




軽量なのにパワフルと謳うスティッククリーナー、ダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF H。付属品を使えば布団クリーナーとして使えるところも魅力です。「ヘッドブラシを簡単に取り外せる」と評判ですが、実際のところ口コミどおりなのか気になっている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のスティッククリーナーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スティッククリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
ダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF Hは、掃除の頻度が高くカーペットを使わない人におすすめです。実際にゴミを散布したフローリングに本商品を使うと、ヘッド交換をしなくても手前から奥の壁際まで円錐形のブラシバーでしっかりゴミを吸い取れました。比較したほかの商品のなかには、吸引力に欠けるものも。それに比べると本商品は円錐形のブラシバーでスムーズな掃除が可能でしょう。
ワンタッチで引き出せるブラシは水洗い可能なので、清潔に管理できるところもメリット。円柱形のダストカップは複雑な構造もないので洗いやすいですよ。ブラシは髪の毛が絡みにくい設計になっているのでお手入れの頻度も少なく済むでしょう。髪の毛が絡みやすくお手入れに手間がかかる商品と比較しても、掃除後の後片づけの手間が少なく済みます。
充電可能なスタンドもついているので、収納中に充電しておけるところも魅力です。液晶画面で細かくバッテリー残量の確認も可能。ただし、カーペットに対する吸引力はいまひとつで、大きなゴミは吸えたものの細かいゴミまでは吸い切れず残ってしまいました。
本体重量は1.81kgかつ手元の重さは1.39kgと長時間使うにはややずっしりとしています。公式ではバッテリーの持続時間は40分と謳っていますが、バッテリー持続時間も25分で戸建ての掃除に使うには追加の充電が必要かもしれません。
稼働音も大きく、標準モードが66.4dBで強モードが70.2dBと使う時間帯には注意が必要。とはいえ、フローリングでの吸引力はばっちりなので、カーペットのない家ではぴったりの商品といえます。
ダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF Hは、内部にモーターを搭載したSlim Fluffy™クリーナーヘッドで、床面のゴミを広範囲にわたりかき集めます。
効率的な掃除を実現するための液晶ディスプレイが搭載されており、吸引モードや残りの運転時間を秒単位で表示可能。さらに、フィルターのメンテナンス時期や異物の詰まりなどのトラブルを知らせる機能もついています。
また、付属品を使うことでスティッククリーナーからハンディクリーナー、さらには布団クリーナーに切り替えられるところもうれしいポイント。本体には伸縮性の高いABS樹脂が採用されており、十分な強度を持ちつつも軽量化を謳っています。
付属の隙間ノズルとコンビネーションノズルは、それぞれ狭いところや届きにくい場所の掃除に便利。同じSlim FluffyシリーズのSV18 FF OR2にはないFloor Dok™という充電機能つきのスタンドと毛絡み防止スクリューツールもついています。
マイベストでは「フローリングの中央部は完璧で、部屋の隅にわずかな取りこぼしはあるがほぼ気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「1往復でカーペットの表面だけでなく、奥にあるゴミもある程度吸える」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をカーペットで吸い込めたゴミの量が60%以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「本体は軽量でヘッドは安定しており、ストレスを感じることなく操作できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ホコリが舞うことなくゴミを捨てられ、お手入れ箇所も少なめでストレスが抑えられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「2LDK程度の部屋を一度に掃除してもバッテリー切れを起こす心配がない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をバッテリーの持続時間が40分以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「掃除中にバッテリー残量を気にする必要がなくどこでもある程度スムーズに掃除でき、掃除後も簡単に充電が可能」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「離れていればうるさく感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を標準モードの運転音が70dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
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ダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF Hとほかのスティッククリーナーを比較してみたところ、以下のような3つのメリットがあることがわかりました。
円錐形のブラシバーは円滑に長い髪やペットの毛を吸い取り、毎分最大120,000回転というパワフルな吸引力を謳うだけあります。
また、独自の密閉性が高いDyson Digital Slim™のコードレスクリーナー設計もポイント。5段階にわたりゴミを捕集し、0.3ミクロンもの微細な粒子を99.99%捕らえてくれるとも謳っており、実際に比較でも凝視しても見えないほど壁際のゴミまできれいに吸い取ってくれました。
また、液晶画面で細かくバッテリー残量を把握可能。ほかの商品も同様の方法で比較しましたが、そもそもスタンドがついていないものもあったことを考えると本商品は申し分のない使い勝手のよさといえるでしょう。
