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  • 象印 スチーム式加湿器 EE-DE50 の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー! 1
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象印 スチーム式加湿器 EE-DE50 の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!

手間なくお手入れができるのが売りの、ZOJIRUSHI(象印) スチーム式加湿器 EE-DE50。「ほかの加湿器よりもお手入れが簡単」と評判です。しかし「音が気になる」との口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?


今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。


  • 加湿能力の高さ
  • 湿度の維持しやすさ
  • お手入れのしやすさ
  • 加湿の清潔さ
  • 静かさ
  • 電気代の安さ
  • 給水・排水のしやすさ
  • 使い勝手のよさ
  • 安全性への配慮

さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の加湿器とも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。加湿器選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2025年02月03日更新
田丸大暉(Hiroki Tamaru)
ガイド
家電製品アドバイザー・家電製品エンジニア・元家電メーカー販売員/マイベスト 白物家電担当
田丸大暉(Hiroki Tamaru)

ダイソンの派遣販売員として、ケーズデンキなど家電量販店で掃除機の接客・販売を2年間担当した経験を持つ。マイベストへ入社後はその経験を活かし空気清浄機・除湿機・オイルヒーター・スティッククリーナーなど季節家電・空調家電や掃除機をはじめ白物家電全般を専門にガイドを担当し、日立やシャープ、パナソニックなどの総合家電メーカーから、ダイニチ工業・Sharkなどの専門メーカーまで、150以上の家電製品を比較検証してきた。毎日使う家電製品だからこそ、本当によい商品を誰もが簡単に選べるように、性能はもちろん省エネ性能やお手入れのしやすさまでひとつひとつ丁寧に確認しながらコンテンツ制作を行う。

田丸大暉(Hiroki Tamaru)のプロフィール
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マイベストが行っています

自社施設

目次

【結論】連続加湿時間が長く、お手入れが簡単なスチーム式加湿器。8畳以内の広すぎない寝室向き

お手入れのしやすさ No.1

象印マホービン
ZOJIRUSHIスチーム式加湿器EE-DE50-HA

21,000円

スチーム式加湿器

おすすめスコア

4.23
13位 / 20商品中
  • 加湿能力の高さ

    3.90
  • |
  • 湿度の維持しやすさ

    4.54
  • |
  • お手入れのしやすさ

    5.00
  • |
  • 加湿の清潔さ

    4.91
  • |
  • 静かさ

    4.47
  • |
  • 電気代の安さ

    3.36
  • |
  • 給水・排水のしやすさ

    4.65
  • |
  • 使い勝手のよさ

    4.22
  • |
  • 安全性への配慮

    4.51
加湿方法スチーム式
適用畳数(木造和室)8畳
適用畳数(プレハブ洋室)13畳
連続加湿時間強:8時間/中:16時間/弱:32時間
1日あたりの電気代目安約35.3円
最小稼動音44.7dB

良い

    • スチーム式でお手入れが必要なパーツは少なく、菌が繁殖しづらい
    • ポットのような形状で、給水や排水がスムーズ

気になる

    • 加湿ムラが出やすく、足元の湿度が上がりにくい
    • 電気代が高い

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50は、手軽に使える狭い部屋向きの商品をお探しの人におすすめです。スチーム式でフィルターがなく、お手入れは簡単。比較したハイブリッド式や気化式はフィルター掃除の手間がかかりますが、こちらは「ほかの加湿器よりもお手入れが簡単」との口コミどおり、タンク内部と上ブタを洗えば完了します。


沸騰させた蒸気で加湿するため、清潔を保ちやすいのも魅力。1日に1回給水しながら1週間運転し、その後吹き出し口から出る空気を調べると、わずかにカビがあったのみで細菌は確認されませんでした。「清潔な蒸気で毎日心地よくうるおす」という謳い文句にも納得です。加えて、給排水しやすいのもポイント。ポット型で直接本体に水を注げるため、力に自信がない人にも向いています。


