【No.1加湿器】加湿性能は文句なし!給水も手入れもしやすい、毎日使いに最適な一台、ありました【15商品比較】
「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、"1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』。のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にベストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。
今回は「#真冬の必需品」をテーマに、加湿器15商品の比較検証で1位になった商品をピックアップ。肌も喉も髪も、至るところが乾燥しがちな冬を乗り切るためのマストアイテムです!
本コンテンツの情報は公開時点(2024年1月8日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。

世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。
加湿器15商品を集めて徹底検証しました!
加湿器の検証では、シャープ・象印・パナソニックといった電機メーカーから、無印良品・ニトリ・アイリスオーヤマといった生活用品メーカーまで、人気の15商品を集めて使い比べ。
"加湿力が高くて、手入れも水の入れ替えも楽々。運転音もノンストレス!"
……そんな理想の加湿器を探すため、今回は「加湿能力の高さ」や「お手入れのしやすさ」をはじめ、「電気代の安さ」、「安全性への配慮」といった細かい点まで、全9項目を検証しました。
すべてを高水準で兼ね備えた商品はありませんでしたが、なかには限りなく理想に近い、毎日使ううえでとくに気になるポイントが高スコアとなったアイテムも!
ここからは、15商品使ってみてどこが違ったのか、検証結果をダイジェストでお届けしていきます。
【ポイント①】加湿力が高いのは「加熱気化式」。なかでも「バケツ型タンク」なら、手入れの手間も軽減できた!
今回の検証でわかったのは、加湿力と清潔さを高レベルで両立できるものはない!ということ。
加湿力を確かめる検証では、部屋中をすぐに加湿できるパワーがあるか、しかも一定の湿度を保てる機能があるかの2つをチェック。どちらも高い水準でこなせたのは、「気化式or加熱気化式」でした。
「加湿の清潔さ」の検証では、一週間手入れをせずに加湿し続けたとき、菌がどれだけ発生するのかをチェック。高スコアだったのは「スチーム式」でした。
つまり、加湿力の高さを最優先して「気化式・加熱気化式」を選ぶなら、頻繁にお手入れして菌の発生を防ぐことが重要というわけです。
……だったら、少しでも手入れがラクなものを選ぶのが賢い!
そんな条件に当てはまるのが、「バケツ型タンク」。お手入れの箇所が少なく、気化式・加熱気化式のなかでは、ラクにキレイにできたんです。加湿器の検証でNo.1になった、シャープの「プラズマクラスター 加湿器」もこのタイプでした。

部屋の湿度は常に変化するものなので、加湿の強弱を自動調整する自動モードが付いているのが理想的!
この機能があれば、自分でまめに調整しなくても、部屋の湿度を一定に保てるんです。加湿のしすぎでおこる結露やカビなどのリスク軽減にもなります。
【ポイント②】バケツ型タンクは給水がしやすいのも利点!高さ20cm以下なら、洗面台にも収まりやすかった
毎日使うなら、手入れの頻度を考えても、給水も排水もしやすいものが絶対!15商品使い比べてみてわかったのが、水の入れ替えがしやすいのは、バケツ型タンクを備えているものか、上から給水できるものだということ。
とくにお手入れのときや大量の水を一気に入れるときは、シンクや洗面台に運ぶ必要があります。つまり、シンクに収まりやすくて蛇口に引っかからない「バケツ型タンク」が理想的なんです!
また、本体にセットするときに、わざわざひっくり返す手間がなく、そのまま置くようにセットできるのも利点です。ついでに、ちょっと水を足したいときに、上から注ぐことができれば、なお便利。
その点、No.1加湿器・シャープ「プラズマクラスター 加湿器」は、バケツ型タンクかつ上から注げるタイプ。毎日快適に使える高性能な一台でした。
- おすすめスコア:★4.62(1位 / 15商品中)
- 加湿能力の高さ:★4.68(4位)
- 湿度の維持しやすさ:★4.54(7位)
- お手入れのしやすさ:★4.48(5位)
- 加湿の清潔さ:★4.45(6位)
- 静かさ:★4.29(12位)
- 電気代の安さ:★4.88(5位)
- 給水・排水のしやすさ:★4.90(1位)
- 使い勝手のよさ:★4.58(4位)
- 安全性への配慮:★4.41(7位)
「加湿器」全15商品の比較検証で1位になったのが、シャープの「プラズマクラスター 加湿器 HV-T55-W」。加湿性能の高さはもちろん、手入れも給水もしやすいという利便性をも備えた、まさに誰にでもおすすめできる一台です。
加湿力はハイパワー!検証では、位置や高さに関係なく湿度が上がり、部屋中をムラなく加湿することができました。また、湿度センサー搭載でちょうどいい湿度をキープできるのもうれしい。高湿・適湿・低湿の表示で湿度状況の確認もできます◎。
冬の間、毎日使う加湿器は、お手入れや給水・排水の手間が少ないことも大切。シャープの「プラズマクラスター 加湿器 HV-T55-W」は、お手入れの箇所が少なく済むバケツ型タンクです。
しかもタンクがコンパクトで、狭いシンクでも給水しやすいのが魅力!そのうえ、タンクを取り外さずとも本体の上部から給水ができるので、立ったままでもサッと水をつぎ足せるんです。
約20,000円と高価に見えますが、性能の高さを考えると、あくまで"妥当"といえるレベル。加熱気化式を採用している商品のなかでは電気代も安めです。
総じて、肝心の加湿性能は申し分なし、毎日使ううえでネックになる欠点もなし。加湿器選びに迷うすべての人におすすめできる、バランスのとれたベストバイです!

水の入れ替えをせずに継ぎ足す。これを繰り返しているとカビが発生してしまいます。それが原因で、2週間以上長引く咳が特徴の「加湿器肺炎」になってしまう可能性も……。
加湿器に残った水を毎日捨てて入れ替えれば、水道水に含まれている塩素によってまずカビは生えません。加湿器を安全に扱うためには、残った水は必ず入れ替えることがマストです。
超音波式、スチーム式のNo.1商品は……?
今回の検証では上位に入らなかった、「超音波式・加熱超音波式」と「スチーム式」の2タイプですが、人によっては魅力を感じる点はあるかも。
例えば、「超音波式・加熱超音波式」は、多機能ではないものの、本体価格や電気代が安いのが利点。アロマ機能が付いているものも多く、加湿と同時に香りも楽しみたい人におすすめです。
「スチーム式」は、加湿具合にムラがあるのは惜しいですが、カビや菌の心配が少なくお手入れもラク。とにかく掃除の手間をかけたくない人は選択肢になるはずです。
ほかにも、おしゃれで高性能なものやスマートホーム化できるものなど、全15商品を比較検証したので、ぜひ結果をチェックしてみてください!
(執筆/マイべマガジン編集部・戸田はるか)
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