画質がよく動画が見やすいと人気の、VASTKING KingPad K10。「画面がきれいでサクサク動く」といった高評価な口コミがある一方で、「動きがもっさりしている」「バッテリーの持ちが悪い」といった気になる評判もみられ、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、VASTKING KingPad K10を含むタブレット全19商品を実際に使って、処理性能・画質のよさ・音質のよさ・画面の応答性・サイズ・対応アプリ・バッテリー性能・付加機能・価格を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
VASTKINGのKingPad K10は、アプリやブラウジングを高画質で楽しみたい人や、価格重視の人におすすめです。画質の検証では、発色がよく鮮やかで画面に入り込めるような没入感を味わえました。解像度も高く、拡大しても細部までくっきり描写できています。
重量は550gと軽くはないものの、フチの厚みがちょうどよく持ちやすいと好評でした。音質は低音が弱めですが、クリアでメリハリがあるためある程度の迫力が感じられます。
GooglePlayに対応しており、趣味からビジネスまで、幅広いアプリを使えるのも魅力。ただし、ベンチマークスコアは1182点と処理性能は控えめです。調べ物といった通常の操作であれば問題ありませんが、3Dゲームなどの大容量アプリはスムーズに動かない可能性もあります。
また、最大の明るさで動画視聴した際のバッテリー持ちは5時間弱と短いため、外出先では充電切れに注意しましょう。とはいえ、公式価格は調査時点で税込18,299円と非常にリーズナブルです。自宅用のタブレットとして、十分検討する価値があります。ラフに使えるAndroidタブレットをお探しなら、ぜひ試してみてください。
世界50か国以上で展開しているVASTKINGは、中国広東省にあるタブレットメーカー。Microsoft・Lenovo・Acerといった、有名ブランドの共同メーカーとしても活躍しています。
今回ご紹介するのは、2021年1月発売のKingPad K10。AndroidOS10や高画素カメラを搭載しながら、1万円台で購入できるリーズナブルさが魅力です。
CPUには12nmチップを実装したOcta-Core T610を搭載し、Bluetooth規格は5.0に対応。マルチタスクや大量データ処理をスピーディーに行えるうえ、低消費電力にも貢献すると謳われています。
また、メインメモリは3GBで内部ストレージは32GB。microSDカードを挿入すれば、ストレージを最大512GBまで拡張することが可能です。
画面サイズは動画鑑賞にぴったりな10.1インチ。本体サイズは約24.3×16×0.76cmで、重さは550gです。
ディスプレイの解像度は1,920×1,200pで、フルHDに対応しています。さらにステレオサウンドが叶うデュアルスピーカーも内蔵し、お気に入りのゲームから4Kフィルムまで楽しめるでしょう。
カメラは、リア1,300万・フロント500万画素。リアカメラはフラッシュ付きで、薄暗い環境下で写真を撮りたいシーンにも重宝します。フロントカメラは、リモートワークやオンライン授業などに活躍するでしょう。
またバッテリー容量は6000mAhあり、フル充電にかかるのは約4時間。待機だけなら最大20日間、ゲームなどのエンターテイメントなら最大12時間の連続使用が期待できます。
顔認証機能があり、パスワード入力なしでロック解除できるのも便利。このほか、タブレットの画面をワイヤレスで大型ディスプレイに投影することも可能です。
ほかにも、Googleマップ・Googleアシスタント・子どもの検索エンジン管理などさまざまな機能が用意されていますよ。使い方次第で、楽しみ方の幅が広がるでしょう。
カラーは、アッシュグレー(WiFiバージョン)・サファイヤブルー(Wi-Fi+セルラーバージョン)の2種類。どちらも高級感あるメタリックなデザインで、人間工学に基づいた設計が採用されています。
また別売りのキーボードを活用すれば、ノートパソコンとしても使用可能。同シリーズでは、キーボードとペンを備えたオールインワンタイプのKingPad K10 Proも展開しています。興味がある人はぜひチェックしてみてくださいね。
画像はKingPad K10 Pro
今回は、VASTKING KingPad K10を含むタブレット全19商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:処理性能
検証②:画質のよさ
検証③:音質のよさ
検証④:画面の応答性
検証⑤:サイズ
検証⑥:対応アプリ
検証⑦:バッテリー性能
検証⑧:付加機能
検証⑨:価格
まずは、処理性能の検証です。
CPUとGPU性能を数値化できるベンチマークアプリの「Geekbench 5」と「3DMark」を使用して、タブレットの性能を評価しました。
検証の結果、各スコアはCPUシングル346点・CPUマルチ1182点・GPU124点。今回検証した全商品の平均をどれも下回り、処理性能はあまり高くないといえます。
