SwitchBotハブシリーズと連携すると細かな設定や遠隔操作が行える、SwitchBot(スイッチボット)気化式加湿器 W3902300。ネット上では「水の補充がとにかく楽」「スマホから室温などを確認し、すぐ稼働させられて便利」と評判です。しかし、本当に口コミどおり使いやすいのかと気になり、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の加湿器とも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、加湿器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
加湿能力も優秀でした。実際に温度22℃・湿度35%の条件下で稼動したところ、13分以内に湿度が約60%を超えました。比較した一部商品は30分稼動させても40%程度までしか上がらないものもあったのに対し、こちらは短時間で適切な湿度に加湿できています。稼動音も、静かモードなら許容範囲。ファンの音は聞こえますが、うるさく感じるレベルではありません。
清潔に保ちやすい点もポイントです。加湿器から出る空気をチェックしたところ、カビは3個・細菌は2個しか確認されませんでした。分解・洗浄するパーツが4つと多く、お手入れにはやや手間がかかりますが、定期的に清掃すれば加湿器によって菌が拡散される心配は少ないでしょう。
水の補充は簡単です。比較した商品にはタンクを外さないと給水できないものもありましたが、こちらは2WAY給水に対応しています。「水の補充がとにかく楽」との口コミにも納得です。チャイルドロック・転倒時自動オフ機能といった安全機能も搭載されており、細かい部分まで配慮が見られました。
電気代が1か月で約9.3円ほどと安いため、節電したい人にもぴったりです。快適に使うには別売りのアイテムが必要ですが、本体価格は19,800円と安価(※2024年12月時点・公式サイト参照)。SwitchBotハブ2や温湿度計を買っても2万円前後なので、IoT家電に興味のある人は、ぜひ購入を検討してみてください。
<おすすめの人>
<おすすめできない人>
実際にSwitchBot 気化式加湿器と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
SwitchBot 気化式加湿器よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
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SwitchBotの気化式加湿器は、水を含んだフィルターに風を送り加湿する気化式の加湿器です。水に直接浸らない宙吊りのフィルターを採用しており、カビや菌が繁殖しにくい設計が特徴。抗菌加工やフィルターの自動乾燥機能など、清潔に使用できる機能が充実しています。
フィルターに水がたっぷりと浸透し、素早く加湿できる構造も売りのひとつです。最大加湿能力は750mL/hで、「21畳のリビングをムラなく加湿できる」と謳われています。
販売元は、幅広いスマートホームデバイスを製造・販売するSwitchBotです。家電をスマート化できるSwitchBotハブシリーズと連携することで、温湿度の自動調整や遠隔操作も行えます。なお、詳細なスペックは以下のとおりです。
最新モデルの「SwitchBot 気化式加湿器 Plus」との大きな違いは、自動給水機能の有無と対応OSです。
「SwitchBot 気化式加湿器 Plus」には、新たに自動給水機能が追加されました。SwitchBot お掃除ロボットS10との併用が前提ですが、お掃除ロボットでの水汲み・給水が可能であるため、水の残量を気にせず使用できます。OSは、「SwitchBot 気化式加湿器」では対応していたwatchOSが非対応になりました。
そのほかのスペックに大差はありませんが、値段は最新モデルのほうがやや高価です。「SwitchBot 気化式加湿器 Plus」は24,980円、「SwitchBot 気化式加湿器」は19,800円(※2024年12月時点・公式サイト参照)なので、必要な機能と予算に合わせて選びましょう。
今回は、SwitchBot 気化式加湿器を含む、加湿器を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
