希望額に大きな乖離がある場合、再申込しても審査に通る可能性は低くなります。審査に落ちる回数が増えると、その後の審査にも影響を及ぼすため、申込前に信用状況を改善してから再挑戦することをおすすめします。
本サイトは情報提供が目的であり、個別の金融商品に関する契約締結の代理や媒介、斡旋、推奨、勧誘を行うものではありません。本サイト掲載の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切の責任を負いません。
審査条件を満たす人だけが申し込める、融資制度の緊急小口資金。生活に困っているものの、そもそも緊急小口資金がどんな制度か、自分は審査に通過できるのかわからず、悩んでいる人も少なくないでしょう。今回は、緊急小口資金とはどんな制度か、審査基準とともに解説します。審査に通過できない世帯の特徴や、審査を...
カードローン
年金を担保にお金を借りられる制度である、年金担保貸付。現在は廃止されている制度ですが、年金だけではお金が足りず、借入したいと考えている人もいるのではないでしょうか。今回は、年金担保貸付の廃止後はどのようにしてお金を借りたらいいのかを解説します。国の制度や各金融機関のサービスなどを紹介するので、...
カードローン
返済の延滞や滞納などでブラックの可能性が高いため、消費者金融や銀行などの借入れの審査には通らないと思っていませんか? とはいえ、闇金などの違法業者は利用したくないですよね。そこで今回は、闇金以外でブラックでも借りられる方法があるかを解説します。借入れ以外でお金を用意する方法や借入時の...
カードローン
お金を借りたいのに、どこに申し込んでも審査落ち…そんな状況に悩んでいませんか?審査なしで借りられるローンを探してしまう人もいますが、審査に通らない理由を知り、適切な対策を取ることが重要です。そこで今回は、審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社はあるのか、なぜ審査に落ちるのかを解説します。...
カードローン
CMなどでよく目にするカードローン。「申し込みが簡単」などのキャッチコピーを耳にすることもありますが、初めて申し込みする時は不安ですよね。申し込みの方法もよくわからないという方も多いしょう。そこで今回は、カードローンの申し込み方法について解説。準備が必要な物や申し込みの流れはもちろん、注意点に...
カードローン
2022年4月に法改正がなされたことにより、18歳に引き下げられた成人年齢。18歳と19歳なら成人扱いになるものの、親の同意なしにお金を借りるにはどうすればいいのか、どのように借り入れができるのか、借りる際に注意することは何かなど、わからないことばかりで困っている人も多いのではないでしょうか。...
即日融資可能なカードローン
借入上限額の算出時に、夫や妻の収入を合算できる配偶者貸付。専業主婦(夫)や子育て中で収入が少ないときに、まとまったお金を借りやすくなる配偶者貸付を利用したいと考えている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、配偶者貸付とは具体的にどのような制度なのか、借入先や必要なものもあわせて解説します...
カードローン
最大800万円まで借り入れができる消費者金融カードローンのプロミス。プロミスの利用限度額を増やしたいと思っても、申し込み方法が分からず迷っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、プロミスで限度額を増額する方法や審査にかかる時間について解説します。審査に通らなかった場合の対処法も紹介す...
カードローン
レイク(旧レイクALSA)は審査結果が最短15秒でわかるのが特徴。審査スピードが早いため、レイクの審査は甘いと思っている人も多いのではないでしょうか。本コンテンツでは、レイクの審査基準や審査にかかる時間について解説します。審査通過のコツや在籍確認についても紹介するので、できるだけスムーズにお金...
消費者金融
プロミスでお金を借りたいけど、審査時間や審査の通りやすさが気になる人も多いのではないでしょうか。審査結果が来なかったり、審査に落ちたりすることが不安で、申し込みを躊躇してしまいますよね。そこで今回は、プロミスの審査時間や審査に通過するためのポイントを解説します。審査時間が長引く原因についても紹...
カードローン
大手消費者金融会社のひとつとして知られているレイク(旧レイクALSA)。レイクでお金を借りたいとは思っているものの、どうすれば今すぐにお金を借りられるのかや、最短即日融資を受けるには何時までに申し込みをすれば間に合うのかが分からず困っている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、レイクで最...
カードローン
申し込みから融資までの時間の短さに定評があるレイク(旧レイクALSA)。「審査にどのくらい時間がかかるのか知りたい」「できるだけ早く融資を受ける方法を知りたい」など、さまざまな疑問を抱える人も多いはずです。なかには、今すぐお金が必要で焦っている人もいるかもしれません。今回は、レイクの審査時間や...
カードローン
お金をすぐ借りたいときに便利な、消費者金融のレイク(旧レイクALSA)。申し込みから契約・借り入れ・返済までのすべてをスマホやPCで完結できる「Web完結(郵送なし)」申し込みを利用できるのが魅力です。しかし、手続きには何が必要でどのような流れで申し込めばいいのかわからないと、利用をためらって...
カードローン
SMBCグループの大手消費者金融、プロミス。利用を検討するときに、まず気になるのは金利ですよね。他社と比べてプロミスの金利は高いのか、毎月の返済額はどの程度になるのかなど、気になることが多いのではないでしょうか。本記事では、プロミスの具体的な金利や、利息を抑える方法を詳しく解説します。返済シミ...
カードローン
三井住友銀行カードローンの利用を考える人のなかには、勤務先への在籍確認が心配な人もいるでしょう。「カードローンを利用していることを職場に知られたくない」と感じる人は多いですよね。今回は、三井住友銀行カードローンは在籍確認を行っているのか、職場バレを防ぐ対処法はあるのかを解説します。自分で在籍確...
カードローン