実際に使ってみても、3Dゲームは読み込み時間が長くラグや遅延も気になりました。データ容量の大きいゲームなどは、スムーズに動作しない可能性があるでしょう。
次は、画質のよさを検証します。
同一の静止画・動画データを各タブレットで表示させ、mybest5人で画質のよさをチェックしました。
映像を確認してみると、細部までクリアで色鮮やかに描写できていたのが印象的。「拡大してもくっきりときれい」など、多くのモニターが解像度の高さに満足しています。
また「彩度が高い」「色合いの幅が広く発色もしっかりしている」など、コントラストの高さも好評です。鮮やかなぶん立体感や奥行きがあり、没入感も味わえました。
これなら、映画でもゲームでもきれいな映像を楽しめるでしょう。
次に、音質のよさを検証します。
以下の3点をmybest5人で評価。縦向き・横向き両方でチェックを行いました。
音の解像度も良好で、クリアできれいと感じた人が多めです。ただ、高音は大きく低音は小さい傾向にあり、全体的なバランスはまずまず。ボリュームを上げると音割れする点も気になりました。
没入感については、ある程度のメリハリや立体感はあったものの、低音が弱いぶん十分な迫力を感じるにはあと一歩惜しい印象です。
また「スピーカーが片方のみで音が偏る」といった意見も聞かれたので、本体を持つ向きに注意するとよいでしょう。
続いて、画面の応答性を検証します。
mybest5人で実際にタブレットを使い、タッチやスクロールに対する反応と、スムーズさをチェックしました。
確認したところ、応答はおおむねスムーズです。スクロールについては、一部「反応が遅れる瞬間がある」との声があったものの、カクつきや引っかかりはそれほど気になりませんでした。
タッチ操作もなめらかで、「問題なく拡大できる」「動きが安定している」との声がほとんど。非常に快適とまではいきませんが、普段使いには十分なレベルといえます。
次に、サイズを検証します。
手に持って使うことが多いタブレットは、本体と重量のバランスも大切。こちらも、mybest5人で実際に使ってみて評価しました。
実際に使ってみると、ほどよいサイズ感で動画視聴やブラウジングがしやすいと好評です。画面占有率は約73%とそれほど広くはないものの、スクリーンが狭く感じることもありませんでした。フチがほどよい厚みで持ちやすいのもよいところです。
一方で、重量は550gあり同サイズのほかの商品と比較するとやや重ため。「片手だと少し重いが両手だと問題ない」と回答した人が多く、両手で持ったり膝上に置いたりすれば安定して使えるでしょう。
次に、対応アプリを検証します。
それぞれのタブレットで、SNS・動画・ゲーム・ビジネスアプリ・生活アプリの合計30のアプリをインストールし、動作確認を行いました。
使えるアプリの数は、全商品のなかでもトップレベル。GooglePlayが使用可能で、今回検証したすべてのアプリに対応していました。
これなら、エンタメから実用までスマホ感覚で幅広く楽しめるでしょう。
【対応アプリ】
続いて、バッテリー性能の検証です。
画面の明るさを最大にして動画を再生し、連続再生時間を計測します。バッテリー持ちがどのくらいか評価を行いました。
バッテリー持ちは、ほかの商品と比べると短め。動画を再生できたのは約4時間44分と、全体平均の約8時間をかなり下回りました。
電源が取れない環境で使う場合は、電池の減りに注意する必要があるでしょう。
次に、付加機能を検証します。
以下の項目に着目して評価を行いました。
機能面では、顔認証によりスムーズにロック解除できるのがメリット。別売りでキーボード・スクリーンプロテクター・タブレットケースもあり、必要に応じてカスタマイズも可能ですよ。
さらにブルーライトカット機能付きで、目にもやさしい仕様です。防水機能やSIMフリーには非対応ですが、屋内で使うぶんには十分といえます。
【調査結果】
最後は、価格を検証します。
タブレットの販売価格を調査し、低価格なものほど高評価としました。
公式サイトの価格は、2022年1月15日時点で税込18,299円。今回の検証では3~4万円を超える商品が多かったなか、かなりリーズナブルといえます。
ネットサーフィンや動画視聴が目的なら、コスパも優秀です。はじめてのタブレットとしても買いやすいでしょう。
最後にほかのおすすめ商品もご紹介します。
AppleのiPad mini(第6世代)は、処理性能が高くソシャゲユーザーにもうってつけ。ベンチマークスコアは4639点とトップレベルで、3Dゲームにもスムーズに対応できました。画面もサクサク動き、応答もなめらかです。指紋認証に対応しているうえ、バッテリー持ちも9時間25分と優秀ですよ。
AndroidOSのタブレットをお探しの人は、Xiaomi Pad 5もチェック。ハイエンド向きCPUを採用し、3Dゲームも快適です。GooglePlay対応で、さまざまなアプリをインストールできるのも利点。動画の連続再生時間は約12時間と長く、高音・低音のバランスがとれた高音質も魅力です。
シリーズ | iPad mini(第6世代) |
---|---|
スタイラスペン | Apple Pencil 第二世代、Apple Pencil USB-C |
