




ソフトカーボンファイバーブラシによって細かいホコリの除去を謳うスティッククリーナー、ダイソン SV18FF COM2。布団の掃除にも便利なフトンツールがついているところも魅力です。「軽くて使いやすい」と評判ですが、「トリガー式の電源なので指が疲れる」「スタンドがついていない」という口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスティッククリーナーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スティッククリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2025年09月までの情報です
ダイソン SV18FF COM2は、思い立ったときにサッと掃除したい人におすすめです。実際にゴミを散布したフローリングで使ってみたところ、中央にあるゴミまでしっかり吸い取れました。ヘッド交換をしなくても十分な吸引力を発揮していたので、比較した床への吸着力の足りなさから吸い残しが目立った商品に比べて何回もスティッククリーナーを往復させずに掃除ができそうです。
フィルタ―やブラシは水洗い可能なうえ、取り外しもワンタッチで簡単。そもそも髪の毛が絡まりにくいブラシなので、お手入れの頻度が少なく済むでしょう。髪の毛が絡まりやすくお手入れに手間がかかってしまう、ほかの商品と比較しても清潔に使いやすいですよ。
置くだけで充電可能なスタンドもついており、吸い取ったゴミをためておくダストカップもワンタッチで取り外せます。比較したほかの商品のなかには、スタンドがついていないものも少なくなかったので、収納しやすく充電もできる本商品は申し分のない使い勝手のよさといえるでしょう。
ただし、カーペットに対する吸引力の弱さがネック。大きなゴミこそ残っていなかったものの、全体的に細かいゴミが残ってしまう結果に。稼働音も標準モードは62.3dB、強モードでは70.4dBと近隣への騒音が懸念されました。50.1dBに稼働音を抑えられた商品も比較したなかにはあったことを考えると、掃除の時間帯に配慮が必要です。
また、1回の充電で25分しか使えないところも難点。ワンルームなどであれば十分かもしれませんが、部屋数の多い一軒家となると使用中に充電が必要かもしれません。本体重量が1.81kgかつ手元の重量は1.2kgという重さも、長時間使うには負担になりそうです。取り回しのよさ重視の人や全面フローリングの家にお住いの人は検討してみてくださいね。
ダイソン SV18FF COM2は、微細な粒子を99.99%捕らえる排気性能が魅力。ダイソンが約30年間に渡り家庭内のホコリの研究を続けた成果が詰まっています。フィルターの洗浄が必要なタイミングや異物の詰まりに対するお知らせ機能も搭載。3段階のモード選択や隙間ノズルなどの付属品によって、幅広い掃除に対応してくれます。
付属品の使い分けによって、ハンディクリーナーとして使えるところもうれしいポイント。静電気の発生を抑えるソフトなカーボンファイバーブラシにより、床の溝に溜まった細かいホコリもやさしく取り除けます。
さらには、布団やマットレスからホコリやアレルゲンを除去するのに便利なフトンツールも付属。床だけではなく寝具の清潔にも配慮したいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
今回はダイソン SV18FF COM2を含む、スティッククリーナー全65商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
ダイソン SV18FF COM2とほかのスティッククリーナーを比較したところ、以下のようなメリットがあることがわかりました。
壁際や奥のほうには細かいホコリが残っていましたが、ゴミを弾いて散らかすようなことはなく、全面フローリングの家で使うには申し分のない吸引力の高さです。
バッテリー残量も液晶画面で1%単位で細かく把握できる点も好印象です。そもそもスタンドがついていない商品も比較したなかにはあったので、それを考えると収納している間に充電もできるという利便性の高さが伺えます。
吸引力の高さや充電つきスタンドによる使い勝手のよさなどが高評価を獲得したダイソン SV18FF COM2ですが、4つのデメリットもあったのでご紹介します。
カーペットの手前はゴミが残っていませんでしたが、全体的に吸い残しが多かったので、カーペットに対する吸引力には物足りなさを感じます。
比較したほかの商品には、稼働音が50.1dBに抑えられたものも見られたので、掃除中の騒音を気になる人はほかの商品も検討してみましょう。
また、トリガー式なので電源を入れるときに指の力を必要とする場合も。ヘッド内部にモーターを搭載しているパワーヘッドという構造も手元の重さの要因といえます。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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ほかのスティッククリーナーに比べて稼働音やバッテリー持続時間の短さがネックのダイソン SV18FF COM2。デメリットが気になる人は以下の商品も検討してみてくださいね。
フローリングの中央はゴミの取り残しがなく、壁際でもゴミの残りはほんのわずかで、手前部分に至ってはほとんどゴミが残っていない状態でした。
カーペットでも同様に中央から奥の壁までしっかりゴミを吸い取る吸引力の高さ。加えて50.1dBという静かさで、毎日の掃除に使うスティッククリーナーとしてぴったりです。
また、バッテリー残量も4段階で確認しやすく、充電可能なスタンドつき。バッテリー持続時間も50分と申し分のないレベルでした。スムーズな掃除のしやすさを求めるなら、ぜひ検討してみてくださいね。
コスパ重視でスティッククリーナーをお探しの人は、アイリスオーヤマ製品もおすすめ。税込9,980円と、40,000円台のダイソン SV18FF COM2に比べて手に取りやすい価格設定です。
リーズナブルな価格に対して、ヘッドが床に吸着するのでフローリング・カーペットともに壁際と奥の隙間を除いてほとんどのゴミを吸い取れました。上位商品ほどの吸引力ではないにしても、値段を考えると十分なスペックといえるでしょう。
新生活などで手頃なスティッククリーナーをお探しの人は、ぜひ選択肢に入れてみてくださいね。
スティッククリーナーの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ダイソンのdigital slim+以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| バッテリー着脱可能 | |
|---|---|
| 集じん方式 | 不明 |
| 標準モードの連続使用時間(実測値) | 不明 |
| ヘッド種類 | パワーヘッド |
| ダストステーション付き | |
| 本体重量 | 約1.7kg |
| 操作方法 | ボタン |
|---|---|
| 液晶ディスプレイあり | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| 付属品 | すき間ノズル、収納スタンド |
| 本体幅(公称値) | スティック時:22.8cm/ハンディ時:9.1cm |
| 本体奥行(公称値) | スティック時:16cm/ハンディ時:7.1cm |
| 本体高さ(公称値) | スティック時:104cm/ハンディ時:51cm |
Shark EVOPOWER SYSTEM NEO+ LC351Jの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!
| バッテリー着脱可能 | |
|---|---|
| 集じん方式 | サイクロン式 |
| 標準モードの連続使用時間(実測値) | |
| ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
| ダストステーション付き | |
| 本体重量 | 1.39kg |
| 操作方法 | ボタン |
|---|---|
| 液晶ディスプレイあり | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| 付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード、収納スタンド、お手入れブラシ |
| 本体幅(公称値) | スティック時:23cm/ハンディ時:9cm |
| 本体奥行(公称値) | スティック時:23cm/ハンディ時:33.1cm |
| 本体高さ(公称値) | スティック時:101cm/ハンディ時:18.6cm |
日立 パワかるスティック PV-BL30Kをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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