





ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
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目次
Dyson Micro plus SV33 FF PLは、フローリングが多いワンルームに住んでいる人におすすめです。実際にフローリング上へゴミをまいてヘッドを1往復させると、「通常モードの吸引力がいまひとつ」との口コミに反してゴミをほぼきれいに吸い取れました。比較したほかの商品には、固形のゴミを弾いてしまうものがあったのに対し、細かなゴミや軽いホコリもしっかり除去できています。
「とても軽くて使いやすい」との口コミどおり、疲れにくさも優秀。本体重量は実測値で1.43kgと、海外メーカーながら国内メーカー並みの軽さでした。持った際の重量バランスに工夫が施され、手元の重さも1.02kgと軽めです。電源はボタン式なので、指で電源を抑え続けるトリガー式より楽に使えますよ。
使い勝手も良好。LEDライトつきでゴミが見えやすく、充実の付属ツールでさまざまな場所を掃除できます。本体は自立し、付属のスタンドに置くだけで充電可能。ゴミが手に触れることなく、ワンタッチで捨てられるのもメリットです。ダストカップ・フィルター・ブラシバーは取り外して水洗いでき、衛生的に使えます。
一方、バッテリー持続時間がエコモード20分・強モード5分と短い点はネック。液晶ディスプレイがないので残り時間を確認できず、広い家ではバッテリーが持たない可能性があります。運転音は比較した商品内では特別うるさくはないものの、テレビの音が聞こえないレベルなので、使う時間帯に注意しましょう。
カーペット上での吸引力も高いとはいえず、1往復だと壁際にゴミが残りました。元々フローリング用にデザインされており、メーカーもカーペット上での使用は推奨していません。ダイソンの軽量モデルを使いたい人には候補となりますが、カーペットが多い家や広い家に住んでいるなら、ほかの商品も検討してください。
スティッククリーナのメリットは、キャニスター掃除機より手軽に使える点。近年では軽さと吸引力を両立した商品が増えています。コードレスの弱点である充電切れの不安対策として、残りの運転可能時間が具体的に秒・分まで表示されるものが発売されるなど、目覚ましい進化を遂げていますよ。
今回ご紹介するDysonのMicro plus SV33 FF PLは、「重量バランスのとれた設計」と謳う軽量モデルです。同メーカー内では最軽量(※2024年4月時点)のコードレスタイプで、本体重量は公称値で1.54kg。使うときに手元が軽く感じられるよう工夫されています。
Dysonは、約80以上の国や地域で展開しているイギリス発の家電メーカーです。創業者のジェームズ ダイソンは、世界ではじめて(※公式ECサイト参照)サイクロン掃除機を開発。コードレスタイプだけでなく、水拭きまでできるウェット+ドライ掃除機や自動ロボット掃除機なども販売しています。
ヘッドには緑色のライトを搭載し、床のホコリを照らしながら掃除可能。目に見えないゴミを可視化できます。スイッチはボタン式で、使い方は電源を押すだけと簡単です。
付属のツールを使えば1台3役に。布団クリーナー・ハンディクリーナーとしても使用でき、車内の掃除などにも便利でしょう。同梱品は以下のとおりです。
<付属品>
毛絡み防止スクリューツールは円錐型で毛が絡みにくく、髪の毛をうまく巻き取ってクリアビンに送り込めます。充電スタンドのFloor Dokを使えば、本体やツールを収納しつつ充電が可能。自立式なので、壁に固定する必要もありません。
マイベストでは「フローリングの中央部は完璧で、部屋の隅にわずかな取りこぼしはあるがほぼ気にならない」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの項目のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「1往復でカーペットの表面だけでなく、奥にあるゴミもある程度吸える」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をカーペットで吸い込めたゴミの量が60%以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「本体は軽量でヘッドは安定しており、ストレスを感じることなく操作できる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下のそれぞれの方法のスコアの加重平均でおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「ホコリが舞うことなくゴミを捨てられ、お手入れ箇所も少なめでストレスが抑えられる」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「2LDK程度の部屋を一度に掃除してもバッテリー切れを起こす心配がない」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準をバッテリーの持続時間が40分以上と定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「掃除中にバッテリー残量を気にする必要がなくどこでもある程度スムーズに掃除でき、掃除後も簡単に充電が可能」なものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「離れていればうるさく感じにくい」ものをユーザーが満足できる商品とし、その基準を標準モードの運転音が70dB以下と定めて以下の方法で検証を行いました。
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フローリングでの吸引力は優秀です。実際に15×40cmの枠内に一定量のゴミをまいて1往復させたところ、ほぼすべてのゴミをきれいに吸い取れました。壁の奥をズームして見るとお菓子のクズが少し残ってはいるものの、数往復すればすっきり吸引できるレベルです。
比較したほかの商品には、固形のゴミをヘッドが弾いてしまうものもありました。本品は「通常モードの吸引力がいまひとつ」との口コミに反し、しっかり吸引。ヘッドがスリムなMicroモデルだけあって、ヘッドのつけ替えをせずとも壁際に沿わせられたのも利点です。
メーカーが「微細なゴミまで吸い取る」と謳うとおりの実力で、フローリングであれば細かなゴミやホコリも除去できるでしょう。なお、ヘッド内に組み込まれたカーボンファイバーブラシは静電気を抑える設計。本体表面に髪の毛などが付着することも防止できるでしょう。