機能面も充実していました。湿度・室温センサーを搭載し、湿度を自動でコントロール可能。湿度設定はしっかり・標準・ひかえめの3つから、季節に合わせて設定できるのが便利です。外側から水量を確認できないものの、給水のタイミングはランプ・ブザーで知らせてくれます。高温で噴射される蒸気でのヤケドには注意が必要ですが、転倒時自動オフ・ふた開閉ロックなどの安全性に配慮した機能も豊富です。


入タイマー・切タイマーの両方を搭載し、就寝時の使用にもうってつけ。強モードでの連続使用可能時間は8時間で、長い時間給水なしで使用できます。表示のランプの明るさは2段階で調節可能。弱モードで使用した際の稼動音は平均44.7dBと、比較した全商品の平均値約45.7dB(※2024年12月時点)を下回りました。「音が気になる」との口コミに反して、就寝中の妨げになることは少ないといえます。


加湿力は控えめです。温度22℃・湿度35%の室内で使うと、湿度約60%になるまでにかかった時間は平均18分。比較した商品内には全体を平均9分で加湿できたものもあったなか、こちらは足元の湿度が上がりにくく、加湿ムラが気になりました。そのうえ、1日5時間使用した際の電気代は35.3円と高め。寝室でも使いやすい商品ですが、電気代を抑えたい人・広い部屋で使いたい人はほかの商品を検討してください。


おすすめな人

  1. お手入れが苦手な人
  2. 8畳以内の広すぎない寝室で使いたい人

おすすめできない人

  1.  広いリビング・寝室での使用を考えている人
  2. ランニングコストをできるだけ抑えたい人

マイベストが選ぶおすすめはこちら!各検証No.1アイテムをご紹介

実際に象印 スチーム式加湿器 EE-DE50と比較検証を行った商品のなかで、総合評価1位を獲得したベストバイの加湿器と、各検証でNo.1を獲得した商品をピックアップしました!


象印 スチーム式加湿器 EE-DE50のデメリットが気になる人は、ぜひこちらも検討してみてくださいね!

ベストバイ 加湿器
給水・排水のしやすさ No.1

シャープ

プラズマクラスター加湿器HV-T55-W
4.61
(1/20商品)
加湿器

ムラなく加湿したい人に。上からの給水も可能で使いやすい

湿度の維持しやすさ No.1
電気代の安さ No.1

バルミューダ

BALMUDARain スタンダードモデルERN-1100SD
4.60
(2/20商品)
Rain スタンダードモデル

おしゃれで高性能なものがほしい人に。リングで直感的に操作

加湿能力の高さ No.1
湿度の維持しやすさ No.1

ダイニチ工業

LX・LXC TYPE加湿器HD-LX1224
4.58
(3/20商品)
加湿器

パワフルな加湿力で選ぶならコレ!使い勝手も申し分なし

湿度の維持しやすさ No.1

Ceoir

加湿器
4.54
(4/20商品)
加湿器

安価な加熱超音波式がほしい人に。加湿性能が高く使いやすい

加湿能力の高さ No.1
湿度の維持しやすさ No.1

ダイニチ工業

加湿器HD-RXT724
4.49
(6/20商品)
加湿器

パワフルな加湿力を求める人に。フィルター掃除もラクラク

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50とは?

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50とは?

今回ご紹介するのは、象印加湿器の長時間加湿タイプとして発売された、象印 スチーム式加湿器 EE-DE50。水を沸騰させた蒸気で加湿するスチーム式を採用し、「清潔な蒸気で毎日心地よくうるおす」と謳っています。容量は4Lで、適用畳数は木造和室8畳・プレハブ洋室13畳2023年に販売された象印のスチーム式加湿器 EE-DD50と、性能に大きな違いはありません。


カラーは、定番がホワイトとグレーの2種類。象印マホービン公式オンラインストア限定でソフトブラックも販売されています。ワントーンカラーのすっきりとしたデザインで、インテリアにもなじみやすいでしょう。


