日立 PV-BH900Kの口コミ・評判は？実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー！

掃除の際に疲れにくい点もうれしいポイントです。電源はボタン式で、比較したトリガー式の商品のように押し続ける必要はありません。

本体は1.61kg・手元の重さは1.32kgと軽くはないものの、ヘッドは自走式でスムーズに動かせます。それほど負担なく掃除ができるでしょう。

家具の下の掃除がしやすいことも便利な点です。ヘッドの幅は23cmとコンパクトで、ひねればテレビ台やソファの下にも差し込めます。狭い隙間にもヘッドが届きやすい構造です。

比較したなかでは少数派だった、緑色のヘッドライトを採用していることも特徴。「ライトでしっかりゴミが見える」との口コミどおり、ゴミを可視化することで吸い残しにも丁寧にアプローチできますよ。

付属品が充実しており、場所に合わせてツールを変えられる点もメリットです。比較した商品にはすき間ノズルしか付属しないものもあったのに対し、こちらはメインヘッドを含め5種類のツールが付属します。

掃きながら吸引できるほうきブラシや、ソファやふとんに使いやすいミニパワーヘッドなど、掃除したい場所に合わせて付け替えが可能です。なお、付属品一覧は以下をご覧ください。

＜付属品一覧＞

1. ハンディブラシ
2. 伸縮すき間用吸口
3. ミニパワーヘッド
4. ほうきブラシ
5. スマートホース
6. 延長パイプ
7. スタンド式充電台
8. ACアダプター
9. お手入れブラシ

ただし、電池残量は詳しく把握できません。充電切れが近づくとライトが点滅する仕組みです。使用後はスタンドに戻し、充電しておきましょう。

お手入れのしやすさも魅力です。ヘッド部分はつまみを外して取り出すタイプで、ブラシをツータッチで着脱できます。

比較したなかには水洗い非対応の商品もありましたが、こちらはダストカップ・フィルター・ブラシはすべて洗浄が可能。細かい部分のお手入れがしやすいブラシも付属するため、清潔を保ちやすいでしょう。

ゴミの自動吸引ステーションはありませんが、本体からダストカップを外し手元のレバーを引くだけでゴミ捨てが完了します。手を汚さずにゴミの処理が可能です。

バッテリー性能も優秀です。メーカー公称の連続使用時間は、パワーヘッドを使用しても標準モードで40分と十分でした。比較したなかには15分しか使用できない商品もありましたが、こちらは2LDK程度なら一息でかけられますよ。

なお、ターボモードは約6分・強モードは約15分、自動モードでは約15～40分使用できます。掃除する場所やゴミの量に応じて、使い分けましょう。

カーペットでは、1往復だとゴミの吸い残しが見られました。ヘッドが少し大きめだからか、カーペットに吸着しにくい点がネックです。

比較した多くの商品がカーペットの掃除には苦戦しましたが、こちらは中央に大きなゴミが残るほど。壁際の細かなゴミや奥面の砂も吸いきれませんでした。

「音が若干うるさい」との口コミもあるように稼動音は静かとはいえません。実際に測定した運転音は、標準モードで64.2dBを記録。満足の基準値とした60dBを上回りました。

強モードは73.7dBと、さらにうるさく感じます。比較したなかには、ほかの部屋にいれば強モードでもほとんど音が気にならない商品もありましたが、こちらは使用する時間帯は選ぶ必要があるでしょう。