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HiKOKI コードレスクリーナ R12DCの口コミ・評判は?実際に使ってメリット・デメリットを徹底レビュー!

本体が軽量で扱いやすいと評判のスティッククリーナー、HiKOKI コードレスクリーナ R12DC。ネット上の口コミでは吸引力の高さや、小回りが効く点も高く評価されています。しかし本当にゴミをしっかり吸えるのか気になりますよね。

今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証・レビューを行いました。

  • 吸引力の高さ(フローリング)
  • 吸引力の高さ(カーペット)
  • 疲れにくさ
  • 使い勝手の良さ
  • お手入れのしやすさ
  • バッテリー持続時間の長さ
  • 静かさ

さらに、人気の日立やマキタなどのスティッククリーナーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、スティッククリーナー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
2025年09月18日更新
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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目次

【結論】カーペットがないフローリングのみのワンルームで使うならおすすめ!軽量かつシンプルなつくりでお手入れもしやすい

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCは、カーペットがなく全面フローリングの家で使うならおすすめです。実際に使用すると、標準モードでもパワフルな吸引力を発揮。ゴミを散布したフローリング上でヘッドを1往復するだけで、ほぼ完璧に吸い取りました。本体はわずか1.07kgと軽いため、かけ心地も軽やか。比較した日立やマキタの商品は1.2~1.6kg程度だったのに対し、疲れにくく楽に使えます。

家具周りを掃除しやすいのも利点。ダストカップが手元にあるため、テレビ台など家具の下には難なく差し込めます。ヘッド幅は22.5cmとコンパクトなので、狭い場所の掃除もスムーズ。価格が2万円台とお手頃なぶん、比較した4~6万円を超える商品のように充電スタンドやLEDヘッドライトなどはないものの、最小限の機能でよい人は十分便利に使えるでしょう。

バッテリーが付け替え式なのも特徴的です。別売りのバッテリーを追加購入すれば、時間を気にせずに使い続けられます。バッテリー1個でも、弱モードで36分・強で16分使用可能。残量が減るとランプが点灯するので、突然バッテリー切れする心配もありません。ただし稼働音は大きめなので、使う時間帯には配慮しましょう。

シンプルな構造で、お手入れがしやすいのも大きな魅力。ダストカップは入り組んだ部分がなく、傾けるだけでゴミ捨てできます。比較したパワーヘッド式の商品はヘッドブラシに髪の毛が絡むことがありましたが、こちらはフロアヘッドなのでヘッドをお手入れする手間もかかりません。

ただしフロアヘッド式なので、カーペット上で張りつきがちだった点はネック。かけ心地には引っかかり感があり、吸引力にもムラがありました。きれいに掃除するためには、複数回ヘッドを往復させる必要があります。カーペットを敷いている家で使いたいなら、ほかの商品をチェックしてみてくださいね。

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCとは?

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCとは?
今回ご紹介するコードレスクリーナ R12DCは、電動工具メーカーである工機ホールディングスが手がけるブランド、HiKOKI(ハイコーキ)のうちの1つです。最大の特徴は、バッテリーが付け替え式で、長時間使うこともできる点。同社の「リチウムイオンコードレス製品(10.8V)」とはバッテリーを共有でき、バッテリー単体での追加購入も可能です。

充電時にはバッテリーを本体から外し、使用時にはバッテリーを本体に差し込みましょう。吸引力は強・標準・弱の3段階に調整可能。充電残量が少なくなると「お知らせランプ」が点灯し、充電や電池交換のタイミングをお知らせします。

カーペットやじゅうたんなどの段差をスムーズに超えられるよう、フロアヘッドがリニューアル。底面には新たに可動式ブレードを採用し、ゴム製ローラーも前方へと移動しています。加えて、強力モーターと排気の流れを変えるディフューザー(整流板)を装備。さらに、ダストケース内のゴミを中央部に集約する特許取得済みの除じん機構を採用することで、ゴミを捨てやすいよう配慮されています。

スペック一覧
  1. 発売日|2023年10月
  2. 価格|23,210円
  3. 集じん容量|0.56L
  4. 吸込仕事率|強:30W・標準18W・弱10W
  5. 連続使用時間|強:約16分・標準:約27分・弱:約36分
  6. 充電時間|30分
  7. 本体サイズ|幅23×奥行き13.4×高さ99cm
  8. 重量|1.07kg
  9. 付属品|床用ノズルB・延長管(ノズルホルダつき)・スキマノズル・電池カバー

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったメリット・デメリットをもとに向いている人を詳しく解説!