販売元は大阪に本社を置く日本の電機メーカー、象印マホービン。「暮らしをつくる」をコンセプトに、調理家電やガラスマホービン、空気清浄機や加湿器などの生活家電を製造・販売している会社です。日本のみならずアジアや北中南米などにも広く浸透し、グローバルに活躍しています。


  1. 価格|25,080円(※2024年12月・公式サイト参照)
  2. 発売日|2024年9月
  3. 加湿方式|スチーム式
  4. 適用畳数(木造和室・プレハブ洋室)|木造和室8畳・プレハブ洋室13畳
  5. サイズ|幅24.0×奥行27.5×高さ36.5cm
  6. 重量|2.9kg
  7. タンク容量|4L
  8. 加湿量|480mL/h
  9. 自動運転機能|◯
  10. 除菌機能|×

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!

検証してわかったよい点・気になる点をもとに向いている人を詳しく解説!
今回は象印 スチーム式加湿器 EE-DE50を含む、人気の加湿器を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。

具体的な検証内容は以下のとおりです。
  1. 加湿能力の高さ
  2. 湿度の維持しやすさ
  3. お手入れのしやすさ
  4. 加湿の清潔さ
  5. 静かさ
  6. 電気代の安さ
  7. 給水・排水のしやすさ
  8. 使い勝手のよさ
  9. 安全性への配慮

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50のよい点は7つ!

人気の加湿器を比較検証したところ、象印 スチーム式加湿器 EE-DE50には7つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。

フィルターがなく、お手入れは楽ちん。定期的な掃除をスムーズにする機能を搭載

フィルターがなく、お手入れは楽ちん。定期的な掃除をスムーズにする機能を搭載

掃除が必要な箇所や頻度が少なく、お手入れのしやすさは比較したなかでトップクラスです。比較したハイブリッド式や気化式はフィルターやトレーなどお手入れする部分が多いのに対し、スチーム式の本商品は上ブタとタンク内部のみ。比較した同じスチーム式のなかにも4か所以上と多い商品もあったため、かなり少ないといえます。


比較した多くの商品のお手入れ頻度は1〜2週間に1回だったなか、こちらは1か月に1回でOK。お手入れを知らせる機能はありませんが、簡単に定期的なお手入れができる「クエン酸洗浄モード」を搭載しているのもポイントです。クエン酸とぬるま湯を入れボタンを押すだけで、ほったらかしで洗浄が完了するため、忙しくてメンテナンス時間を作れない人にも向いています。


日々のお手入れも、使用後に水を捨てるだけで完了。内容器はフッ素加工が施されているのに加え、給水口が224mmと幅広いので、汚れがつきにくくサッと水を捨てられます。「ほかの加湿器よりもお手入れは簡単」という口コミにも納得です。


  1. フィルターの有無|×
  2. トレーの有無|×
  3. お手入れが必要な部品の多さ(水が溜まる部分)|0個
  4. お手入れが必要な部品の多さ(水が溜まらない部分)|上ブタ
  5. お手入れが必要なことを知らせる機能はあるか|×
  6. 給水口の広さ|224mm
  7. メーカー推奨のお手入れの頻度|1か月

沸騰させた蒸気で加湿するつくり。カビや細菌は発生しにくかった

沸騰させた蒸気で加湿するつくり。カビや細菌は発生しにくかった

カビや細菌がほとんど発生しなかったのも利点です。1日に1回給水しながら1週間運転し、その後吹き出し口から出る空気を調査。すると、比較した商品内には空気中に78個もの細菌が見つかったものもあったのに対し、こちらは1つも見つかりませんでした。


確認できたカビの数もわずか6個と少なく、高評価の基準値の8個を下回る結果に。比較したうち、スチーム式の商品は水を沸騰させて加湿するため、気化式・ハイブリッド式・超音波式よりカビや細菌の心配が少ない傾向がありました。本商品も例外ではなく、「清潔な蒸気で毎日心地よくうるおす」という謳い文句にも納得です。