フローリングの吸引力の高さや使い勝手のよさなどが魅力のダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF Hですが、デメリットもあったのでご紹介します。
電源がトリガー式で、ヘッドにモーターが内蔵されたパワーヘッドという構造上、手元でのバランスが取りづらそうです。
ほかの商品と比較してみると、本体重量が1kg未満のものも。とはいえ、1.2kg未満のものはかるすぎてヘッドがぐらつく傾向があるので、1.3~1.5kg程度のものを選ぶとよいでしょう。
各メーカーの取扱説明書を参考に、連続使用時間をチェックした結果、公式では最長40分稼働と謳っているものの、1回の充電で約25分とやや短め。ワンルームや1LDKの掃除なら十分かもしれませんが、一戸建てだと追加の充電が必要かもしれません。
使うときの時間帯には注意が必要です。掃除中の近隣への騒音が気になる人には不向きかもしれません。
比較したほかの商品と比較しても本商品の稼働音が大きく、とくに50dB程度に稼働音が抑えられているものと比べると、赤ちゃんのいる家庭や大きい音が苦手なペットがいる家では向かないといえます。
2023/06/16 発売
| バッテリー着脱可能 | |
|---|---|
| 集じん方式 | サイクロン式 |
| 標準モードの連続使用時間(実測値) | |
| ヘッド種類 | パワーヘッド |
| ダストステーション付き | |
| 本体重量 | 1.81kg |
| 操作方法 | トリガー |
|---|---|
| 液晶ディスプレイあり | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| 付属品 | すき間ノズル、布団用ヘッド、ハンディ用ノズル、充電コード、収納スタンド |
| 本体幅(公称値) | 25cm |
| 本体奥行(公称値) | 23.3cm |
| 本体高さ(公称値) | 110cm |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
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フローリングでの吸引力の高さなどのメリットもある一方で、稼働音の大きさやカーペットに対する吸引力の低さがネックのダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF H。デメリットが気になる人は以下の商品も参考にしてみてくださいね。
また、静音性もダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF Hに比べて高く、騒音を気にすることなく掃除しやすいでしょう。
50.1dBという稼働音からは想像できない程の吸引力の高さは、毎日床掃除をしたい人にもぴったりです。
加えて、4段階で見分けやすいバッテリー残量表示は、充電のタイミングがわかりやすいですよ。充電可能なスタンドがついているところもポイント。1回の充電で最大50分も使用できます。
加えてヘッドは押す力が少なくて済む自走式。電源もボタンを押すだけで入るので、掃除の間指で固定し続けなくてはいけないレバー式の商品よりも疲れにくいでしょう。
吸引力は一部の高性能モデルには劣るかもしれませんが、ホコリや髪の毛はしっかりと吸い取ってくれるので、日常的な掃除ならば十分な性能を発揮します。
今回比較に使用した商品のなかには、アイリスオーヤマ製品のように安価にも関わらず高い性能を発揮したスティッククリーナーも。とくにアイリスオーヤマ 充電式サイクロンスティッククリーナー SCD-183P-Bは、税込9,980円というリーズナブルな価格に対してヘッドを回転させながら自走するパワーブラシによって申し分のない吸引力を発揮しました。
フローリング・カーペットともに壁際と奥の隙間にゴミを残しただけにとどまったので、掃除をする分には問題なく使えるでしょう。税込79,200円のダイソン Digital Slim Fluffy SV18FF Hに比べて手に取りやすい価格設定に対してスティッククリーナーとしての性能は十分なので、はじめてスティッククリーナーを購入する人にもおすすめです。
スティッククリーナーの検証で上位を獲得した商品をご紹介します。ダイソンのDigital Slim Fluffy以外にも、ぜひ以下のおすすめ商品も検討してみてくださいね。
| バッテリー着脱可能 | |
|---|---|
| 集じん方式 | 不明 |
| 標準モードの連続使用時間(実測値) | 不明 |
| ヘッド種類 | パワーヘッド |
| ダストステーション付き | |
| 本体重量 | 約1.7kg |
| 操作方法 | ボタン |
|---|---|
| 液晶ディスプレイあり | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| 付属品 | すき間ノズル、収納スタンド |
| 本体幅(公称値) | スティック時:22.8cm/ハンディ時:9.1cm |
| 本体奥行(公称値) | スティック時:16cm/ハンディ時:7.1cm |
| 本体高さ(公称値) | スティック時:104cm/ハンディ時:51cm |
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| バッテリー着脱可能 | |
|---|---|
| 集じん方式 | サイクロン式 |
| 標準モードの連続使用時間(実測値) | |
| ヘッド種類 | 自走式パワーヘッド |
| ダストステーション付き | |
| 本体重量 | 1.39kg |
| 操作方法 | ボタン |
|---|---|
| 液晶ディスプレイあり | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | |
| 付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード、収納スタンド、お手入れブラシ |
| 本体幅(公称値) | スティック時:23cm/ハンディ時:9cm |
| 本体奥行(公称値) | スティック時:23cm/ハンディ時:33.1cm |
| 本体高さ(公称値) | スティック時:101cm/ハンディ時:18.6cm |
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