検証のポイント

売れ筋のスティッククリーナー40商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  1. 吸引力の高さ(フローリング)

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    吸引力の高さ(フローリング)

    マイベストでは「フローリングの中央部は完璧で、部屋の隅にわずかな取りこぼしはあるがほぼ気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。

  2. 吸引力の高さ(カーペット)

    2
    吸引力の高さ(カーペット)

    マイベストでは「1往復でカーペットの表面だけでなく、奥にあるゴミもある程度吸える」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をカーペットで吸い込めたゴミの量が60%以上と定めて以下の方法で検証を行いました。

  3. 取り回しのよさ

    3
    取り回しのよさ

    マイベストでは「本体は軽量でヘッドは安定しており、ストレスを感じることなく操作できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。

  4. お手入れのしやすさ

    4
    お手入れのしやすさ

    マイベストでは「ホコリが舞うことなくゴミを捨てられ、お手入れ箇所も少なめでストレスが抑えられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。

  5. バッテリー持続時間の長さ

    5
    バッテリー持続時間の長さ

    マイベストでは「2LDK程度の部屋を一度に掃除してもバッテリー切れを起こす心配がない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をバッテリーの持続時間が40分以上と定めて以下の方法で検証を行いました。

  6. 使い勝手のよさ

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    使い勝手のよさ

    マイベストでは「掃除中にバッテリー残量を気にする必要がなくどこでもある程度スムーズに掃除でき、掃除後も簡単に充電が可能」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。

  7. 静かさ

    7
    静かさ

    マイベストでは「離れていればうるさく感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を標準モードの運転音が70dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。

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HiKOKI コードレスクリーナ R12DCのメリットは4つ!

全66種類のスティッククリーナーを使用した結果、HiKOKI コードレスクリーナ R12DCには4つのメリットがありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

フローリングが多い家におすすめ!部屋の隅の細かなゴミもほぼ完璧に吸引

フローリングが多い家におすすめ!部屋の隅の細かなゴミもほぼ完璧に吸引
フローリング上での吸引力は非常に高く、きれいに掃除できます。実際にゴミを散布したフローリング上でヘッドを1往復したところ、壁際や板の間などの細かな砂までしっかり吸引。お菓子クズが一部手前側に飛んだのは惜しいところですが、ゴミはほとんど残っていません。

上位商品の日立と比べても遜色なく、スムーズに掃除できたため、フローリングが多い家におすすめです。

本体は1.07kgと軽量。フローリング上はスムーズに掃除でき疲れにくい

本体は1.07kgと軽量。フローリング上はスムーズに掃除でき疲れにくい
軽量なうえにボタン操作がしやすく、楽に使えるのもうれしいところです。本体重量はわずか1.07kgで、手元の重さも1.02kg。比較した日立やマキタの商品でも1.2~1.6kg程度はあったなか、非常に軽量です。電源はボタン式なので、トリガーなどをずっと押しておく必要もなく、疲れにくいでしょう。

フロアヘッド式を採用しているため、ヘッドブラシつきの商品に比べるとカーペット上で張りつきやすいというデメリットはありますが、一方で、髪の毛やペットの毛などが絡みにくいという利点も。ペットのいる家庭にもおすすめです。

シンプルな構造でお手入れがしやすい。フィルターやダストボックスを水洗いできて衛生的

シンプルな構造でお手入れがしやすい。フィルターやダストボックスを水洗いできて衛生的
シンプルな構造でお手入れしやすいのも強み。ダストカップは入り組んだ部分がないため、傾けるだけでゴミ捨てでき、手が汚れません。また、ダストカップ・フィルターともに丸洗いできます。ヘッドのお掃除もスムーズ。実際にフローリング上・カーペット上の掃除後でも、ヘッドに髪の毛などは見当たりませんでした。

比較したパワーヘッド式の商品は、ヘッド内のブラシに髪の毛などが絡み、お手入れの手間がかかるものも多数あります。こちらはヘッド・ダストカップともにシンプルな構造で楽にお手入れできるため、吸引力を保ちやすいうえに衛生的です。

標準モードで約27分稼働できる。ワンルームの掃除にはぴったり

標準モードで約27分稼働できる。ワンルームの掃除にはぴったり

バッテリーのもちも申し分ありません。バッテリーの持続時間は、強で約16分・標準で27分・弱で36分です。特別バッテリーの持ちがよいわけではありませんが、比較した全商品の平均である30分(※執筆時点)を上回る好記録でした


3LDKなど広い家を掃除する場合は1回の充電では間に合わない可能性がありますが、ワンルームを掃除するには十分なので、単身者や、2台目のサブ掃除機として使いたい人にはぴったりです。

なお、バッテリーは付け替え式なので、広い家で使うならバッテリーのみを追加購入するのもひとつの手。必要に応じて検討してみてくださいね。

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCのデメリットは3つ!