広口容器で給排水はスムーズ。本体を持ち運ばなくても水を入れられる

広口容器で給排水はスムーズ。本体を持ち運ばなくても水を入れられる

本体に直接水を注げ給水は簡単です。比較したなかにはタンクを持ち運ばないと給水できない商品もありましたが、こちらは力に自信がない人でも簡単に水を入れられます。給水口も224mmと広いため、手持ちの容器の形状にかかわらず水を注げ、排水もスムーズでしょう。


本体には取っ手があり、持ち運びやすさも良好。蛇口で直接給水したい人も、大きな手間なく水を入れられます。ただし、タンクの高さは36cmとやや高めです。比較したなかでは20cm以下のものがシンクに収まりやすく、給水しやすい傾向がありましたが、こちらは本体を少し斜めにしないと水を入れられない場合があるでしょう。


強モードの連続使用可能時間は8時間と長めです。中モードは16時間、弱モードは32時間使用可能。比較したなかには強モードで6時間しか持たない商品もあったのに対し、水をこまめに給水する手間を省けます。


  1. 給水タンクに取っ手はついているか|◯
  2. タンクの高さ(数量内訳算出)|36cm
  3. タンクの向きがわかりやすいか|まわりやすい
  4. タンクを持ち運ばずに給水できるか|◯
  5. トレーの内の水位(数量内訳算出)|トレーなし
  6. 強モードの連続使用可能時間(数量内訳算出)|8時間

安全性に配慮された設計を採用。誤ってぶつかっても誤作動は起きにくい

安全機能は充実しています。比較した商品の半数以上が非搭載だった、転倒時自動オフ機能を搭載。転倒湯もれ防止構造やふた開閉ロックを備え、万が一転倒しても熱いお湯が大量にこぼれる可能性は低いでしょう。


本体を倒すのに必要な力は5.6Nと高評価の基準値5Nを越え、衝撃にも強いといえます。マグネット式の電源プラグを採用し、足が引っかかった際にすぐに外れる仕組みも利点です。高齢者の人がいる空間での使用にも向いています。


とはいえ、本品は沸騰させた蒸気を噴射するスチーム式なので、設置場所には注意が必要。蒸気は一度約65℃まで下げてから噴射されるつくりになっていますが、比較した気化式・超音波式などの熱くなりにくい商品より、ヤケドのリスクが高いといえます。ペットや子どもがいる家庭では、手が届かない場所に置くなどの工夫をしてください。


  1. 加湿器のタイプ|スチーム式
  2. フタにパッキンがあるか|◯
  3. タンクのタイプ|本体一体型
  4. チャイルドロックの有無|◯
  5. 電源プラグのタイプ|マグネット
  6. 転倒時自動オフ|◯
  7. 本体を倒すのに必要な力|5.6N

湿度は3段階で調節可能。湿度を自動コントロールするセンサーを装備

湿度は3段階で調節可能。湿度を自動コントロールするセンサーを装備

湿度を自動でコントロールできる点もメリットです。比較した商品のなかで非搭載の商品もあった湿度センサーに加え、室温センサーも搭載。湿度と温度の両方で管理するので、季節を問わず快適な湿度を維持しやすいでしょう。


数値での湿度表示はないものの、湿度の設定はしっかり・標準・ひかえめの3つから選択できます。空気が乾燥する冬は「しっかり」で使用、秋は「ひかえめ」で使用など、シーンや好みに合わせた加湿ができるつくりです。


  1. 湿度センサーの有無|◯
  2. 湿度の設定の細かさ|3パターン(しっかり・標準・ひかえめ)
  3. 湿度表示の有無(数値)|×

タイマー機能が充実し、就寝時にも使いやすい。水量は目視で確認できず

タイマー機能が充実し、就寝時にも使いやすい。水量は目視で確認できず

使い勝手もおおむね良好です。比較した多くの商品についていなかった、入タイマーを搭載。4・6・8時間後に自動で加湿が開始するよう設定できます。切タイマーも1・2・4時間から選べるため、行動パターンに合わせて計画的に部屋の環境を整えられますよ。室内の湿度は低湿・適湿・高湿の3種類で表示され、大まかに把握可能です。