疲れにくさも良好です。本体重量は実測値で1.43kgと軽量で、海外メーカーながら国内メーカーに負けていません。手元が軽く感じられるような重量バランスに設計されており、手元の重さも1.02kg。1kg未満の商品には届きませんが、なかには手元の重量が2kgを超えたものもありました。
ヘッドは自走しないもののパワーヘッドを採用しており、モーターの力でゴミをかき集めながら進みます。電源はボタン式なので、指でトリガーを引き続ける商品よりも楽に使えました。
モードは強モード・エコモードから選択でき、用途に合わせて切り替えられます。「とても軽くて使いやすい」との口コミどおり、ゴミが気になったときにサッと使えますよ。

国内メーカーの軽量モデルは1〜1.3kgくらいが主流なので本商品はトップクラスに軽いとまではいえませんが、多くの人にとっては十分に軽く感じられるレベルです。
同社の5年前の機種である「Dyson V11」の重量が公称値で2.72kgだった点をふまえると、ダイソンのなかでは脅威的な軽さといえるでしょう。
滑り止めゴムがついており本体の自立も可能。付属の専用充電スタンド「Floor Dok」に置くだけで充電できます。ほかにも毛絡み防止スクリューツール・コンビネーション隙間ノズル・卓上ツールなどがあり、家中さまざまな場所の掃除に使えますよ。
ワンタッチでゴミをこそぎ落としながら捨てられるスクレイパーつきで、ゴミに手が触れずに済むのもよい点です。ただ、アプリを使った運転や充電の操作などができない点は覚えておきましょう。
なかにはヘッドブラシを引き出すのにコインが必要なものもありましたが、こちらはワンタッチで引き出せます。「簡単なお手入れ」と謳うとおりの使用感でした。
また、実際にフローリング・カーペットを掃除したあとにブラシをチェックしても、ブラシに髪の毛の絡まりは見られず。ゴミの自動吸引ステーション・モップ自動洗浄・自動乾燥機能はありませんが、衛生的に使い続けやすい工夫が施されていました。
Dyson Micro plus SV33 FF PLにはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
バッテリー持ちはいまひとつ。持続時間は、エコモード20分・強モード5分と短め。上位商品にはエコモードで最長50分使えるものもありましたが、こちらはエコモードかつモーター駆動のないツールを使用すれば最長25分使える仕様です。
また、液晶ディスプレイがなく残り時間を確認できない点もネック。ワンルームならよいものの、広い家ではバッテリーが持たない可能性があります。
充電時間が公称値で3.5時間とやや長いのも気がかりです。バッテリー持続時間が短いため、頻繁に充電することになるでしょう。
音が大きめなのもややネックです。1.5m離れた距離で運転音を計測すると、標準モードで平均64.57dB、強モードで平均68.67dBを記録。テレビは普段の音量だと聞こえず、大きな声でなんとか会話ができるレベルです。
上位商品には標準モードで50.1dBと静音性に優れたモデルがあったことをふまえると、やや物足りない結果。とはいえ標準・強モードともに70dBを超えるものもあり、比較した商品内では特別うるさいわけではありませんでした。
赤ちゃんがいる・集合住宅に住んでいるといった家庭は、使う時間帯に配慮して使ってくださいね。
比較したなかにはほとんどゴミを残さず掃除できた商品もありましたが、本品はカーペットが多い家には不向き。とはいえフローリング上の吸引力は確かなので、カーペットやラグのないワンルームなどには適しています。
そもそも本品はフローリングでの使用を前提として設計されており、「カーペットの種類によっては、ブラシの回転により毛羽立つことがある」とメーカーは説明。カーペット上でもある程度吸引できますが、カーペットメインの使用は避けたほうがよさそうです。
2023/04/12 発売
| バッテリー着脱可能 | 不明 |
|---|---|
| 集じん方式 | サイクロン式 |
| 標準モードの連続使用時間(実測値) | 24分7秒 |
| ヘッド種類 | パワーヘッド |
| ダストステーション付き | |
| 本体重量 | 1.43kg |
| 操作方法 | ボタン |
|---|---|
| 液晶ディスプレイあり | |
| HEPAフィルター付き | |
| ダストケース丸洗い可能 | |
| フィルター丸洗い可能 | |
| ヘッドライト付き | |
| 水拭き対応 | 不明 |
| 付属品 | すき間ノズル、ハンディ用ノズル、充電コード |
| 本体幅(公称値) | 25cm |
| 本体奥行(公称値) | 22.2cm |
| 本体高さ(公称値) | 109.1cm |
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ここでは、Dyson Micro plus SV33 FF PLのデメリットが気になる人におすすめの商品をご紹介します。
パワーヘッドで掃除をすると、フローリングやカーペットにしっかり吸着しながらゴミを吸引できました。海外メーカーながら本体重量は1.68kgとそこまで重くないので、フローリングなら負担なく掃除できますよ。
肝心の吸引力も高く、検証ではヘッドを1往復させるとほとんどのゴミを吸引。フローリングでお菓子のクズが少し残っただけでした。連続使用時間も15~45分と長めなので、モードに気をつければ一気に家中を掃除できそうです。
付属品は、すき間ノズル・布団用ヘッド・ハンディ用ノズル・充電コード・収納スタンドと充実しています。1台あればマルチに活躍するでしょう。
Dyson Micro plus SV33 FF PLの取扱店舗は、コジマやビックカメラなどの家電量販店です。取扱店舗は公式サイトで検索できるので、最寄りの店舗を探してみてください。
インターネットで注文するなら、Dysonの公式サイトで購入可能です。値段は税込59,799円(※2024年8月時点・公式サイト参照)。公式サイトで購入すると、以下の特典がありますよ。
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ほかにも、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトでも販売中。ECサイトのなかには公式ショップも確認できたので、要チェックです。
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