ふわふわもっちり食感を謳う低糖質パン、グリーンハーベストジャパン みどり工房 菊芋ふすま食パン。サンドイッチにして食べている人も多く、インターネット上では「ヘルシーでおいしい」と評判です。しかし、「食感がスポンジみたい」という気になる口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の3つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、人気のBikkeやキャロットサラダなどの低糖質パンとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、低糖質パン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
グリーンハーベストジャパン みどり工房 菊芋ふすま食パンは、糖質制限を徹底しつつ、食べごたえも重視したい人におすすめです。普通の食パン100gの糖質量が約48gなのに対し、本商品は約9.9gとかなり低め。100gあたりのカロリーも、比較した多くの商品が200kcalを超えていたなか、約178kcalとかなり抑えられていました。
食物繊維が豊富なのもうれしいポイント。成人女性が1日に必要とする摂取量が18gなのに対し、100gあたり約16.3gも含まれています。比較したなかにはトランス脂肪酸が含まれるものがあったなか、植物油脂のごま油を使っている点も見逃せません。
実際に試食したモニターからは、「ふわふわもっちり食感」との謳い文句どおりの弾力が好評でした。ふすま特有の風味は気になるものの、「パサつきがなくほんのり甘味もある」といった声も。ただ「食感がスポンジみたい」という口コミ同様の意見もあったので、味わいより食べごたえ重視の人に向いているでしょう。
糖質・カロリーの低さに加えて食物繊維も多く、「ヘルシーでおいしい」との評判があるのにもうなずけます。ダイエットや糖質制限を頑張りたい人は、この機会にぜひ検討してみてくださいね。
そもそも低糖質パンとは、通常のパンよりも糖質を抑えたパンのこと。小麦粉の代わりに大豆粉・ふすま・小麦たんぱくなどを使用して作られており、普通のパンより腹持ちがよい・食物繊維が多い点がメリットです。
糖質制限・ダイエットを後押しする食物繊維食品専門店、みどり工房でも低糖質パンを販売中。今回ご紹介する菊芋ふすま食パンは、小麦ふすまと小麦たんぱくの組み合わせに、水溶性食物繊維が豊富な菊芋も加えた一品です。
1斤約360gの食パンが8枚切りになっており、1枚あたりの重さは約45gです。1枚のサイズは幅9×厚み2.2×高さ10cmと小ぶりのため、食べる量を調節しやすいでしょう。
冷凍便で届くので、自然解凍もしくは電子レンジで40秒間温めて食べてください。焼き立ての食感を堪能したい人は、自然解凍後にトースターで軽く焼くのがおすすめです。
今回はグリーンハーベストジャパン みどり工房 菊芋ふすま食パンを含む、低糖質パン全37商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、糖質量の少なさ・糖質以外の栄養成分バランスの検証です。
100gあたりの糖質量を算出し、カロリー・脂質・食物繊維もチェック。低カロリーかつ良質な脂質を含んで、食物繊維が豊富(※)なものほど高評価としました。
食物繊維量は下記資料をもとに評価
1:成人女性に必要な1日の摂取量(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より)
2:「食物繊維が豊富」と記載できる量(東京都福祉保健局「栄養成分表示ハンドブック」食品表示基準より)
比較したほかの商品には大豆粉などを混ぜて糖質減をはかったものもありましたが、糖質量は20g程度と高め。本商品であれば、ダイエット中の人にも重宝するでしょう。
植物性油脂であるごま油を使っているのも魅力。比較したなかには、バターやマーガリンなどのトランス脂肪酸が多い油脂を使っている商品もありました。健康のことも考えるなら、油脂の種類にも気をつけましょう。
続いて、おいしさの検証です。モニター5人に試食してもらい、通常のパンの代用品として満足できるかを評価しています。
ふすま特有の香りはしますが、ふわふわもっちり食感を謳っているだけあり、ふわふわ感ともっちりとした硬さがありました。一部「食感がスポンジみたい」という口コミ同様の声がモニターからもあり、おいしさに満足したのは5人中1人にとどまっています。
ただ、「パサつきが気にならず、ほんのり甘味も感じられた」と好意的な声も。比較した口どけのよいミックス粉を使用した商品には食感のよさで負けるものの、低糖質パンとしてはまずまず。味わいよりも食べごたえ重視の人におすすめです。
<おいしさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
グリーンハーベストジャパン みどり工房 菊芋ふすま食パンは、公式サイトやAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの購入が可能です。
2種類の低糖質パンを食べ比べるなら、低糖質 糖質制限 ふすまパン食べ比べ10個セットもチェック。菊芋とオーツ麦を使った丸パンがが入っており、どちらの味も楽しめますよ。
<販売価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
1食の満足度を10とするなら、たんぱく質と食物繊維を含む食品を5:5で組み合わせるのが理想。海藻やきのこをのせたサラダとサラダチキン、低糖質パンのワンプレートなら手軽ですよ。無理な我慢はせず、低糖質パンを使った献立を作ってみてくださいね。
そこへ具だくさんのスープもつければ、より満腹感が得られます。食べすぎを防げるでしょう。
最後に、いつものパンの代わりとして満足度が高かった商品をご紹介します。
Bikke 糖質制限 プレミアム大豆ロールは、ほんのりとした甘さと口溶けのよい食感が特徴。思わず一気に食べてしまうほどで、小麦粉を使ったロールパンと遜色ないおいしさでした。油脂を使っていないのもうれしいポイント。糖質量は100gあたり4.5gで、通常のロールパンの4分の1程度でした。
キャロットサラダ 低糖質ふすまパンは、しっとりやわらかい生地がモニターから好評。ややスモーキーな香りもおいしさを引き立てていました。100gあたりの糖質が3.8gとかなり低かったところも魅力。1本で3食分になるよう切れ目が入っており、食べすぎを防ぐのに役立つでしょう。
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