表示のランプの明るさを2段階で調整でき、寝るときに明かりが邪魔になりにくいのも利点。リモコンによる遠隔操作はできませんが、比較した商品の半数以上が対応していないため、大きなデメリットではないでしょう。なお、給水のタイミングは目視では確認できないため、ランプやブザーの合図に従ってくださいね。


  1. 外から水量を把握できるか|×
  2. 切タイマー設定可能時間の長さ|(1・2・4時間)
  3. 湿度表示の有無|インジケーター表示
  4. リモコンの有無|×
  5. 調光機能の有無|◯
  6. 入タイマーの有無|◯(4・6・8時間後)

稼動音はさほど大きくなく、弱モードならあまり気にならない

稼動音はさほど大きくなく、弱モードならあまり気にならない

稼動音はさほど大きくありませんでした。


実際に吹き出し口近くの音を3回測定したところ、弱モード運転時は平均44.7dBと控えめ。高評価の基準値とした50dBや、比較した全商品の平均値約45.7dB(※2024年12月時点)を下回りました。「音が気になる」という口コミがあったものの、弱モードにすれば就寝中も気になりにくいでしょう。


沸騰音を低減する「湯沸かし音セーブモード」を搭載しているのもポイント。水の温度が上がるスピードがゆっくりになるぶん、湯沸かし音が小さくなる機能です。より静音性が高まることが期待できます。


一方、強モード運転時の稼動音は平均61.5dBで、比較した全商品の平均値59.4dB(※2024年12月時点)を若干上回る結果に。特段うるさいわけではないものの、気になる人は公式サイトの動画で沸騰時や加湿時の音をチェックしてみてください。

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50の気になる点は2つ!

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50にはたくさんのメリットがある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。

加湿力は物足りない。加湿ムラができやすく、広いリビングでの使用には不向き

加湿力は物足りない。加湿ムラができやすく、広いリビングでの使用には不向き

加湿力は広い部屋では物足りません。実際に温度22℃・湿度35%の室内で稼動させ、高い位置・低い位置にそれぞれ設置した温湿度計の値が約60%になるまでの時間を計測。すると、部屋全体の湿度が約60%になるまでに平均18分もかかりました。


比較した全商品の平均約16分(※2024年12月時点)より遅い結果です。適用畳数が木造和室8畳・プレハブ洋室13畳ということをふまえても、リビングなど広い部屋より、寝室や一人暮らしの部屋など広すぎない部屋に向いているといえます。


加湿ムラがあったのも気になるところ。高さ120cmほどの位置に設置した温湿度計は平均15〜16分で約60%に達したのに対し、高さ60cmほどの位置に設置した温湿度計は約60%になるまで30分以上かかりました。比較したなかにはムラなく加湿できたものもありましたが、こちらはサーキュレーターを併用するのが無難です。

1か月あたりかかる電気代は高め。ランニングコストが気になる場合も

1か月あたりかかる電気代は高め。ランニングコストが気になる場合も

水を沸騰させるためか、電気代が高いのもネックです。実際に商品を最も消費電力が小さいモードで稼動させ、ワットモニターを使って積算消費電力を計測。1日5時間使用することを想定して、1か月あたりの電気代を算出したところ、1060.2円と高額でした。本商品を11月後半〜3月に1日5時間毎日使用すると、4770.9円かかる計算になり、ランニングコストが気になります。


比較した同じスチーム式の商品の平均約1063円(※2024年12月時点)よりは安いものの、超音波式・ハイブリッド式のなかには1日5時間使っても1か月500円以下で使えたものが多数。できるだけ電気代を抑えたい人は、ほかの加湿方式の商品もチェックしてみてください。