SwitchBot 気化式加湿器には、8つのよい点がありました。1つひとつ紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
加湿能力は優秀です。温度22℃・湿度35%に設定した恒温恒湿室で、最も強いモードで稼動させたところ、13分以内に湿度が約60%を超えました。
比較したなかには30分稼動させても湿度が40%程度にとどまった商品もあったのに対し、こちらは短時間で適切な湿度に加湿できますよ。
ミストを放出する超音波式とは違い周囲が濡れにくい点もメリットです。ただし、湿度が高すぎる場合は結露が発生する可能性もあるので、加湿しすぎには注意しましょう。
湿度を維持しやすいこともポイントです。湿度表示はありませんが、5段階で細かく湿度を調整できます。
ただし、比較した多くの商品に搭載されている湿度センサーはありません。湿度を自動で調整するには同社の「SwitchBotハブ2」や「SwitchBot温湿度計」などを別途で購入する必要がある点は注意しましょう。
本体ボタンには3つのモードが記載されていますが、温湿度計と未連携で使用できるのは「おやすみ」モードだけです。「弱」で30分稼働後に「静か」で運転し続けることしかできません。
湿度の自動調整を行わない連続運転は可能ですが、フルに性能を発揮させたい人は、「SwitchBot 温湿度計」や「SwitchBot ハブ2」などの温湿度計をセットで購入することをおすすめします。
清潔を保ちやすいことも魅力です。1日に1回給水しながら1週間運転した加湿器の吹き出し口から出る空気に含まれる菌を捕集し培養したところ、発生したカビは3個・細菌は2個に抑えられています。
比較したところ、水を沸騰させた湯気で加湿するスチーム式は内部でカビや菌が繁殖しにくい傾向がありました。本商品は水蒸気で加湿する気化式ながらも、ある程度菌の発生を抑えられたため、加湿器によって菌が拡散される心配は少ないでしょう。
加湿器内のカビはチェックしていませんが、フィルターが若干黄色くなっている感じはありました。定期的なお手入れは、欠かさず行いましょう。
「静か」モードなら、稼働音はそれほど気になりません。実際の運転音を騒音計で測定したところ、最も弱い「静か」モードでは45.0dBを記録。ファンで空気を送る気化式であるためファンの音はしますが、許容できるレベルです。
一方、最も強いモードは71.6dBと音が大きめでした。比較したなかには50dB以下に抑えられた商品もあったことをふまえると、こちらは就寝時の使用には向いていません。寝室で使う際は「静か」モードか、「静か」と「弱」を使い分けて運転する「おやすみモード」に設定することをおすすめします。
毎日使ったとしても、1か月の電気代は9.3円です。比較したなかには1か月で1,300円以上かかるものもあったのに対し、本品は1シーズン使用しても約41.9円で済みます。光熱費を抑えたい人にぴったりですよ。
タンクは取っ手つきのため持ち運びやすく、向きを変えずにそのまま設置できます。ただし、タンクは36.6cmと高さがあるため、シンクや洗面台の大きさによっては収まらない可能性があるでしょう。
タンク容量は4.5Lと十分で、強モードでも連続6時間使用が可能です。水がなくなるとアプリからお知らせアラートが届くので、給水のタイミングを計りやすいでしょう。
使い勝手も良好でした。「スマホから室温など確認し、すぐ稼働させられて便利」との口コミもあるように、SwitchBotハブシリーズと連携させると外出先からの遠隔操作や室内の湿度や温度・位置情報に基づく細かな設定が可能になります。
比較したなかでも珍しいリモコン操作や、入りタイマーの設定にも対応。スマートスピーカーと連携させると音声操作も行え、カスタマイズ性の高さが光りました。
タンクがクリアで、外から水量を把握しやすい点もポイント。いつでも目視で確認できるので、給水のタイミングを逃しません。タイマーは最大6時間まで設定が可能です。
安全性も十分に配慮されていました。いたずら防止に役立つチャイルドロックや、比較した6割以上の商品が非搭載だった転倒時の自動オフ機能が搭載されていることも特徴です。タンクは本体側面に固定できるので、倒れにくいでしょう。
水蒸気で加湿する気化式であるため、熱い蒸気によってやけどをする心配はありません。子どもがいる家庭でも使いやすい設計です。
SwitchBotの気化式加湿器にはよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