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCにはたくさんのメリットがある反面、デメリットもありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

カーペットの掃除には不向き。張りつきが強く引っかかり感があり、ゴミも吸いきれなかった

カーペットの掃除には不向き。張りつきが強く引っかかり感があり、ゴミも吸いきれなかった
カーペット上での吸引力はいまひとつ。標準モードでヘッドを1往復させても、カーペット上のゴミをすべては吸い取れませんでした。右半分には多くのお菓子クズや砂が残り、吸引力にムラがあったのも気になるところです。

フロアヘッドでブラシがないぶんカーペットへ張りつきやすく、かけ心地には引っかかり感があります。とはいえ、比較したなかで同じ構造のマキタ商品に比べると引っかかり感は控えめで、進みにくいとまではいきません。玄関マットなどの小さめなカーペットであれば、複数回ヘッドを往復させれば問題ないでしょう。

機能は最小限で使い勝手がよいとはいえない。ダストカップからのゴミの散らばりに注意

機能は最小限で使い勝手がよいとはいえない。ダストカップからのゴミの散らばりに注意

2万円台と価格が抑えられているだけあって、機能や付属品は最小限。比較した4~6万円を超える高性能機には本体が自立するものや、充電スタンドが付属しているものもありましたが、こちらにはなく、使い勝手がよいとはいえません。


また、ゴミの視認性を高めるLEDライトも非搭載。加えて、ダストカップのゴミを捨てる際にも注意が必要です。ワンタッチでゴミ捨てできるものの、カップ自体が飛び出すため、ゴミが散らばらないよう気をつけましょう。

一方で、掃除だけができればよいなら問題なく使えます。ダストカップが手元に配置されているため、テレビ台やソファ下にはスッと差し込めます。ヘッド幅も22.5cmとコンパクトなので、狭い場所の掃除もスムーズ。電池残量が少なくなると、操作部のランプが点灯してお知らせするのも便利です。

稼働音はやや大きめ。騒音が気になるなら使う時間に配慮が必要

稼働音はやや大きめ。騒音が気になるなら使う時間に配慮が必要
稼働音は大きめなのもネックです。実際に電源を入れて1.5m離れた位置から騒音計で測定すると、標準モード68.8dB・強モード70.53dBでした。比較した全商品の平均である標準63.16dB・強68.63dB(※執筆時点)のいずれも上回っています。

特出して稼働音が大きいわけではないものの、環境省によると68~70dBはバスの車内程度とされているため、静かとはいえません。集合住宅などでは、夜間使用は避けたほうがよいでしょう。

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCの価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    14,149円

    (最安)

    販売価格:14,149円

    ポイント:0円相当

    送料別

    ダイレクトコムプロツール館
    4.78

    (501件)

  2. 2

    14,667円

    (+518円)

    販売価格:14,801円

    ポイント:134円相当

    送料別

  3. 3

    14,668円

    (+519円)

    販売価格:14,802円

    ポイント:134円相当

    送料無料

  4. 4

    14,801円

    (+652円)

    販売価格:14,801円

    ポイント:0円相当

    送料別

  5. 5

    14,850円

    (+701円)

    販売価格:14,850円

    ポイント:0円相当

    送料無料

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCが向いていない人におすすめのスティッククリーナーは?

ここでは、HiKOKI コードレスクリーナ R12DCのデメリットをカバーする商品をご紹介します。購入を迷っている人は、比較して検討してみてくださいね。

コスパ重視なら、ツインバードのコードレススティック型クリーナー TC-E264Bをチェック

コスパ重視なら、ツインバードのコードレススティック型クリーナー TC-E264Bをチェック
ツインバードのコードレススティック型クリーナー TC-E264Bは、2万円台の格安モデルながら高い吸引力を発揮。フローリングはもちろんカーペットでも、ヘッドを1往復するだけで細かな砂や髪の毛まで吸い込めました。

パワーヘッドを採用しているため、スイスイと勝手に進んでいくような軽やかなかけ心地。本体重量も1.47kgと比較的軽量なので、疲れにくいでしょう。付属の充電スタンドは、壁に穴を開けて設置すれば置くだけで充電できる仕様です。日頃からサッと使えて便利ですよ。

SharkNinjaのEVOPOWER SYSTEM NEO+ LC351Jは、パワフルな吸引力と使い勝手のよさを兼ね備えた1品

SharkNinjaのEVOPOWER SYSTEM NEO+ LC351Jは、パワフルな吸引力と使い勝手のよさを兼ね備えた1品
SharkNinjaのEVOPOWER SYSTEM NEO+ LC351Jは、カーペットにもフローリングにもしっかり吸着。ヘッドを1往復するだけで、目視ではゴミを確認できないレベルまできれいになりました。細かな砂などもほぼ残りません。

スタンドに置くだけで充電できるうえに、ゴミを自動吸引するダストステーションが付属しているのも魅力。公式サイトでの価格は税込79,750円(※執筆時点)と高価格帯ですが、いつものお掃除がぐっと楽になりますよ。

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCはどこで買える?

HiKOKI コードレスクリーナ R12DCはどこで買える?
出典:amazon.co.jp
HiKOKI コードレスクリーナ R12DCは、楽天市場・Yahoo!ショッピング・AmazonといったECサイトで購入が可能です。公式サイトでの価格は執筆時点で税込23,210円ですが、取扱店舗によってはより安く買える場合もあるので、ぜひリサーチしてみてはいかがでしょうか。

そのほか、付け替えアタッチメントや交換用フィルターなども別売りされています。高いところの掃除に便利な延長管やホース、細かなゴミを集められるブラシつきヘッドなど、種類も豊富。気になる人は、こちらからチェックしてみてください。
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