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50の詳細情報

お手入れのしやすさ No.1

象印マホービン
ZOJIRUSHIスチーム式加湿器EE-DE50-HA

おすすめスコア
4.23
加湿器13位/20商品
加湿能力の高さ
3.90
湿度の維持しやすさ
4.54
お手入れのしやすさ
5.00
加湿の清潔さ
4.91
静かさ
4.47
電気代の安さ
3.36
給水・排水のしやすさ
4.65
使い勝手のよさ
4.22
安全性への配慮
4.51
スチーム式加湿器 1
スチーム式加湿器 2
スチーム式加湿器 3
スチーム式加湿器 4
スチーム式加湿器 5
スチーム式加湿器 6
スチーム式加湿器 7
スチーム式加湿器 8
最安価格
21,000円
中価格
最安価格
21,000円
中価格
加湿方法スチーム式
適用畳数(木造和室)8畳
適用畳数(プレハブ洋室)13畳
連続加湿時間強:8時間/中:16時間/弱:32時間
1日あたりの電気代目安約35.3円
最小稼動音44.7dB
給水タンク形状
バケツ式
タンク容量
4.0L
消費電力(公称値)
11W
最大稼動音
61.9dB

良い

    • スチーム式でお手入れが必要なパーツは少なく、菌が繁殖しづらい
    • ポットのような形状で、給水や排水がスムーズ

気になる

    • 加湿ムラが出やすく、足元の湿度が上がりにくい
    • 電気代が高い
タンク種類一体型
幅(公称値)24cm
奥行(公称値)27.5cm
高さ(公称値)36.5cm
重量(公称値)2.9kg
幅(実測値)24.3cm
奥行(実測値)27.0cm
高さ(実測値)36.3cm
重量(実測値)2.83kg
電源コードの長さ1.2m
加湿量480mL/h
加湿フィルターなし
タンクの幅
タンクの奥行
タンクの高さ
チャイルドロック機能
防カビ機能
除菌機能
アロマ対応
自動運転機能
タイマー機能
空焚き防止機能
2Way給水可能
タイマー設定最大時間4時間
減灯・消灯機能
水位確認可能
転倒湯漏れ防止構造
吹き出し口の温度47.4℃
転倒防止機能
特徴
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象印 スチーム式加湿器 EE-DE50の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    21,000円

    (最安)

    販売価格:21,000円

    ポイント:0円相当

    送料無料

    らいぶshop
    4.63

    (1,298件)

  2. 2

    51,833円

    (+30,833円)

    販売価格:52,308円

    ポイント:475円相当

    送料別

  3. 2

    51,833円

    (+30,833円)

    販売価格:52,308円

    ポイント:475円相当

    送料別

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50はどこで売っている?

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50はどこで売っている?
出典:zojirushi.co.jp

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50は、公式オンラインストアで販売されています。値段は執筆時点で25,080円(※)。220円(※)追加すれば象印ダイレクトオリジナルギフト用包装紙でのラッピングが追加できます。

2024年12月時点、公式サイト参照

公式サイトではレンタルサービスを利用できるので要チェック。購入せずに利用したいときにだけ使えるサービスです。使いたい期間や目的に合わせて3つのプランから選べるのでぜひチェックしてみてください。購入前に一度使ってみたい人にもおすすめです。


レンタルサービス

  1. ワンタイムプラン:点検済みのリユース品を14泊15日レンタル
  2. 月額制プラン:点検済のリユース品を最短3か月からレンタル
  3. 新品月額制プラン:新品を最短3か月からレンタル

また、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手ECサイトでも販売されています。普段お使いのサイトもぜひチェックしてみてください。

象印 スチーム式加湿器 EE-DE50が向いていない人におすすめの加湿器は?

最後に、広い部屋での使用に向いている商品をご紹介します。


リビングを加湿したいなら、プラズマクラスター 加湿器 HV-T55-Wがおすすめ。温度22℃・湿度35%の部屋で使ったところ、湿度がわずか平均14分で約60%に達し、加湿ムラも気になりませんでした。電気代が安いのもポイント。1日5時間毎日使用しても、1か月あたり約55.8円と負担になりにくいでしょう。


スチーム式から選ぶなら、象印のEE-TA60をチェック。温度22℃・湿度35%の部屋で商品を使ったところ、平均16分で湿度約60%になり、同メーカーのなかではパワフルな加湿力を発揮しました。EE-DE50と同じポット型でお手入れは楽ちん。電気代は高めなので、コストより使い勝手重視の人に向いています。