画面サイズ. | |
キーボード | 不明 |
画面サイズ | 8.3インチ |
リフレッシュレート | 60Hz |
画面解像度 | 2266×1488p、326ppi |
幅 | 13.48cm |
奥行 | 19.54cm |
高さ | 0.63cm |
重量 | Wi-Fiモデル:293g、Wi-Fi+Cellularモデル:297g |
OS種類 | iPad OS |
OS詳細 | iOS18 |
画面種類 | 液晶 |
TVチューナー | 不明 |
コア数 | 6コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | Wi-Fi 6(802.11ax) |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル、Wi-Fi+Cellularモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
最大輝度(実測値) | |
SIMカード | eSIM、nano-SIM |
CPU | A15 Bionicチップ |
メモリ | 4GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、64GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1200万画素 |
インカメラ画素数 | 1200万画素 |
バッテリー稼動時間 | 10時間 |
キーボード付き | 不明 |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | 指紋認証 |
スピーカーの数 | 2個 |
スピーカー性能 | ステレオ |
バッテリー容量 | 約5,216mAh |
防水機能 | |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | |
マイクあり | |
特徴 | ゲーム |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | |
ブルーライトカットモード | |
Officeソフト付き | 不明 |
CPUスコア | 不明 |
連続使用時間 | 10時間 |
使用タイプ | タブレット型 |
メーカー所在地 | アメリカ |
筆圧感知レベル | 不明 |
傾き検知機能 | |
角度調整可能 | |
技適マーク取得 | 不明 |
日本語マニュアル対応 | 不明 |
対象年齢 | 不明 |
保護ケース付き | |
ゲームモード搭載 | |
キーボード対応 | |
ホームアプリ対応 | |
サポートサービスあり | |
子供用ホーム画面 | |
Googleキッズスペース対応 |
iPad mini(第6世代)をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
画面サイズ. | 11.0インチ |
---|---|
画面サイズ | 11インチ |
リフレッシュレート | 120Hz |
画面解像度 | 2,560×1,600 |
幅 | 16.6cm |
奥行 | 25.5cm |
高さ | 0.7cm |
重量 | 511g |
OS種類 | MIUI for Pad |
コア数 | 8コア |
DCI-P3色域対応 | 不明 |
文字サイズ変更可能 | 不明 |
Wi-Fi規格 | 802.11a/b/g/n/ac |
キッズタブレットタイプ | 不明 |
Bluetooth | Bluetooth 5.0 |
通信モデル | Wi-Fiモデル |
手書き入力可能 | 不明 |
SIMロック解除可能 | 不明 |
最大輝度(公称値) | 500nits |
SIMカード | 不明 |
CPU | Snapdragon 860 |
メモリ | 6GB |
クロック数 | 不明 |
ストレージ | 256GB、128GB |
microSDカード対応 | 不明 |
インターフェース | USB Type-C |
カードスロット | 不明 |
メインカメラ画素数 | 1300万画素 |
インカメラ画素数 | 800万画素 |
バッテリー稼動時間 | 不明 |
キーボード付き | |
タッチペン付き | 不明 |
生体認証機能 | ◯(顔認証) |
スピーカーの数 | 4個 |
バッテリー容量 | 8720mAh |
防水性能 | 不明 |
防塵機能 | 不明 |
AirPlay対応 | 不明 |
GPS機能 | 不明 |
マイクあり | 不明 |
特徴 | 中華メーカー、ゲーム向け |
コンテンツ制限機能(キッズモード) | |
時間制限機能 | 不明 |
ブルーライトカットモード | 不明 |
使用タイプ | タブレット型 |
Xiaomi Pad 5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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