お手入れには、少し手間がかかります。フィルターやトレーなど、4つのパーツを分解して掃除する必要があるのがネックです。比較したところ、本品のようなタンク式よりも、トレーとタンクが一体化したバケツ型の商品のほうがお手入れ箇所は少ない傾向がありました。
一方で、フィルターが宙吊りになっており、乾きやすい構造である点は魅力です。お手入れが必要になると知らせる機能があるうえ、頻度は1か月に1回ほどで済むので、シーズン中でもそこまで負担にはならないでしょう。
ほとんどの気化式加湿器のフィルターは、手洗いか漬け置きする必要があります。しかし、本商品は洗濯機で洗濯できるので、お手入れの手間を省くことが可能です。
ファスナーや金具のついた衣類と一緒に洗濯するとフィルターにダメージが入る可能性があるので、必ず洗濯ネットに入れるようにしましょう。
加湿方法 | 気化式 |
---|---|
適用畳数(木造和室) | 12畳 |
適用畳数(プレハブ洋室) | 19畳 |
連続加湿時間 | 6〜22.5時間 |
1日あたりの電気代目安 | 約0.3円 |
最小稼動音 | 45.0dB |
良い
気になる
幅(公称値) | 38cm |
---|---|
奥行(公称値) | 20cm |
高さ(公称値) | 40.25cm |
重量(公称値) | 5.8kg |
幅(実測値) | 37.5cm |
奥行(実測値) | 20.0cm |
高さ(実測値) | 40.5cm |
重量(実測値) | 5.04kg |
電源コードの長さ | 1.5m |
加湿量 | 700mL/h |
加湿フィルターなし | |
タンクの幅 | 19.5cm |
タンクの奥行 | 10.1cm |
タンクの高さ | 36.6cm |
チャイルドロック機能 | |
防カビ機能 | |
除菌機能 | |
アロマ対応 | |
自動運転機能 | |
タイマー機能 | |
空焚き防止機能 | |
タンク種類 | 着脱式 |
2Way給水可能 | |
タイマー設定最大時間 | 6時間 |
減灯・消灯機能 | |
水位確認可能 | |
転倒湯漏れ防止構造 | |
吹き出し口の温度 | 17.3℃ |
転倒防止機能 | |
特徴 |
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ここでは、お手入れがより簡単な商品をご紹介します。SwitchBot 気化式加湿器の気になる点をカバーできるので、ぜひチェックしてみてください。
シャープのHV-T55-Wは、加湿器がほしいすべての人におすすめです。加湿能力は優秀で、温度22℃・湿度35%の条件下で稼動したところ、14分後には湿度が60%まで上昇しました。部屋中をムラなく加湿できるうえ、適度な湿度をキープする湿度センサーにより快適な湿度を保てます。
給水タンクは、バケツとトレーが一体化されたバケツ型のため、手入れの手間は少なめでした。カビや菌が発生しにくいので、清潔を保ちやすいでしょう。本体上部から給水できるので、水の継ぎ足しも簡単に行えますよ。
予算に余裕があるなら、BALMUDA Rain スタンダードモデル ERN-1100SDも要チェックです。おしゃれなデザインが目を引きますが、高性能で電気代も抑えやすい点が特徴。実際に稼動してみたところ、ほとんど電気代はかかりませんでした。
温度22℃・湿度35%に設定した部屋で稼動すると、16分で湿度が60%以上に到達。湿度の上昇はややゆるやかですが、部屋中をムラなく加湿して湿度をしっかりとキープできます。
タンクがバケツ型なので、気化式のなかではお手入れの手間も少なめです。本体上部のリングで直感的に操作できるため、はじめてでも扱いやすいでしょう。
SwitchBotの気化式加湿器は公式オンラインショップで購入が可能です。また、温湿度計やSwitchBot ボット・SwitchBot ハブ2などが付属品を選べるお得なセットも多数用意されています。追加オプションとしてそれぞれ個別でも購入できるので、自由にカスタマイズしてみてくださいね。
そのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも取り扱いが確認できました。店舗により価格が異なるので、事前にリサーチしてから購入することをおすすめします。
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