シャープ
プラズマクラスター加湿器HV-T55-W

おすすめスコア
4.61
加湿能力の高さ
4.68
湿度の維持しやすさ
4.54
お手入れのしやすさ
4.48
加湿の清潔さ
4.45
静かさ
4.29
電気代の安さ
4.88
給水・排水のしやすさ
4.90
使い勝手のよさ
4.58
安全性への配慮
4.41
最安価格
24,999円
やや高価格
加湿方法加熱気化式(ハイブリッド式)
適用畳数(木造和室)9畳
適用畳数(プレハブ洋室)15畳
連続加湿時間強:約7.2時間/静音:約19時間
1日あたりの電気代目安約1.9円
最小稼動音48.1dB
給水タンク形状
バケツ式
タンク容量
4.0L
消費電力(公称値)
強:190W/静音:12W/エコ(強):24W
最大稼動音
65.3dB

良い

    • 加湿能力が高く、部屋中をムラなく加湿できた
    • 2way給水で上からの給水にも対応
    • 加熱気化式としては電気代が安い

気になる

  • 特になし
タンク種類着脱式
幅(公称値)27.2cm
奥行(公称値)22cm
高さ(公称値)45.5cm
重量(公称値)約5.2kg
幅(実測値)27.3cm
奥行(実測値)20.5cm
高さ(実測値)45.8cm
重量(実測値)5.16kg
電源コードの長さ1.8m
加湿量強:550mL/h/静音:220mL/h/エコ(強):390mL/h
加湿フィルターなし
タンクの幅26.3cm
タンクの奥行19.4cm
タンクの高さ17.6cm
チャイルドロック機能
防カビ機能
除菌機能
アロマ対応
自動運転機能
タイマー機能
空焚き防止機能
2Way給水可能
タイマー設定最大時間6時間
減灯・消灯機能
水位確認可能
転倒湯漏れ防止構造
吹き出し口の温度17.8℃
転倒防止機能
特徴
全部見る
加湿器

シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-T55の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!

象印マホービン
ZOJIRUSHIスチーム式加湿器EE-TA60-BM

おすすめスコア
4.30
加湿能力の高さ
4.10
湿度の維持しやすさ
4.84
お手入れのしやすさ
5.00
加湿の清潔さ
4.96
静かさ
4.42
電気代の安さ
3.21
給水・排水のしやすさ
4.63
使い勝手のよさ
4.40
安全性への配慮
4.53
最安価格
31,800円
やや高価格
加湿方法スチーム式
適用畳数(木造和室)10畳
適用畳数(プレハブ洋室)17畳
連続加湿時間6~20時間
1日あたりの電気代目安約40.0円
最小稼動音45.6dB
給水タンク形状
バケツ式
タンク容量
4.0L
消費電力(公称値)
985W(湯沸かし立ち上げ時)
最大稼動音
62.7dB

良い

    • 菌が繁殖しづらいスチーム式で、お手入れが必要なパーツも少ない
    • ポットのような形状で、給水や排水がスムーズ

気になる

    • 暖かく湿った空気が上に昇り、足元の加湿ができなかった
    • ほかの加湿方式に比べて電気代が高い
タンク種類一体型
幅(公称値)24cm
奥行(公称値)27.5cm
高さ(公称値)36.5cm
重量(公称値)2.8kg
幅(実測値)24.5cm
奥行(実測値)27.5cm
高さ(実測値)36.5cm
重量(実測値)2.76kg
電源コードの長さ1.2m
加湿量600mL/h
加湿フィルターなし
タンクの幅不明
タンクの奥行不明
タンクの高さ不明
チャイルドロック機能
防カビ機能
除菌機能
アロマ対応
自動運転機能
タイマー機能
空焚き防止機能
2Way給水可能
タイマー設定最大時間9時間
減灯・消灯機能
水位確認可能
転倒湯漏れ防止構造
吹き出し口の温度52.2℃
転倒防止機能
特徴
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